大統領のご機嫌取りに57億円大判振る舞いの安倍首相…日本の貧困に苦しむ女性や子供は切り捨て

竹下雅敏氏からの情報です。
 メディアでは、これまでずっとトランプ叩きに熱心なのですが、イヴァンカさんの来日は大騒ぎです。なんとも支離滅裂な外交ですが、イヴァンカさんを利用して、少しでも支持率回復に繋げようという魂胆でしょうか。
 それにしても、ニヤけたあべぴょんの面を久々に見ました。我が家ではよく、“光のすぐ近くに闇がある”と話しているのですが、外務省のHPの写真を見て、つくづくそう感じました。イヴァンカさんの輝くような笑顔と、あべぴょんのどす黒くむくんだロウソクが解けた様なニヤけた顔。イヴァンカさんが大量の邪気をもらわなければ良いがなどと、いらぬ心配をします。
 イヴァンカさんが発案者の一人であるという「女性起業家資金イニシアティブ」に、日本政府は57億円を拠出するとの事。財源は外貨準備高5,000万ドルが当てられるという噂がありますが、外務省HPでは、政府予算からこの基金にお金が出る形になっているようです。
 いずれにしても、あべぴょんは日本の貧困に苦しむ女性や子供たちには全くと言って良いほど対策をせず、大統領のご機嫌取りのために、ポンと57億円を大判振る舞いするというのだから、非難の声が上がるのも無理はありません。
 イヴァンカさんにすれば、アベノミクスの実態などは何も分かっていなくても、自分が発案した基金に57億円ももらえば、“アベノミクスは女性の社会進出の機会を増やすウーマノミクス”などという馬鹿げたリップサービスも、致し方ないところです。
 まさか、あべぴょんは、自分が“女性の味方”を気取るつもりでこんなことをしているのではあるまいな。本当に女性の見方なら、まず詩織さんの事件を何とかしたらどうだ。女性が輝くどころか、お友達なら女性を辱めても罪に問われない暗黒社会を作ろうとしているだけではないのか。
 “続きはこちらから”以降のツイートでは、メディアでは報じられないイヴァンカさんの言葉が取り上げられています。私は、hideさんの意見に賛同します。ベーシックインカムは、このような社会を実現する方法として有効だと思います。財源は、最高賃金を設定すれば問題ないでしょう。
 イヴァンカさんが言っているように、真剣に子育てに取り組むよりも、外で働いた方がずっと楽なのです。幼い子供を持つお母さんの井戸端会議では、家事、育児の手の抜き方を情報交換する場になっているようです。
 人類は本当に大切なことと、どうでもいいことの区別がついていないと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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“異色”補佐官イバンカ氏に熱狂 片や冷やかな海外
配信元)
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「イヴァンカ基金に57 億」報道はフェイクじゃない、“女性の味方”を偽装する安倍とイヴァンカこそがフェイクだ!
引用元)

外務省HPより

 トランプ大統領に先立って長女のイヴァンカ氏が来日。ワイドショーは大騒ぎを繰り広げているが、一方、安倍首相がそのイヴァンカ氏が主導した基金「女性起業家資金イニシアティブ」に、「57億円拠出」を表明したという報道が物議を醸している。

 (中略)...ネットでは、「血税をアメリカ大統領のご機嫌とりに使うのか」「国民の社会保障は削ってトランプの娘に金を出すのか」「国内では女性や子どもを切り捨てておいて、女性の味方気取りをするな」といった非難の声が次々と上がった。

(中略)

 この基金はイヴァンカ氏が発案者の一人ではあるが、7月のG20で世界各国が合意して決めたもので、イヴァンカ氏は資金や運営にもかかわっていない。日本の資金拠出もG20の直後に公表されている。
 しかし、拠出の財源について調べてみると、外務省HPの「平成30年度新規要求事業」資料では、「女性起業家資金イニシアティブ拠出金」として14億円が要求されており、会計区分は「一般会計」となっている。

(中略)

 日本ではいま、子どもの貧困が7人に1人、シングルマザーの82.7%が「生活が苦しい」と答える(厚労省の2016年調査)など、貧困に苦しむ女性と子どもの多さは先進国のなかでも圧倒的だ。(中略)...
 安倍政権はこうした女性や子どもを支援する本格的な対策はほとんど打ち出していない。

(以下略)
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配信元)


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