森友質問を理由に強行採決!民進党が反発するも与野党の折り合いがつく見通し 〜民進党は内部結束が保てずガタガタ〜 

竹下雅敏氏からの情報です。
 衆院厚生労働委員会で民進党の柚木議員が、“財務省が一番肝心な交渉記録のデータを復元出来ると答えられているわけですから、これで総理が一言、復元して公表するようにとご指示いただければ、これ簡単だと思いますので、一言、ご答弁お願いできませんか? ”と質問。これに対し自民党の丹羽秀樹委員長は、“質疑は議題の範囲内でお願いいたします”と森友学園に関する質問を禁止しました。
 自民党側は、“事前通告がないまま「森友問題」についての質問を行った”などとして反発し、採決を強行しました。もう無茶苦茶な国会運営で、民主国家とは言えない状況です。そのうち、森友学園に関する質問は国会で行ってはならない、という閣議決定をするのではないかと思えるほどです。
 こうした自民党側の暴挙に対し、民進党はテロ等準備罪の審議入りを拒否する姿勢を示しました。しかし、自民党側が謝罪したことで、与野党の折り合いがつく見通しのようです。民進党の不甲斐無さは今に始まったことではありませんが、今回の件も実に情けない。こうした弱腰の背景に、ひょっとしたら小沢一郎氏が画策する政界再編の動きが関係しているのかも知れません。要するに、民進党は現在、内部の結束が保てずガタガタだという事ではないでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)


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介護保険改悪 自公、突然強行採決 共産・民進 強く抗議 衆院委 自民、「森友」質問を理由に
引用元)
介護サービスの自己負担割合の引き上げなどを盛り込んだ介護保険法等改悪案について、自民、公明は12日の衆院厚生労働委員会で質疑を一方的に打ち切り、採決を強行しました。

 自民党は、民進党が森友問題で首相に質問したことをあげ、「信頼が壊された」として突然、一方的に質疑終局と採決を求める動議を提案し、与党と維新の多数で採決を強行しました。日本共産党と民進党は、与野党で協議していた日程も無視したもので論外だと厳しく抗議。委員会へ差し戻し質疑を続けるよう求めました。

(以下略) 

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「共謀罪」審議入り一時拒否=民進、与党対応に反発
引用元)
(前略) 

 衆院厚生労働委は12日、介護保険関連法改正案を野党の同意なしに採決し、与党などの賛成多数で可決した。これを受け、民進党の山井和則国対委員長は記者団に「国会は強行採決で不正常になった」と強調。組織犯罪処罰法改正案の14日の提案理由説明に「現時点では応じられない」と述べた。
 この後、自民党の竹下亘国対委員長は山井氏に電話し、「申し訳ない」と陳謝。
与党は、介護保険関連法改正案について13日午後の衆院本会議での採決を見送り、衆院厚労委で14日に補充質疑を行う方向で調整に入った。

(以下略) 

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