[Sputnik]キリル総主教、南極に向け出発 / WikiLeaks、難民流入対策に関するEUの秘密軍事報告を公開 / シリア国連大使「『国境なき医師団』の病院は、仏諜報機関の支部」 〜キリル総主教は、地表に居る人類の代表として南極に行くということか〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 ロシア正教のキリル総主教が南極で祈りを捧げるとのこと。これは一体何でしょうか。2つのことがすぐに思い浮かびます。1つは、この儀式は地球の今後の宗教的方向性がロシア正教を核として認められたということだと思います。もう一つは、南極の地下基地に居る離脱文明の代表者と秘密の会合があるのではないかという推測です。キリル総主教は、地表に居る人類の代表として南極に行くということかと思います。
 残りいくつかの話題を、同じくスプートニクから拾いました。ウィキリークスの記事は、EUが難民を利用して、自分たちに都合の良い政府をリビアに作る陰謀が、「オペレーション・ソフィア」という作戦として暴露されたということです。欧米の政府はこのような悪事をずっと続けて来ましたが、今回は、事を実行する前にウィキリークスによって作戦が暴露されてしまいました。
 シリアでの国境なき医師団が空爆された事件で、私はどうやら空爆された病院はISISの拠点だったらしいとコメントしたのですが、記事によると、“シリアにおけるフランスの諜報機関の支部である”とのこと。フランス、アメリカ、イスラエルなどの諜報職員あるいは軍人が、ダーイシュ(IS)の戦闘員としてシリアに入り込んでいたのはよく知られた事実でしたが、このことが立証された形です。
 最後に、トルコは今後内戦に突入する可能性の高いクルド勢力をテロリストと称して砲撃しているのですが、彼らはダーイシュ(IS)と戦っており、テロリストではありません。むしろエルドアンがテロとの戦いと偽って、彼らを弾圧しているというのが正しい理解だと思います。エルドアンが改心するとも思えないので、おそらく排除されるのではないかと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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キリル総主教、南極に向け出発
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

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WikiLeaks、難民流入対策に関するEUの秘密軍事報告を公開
転載元より抜粋)
518525

WikiLeaksサイトで難民流入対策に関するEUの秘密軍事報告の内容が公開された。

「今日2月17日、WikiLeaksは、リビアおよび地中海における『難民ボート』に対する作戦『オペレーション・ソフィア』の最初の6か月分の秘密報告を公開した」とWikiLeaks。

報告書は2016年1月29日付で、EU軍事委員会およびEU政治・安保委員会向けにイタリア海軍のエンリコ・クレデンジノ少将が作成したものとなっている。

WikiLeaksサイトで本日公開された文書は、オペレーション「ソフィア」の最初の6ヶ月間のレポートである。オペレーションはリビアおよび地中海で難民を輸送するボートを取り締まるためにリビアにEUが軍事介入することを規定している。報告書はWikiLeaksサイトからPDF形式でダウンロードできる。

文書では難民流入の統計が出され、難民指定希望者に対しすでに実施または計画されたオペレーション(フェーズ1、2A、2B、3)について説明がなされている。また、共同EU軍の地中海におけるしかるべき活動や今後のオペレーション戦略が記されている。

報告書の主眼の一つは、フェーズ2A(公海)から2B(リビアの領海内)への転換確率。転換は、統一政府の形成過程にあるリビアの情勢不安定によって発生する可能性がある、とWikiLeaks。

文書には、リビアでの「信頼できる」政府の形成プロセスを加速させるEUの機関が名指しされている。文書によれば、リビアはお返しに、領海内(フェーズ2B)でのオペレーションのためにEU軍を「招待」すべきで、次に陸上(フェーズ3)オペレーションの継続を許可しなければならない。

この一月、EUおよび米国のハイレベル会談(米国務長官ジョン・ケリー氏のローマ訪問を含む)が複数あった。同時に米軍は、ダーイシュ(IS、イスラム国)戦士約5000人がリビアの沿岸部を占拠した、と発表している、とWikiLeaks。


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シリア国連大使「『国境なき医師団』の病院は、仏諜報機関の支部」
転載元)
1625660

シリアのジャアファリ国連大使は、同国北西部での所謂『病院』攻撃事件に関連して、次のような声明を発表した―

ロケット砲の攻撃を受けたイドッリブの所謂『病院』は、シリア政府との何の事前協議もなく、国際組織『国境なき医師団』により作られたもので、シリアにおけるフランスの諜報機関の支部である。現在彼らは、自分達がしてきた事の結果を、完全に感じている。」

シリア 米国が率いる有志連合による空爆 © REUTERS/ AMMAR ABDALLAH シリア大使 病院を空爆したのは米主導の有志連合

シリア 米国が率いる有志連合による空爆
© REUTERS/ AMMAR ABDALLAH
シリア大使 病院を空爆したのは米主導の有志連合

先に国際組織「国境なき医師団」は、シリア北西部のイドッリブにある病院が、攻撃により破壊されたと伝え、少なくとも患者5人、医療関係者や警備員が犠牲になったと発表した。

なお「国境なき医師団」のスポークスマンらは、病院を攻撃したのは、アサド大統領に忠実な部隊だと主張している。またトルコのダウトオール首相は「病院には、ロシア製のロケット弾が命中した」と述べた。

一方シリアのハッダド駐ロシア大使は「病院は、米空軍により破壊された」と述べているが、米国のライス国家安全保障問題担当大統領補佐官は「米政府は、シリアでの病院爆撃を非難するが、現時点で誰の仕業か正確に言う用意が無い」と発言した。

またロシア国防省は、シリアの病院を攻撃したとのトルコの非難を斥けた。ペスコフ大統領報道官は「ロシア政府は、そうした声明を受入れられない。ましてそうしたものは皆、確認も取れていなければ、証拠もない」と指摘している。

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クルド勢力、トルコに圧力を加えるよう国際社会に呼びかけ
転載元)
1625891

国際社会と国連安全保障理事会は、シリア北部のクルド勢力に対する軍事作戦を停止するよう、トルコに圧力をかける必要がある。西クルディスタン人民評議会のセナム・モハメド共同議長が述べた。スプートニクが伝えた。

トルコのエルドアン大統領 © AP PHOTO/ FRANCOIS MORI トルコのエルドアン大統領 米国と喧嘩

トルコのエルドアン大統領
© AP PHOTO/ FRANCOIS MORI
トルコのエルドアン大統領 米国と喧嘩

我々クルド人はダーイシュ(IS、イスラム国)と戦っている。我々クルド人は民衆のために、民主主義と自由を欲している」「私は、我々に対する砲撃を止めさせるために、トルコに圧力を加えるよう、国際社会と安全保障理事会に訴える」とモハメド共同議長。

トルコの砲兵隊はクルド自衛軍のミネフ航空基地および付近の村を4日間にわたり攻撃している。トルコのアフメト・ダウトオール首相によれば、これはクルド民主同盟党部隊によるトルコ国境における脅威に対する対抗措置である。首相はアレッポ北部から撤退するよう求めているが、サリフ・ムスリム党首は拒否している。


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