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麻生大臣の支離滅裂なセクハラ発言を整理してみると「居座ったもん勝ち」の本心が見えます

 自民党議員や官僚のセクハラ発言があまりに頻繁で、聞かされるこちらもワケがわからなくなっていたところ、BUZZAP!さんの記事が、麻生大臣のトンデモ発言をスッキリ整理してくれました。
大臣自身の発言が軽々しく支離滅裂なのは、文字どおり「心にもない言葉」だからなのでしょう。どれだけ酷い大臣を戴いているのか改めて確認できます。
 整理ついでに、まずは麻生大臣以外の発言も時系列で並べてみました。
[4月16日] 福田前事務次官「セクハラに該当する発言の認識ない」
[4月18日] 矢野財務省官房長「弁護士に名乗り出ることがそんなに苦痛なことなのか」
[4月20日] 長尾自民党議員「(抗議する女性議員らは)私にとってセクハラとは縁遠い方々だ」
[4月22日] 下村元文科相「(福田氏は)はめられた」
[5月10日] 加藤自民党議員「必ず3人以上の子供を産み育てていただきたい」

 このように、決して麻生大臣だけが特殊なわけではない環境の中で、まずは4月24日、よりにもよって福田前事務次官の辞任に伴う記者会見で、「はめられて訴えられたのではないか」と被害者をセカンドレイプする発言を大臣自ら行なっています。
これが大批判を巻き起こし、27日に慌てて火消しの釈明をするも全く本心ではなかったようで、5月4日訪問先のフィリピンで「セクハラ罪はない」「役所の品位を傷つけたことで処分」などと、当の財務省のセクハラを認めた公式見解と大きく矛盾する発言を放ちました。
これまた全国的な批判を巻き起こしたのもどこ吹く風で、5月8日には「親告罪で訴えられなければ罪ではない」という支離滅裂な発言をし(現在は非親告罪)、だったら罪になりますよと教えるアドバイザーが居ないのかとの心配をよそに、続く11日午前中、衆議院財務金融委員会の席で、麻生大臣の頭は振り出しに戻って再び「女性記者にはめられた可能性が否定できない」と発言しました。国民の批判と呆れが伝わったのか、午後の委員会では急に「セクハラ行為はあったとの前提で処分した」と前答弁を撤回しました。
 ぬけぬけと答弁をひっくり返しても平気、セクハラの何が問題かも気にしない、嵐が過ぎ去るまで居座ったもの勝ち、こんなのが大臣、危険すぎます。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【17日ぶり2度目】麻生財務相「福田前事務次官は女性記者にはめられた可能性ある」→共産党議員に詰められ撤回
引用元)
(前略)

「ナチス政権の手口に学んだらどうか」を筆頭に、古来より一発アウトな暴言を連発しながらも、なぜか権力の座に居座り続けて日本の品位を貶め続けているいる麻生太郎財務相

日本中を騒がせた福田淳一前財務事務次官のセクハラに対しても、4月24日の福田前事務次官の辞任に伴う記者会見で「はめられて訴えられたのではないか」などと(中略)被害者をセカンドレイプしています。

(中略)4月27日には「そういう話もあるという話をしただけだ」と火消しの釈明をするハメになっています。

(中略)

しかし麻生財務相は5月4日に訪問先のフィリピンで「セクハラ罪っていう罪はない」と発言
(中略)

(中略)5月8日には再び「(セクハラは)親告罪で訴えられなければ罪ではない。事実を申し上げている」などと支離滅裂な持論を開陳。

(中略)

そんな麻生財務相ですが問題の初心に戻ったようで、5月11日の衆院財務金融委員会で福田前事務次官が女性記者にはめられたとの見方を再び引っ張り出して「そういう可能性は否定はできない」と発言してしまいました。

これはほんの半月余り前に炎上して釈明に追われた発言を蒸し返しただけでなく、財務省の調査の公式見解すらちゃぶ台返ししていることになるのですが、麻生財務相には理解できているのでしょうか?
(中略)

【5/11 17:10追記】
麻生財務相が衆院財務金融委員会の午後の審議で批判を「真摯に受け止める」と態度を一転させました。共産党の宮本徹議員から追及されて「(答弁を)撤回する」と明言、さらに「(福田氏の)セクハラ行為はあったとの前提で処分している」と述べるなど全撤回状態になりました
(以下略)


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太田理財局長の後ろで驚愕していた女性官僚が、麻生大臣のセクハラ「はめられた発言」でも放心状態に!

