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茨城6区の岸田首相の応援演説で日当5千円動員は21人、「慣例化していた」との証言も / 参院選に向けて不正選挙には厳しく抗議を

 岸田首相の茨城6区応援演説に日当5千円でサクラを動員していたことが発覚していましたが、さらに今回「茨城県運輸政策研究会」が日当を支払ったのは21人であることが分かりました。支払った研究会では、こうした動員が慣例化していたことを認めています。さらっと「慣例化」とコメントし、報じたメディアもこの動員の本質を追求する姿勢がありません。動員呼びかけの文書は「投票に触れていない」、「陣営からの直接的な働きかけがない」ことを理由に違法性はなしとする論調です。メディアも検察も全力で政権擁護の構えですが、選挙期間中にわざわざ金銭を支払っておいて投票を期待しないなどあり得ないわけで、ここで国民がウヤムヤを認めてしまえば来年の参院選ではさらにやりたい放題になることでしょう。
これは有権者買収に当たるとして、市民団体が国光あやの氏に対する告発状を東京地検特捜部に提出しました。特捜部は、またしても後進国の証明をするでしょうか。
 ところでサクラと言えばこの人、記事ではついでのように安倍晋三元首相の応援演説にも触れていました。ウソつきシンゾーの時の動員は3人ですって。3人でも違反は違反ですよ。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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維新・吉村知事に大石あきこ議員のさらなる追撃、そして元維新・丸山穂高氏の内部告発で維新の政党交付金に不明な「掴み金」が発覚

 維新の新人議員から始まった文書通信交通滞在費ですが、6年前に吉村知事自身が月を跨いで衆議院議員を退職し、1日で100万円を丸々受け取っていたことを大石あきこ議員に指摘され、あわてて反省する姿勢で100万円を寄付するそうです。ところが大石議員のさらなる追撃で、当時の吉村氏の動画を示し、文通費を念頭に退職日を意図的に決めたらしいこと、それを「経費」「第2の財布」という認識でいることが暴露されています。文通費は使った経費に交付されるものではなく、これから働くために交付されるものだそうです。これから退職する人間が意図的に受け取った挙句に、第2の財布で政治活動や飲食に使ってはならない性格のものです。「なんば維新」とかいう別のポケットに寄付してごまかすのではなく、維新スピリットに従ってきっちりご説明を。というそばから、今度は元維新の議員だった丸山穂高氏が維新の政党交付金のお金の流れを暴露し、大変賑やかなことになっています。政党交付金から維新議員へ組織活動費というお金が記録されていますが使途は不明で、中でも馬場伸幸議員は桁違いの金額を受けています。これも維新スピリットで19億2200万円もの政党交付金を受け取り拒否して見せたらいかがでしょう。それならば国民は納得します。
 ところで維新によれば歳費も文書通信交通滞在費も丸々お小遣いのような口ぶりですが、真面目に政治活動をする国会議員であればあるほど赤字だそうです。大金持ちか世襲議員でないと国会議員になれない報酬では、到底国民の声を国会に届けることはできません。私利私欲のない代議士がお金に苦労することなく政治活動に打ち込めるよう十分な歳費が必要です。それを無駄とは言わない。
(まのじ)
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長崎県の川棚町石木川で社会見学を行なった小学校教師が理不尽な文書訓告処分 〜 石木川ダム建設を進めたい行政の「報復的」処分か

 長崎県東彼杵郡の川棚町という自然豊かな場所に石木川という小さな川があります。小さな川ですが、100種類以上の生物が生息し、地域の人々は代々美味しいお米を作ってきました。長崎市の小学校の先生が児童を引率して「地域を流れる石木川での希少生物探しや、戦争遺構の見学、ダム建設に反対する住民たちから話を聞くなど」生き生きとした社会見学をされたそうです。美しい日差しの中、子ども達はいい体験ができただろうなと思えました。ところがその報道があった直後、引率した先生が突然に学校長から文書訓告処分を受けました。理由は「子ども達の感想文を学校外に提供した」という理不尽なものでした。子ども達が書いた感想やお礼を地元の人々に渡したことがいけなかったらしい。
しかしそれはこじつけで、真相はダム建設を進めたい長崎県の「報復的な」処分と見られ、引率した先生は「教育行政が教育内容にまで介入することは不当行為なので今後一切やめていただきたい」と処分を不服とする審査請求を起こしました。
 長崎県が進める石木川ダムとは、総工事費353億円を佐世保市民が負担する公共事業で「佐世保市の水の確保」と「川棚川の洪水防止」が目的とされています。ところが給水量が不足するという佐世保市の予測は実測を無視した有り得ないもので、洪水防止もダムが役立つという根拠はなく長崎県知事ですら「石木ダムなしで対処できる」と明言しています。莫大な負担を市民に押し付けてまでダムを作る理由が無いにも関わらず、ダム建設を理由に住民の土地家屋が取り上げられようとしています。
 石木ダム工事差し止め訴訟では一審、二審とも住民側が敗訴しています。10/21福岡高裁の判決では「快適な生活を営む権利などの平穏生存権の内容が抽象的で不明確なため」認めないという、およそ法律家とは思えぬ行政におもねったものでした。土地家屋を強制的に取り上げられることが抽象的でしょうか。
 川棚地域の様々な歴史や自然を知り、住民の方が直面するお話を聞くことは、教科書では学べない有意義な社会勉強になったはずです。長崎市教育委員会は、こうした学びの機会を正しく評価し、子ども達の学びを妨げない判断をしてほしい。メディアも住民の立場に立って、ぜひとも丁寧に報道してほしいと思いました。多くの人々の目が注がれますように。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ぴょんぴょんの「利権の御三家 ― その3財政投融資」 ~意図しないことに使われている私たちのお金

しばらくぶりに開けた引き出しは、
黒ごま満載の、ゴキのスイートホームと化していた。
何ごとも、密室にして放っておくとエラいことになる。
今回も、知らないことばかりで苦戦したけど、
開かずの引き出しを開けることで、見えたものはたくさんあった。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「利権の御三家 ― その3財政投融資」 ~意図しないことに使われている私たちのお金

財政投融資ってなに?


