注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
問題となっているのは、愛媛県新文書に書かれていた、加計孝太郎理事長に安倍首相が「獣医大学いいね」と述べたという2015年2月25日の面談が実際にあったのかどうかという点。
(中略)
渡邉事務局長は(中略)… ヘラヘラと笑みを浮かべながら、こう答えた。
「総理と理事長が面会をしたということについては(中略)… その場の雰囲気というか、ふと思ったことをそのときに言ったんじゃないかなと思います」
(中略)
この渡邉事務局長の言い訳は破綻している。安倍首相が「獣医大学いいね」と言ったと加計学園側が愛媛県に報告した2015年3月3日の打ち合せは、〈加計学園から、理事長と安倍首相との面談結果等について報告したいとの申出があり〉(愛媛県新文書より)おこなわれたものなのだ。
つまり、面談がなかったとするなら、「ありもしない面談の報告をしたい」と加計学園側は申し入れたことになり、3月3日の打ち合わせは設定理由からして虚偽だったことになる。しかも渡邊事務局長は、理事長と安倍首相の面談を「その場の雰囲気で、ふと思ったこと」などと説明しているが、「その場でふと思ったこと」を一体どうやって事前に申し入れるというのか。
(以下略)
加計問題をめぐっては、愛媛県が国会に提出した新文書に記載された安倍首相と加計学園の加計孝太郎理事長の2015年2月25日の面会が焦点。
(中略)
5月28日の参院予算委員会では、日本共産党の小池晃書記局長が愛媛県の新文書には「面会を受け、柳瀬秘書官(当時)から資料提出の指示あり」との記述があることなどをあげ、「面談を架空のものとすると説明のつかないことが多すぎる」と指摘。
(中略)
もはや安倍首相に内閣総辞職で責任をとらせる局面にきていますが、真相の全面解明のためには関係者の証人喚問と与党も約束した、さらなる集中審議が不可欠です。
加計学園理事長が、安倍に獣医学部の構想を説明したのは嘘というのはやっぱり安倍を守る苦し紛れの加計学園の嘘であると判明!安倍晋三はやはり構想に👍していた! pic.twitter.com/XKV4L6ZiHc
— アルルの男・ヒロシ (@bilderberg54) June 2, 2018
#加計学園 NHK
— ⓢⓐⓘⓣⓞ (@kentaro_s1980) May 31, 2018
加計の渡邊は完全に嘘ついてるよね、「逆算して自分しかない」(自分が言った事は記憶してない)と言ってみたり、15分の話については「ふと思った事を言った」(断定してる)とか。
今までは強気の加戸前知事は「信じてる」に変わったね。
ホント、分かりやすい嘘つき連中やな。 pic.twitter.com/wp0WN3Er1G
きなこ問答
— buu (@buu34) June 2, 2018
川内「口の回りにきな粉が付いてる人が誰かは、皆知ってますけどね」
河野「委員が、きな粉きな粉と、おっしゃっている意味が、まっっったく理解できません」
「いやいや、きな粉がはっきりと」
— buu (@buu34) 2018年6月2日
福井「ありがとうございます。あの、本会議で私が読み上げました答弁の、『きな粉』は、『黄色い粉』と修正させて頂きたく…」
「え、本会議の答弁修正など、前代未聞ですよ」
太田「おっしゃることは全くその通りで、大変恥ずかしく大変申し訳ない事で、その点幾重にもお詫びを申し上げなければならないと思っております。それを重々承知の上で、その上で申し上げるわけですが、キチンとお答えをするために、まだ少し調査の時間がかかりますことに御理解を頂戴したく存じます」
— buu (@buu34) 2018年6月2日
菅「あの、官邸で、それぞれの省庁に指示をして、探索をさせたと言うことであります。麻生副総理のおっしゃっている、きな粉という粉はない、と言うことが全てではないでしょうか。いずれに致しましても、それ以上でも、それ以下でもありません」
— buu (@buu34) 2018年6月2日
麻生「ただ今のご指摘は、口の回りに、何ですか、きな、きな、きな粉がついておると。事実としたらアウトだと、一番最初に申し上げた。何?何を聞きたいの?私ども、海外生活長いもんですから、そのあたり色んな意味で、きな粉に似た粉もある、という話を紹介したにすぎません」
— buu (@buu34) 2018年6月2日
ハギウダ「アンコときな粉のどっちが好きかと聞けば、はっきりした統計はありませんけど、どう考えたってきな粉がいいに決まってるんですよ。アンコ平等参画社会だ、アンコも賄賂だとか言っても、加計さんには迷惑な話かもしれない」
— buu (@buu34) 2018年6月2日
「ど、どういう意味ですか?」
渡辺「思い出す範囲で...その場の雰囲気で、ふと思ったことを…十数年来煮詰めてきたアンコがなくなるのは、しのびがたい思いだったもんですから、嘘というか、そういう思いをもって説明したんじゃないかと思います」
— buu (@buu34) 2018年6月2日
「あの、きな粉の問題なんですが」
— buu (@buu34) 2018年6月2日
中村「きな粉だアンコだと言われて、ポンジュース的に納得できるとは、私には思えません。きな粉について、私が判断することではありませんが、ある意味、愛媛県の文書が正しいことは証明された」
「愛媛県文書には何て書いてあるんですか?」
— buu (@buu34) 2018年6月2日
「担当職員の目の前で、総理はきな粉餅をほおばり『ジューシーで、いいネ』と発言した、と記載されています」
これについて、加計学園の渡辺事務局長は、下のツイートの動画をご覧になるとわかるように、ヘラヘラと笑いながら、“ふと思ったことをその時に言った”として、2月25日の面談を否定しました。
ところが、リテラによると、2015年3月3日の、加計学園側の愛媛県への報告では、“理事長と安倍首相との面談結果などについて報告したいとの申し出”が行われており、渡辺事務局長の“その場の雰囲気で、ふと思ったことを言った”という言い訳は、成り立たないことがわかります。
また、下のツイートの新聞記事によると、愛媛県新文書には「文科省から獣医学部教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議委員に対する意見照会を実施している模様」との記載があり、実際に、文科省から意見照会を受けた委員が、“「新しい教育戦略」に関する説明を受けた”と証言しているようです。愛媛県新文書には、加計孝太郎氏が2月25日の面会時にあべぴょんに渡した資料として、「新しい教育戦略」の記述があり、委員の証言と一致します。
これらの事実から、愛媛県新文書は極めて正確な文書で、信憑性が高いことを裏付けます。
モリカケ問題は完全に詰みの状態なのですが、後はあべぴょんがどこまで粘るかです。支持率は徐々に下がってきているようで、時間がかかるほど、問題の全体像が国民に知られる形になります。
“続きはこちらから”は、こうした一連の問題をbuuさんがパロディー化しています。ここに書かれている想定問答と実際の国会でのやり取りにほとんど差がないことから、日本は既に終わっていることがわかります。