松山地裁の「加計学園公金詐欺疑惑」の裁判、17日に獣医学部設計図面、見積資料一式の開示を命ずる決定 〜「今治市はやましいところがないならば控訴せずに直ちに資料を公開すべき」

 17日、松山地裁は、今治市に対して「加計学園獣医学部の設計図面、見積資料」等の書類一式の開示を命じました。
加計学園は愛媛県と今治市から93億円の補助金を得ていますが、その根拠となった建設費用「総額192億円」という見積自体が「水増し」「虚偽」との疑惑が指摘されていました。これまで隠蔽されてきたこれらの資料を7月中に公開すべきとの決定は、ようやく安倍政権の国家戦略特区に絡む汚職事件追求の流れに引き戻すものとなります。
 これまで粘り強く加計学園の詐欺を追求されてきた番頭ワタナベ氏とお仲間達が一斉に今後の動向と対策をツイートされています。それによると「今治市は安倍首相の賄賂と汚職の実態を隠蔽するため」「地裁の命令を不服として高松高裁に控訴する可能性があり」そうなると資料公開が先送りになります。「やましいことをしていないなら控訴をしないで公開に応じる」よう「今治市役所、今治市議に電話・FAXを」しようと呼びかけています。しかも可笑しいことに動画では「今治市役所と加計学園は、言葉遣い、対応が(中略)大変悪いのでぜひ会話を録音しておいて下さい」とまで言っています。これまでの先達のご苦労が偲ばれます。「加計追及のトップランナーであるRyu-ron氏」は、勇気ある判決を出した3名の裁判官を讃えておられました。
 どこからどこまでも真っ黒な「官邸の最高レベル」の者が政権に居座る異常を、選挙を前に可視化されることを願う。
(まのじ)
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【速報】松山地裁、今治市に安倍首相の公金詐欺疑惑の証拠開示を命令
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