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[ポールクレイグ氏]戦争への道をウソで舗装している欧米 〜 OSCE監視団の報告がNATOの嘘を反証している

竹下雅敏氏からの情報です。
 欧州安全保障協力機構(OSCE)の監視団の報告で、アメリカ・NATOによる非難が“あからさまなデッチあげ”だということがわかっているとのこと。これまで、アメリカが誠実であったり正直であったことがただの一度もないので、この監視団の報告書は十分に納得できるものです。
 私は一度アメリカの市民に聞いてみたいのですが、これほど嘘ばかりついているアメリカ政府のどこに正義があるのか、アメリカ自身が破壊と混乱の中心なのではないか。
アメリカの多くの国民がありのままの事実に目覚めることを望みます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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戦争への道をウソで舗装している欧米
転載元より抜粋)
Paul Craig Roberts
2014年9月5日

どれだけ価値があるのか知らないが、ニュース報道によれば、アメリカと、そのEU傀儡連中は、ロシアに対し一層の経済制裁を準備中だ。アメリカとEUの無能さを考えると、経済制裁で、被害を受けるのが、ロシアなのか、ヨーロッパなのか、はっきりしない。要は、ロシアは、いかなる経済制裁に値するようなことは何もしていないのだ。

経済制裁は、オバマ大統領の言葉(9月3日)によれば、“ロシア兵器を持ち、ロシア戦車に乗った、ロシア戦闘部隊”が、東ウクライナに配備されているという、アメリカ政府のウソに基づいている。ミシェル・チョスドフスキー教授がGlobal Researchで報じている通り、欧州安全保障協力機構(OSCE)の監視団は、“過去二週間の間、ロシア-ウクライナ国境を越えた、軍隊、弾薬、あるいは武器を全く記録していない。

下記は、OSCD所見に関する、チョスドフスキー教授の記事からの抜粋だ。

OSCE監視団は、ロシア政府の要求で、グコヴォと、ドネツクのロシア検問所に派遣されている。多くがウェールズでのNATOサミットに代表を送っているOSCE参加57ヶ国全ての合意で、この決定は行われた。

OSCE報告は、キエフ政権と、アメリカ-NATOスポンサーが出した声明と矛盾する。ロシア戦車の殺到に関する、NATOによる非難が、あからさまなデッチあげであることを裏付けている。

“ウクライナ主権の領土内で、ロシア戦闘部隊が軍事作戦を行っているのを示すとされる偽の衛星写真(2014年8月28日)を使ったオバマの声明を、NATOは支持している。こうした声明は、ロシア-ウクライナ国境に駐在しているOSCE監視団の詳細報告によって反証されている。衛星写真を含め、NATO報告は、でっち上げの証拠に基づくものだ。

“OSCEが綿密に国境周辺の動きを分類しているのは注目に値するが、そのほとんどは避難民だ。”

イラク、アフガニスタン、そして、リビアが、見え透いたうそに基づいて攻撃されたのと同様、そして、シリアとイランが見え透いたうそに基づいて、攻撃対象に決められているのと同様、対ロシア経済制裁も、ひたすら見え透いたうそに基づいている。イギリスのテレグラフ紙によれば、新たな経済制裁は、全てのロシア国営石油会社と軍需企業防衛に、ヨーロッパ資本市場での資金調達を禁じるものだ。言い換えれば、ロシアで操業している、あらゆる欧米の石油会社は、免除される。

経済制裁へのロシア反撃策の一つは、経済制裁によってもたらされた損害に対する補償として、ロシア国内で操業している、あらゆる欧米企業を、差し押さえることだろう。

もう一つの対策は、中国から融資を得ることだ。

もう一つの対策は、エネルギーと国防産業への自己金融だ。もしアメリカが、4ないし、5つのメガ銀行を破綻させない為に、お札を印刷できるのであれば、ロシアも、その必要性を満たす為に、お札を印刷できるだろう。

多数の国々が、いまだにIMF融資を希望しているのは驚くべきことだ。そろそろ、IMF融資には二つの目的があることを理解せずにはいられないだろうに。欧米による国家からの略奪と、欧米の覇権的主義的政策に、国家を従属させること。ところが薄のろな諸国政府は、いまだにIMF融資を申請している。

ウクライナ状況のあらゆるエスカレーションは、アメリカ、EUと、キエフによって引き起こされている。アメリカは、ロシアの控えめな対応を、ロシア政府がおじけづいている証拠だと解釈しているもののようだ。しかし、プーチンが切り札を全部持っていて、天然ガスの流れを止めることで、ヨーロッパを衰弱させることができ、二週間、あるいはそれ未満で、ウクライナ丸ごと、ロシアに再編入できる状況で、アメリカは一体どうやって、その意思を押しつけられるだろう?

