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さあ、皆さん心の準備はOKですか。いきますよー♪
ハロー!ぺりどっとです。カルピコって知ってますか?皆さんもよくご存知のある飲み物なんですけど、分かります? それは、乳酸飲料のカルピスのことなんです。アメリカではカルピコという商標名で販売されているようです。なぜカルピスではなく、カルピコにしたかというと、カルピスをネイティブの方が聞くと、
「cow piss(牛のオシッコ)」
に聞こえてしまうらしい。。。たしかに、牛のオシッコという商品名では、売れ行きも伸び悩みそうですもんね。
そんなオシッコなのですが、いろいろと面白いものがネットにゴロゴロ転がっておりました。
まずは、牛のオシッコで作った消臭剤です。
有用微生物群(乳酸菌・酵母菌などの5科20余種)に牛のオシッコを餌として与えて、培養分解させたバイオ商品が北海道にあります。効果は折り紙付きで、悪臭の類は消えてなくなるようです。通常、こういった微生物を使ったバイオ商品というのは、有用微生物を糖蜜などで増殖培養するものですが、牛のオシッコをエサにしているのですから。そりゃあ、そうゆうものを分解するのに特別優れているものが出来るわけですね。
次は肥料です。
オランダのアムステルダムでは、“オシッコで肥料を作る”という少々奇抜な啓発キャンペーンが実施されました。アムステルダム市のど真ん中に男性用トイレを設置し、オシッコを採取して肥料を作ったようです。ちなみにできた肥料は、都市部の屋上農園用の肥料として活用されるとか。
アイスランドでは美しい髪を保つために、髪の毛を洗う時に牛のオシッコを水に混ぜて使うという伝統があったそうです。牛のオシッコには、ビタミン・ミネラルが豊富に含まれて強力な洗浄作用があるんだとか。その伝統にのっとり、牛のオシッコとオイルで作った石鹸がコチラの記事です。
また、古代ローマでは、歯を白くするために尿で歯を漂白していたり、尿を発酵させて洗剤代わりにもしていたそうです。ひぇ~、歯のホワイトニングですよ。
インドでは牛のオシッコを飲む健康法が昔からあります。牛乳ならぬ牛尿健康法。実際に飲んでいるYouTube動画もあったのですが、それは自粛。。。そういえば、ムツゴロウこと畑正憲さんも牛のオシッコを「美味しそうですねー!」と言いながら飲んでましたっけ。そして、インド以外にも。
スーダン南部のカポエタに住むトポサの人々は、なんと牛乳を牛のオシッコと混ぜて飲むのです。作り方は、容器にとったオシッコを数日間ねかせ、尿の15倍~20倍の量の牛乳を入れたら出来上がり。町で牛乳が売り出されていると、トポサの人々は牛乳の容器のキャップを開け、臭いを嗅ぎます。オシッコがちゃんと混ざっていないと見向きもしません。オシッコを入れると牛乳がフレッシュになると思われているそうです。
これこそが、本当のカルピス「cow piss(牛のオシッコ)」!!
また、スーダン南部最大の人口を誇るディンガの人々は、おしゃれのために髪を脱色させる方法として牛のオシッコを活用するのだそうです。そしてそのやり方というのが……牛が用を足している、まさにそこに体をかがめて髪をオシッコに浸してしまうとのこと。
http://www.aarjapan.gr.jp/activity/blog/2011/0304_561.html
そして満を持して、ついにインドでは牛の尿からつくられた清涼飲料水「牛水」の発売されたそうですが、どうやらインド国内では既に牛尿飲料どころか、牛尿タブレット、洗顔クリーム、浴用剤、目薬、消化剤、歯磨きなどと、牛尿を用いたありとあらゆる製品が販売されているようなのです。「GO-ARK」という製品で販売されていて、脳力強化、心臓病の予防、組織の再生、コレステロールを減らす、結石を予防、呼吸器系疾患、婦人病、小児病などに効果があり、ほぼ万能薬。さすが神聖牛の効能です。
http://chiquita.blog17.fc2.com/?m&no=4051
なんと、コチラの記事によると、牛のオシッコから金が取れるそうです。水牛やラクダ、ヒツジ、ヤギなど動物の中で唯一、インドのギール牛から金がイオン状態で検出されたとのこと。濃度は1リットルあたり3~10mgほどもあり、金のほかにも薬効のある388種の物質も含まれていたそうだ。しかも、電解法で金を抽出することも可能らしい。まさに金の玉子ならぬ、金の牛。。。悪者の手に落ちぬことをただただ祈りたい。
そして中国ではゆで卵が。。。(※閲覧注意)
こういった話題を聞くと何だか汚く感じるかもしれませんが、オシッコは体外に排泄されるまでは基本的に無菌状態です。血液から作られた余剰物であり、成分的には水(98%)のほか尿素、アンモニア、その他電解質といった血清と同じもので構成されています。また、病気を治すために飲尿療法というものが世界中に存在していて、毎朝飲尿をして実際に重い病気が治っているのも事実のようですし、傷口につけると、治りが早くなったりするそうです。
水がなくて生死に関わるようなときには、オシッコを飲んで延命された方もいました。
ヨットレース中に転覆し27日間の漂流の後に救助された「たか号」の乗組員であった佐野三治が、他の乗組員6人は力尽きて衰弱死した中で一人生き延びることができたのは、脱出の際、救命ボートに積み込まれていた水や食糧が一人分しか残っていない飢えと渇きの中で、佐野だけが自分の尿を飲んだからだとも伝えられた。尿は単に渇きをいやすだけではなく尿に含まれる成分が生命維持に関係していたとも考えられる。
登山家の方いわく、冬山での手先の凍傷防止には、温かいオシッコがとても有効とのこと。
さてさて、これで皆さんのオシッコに対する嫌悪感の意識のハードルが少し下がったところで、ぺりどっとのカミングアウトです。
…と思ったら時間切れ、タイムアウトでした。次回へと続きます。。。
(まの爺)
牛のオシッコの消臭剤? おお〜良いではないか、良いではないか。
ヘアケアにデンタルケア? むむ、まあ美への飽くなき追求は古今無敵なものぢゃ。
え?・・・飲む?
飲むですか飲みますかそうですかぐいっとですか・・・。
まの爺、こ、これでも偏見なきよう生きてきたつもりぢゃ・・・。
け、け、嫌悪感は、な、な、無いよ?
次回はいったい何が語られるのか、、、。
ちょっと失礼して厠へ、、、(動揺を隠せないまの爺であった)。
Writer
まさか、次回に続くとは夢にも思っとらんかった。。。
本記事は、不快に感じる方もいらっしゃるかもしれません。気分の悪くなる前に読むことを中止してくださいね。