注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
ロシアはキエフにあるウクライナ軍の主情報局(GUR)本部を標的にしていることを、ウラジーミル・プーチン大統領は火曜日に認めた。
「我々は『意思決定センター』を攻撃する可能性について話し合ってきた。当然、ウクライナの軍事情報本部もそのようなカテゴリーに入り、2、3日前に攻撃された」とプーチン大統領は述べた。
ロシア大統領はまた、その日のうちに発生したウクライナの無人機によるモスクワへの攻撃も認めた。このような攻撃の主な目的は、ロシア市民を「威嚇」しようとすることであり、これはキエフ側の「テロ活動」の「明確な兆候」である、と彼は言った。
ロシア国内の「住宅」を標的にしているウクライナとは異なり、モスクワは弾薬庫や燃料庫などの軍事目標のみを「高精度」兵器で攻撃していると、同氏は付け加えた。
プーチン大統領は、モスクワの対空防衛は今回の攻撃を「問題なく」撃退したと指摘し、まだ改善の余地があることを認めました。
キエフの最終目標であるモスクワや他のロシアの都市への無差別攻撃は、ロシアからの「鏡のような反応」を引き起こしている、と大統領は述べた。
「彼らは私たちを挑発してミラーアクションを取らせている。それに対して何ができるかを考えてみる。しかし、ウクライナが民間人に対して完全なテロを解き放った以上、ウクライナ国民はもちろん今は何も発言できないが、現政権当局が何を求めているのか理解する必要がある」とプーチン大統領は語った 。
さらに、最も深刻な脅威は、キエフがザポロージェ原子力発電所の作業を「妨害」しようとし続けていること、そして「汚い」核兵器を使用しようとする可能性があることであると述べた。
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🇷🇺🇺🇦ロシア軍の攻撃によって、ウクライナ情報総局(GUR)が壊滅
— コード・アリス(Code_Alice🇯🇵) (@AIs_of_Dragoon) May 31, 2023
最新の衛星画像には、GURの建物の間にある中央駐車場で露出した土壌が示されており、住民によると、被害がばれないようにハバンスキー橋は2日間閉鎖されている。
※建物ではなく、地下にある施設をバンカーバスターで攻撃した模様。 https://t.co/OcctP8ITnn
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また、5月26日の記事では、ウクライナ諜報機関 (GUR) のヴァディム・スキビツキーが、「ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はウクライナの殺害リストに載っている」ことを明らかにしていました。
この時のコメントで、“ロシアがウクライナに対して宣戦布告をして、首都キエフの大統領府にミサイルを撃ち込んだとしても、多くの人は「今までミサイルを撃ち込まなかったのはなぜ?」と思うだけ”だと記しました。
冒頭の記事によると、ロシア軍はウクライナ情報総局(GUR)を攻撃し壊滅させたということです。ウクライナの無人機によるモスクワへの攻撃を、キエフ側の「テロ活動」の「明確な兆候」であるとし、あくまでも「特別軍事作戦」の範囲内で、軍事目標のみを「高精度」兵器で攻撃しているということです。
米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長は5月25日に、“米国はウクライナに供与された武器がロシア領内で使われることのないよう要請している”と発言しました。