暴力団員と繋がりのあるような人間に対して選挙妨害を依頼するというとんでもない人間が、今総理をやっているということが、この国の「悲劇」

竹下雅敏氏からの情報です。
 山本太郎氏が、内閣委員会での質疑で、例の「#ケチって火炎瓶」事件を取り上げた時の様子です。この中で判決書の一文を読み上げていますが、被告人Aは高野基(組長)、被告人Bは小山佐市(ブローカー)、被告人Cは池田利彦(副組長)、指定暴力団Dは工藤会です。
 衆議院議員Gは、我らがあべぴょんのこと。Wは佐伯伸之秘書で、X候補は古賀敬章氏です。
 あべぴょんは、火炎瓶事件で、“私どもは被害者でございます。私は一切こうした恐喝には屈しなかった”と言っておりますが、問題は恐喝されるようなこと、すなわち“暴力団員と繋がりのあるような人間に対して選挙妨害を依頼”したということ。このようなとんでもないことをする人間が、今総理をやっているということが、この国の“悲劇”なのです。
 「#ケチって火炎瓶」が大流行し、記事を公表したジャーナリストの山岡俊介氏が、“世界的に報じられる”らしい。
 この問題は、あべぴょんにとって実に都合が悪いらしく、ツイッターのトレンドから「#ケチって火炎瓶」が消されたことをお伝えしました。しかし、その後「♯安倍とヤクザと火炎瓶」がトレンドの一位になったようです。
 しかし、これも“突如消された”ようで、ツイートによると“♯安倍とヤクザと火炎瓶2ももう消されちゃた”とのこと。
 しかし、“消すと増えるの法則”で、「#火炎瓶」はプラナリアみたいに増殖中のようです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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2018.07.17 内閣委員会「総理とヤクザと避難所と」
引用元)

(中略)
○山本太郎君
今ちまたで少し話題になっていることについて調べてみたんですけれども、1999年4月18日告示、4月25日投開票、総理のお膝元、山口県で行われた下関市長選挙、この選挙が終わった後、総理の身の回りで様々な物騒な事件が起こったといいます。
(中略)
28日午前9時頃、山口県下関市、安倍晋三衆議院議員の後援会事務所の窓ガラスが割られ、事務所の屋内外に火炎瓶のようなものが1本ずつ計二本置かれているのを、出勤してきた職員が発見し110番通報。
 (中略)
これについて4名が逮捕され(中略)… このときの判決書は裁判所のホームページでも御覧いただけます。
(中略)
被告人Aは、指定暴力団D組長、同Bは、同Aと親交を結ぶ者、同Cは、上記D組副組長であるが、被告人3名は、E及びFと共謀の上、同Bが恨みを抱いていた衆議院議員Gの後援会事務所あるいはG方に火炎びんを投げ入れてこれらに放火しようと企て、」とあります。

つまり、指定暴力団D組長のAさん、この方のお友達Bさんが衆議院議員Gさんに恨みを持った。衆議院議員Gさんって、総理のことなんですね。
 (中略)
被告人Bは、G議員の地元秘書でかねてから交際していたWに対し、平成11年に行われた下関市長選挙で自派と対立するX候補を当選させないように活動して貢献したと主張」「金員の支払いを要求し、300万円の提供を受けた。」というような内容が書かれているんですね。
 (中略)
暴力団とつながりのある人物に対して選挙妨害の仕事を依頼したのがG議員側という話なんですよ。
廉潔性(れんけつせい)、カジノ管理委員会に求められる廉潔性、これ辞書で引くと、心が清く、私欲がなく、行いが正しいという意味。

そことは懸け離れた感覚、選挙妨害を発注するような人間が廉潔性を求められる管理委員会の任命者で、クリーンなカジノを目指すなど、言っている意味分からないんですけどという話なんですね。

これらが事実ならば、まあ事実ならばというよりも、もうこれ既に判決書に書かれている話ですから、これ、カジノ自体をやめるか、総理が辞めるか、まずこれどっちか決めていただかなければ、話、前に進まないと思うんですけれども、総理、いかがでしょう。
 
○内閣総理大臣(安倍晋三君)
これ、今委員が例として挙げられた件でございますが、いずれにせよ、この件は有罪判決が下っているわけでありまして、被疑者は処罰されたものでありまして、私どもはこれ被害者でございます。(中略)… 私は一切こうした恐喝には屈しなかった中において、先方が、私が寝ている、これ車庫という御指摘がございましたが、私の家自体に、私も妻も寝ていた家屋に火炎瓶を投げ入れたわけでございまして(中略)… これはむしろ私が関わりがあるということでは全くなくて、私は一切の関わりを断ってきた中において発生した事件であるわけでございます。そして、既に判決が下り、本人は処罰をされているということでございます。
 
○山本太郎君
判決が下り、処罰が下された(中略)… けれども、私が話しているのはその前の話なんです。

自分たちが応援している陣営、これが有利になるために相手陣営に対して選挙妨害をするように発注をしたと。その発注したことに対する見返りが少ないじゃないか、約束が違うじゃないかということで恐らくこの方は犯行に及ばれている、犯行に及んだというような流れになっているんですね。

だから、私たちは被害者であるという以前の問題で、暴力団員とつながりのあるような人間に対して民主主義の根底をひっくり返すような選挙妨害、これを発注するということに対して、大問題であると。当然じゃないですか、これ。

当たり前ですよ。そのような仕事、言わば汚れ仕事を堂々と発注できるような人間がこの国の総理であり、そして、このばくちを解禁するということにおいて、それをしっかりと、暴力団員等が関わらないようにするねということの監視役、その総元締であるカジノ監視委員会を任命する立場にあるなんて笑い話でしかないですよ。

現実なんですから悲劇でしかないですね。

(以下略)
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配信元)
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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