竹下雅敏氏からの情報です。
 ほとんどユーモア記事ですが、昨日、大袈裟太郎氏のこの冒頭のツイートを発見。これは紹介せねばなるまいと思いました。それにしても、この女性官僚の方、お名前を知りたい。私はこの方のファンになってしまいそうです。
 この顔芸は、超一流のレベルだと思います。顔だけで、ここまで表現できる人がどれくらいいるのか。日刊ゲンダイあたり、インタビューありませんかね?
(竹下雅敏)
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配信元)
 
 
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アベ退陣、秒読み入り。。
引用元)
(前略)
後ろの女性官僚の悲壮な顔。
出典: 報道ステーション 放送日不明 ©テレビ朝日
(以下略)

高度プロフェッショナル制度(別名、残業代ゼロ制度)を含む「働き方改革」関連法案が、強行採決されそうな状況 ~労働時間の規制が及ばなくなり、労働者は死ぬまで働かされるという一方的に企業側に有利な制度~

竹下雅敏氏からの情報です。
 高度プロフェッショナル制度は別名残業代ゼロ制度とも言われていますが、これを含む「働き方改革」関連法案が、強行採決されそうな状況だということです。
 この高プロ=残業代ゼロは、「労働時間、休憩、休日及び深夜の割増賃金に関する規定」が適用されなくなると同時に、使用者には、労働者へ104日の休日付与と一定の健康確保措置を講じる義務が課される制度です。
 要するに、企業側が一方的に有利な制度で、労働時間の規制が及ばなくなり、労働者は死ぬまで働かされる可能性があります。
 今のところ、年収が1,075万円以上とか、高度でプロフェッショナルな業務ということになっていますが、記事を読むと、“サラリーマンとして働く人ならば誰もが適用範囲”と書かれています。しかも、最終的には“年収400万円から適用”することを経団連は狙っています。
 高プロは、裁量労働制のように、労働者に裁量があるという事にはなっていませんので、会社の重役のように適当な時間に出社して、自分の裁量で働いて退社するという自由があるわけではないようです。記事では“何時間働かせても問題なし”とあり、ツイートには“休憩なしに24時間働かせることができる”と書かれています。
 要するに、“経営者のやりたい放題で馬車馬のようにこき使える”制度なのです。大企業が喉から手が出るほど、この制度を欲しがっているのがよくわかります。
 あべぴょんは当初から、“世界で最もビジネスしやすい国を目指す”と言っていたわけなので、翻訳すると、“人々を奴隷のようにこき使える国にする”ということで、TPP推進と合わせて首尾一貫していると言えます。
 しかし、その手法は甚だ悪質で、データの改竄は言うに及ばず、冒頭の記事では、加藤厚労大臣が明らかな虚偽答弁をしてまで国民を騙そうとしています。
 この政権には、出来るだけ早く退場してもらわないといけません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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加藤厚労相が<ウソの答弁>をしたようです。
佐々木亮  | 弁護士・ブラック企業被害対策弁護団代表
引用元)
(前略)
高度プロフェッショナル制度(高プロ)を含む法案が、どうやら再来週にも強行採決されそうな状況になってきました。
(中略)
高度プロフェッショナル制度は非常に危険な制度です。(中略)… 私は、少し前に以下の記事を書きました。

高プロ制度は地獄の入り口 ~ High-pro systm is the gate to hell~

この記事で指摘した、24時間働かせることも可能という点について、国会でも質問があったようで、加藤厚労大臣が次のように答弁したと報じられています。

加藤氏は、高プロは労働者が自ら働く時間帯を決める制度だとし、「例えば24時間働きなさいと業務命令を出せば、要件を満たさず高プロは適用できない」とした。
出典:「高プロ」制度、論点鮮明 働き方改革法案、野党追及
(中略)
これは明らかな虚偽答弁です。ウソの答弁です。そもそも、高プロ制度は、「労働者が自ら働く時間帯を決める制度」でさえありません。(中略)… 労働者が働く時間帯を決めるなどとは、どこにも書いてありません。 
(以下略)
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強行採決されそうな「高度プロフェッショナル制度」は、一億総ブラック企業従業員にする欠陥制度
引用元)
(前略)
「年収1075万円以上の労働者が対応」と、さも一般のサラリーマンには無関係かのような報道が多かったせいで、いまだに誤解している人が多いが、この「高プロ制」、サラリーマンとして働く人ならば誰もが適用範囲になり、今までは労働基準法で規制されてきたさまざまな「労働者保護」がすべて無視して、経営者のやり放題で馬車馬のようにこき使えるようになる極めて危険な制度であることがまったく認識されていない。
(中略)
成果に応じた賃金体系など微塵も書かれていない
(中略)
何時間働かせても問題なしになる恐怖
(中略)
経団連の狙いは「年収400万円から適用」
(以下略)
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配信元)
 
 
 

マレーシアで、マハティール氏が15年ぶりに政権の座に返り咲く ~新政権誕生で、汚職の撲滅と激化する民族間宗教間対立の解決に期待高まる~

竹下雅敏氏からの情報です。
 マレーシアで、マハティール氏が15年ぶりに政権の座に返り咲くことになったとのことです。これは非常にめでたい。マハティール氏は偉大な指導者で、アジア通貨危機の折にも、マハティール氏の指導によってマレーシアは難局を乗り切っています。
 記事では、“新政権誕生で…汚職の撲滅と激化する民族間、宗教間対立の解決の期待が高まっている”とあります。どこの国でも欧米の傀儡になると、TPP推進と共に汚職が増え、貧富の格差が拡大し、民族間の対立が深まるのが見て取れます。それは、マハティール氏が指摘している通り、“TPPはニューワールドオーダーの道具”だからです。これをひっくり返さなければなりません。
 フィリピンのドゥテルテ大統領、韓国の文在寅大統領、マレーシアのマハティール首相、日本も後に続かなければなりません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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マレーシアの国民投票で、マハティール元首相が勝利
転載元)
マレーシアの総選挙で、野党連合を率いるマハティール元首相(92)が大接戦の末、過半数を獲得し、当選しました。