記事原文のurl: http://www.paulcraigroberts.org/2014/09/05/west-paves-road-war-lies-paul-craig-roberts/

[ベンジャミン・フルフォード氏]対ロシア経済制裁、ジャパンハンドラーの排除、日本はBRICSと組むべき他 〜後編〜

 昨日の続きです。最後にフルフォード氏が“朝日の前は一番暗い”と言っていますが、現在世界は夜明け前で、明るい未来を実感できるところまで来ている事が司会者の態度にも現れているのではないかと思いました。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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国家非常事態対策委員会 2014 0904   9月の末に起こる可能性 "アメリカのデフォルト"
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本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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[時事通信他]停戦で合意、即日発効=捕虜交換、東部に分権も―ウクライナと親ロ派 

竹下雅敏氏からの情報です。
 ポロシェンコ大統領が、東部の親ロシア派に対して地方分権を認めると表明したということで、やはり予想した通り、軍事衝突は回避されたようです。アメリカは火種が無くなると困るので、今後も様々なちょっかいを出して来ると思います。アメリカとすれば、新たな冷戦構造で武器が売れ、なおかつロシア、EUの双方が、経済制裁によって弱体化することを望んでいると思います。しかし、おそらくドイツが足抜けすると考えられ、アメリカの思惑通りには行かないでしょう。
 下の記事は、こうした今回の事の顛末を明快に解説してくれています。大変参考になります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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停戦で合意、即日発効=捕虜交換、東部に分権も―ウクライナと親ロ派
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●似非正義の薫陶垂れるNATO、横で白旗挙げるウクライナ
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[YouTube]男性をボコボコにするロシアのディズニーキャラクター

竹下雅敏氏からの情報です。
 現在700万回以上再生されている面白動画です。内容は、本来は笑ってはいけない類のものなのですが、どうしても動画のロシア人と一緒に笑ってしまいます。この映像が何だったのか、未だに謎です。
(竹下雅敏)
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転載元)

[The Voice of Russia]東京都知事が秘密を暴露、これが世界を変えるか / ロシア初のアジア向けガスパイプライン

竹下雅敏氏からの情報です。
 舛添の発言は、安倍政権の意向に沿うものだと思います。何としてもプーチン大統領に訪日してもらいたいというメッセージだと思います。
 下の記事をご覧になれば、ロシアとの関係が切れることがどれほど日本の国益に反することかが、よくわかると思います。日本経済のためには何としても、ロシアの安い天然ガスが喉から手が出る程欲しいわけなのです。アメリカの横暴に辟易としている政府関係者も多いはずで、彼らの本音が舛添の口から出たという事だと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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東京都知事が秘密を暴露、これが世界を変えるか
転載元より抜粋)
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たった一人ではあるが恐れずに真実を語る人物が現れた。この役人がほされることのないよう、またその発言が日本人の意識に、西側のマスコミが描く世界図が少しおかしいのではないかという疑いを呼び起こしてくれるのではないかと願いたい。

その役人というのは舛添東京都知事。そして、シベリアの町トムスク訪問で舛添氏が記者団を前に明言した、恐ろしいと同時にロシアでは知らぬものはないという真実とは、日本は米国の圧力を受けて対露制裁を採らざるをえなくなったということだ。

 舛添氏の忌憚のなさが都知事の椅子の命運を賭けた行為にならぬよう祈りたい。またトムスクで漏らされた、日本には害をもたらす米国への依存というあからさまな発言が、日本国民の耳に届き、世界情勢についての政治やマスコミに吹き込まれた解釈ではなく、現実の意味を考えるべきと思わせてくれるのではないかと信じたい。そして対露制裁発動の現実的な原因についても考える必要がある。

 ウクライナの危機は、リスボンからウラジオストクまでを覆う経済圏を統一し、米国の強力なライバルとなるチャンスを秘めていたロシアとEUに経済的打撃を加えるきっかけ、手段にすぎない。この真実を隠すためにロシアに、非合法クーデター後のウクライナ南・東部に到来した流血のカオスの責任が着せられたのだ。

  つい最近までロシアにマレーシア機撃墜の責任があると非難されていたが、今はこの件についてはみなが口を閉じている。これは真犯人が確定したからに違いない。ひょっとすると、ウクライナの悲劇を起こした張本人の名も近々挙げられるかもしれない。こうした望みがもてたのも、舛添東京都知事の勇気ある発言のおかげだ。舛添さんは日本高官の中では先駆けて真実を恐れぬ行動をとってくれた。

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ロシア初のアジア向けガスパイプライン
転載元より抜粋)
© Photo: RIA Novosti

© Photo: RIA Novosti


9月1日、東シベリアのヤクーチヤで、ロシア初のアジア向けガスパイプラインの建設が始まった。式典が開かれ、プーチン大統領や、中国の張高麗副首相もこれに参加した。露中両国にとってエネルギー外交上の最優先プロジェクトである。


「シーラ・シビーリ(シベリアの力)」と名づけられたこのパイプラインを通じて、中国は毎年、380億立方mのロシア産ガスの供給を受ける。さらに、今後、その規模が拡大していく予定である。フル稼働すれば、年間の輸送量は600億立方mにも上る。これこそ、まさに、ロシアのアジアへのシフトチェンジを象徴するものである。
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