注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
・安倍政権が、国会内での与野党の時間配分を「議席数に応じた配分」に変えるように野党側に要求し始めている。
・現在の議席数に応じた時間配分を行なうと、与野党で7:3になってしまうことから、立憲民主党などの野党はこれに強く反発。ネット上でもかつてないまでの横暴な姿勢を隠そうとしない安倍政権に強い怒りのコメントが相次いでいる。
(中略)
先の通常国会で安倍政権は森友・加計問題を追及され、内閣支持率が急落。自民は首相が矢面に立つ時間を減らそうと、7月の予算委の閉会中審査では「与野党5対5にしない限り、審査に応じない」と主張し、結局「与党3、野党7」で折り合った。
さらに自民の若手衆院議員が27日、「質問をしないと地元で『税金泥棒』とまで言われる」と党執行部に時間増を要望。菅義偉官房長官は30日の記者会見で「議席数に応じるのは国民からすればもっともだ」と後押しした。
自民、公明両党が衆院選で得た計313議席を単純に当てはめると、時間配分は「与党67%、野党33%」と与党に大きく有利になる。しかし、自民自身が野党時代は旧民主党政権による配慮の「恩恵」を享受していたことに加え、加計問題などを「丁寧に説明する」と繰り返す首相の姿勢とも逆行しかねない。立憲の枝野幸男代表は30日、「とんでもない暴論」と取り下げを求め、共産党の小池晃書記局長も「非常に姑息(こそく)でせこい」と批判した。
【毎日新聞 2017.10.30.】
自民党は国会予算委員会での与野党質疑時間の配分を現行の「与党2、野党8」から、与党時間を増やすよう見直しを求める意向だが、現行配分にするよう求めたのは自民党が野党時代に政権与党の民主党に求めた結果だったという。
「自民党のご都合主義」との批判は免れそうにない。安倍晋三総理が野党の質問に「丁寧に、真摯に説明する」としている姿勢とも矛盾する。
(中略)
【exciteニュース(エコノミックニュース) 2017.10.31.】
物凄く基本的な話なんですけど、国会というのは内閣が国民の代表から追及を受ける場所なんですよ。追及されたくないなら内閣なんて畳んでしまった方が良いですよ。
— 異邦人 (@Beryozka1917) 2017年10月31日
国会:自民が質問時間増を要求 追及回避狙い 野党は反発 - 毎日新聞 https://t.co/dCCfb5OPXB
(中略)
国会は開かない。
— 赤色法師 (@red_hohshi) 2017年10月28日
野党の質問にも答えない。
何のために首相やってるんだ?
安定多数あれば
国会やる必要も無いと思ってる?
国会軽視してても大目に見る国民。
こんな首相を勝たせたのは誰?
与党2:野党8の質問時間は
死守すべき。
変えられても、笑って
何とも思わないなら、終わってる。
(中略)
なんと自民党は、この質疑時間問題を明日からはじまる特別国会での〈質疑に応じるための「取引条件」にする構え〉を見せているという。つまり、特別国会で森友・加計問題について言及したいのなら質疑時間の見直しに応じろ、と要求しているのである。 https://t.co/vGuIU6dUGo
— 芦野雄一 (@LuYe1950) 2017年10月31日
だから自民党にフリーハンドを与えてはならないのに。。。https://t.co/VfQKSsBzhf
— なっつ♪ (@nattsu3) 2017年10月31日
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このように、自分たちに都合のいいようにどんどんルールを変えていこうとする姿をみると、最終的に緊急事態条項で独裁政権を目指しているのではあるまいか!とやはり思わざるを得ません。
しかし、モリカケ疑獄にしても詩織さん問題にしても、あべぴょんとその仲間たちは本当に国民の追及をかわし切れると踏んでいるのでしょうか?"お前が国難"とまで言われているのに、とっても不思議な人たちです。司法もマスコミも手の内にある!という異次元の自信がそうさせるのでしょうか。
「謙虚に真摯に」というウソを平気でつけるのは、国民には主権がないのだから構わないと本当におもっていて、だからこそ良心が痛まないのかもしれませんね。それとも良心が無いがゆえにサイコパスというのでしょうか。
ともかく、支配者と奴隷という優生思想はもういい加減に脱しませんか。