現職自衛官、安保法制で国を提訴 「集団的自衛権は違憲、出動命令に従う義務なし」

竹下雅敏氏からの情報です。
 現職の自衛官が、集団的自衛権の行使は憲法9条で認められていないとして、集団的自衛権行使の防衛出動命令に従う義務は無いとする訴えを起こしたとのことです。非常に勇気ある、そして重要な訴訟だと思います。集団的自衛権の行使は明らかに憲法違反で、言わば、アメリカと共に侵略行為を行う悪の手先として、自衛隊員が“入隊時に同意していない命令に従う”ことになります。こんな理不尽なことはありません。
 自衛隊員の方は、仕掛けられた戦争に対しては、国を守るためなら命を惜しまず戦うつもりだと思います。しかし、無茶苦茶なやり方で、しかもその成立経緯を見れば、おそらく正当化出来ない安全保障関連法によって、自衛隊員が悪に加担させられるのは、何ともやり切れない思いがします。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)

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現職自衛官、安保法制で国を提訴 「集団的自衛権は違憲、出動命令に従う義務なし」
引用元)
朝日新聞デジタル

安保関連法めぐり、現職の自衛官が国を提訴 東京地裁

安全保障関連法による集団的自衛権の行使は憲法違反だとして、現職の陸上自衛官が国を相手取り、「防衛出動」の命令に従う義務がないことの確認を求め、東京地裁に提訴した。11日に第1回口頭弁論があり、国は訴えの却下を求めた。

訴状で原告は、集団的自衛権の行使は憲法9条で認められていないと主張。集団的自衛権を行使するための防衛出動が命じられた場合、原告の生命が重大な損害を受けるおそれがあるとして、自衛隊の入隊時に同意していない命令に従う義務はないと訴えている。一方の国は、原告の訴えは不適法だと反論している。

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