マレーシア国営バルナマ通信によりますと、マハティール氏が率いる野党連合・希望同盟が同国の議会の222議席のうち、過半数となる113議席を獲得したということです。

一方、ナジブ首相が率いる与党連合は79議席、PAS・全マレーシア・イスラム党は18議席、そのほかの政党は12議席にとどまっています。

この結果、マハティール氏は、現職のナジブ首相を退け、15年ぶりに政権の座に返り咲くことになりました。

マレーシアの組閣を決定する総選挙は、5年に1回の割合で実施されています。
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マレーシアで60年以上ぶりの政権交代 マハティール新政権に国民は大きな期待
転載元)
マレーシアでは9日に行われた下院選挙でマハティール・モハマド氏(92)率いる野党連合「希望連盟」が勝利し、マハティール氏が首相に就任した。
スプートニク日本
マハティール氏は1981年から2003年の間、与党「国民戦線」と内閣を率いてきた。マハティール氏の名前はマレーシアが社会、経済の絶頂期を築いた時代とともに記憶されている。

与党「国民戦線」はナジブ・ラザク首相政府が関与したとみられる汚職スキャンダルが原因となって敗北した。

野党連合「希望連盟」の新政権誕生で国民の間には汚職の撲滅と近年、激化する民族間、宗教間対立の解決の期待が高まっている。

マレーシアは今回の選挙で、1957年、英国からの独立以来、初めての政権交代を迎えた。
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配信元)

 

最重要課題と位置づける拉致問題に対して、実際には何もやっていないあべぴょん ~金正恩氏が言ったことは事実で、“北朝鮮に対して全くパイプがない”~

竹下雅敏氏からの情報です。
 あべぴょんが最重要課題と位置づける拉致問題に対して、“私が司令塔”と大見栄を切っていたのですが、実際には何もしていなかったようで、金正恩氏から、“なぜ日本は直接言ってこないのか”と言われる始末。
 フジテレビに生出演したあべぴょんは、このことを聞かれ、しどろもどろの言い訳をしたようです。冒頭のツイートの動画の、聞いていて恥ずかしくなるような発言をご覧ください。
 この言い訳ではっきりしたことは、金正恩氏の発言が事実で、 “北朝鮮に対して全くパイプがない”ということです。言い訳の中で、“北京ルート”を通じてあらゆる努力を行ってきていると言っていますが、多くの方が予想している通り、おそらく北京にある北朝鮮大使館にFAXを送りつけることだろうと思われます。
 蓮池透氏があべぴょんの司令塔発言にあきれかえったツイートをしていましたが、何でも4月15日に入院中の横田滋氏を見舞った件は、横田家から「体調がすぐれないので、遠慮して下さい」と言われていたのに強行したとのこと。
 この男は、拉致被害者家族の人たちを、自分の支持率アップの道具だとしか考えていないのです。端から拉致問題を解決するつもりなどありません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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バスに乗り遅れた安倍首相がテレビで金正恩委員長を評価し、対話前向き発言! ネトウヨ、安倍応援団の反応は…
引用元)

5月11日『プライムニュース イブニング』(フジテレビ)に生出演した安倍首相

(前略)  
反町理・フジテレビ報道局解説委員長から「金正恩委員長をどういう政治家と見ているか」と聞かれると、安倍首相は「早いスピードで、非常にダイナミックな判断をしている」と発言。(中略)… 米朝韓そして中国の尽力で、朝鮮半島情勢が平和的解決に向けて確実に動いているなか、圧力強硬路線をがなりたてる安倍政権が“蚊帳の外”にされた現状に対し、相当、焦っているということだろう。
(中略)
金委員長が「韓国やアメリカなど、周りばかりが言ってきているが、なぜ日本は、直接言ってこないのか」と発言(中略)… 「こういうふうに言われるってことは、日本からは北朝鮮に対してまったくパイプがないということに聞こえますが」と質問された安倍首相(中略)… 「あらゆる努力」などと言って無理やりフォローしようとしているが、少なくともこの間、水面下でも日本政府は北朝鮮側と直接、拉致問題の交渉をしていなかったのだ。安倍首相はこれまで「拉致問題は最重要課題」と繰り返し語り先月も拉致被害者家族会などが主催した国民大集会で「私が司令塔」と大見得を切っていた。が、現実は「司令塔」どころか「直接言ってこいよ」とハッパをかけられるレベルなのである。
(以下略)
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配信元)