「特別会計こそ第一の予算であり、財政投融資はそれに次ぐ第二の予算、一般会計は単なるたてまえ予算といっても過言ではないのだ。」

くろちゃん、補助金や特別会計の、利権の話はもう飽きたよ。
もっとおもしろい話ないの?

ほんならば・・突然ですが、クイズ!

ええっ!?

以下の共通点は何か?
「もんじゅ」「原発」「長良川河口堰」「高速道路」「東京湾横断道路」「スーパー林道」「成田空港」「ODA(政府開発援助)」「学生の有利子奨学金」「住宅金融公庫の住宅ローン」。


長良川河口堰
Author:M.Kawai[CC BY-SA]

どれも大きなプロジェクトってこと?

いい線行ってるが、
答えは、財政投融資(ざいせいとうゆうし)を受けたプロジェクト。
IWJ

財政投融資ってなに?

よし! 食いついたな。
財政投融資とは?
「税負担に拠ることなく、国債の一種である財投債の発行などにより調達した資金を財源として、政策的な必要性があるものの、民間では対応が困難な長期・低利の資金供給や大規模・超長期プロジェクトの実施を可能とするための投融資活動です。」(財務省

わあ〜 むずかし〜い!

そうかな、意味は通ってるんだが、じゃ、これならどうだ。
財政投融資とは?
「公共性の高い事業に対して、政府が国のお金を出したり貸したりすることです。」
ベネッセ 教育情報サイト

わかりやすーい!

こっちは、「進研ゼミ」の回答。

財務省も「進研ゼミ」を見習ってほしい。

とにかく、「もんじゅ」や「原発」みたいな大きなプロジェクトには、国がカネを出したり、貸したりしてるってことだ。

もんじゅ
Author:Nife[CC BY-SA]

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維新議員「領収書ナシはおかしい」アピールの矛盾を大石あきこ議員が鋭く指摘「吉村知事はかつての100万円を説明せよ」

 維新の初当選した小野泰輔議員が、10/31の特別国会1日で、文書通信交通滞在費一ヶ月分100万円が満額支給だったことと領収書不要なことに「国会の常識、おかしいよ」と違和感を表明しました。それを受けて吉村洋文大阪府知事が「税金から非常識な分配を受けていながら、知らんぷり」と野党批判のコメントを発し、さらに橋下徹氏がテレビ番組で「維新だけが問題提起してきた」と他の国会議員がズルイと言わんばかりの批判をしました。見当違いの対象に憎悪を向ける維新特有のあおりですが、連中の声の大きさが優ってなかなか正論が通らないのが常でした。
 そこに一撃を加えたのが、この度初当選を飾った大石あきこ議員でした。100万円をもったいないと言いながら「資本家やマスコミと結託して、この国のカネやリソースを好き放題に浪費してるのが維新」といきなり本質を突きました。「私は維新を倒すための戦費として100万円使う」と胸がすくような啖呵です。さらに吉村知事が衆議院議員を退職した2015年10月1日に受け取った文通費100万円を何に使ったのか説明せよ、とバッサリ。維新の主張する「領収書ナシはおかしい」文書通信交通滞在費ですが、維新はほとんどを政治団体や資金管理団体に寄付して政治資金として支出しています。しかしこれがそもそも違法で、しかも禁じられているパーティー券や飲食費に費やしていた実態があり、他の国会議員を批判するなど「よう言うわ」。
しかしシルクさんによると、維新の洗脳戦略は地道で、いくら批判しても聞く耳を持たなくなるそうです。大阪からいよいよ首都圏進出を狙う維新ですが、卑怯な宣伝を斬り返す力が必要です。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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吉村知事や橋下徹の「国会議員の“文通費”批判」に盛大ブーメラン…維新議員は文通費公開と言いながら不適切流用や使途隠しだらけ
引用元)
(前略)
 ようするに、「文書通信交通滞在費」が領収書もなく支給されるのはおかしい!と維新は吠えていたのに、公開された使途を確認すると、ほとんどが議員の政治団体に寄付として流すことで実際は何に使ったのかがわからない状態になっていた。そして、金を流した先では内規で禁止している飲食費やパー券、贈答品の購入がズラズラと並んでいた……というわけだ。
 この維新所属の国会議員による「文書通信交通滞在費」の使途に対し、岩井奉信・日本大学教授は「税金で政治資金を賄っていることになり、ふさわしくない使われ方だ」と指摘している(朝日新聞2017年12月27日付)。
(中略)
 これは「文書通信交通滞在費」にかぎった話ではない。維新はすぐに「国会・国会議員の無駄遣い」を叫ぶが、維新政治の舞台となっている大阪では、ろくなコロナ対策も打たないまま大阪都構想住民投票に邁進し、2013年以降、都構想関連に公金を100億円以上も費やしてきた。その事実ひとつをとっても、維新は大衆の「無駄遣いは許せない」という劣情を煽ることで党勢拡大を図ってきたにすぎない
(中略)
 今回の「文書通信交通滞在費」を足がかりに、参院選に向けて維新はさらに「国会・国会議員の無駄遣い」問題を喧伝していくはずだ。だが、その前に維新は、不適切な使い方が指摘されている自身の「文書通信交通滞在費」のあり方についてどう考えるのか、しっかり説明をおこなうべきだろう。
(以下略)

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