二つのイルミナティ組織
早熟の天才、インゴルシュタット大学実践哲学教授
アダム・ヴァイスハウプト(1748-1830年)
と、マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド(1744-1812年)
は同世代のドイツのユダヤ人です。情報網が密なユダヤ社会です。当然互いによく知っていたでしょう。
そして
この時代のドイツのユダヤ人でもう一人重要な人物がいます。「結婚行進曲」で知られるF・メンデルスゾーンの祖父ユダヤ人哲学者・啓蒙思想家
モーゼス・メンデルスゾーン(1729-1786年)です。彼は劇作家レッシングから「賢者ナータン」のモデルとして描かれ、カント哲学を論難する人物として知られています。しかし彼にはこれら聖者賢者の顔とは全く違った顔がありました。
天野統康氏のブログでユダヤ教ラビのM・Sアンテルマンの情報として、
「モーゼス・メンデルスゾーンはサバタイ派7代目首長であり彼がヤコブ・フランクとアムシェル・ロスチャイルドを結び付けた。」と紹介しています。
一般に
モーゼス・メンデルスゾーンは、ユダヤ人社会に啓蒙思想とキリスト教文化への「同化主義」を進めたとされます。
しかしこの同化とはキリスト教偽装改宗だと見れば辻褄が合います。彼がサバタイ派首長だったのは事実でしょう。ここに「偽ユダヤ」の首魁となるロスチャイルド家とサバタイ-フランキストが合流一体化したことになります。
モーゼス・メンデルスゾーンとヤコブ・フランクとアムシェル・ロスチャイルドの三者はそれぞれの役割分担があったでしょう。不明ながら
預言者がモーゼス・メンデルスゾーン、祭司のメシアがヤコブ・フランク、王のメシアがマイヤー・アムシェル・ロスチャイルド、とも見えます。
天野統康氏は「この3人が中心となって作られた組織が、ヴァイスハウプトが創設したフリーメーソン・イルミナティーと結びついた時に西欧の秘密結社によって操作される自由民主制のモデルの起源が出来上がったと推測する。」としています。
確かにこの3人は同じ組織に所属し、
自分たちの計画の代行者としてアダム・ヴァイスハウプトにBイルミナティを設立させたのでしょう。彼らが指示したであろう
Bイルミナティの行動綱領は以下の通りとされます。(これは後の革命・共産主義の原型でしょう。)
1. すべての既成政府の廃絶とイルミナティの統括する世界単一政府の樹立。
2. 私有財産と遺産相続の撤廃。
3. 愛国心と民族意識の根絶。
4. 家族制度と結婚制度の撤廃と、子供のコミューン教育の実現。
5. すべての宗教の撤廃。
Bイルミナティはこの行為綱領に沿って「フランス革命」を引き起こします。そしてその後、世界で起こされた種々の革命や戦争などに深く関わっていきます。しかし、その
背後にはロスチャイルド、サバタイ-フランキストたちがいたのです。
Bイルミナティと、その設立を命じたロスチャイルドたち、これは実は別組織です。
時事ブログと
映像配信で詳説されているように、
Bイルミナティは「表のイルミナティ」、ロスチャイルド(ヤコブ・フランクとモーゼス・メンデルスゾーンもそうでしょう)
は「裏のイルミナティ」となります。
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しかしそんな日本でも変化の兆しがでてきているようです。先日の国会では原口一博議員が「国と国が戦うのでは無く、世界は、日本は、ディープステートという戦争屋の自作自演で戦争をしているのではないか」と発言。「当たり前」のことですが、その「当たり前」がようやく日本の国会でも発言され議事録に残ったのはやはり大きな一歩でしょう。そして何よりも世界における変化です。とりあげられたディープステートの主、お金を司り、世界中に蜘蛛の巣をかけるが如くに網をかけ、舞台裏から世界の歴史を操作してきたロスチャイルド家が、現在は崩壊中にある事実が先日シャンティー・フーラのブログ記事に上がっています。まさに地上世界が大きく変化、変貌しつつあるのを実感しつつあります。
今回は世界支配を目差し、網を張り巡らせ世界を操作してきたこのロスチャイルド家でさえも、想定外の事態が発生し計画が狂ったであろうこと。またロシアと中東情勢から世界支配を巡り舞台裏での暗闘があった様子が窺えるので、その実態は一体どうであったのか?を探ります。