メキシコ便り（10）： メキシコとワンコ達♪

ゆったりとしたメキシコ

メキシコシティは大気汚染と高地（標高2,240m)で知らていますが、それほど気になりません。というのもpopoちゃんはLa Condesaという地域に滞在してまして、ここはとっても緑が多い。車道が両脇にあって、真ん中に歩道あり、その両サイドに木がたくさん植えられていて、まさに緑のトンネル歩道✨そして高くそびえ立つ木々からは、エキゾチックで色とりどりの声をもつ小鳥さんたちがあちこちで囀っていて、まるで南国のジャングルを歩いている気分♪もうこれだけで都会のオアシスでとても癒されるのだけど、それプラスたくさんのわんちゃんたちも（なぜか大型犬が多い。。。）リードなしで飼い主さんとお散歩♪　わんちゃん大好きなpopoちゃんはゆるむぅ〜んだなぁ〜☺️



メキシコは日本の５倍の広さ。メキシコシティの人口は約２０００万人で東京都より約６２０万人多い。だけど面積が広いせいか、道幅といいすべてがゆったりして感じられます。メキシコシティの気候は一年中大変過ごしやすく、４月、５月が1年でもっとも暑く、いわゆる夏？！それでも最高気温は２５度とか。。。そして夕方に雨が降ることが多いです。

毎朝、メキシコ公園に行くと、２５頭ほどのわんちゃんの群れが地面にべったり寝そべってたり。。。（忙しい飼い主さんが毎日専門家に預けているようです。お世話してるスタッフさんは３人ほど。。）はい、こちらもみんなリードなしで伸びきっています。。。。ちなみにドッグラン内とかでなくて普通の公園でこの状態！なんてステキ✨



こんな信じられない光景を初めて見たpopoちゃんは開いた口がふさがらず。。。「なんでみんなこんなにいい子なの？！幸せそう〜♪」東京ではまずありえない光景に驚愕！。。。同じ都会でも、こんなに緩んでリラックスしているわんちゃん♪　



う〜ん、やはりメキシコは何かがちがう。。。ルールをしっかりきちんと守り、またそれに縛られてる日本人、日本のわんちゃん、ルールがあってもすっごぉ〜く適当でいつも余裕があるメキシコ人、メキシコのわんちゃん。。。なんだかとっても対照的！日本人で９種体癖（完璧主義）でピッタ（完璧主義）でエニアグラム１（完璧主義）のトリプル完璧主義のpopoちゃんは、２２年間、８種でカッファのメキシコ人旦那さまとの生活と合計約７年のメキシコ滞在のおかげで、いい感じにゆるくなりましたよぉ〜ん♪（。。。と思う。。。😁）感謝〜🙏　今ではメキシコのゆるさが大好き❤️なのら。。。😊　

メキシコとわんちゃん

メキシコ人とわんちゃんって、実はすごく昔から深いご縁があるらしく、アステカの神話でもその関係が語られているようです。その神話に出てくるメキシコの国犬、Xoloitzcuintli（発音無理！ショロイッツクゥイントリ）は約３３００〜３５００年前からアステカ民族とともに過ごしていたと言われ、また世界ぶざいくコンテストで優勝してしまうとも言われている毛がない裸のわんちゃん。（見かけで判断はダメダメ！！！心がきれいかどうかだよぉ〜！）毛が頭のてっぺんとしっぽにちょこっとあるだけであとは皮膚まるだし。サイズは１０kg〜４０kgといろいろ。中には普通に毛が生えているのもいるらしい。。。


「Xolo」とはアステカの神Xolotlを意味し、「itzcuintli」は犬を意味するらしい。つまり「神の犬」。神様が人間のためにこのわんちゃんを作り、昔からこのわんちゃんが悪霊から人間を守ったり、お腹が痛い時に、このわんちゃんをだっこしたら良くなったり（湯たんぽや温湿布の効果）、人間が死んだ時にはこのわんちゃんが死後の世界を案内してくれると信じられていたため、一緒に埋葬されたとか。。。スペイン人が侵略後、食用にしてしまい、一時は絶滅の危機にも陥ったが、Frida Kahlo（メキシコの英雄、画家）の肖像画によく描かれていたので再び人気復活！メキシコシティではお散歩してるショロちゃん、たまに見かけますよん♪　なが〜いなが〜いご縁なのですね〜！　




こんなに長い間、人間の身近にいるわんちゃん！私たちは今まできっと数え切れないほどの出会いと別れを繰り返してきたわけで。。。ペットロスは人間との別れよりも大変だという方も。。。何十年も立ち直れない方もいるとか。。。

そんな別れが先週popoちゃん家にもやってきました。２年前にうちの近くでホームレスになっていた痩せこけた老犬。あまりにも心が痛んだのでうちでレスキューすることに。。。当時は６ヶ月ももつかな？と思っていましたが。。。出会ってから２年２ヶ月もがんばってくれました！今年に入って、かなり老いを感じていましたが、元気は元気だったので。。。あと１年は大丈夫かも？！なんて呑気に思っていましたが。。。最期は早かったです。

でも家族みんなが見守る中、旅立ちました。。。みんなで見送れました。まるでみんなにとって一番いい日にち、いい時間帯をちゃんと選んでくれたかのようでした。。。最期の最期までみんなのことを一番に考えてくれた子でした。

ペットとお話しができるDanielle Mackinnonさんいわく、すべての飼い犬は飼い主と「魂の契約」があるとか。。。ペットは人間の魂の成長の手助けをする約束をしてこの世にくるとか。。。



popoちゃんは自問自答してみました。「もしも魂の契約とやらがあるのなら、どんな契約だったのかなぁ。。。」って。。。その後、こんな答えが。。。「ありのままの自分を愛すること。無条件の愛。」を教えに来てくれたんだと。。。この答えに気づいてから、すべてが吹っ切れて心が軽くなりました。そして、今日も緑のトンネル歩道でワンコ達とすれ違う度に「愛と感謝」の気持ちでいっぱいになるpopoちゃんは、エキゾチックな色とりどりの声で囀る小鳥たちに癒されるのでした。。。✨✨✨


¡Viva Mexico!

Writer

popoちゃん

メキシコ人夫とメキシコ在住中♪
新アムロ政権の勢いある改革ぶりを中心に
「今のメキシコ」をお届けいたします！

体癖5・9、ピッタ・カファ、エニアグラム7