「幼い水」と「成熟した水」 〜ヴィクトル・シャウベルガーの水に対する基本的な考え方〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 家庭用の蒸留型浄水器で、塩水から水を作る装置だということです。ヴィクトル・シャウベルガーによると、水には幼いものと成熟したものがあるようです。蒸留された水はミネラルを含まず、“幼い水”になります。幼い水は奪い取り、成熟した水は与える、というのが基本的な考え方です。要するに、こうした蒸留水ばかり飲んでいると、人間は生命力を水に奪い取られて病気がちになってしまいます。飲む水としては、甚だ不適切なのです。
よく似た例として、果実酒について見てみると、果実酒をつける場合には、なるべく安物の焼酎の方が良いのです。これを高級なワインや日本酒でつけるとさらに美味しくなるだろうと考えるのは素人で、実は、安物のワインや焼酎の方がアルコールとして幼く、果実を入れると、果実からそのエッセンスをたくさんアルコールの中に引き出せるのです。果実酒に安物の酒を使うというのは、きちんとした理由があるわけです。
これと同じように、幼い水は人を病気にします。自然な湧き水のようにミネラルをいっぱい含んだ生命力の高い水は、人を健康にすると言われています。
残念ながら、シャウベルガーによると、水道管の中を水が通ることによって水は死んでしまうと言います。その生命力の大部分を、水道管の中を通ることによって失ってしまうと言うのです。ところが、水道管に溝を掘り、水が右回りの螺旋を描くように水道管の中を通れば、水の生命力はさらに活性化されると言います。少々高い水道管でも健康のことを考えれば、こうした水道管が欲しいと思うのは私だけではないはずです。
どなたか、シャウベルガ−の後を追って、素晴らしい水を生み出す装置、あるいは水道管を作ってみようという気にはならないでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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太陽熱と塩水で蒸留水を作る装置
転載元)
この太陽熱を利用した浄水器(蒸留器)で、日光と塩水だけで蒸留水を作ることが可能に
Solar Water Distiller Enables Desalination Anywhere There’s Sunlight and Saltwater
http://anonhq.com/solar-water-distiller-enables-desalination-anywhere-theres-sunlight-and-saltwater/

(画像 http://www.fastcodesign.com より)

(画像 http://www.fastcodesign.com より)



ディアマンティ氏の発明した蒸留型浄水器Eliodomestico(エリオドメスティコ)は非常にシンプルに機能します。朝に中の黒いボイラー部分に塩水を満たし、キャップを閉めます。そうすると内部の温度と圧力が上がり、蒸気が接続されたパイプに押し出されて下に流れ、液化装置として機能する蓋の部分に集まり、そこで蒸気が真水になります。

(中略)

(中略)
太陽光による蒸留自体はそれほど新しいコンセプトではありませんが、派遣団や病院、大規模な工場などコミュニティ全体に水を提供するために有資格者が監視している従来のものとは異なり、家庭向けでの同様の設備は稀です

ディアマンティ氏:「家族が直接管理できるような、本物の家族のための装置を作ろうとしました」

このプロジェクトは最近、コア77デザイン賞(Core77 Design Award)の社会的影響部門で受賞しました。

(以下略)

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