注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
もんじゅは高速増殖炉と呼ぶ次世代型の原子炉の原型炉(プロトタイプ)だ。通常の原子力発電所で使われている軽水炉と構造が大きく異なり、世界でも廃炉作業の実例は少ない。
(中略)
もんじゅの最大の特徴は、原子炉を冷やす冷却材に液体ナトリウムを使う点だ。軽水炉は普通の水を利用している。液体ナトリウムは水や酸素と激しく反応して燃える性質があり、取り扱いにはより慎重さが求められる。もんじゅでは1995年12月、配管からナトリウムが漏れて火災が発生する事故が起きた。
(中略)
原子力機構がもんじゅの運営管理などで十分な経験を積めたとは言い難い。課題が山積みのなか、今後、安全を確保しながら着実に廃炉できるかどうかについては疑問が残る。
(中略)
機構によると、取り出し作業は、原子炉補助建屋にある「燃料取扱設備操作室」で、燃料出入機や、取り出した燃料をステンレス製の缶に入れる装置などを遠隔操作して実施。この日は操作員ら7人が作業に当たった。
もんじゅ廃炉。読むと心配で寝られなくなるような記事です。冷却材の液体ナトリウムは不透明で空気に触れれば発火、水に触れると爆発的反応。燃料が空気に触れない密閉状態で専用機器を遠隔操作。内部を目視できない中で複数機器をミリ単位でプログラム制御する神業的な作業。 https://t.co/2NMccpZNi8
— 小川一 (@pinpinkiri) 2018年8月30日
もんじゅの被曝圏。事がおきてから調べても遅いので今のうちに見ておこう。東は八王子や相模原あたり、西は四国中央や尾道、出雲、南は紀伊半島全域がもんじゅの被曝圏。 pic.twitter.com/blReq5wc2z
— ふくちゃん (@zishinmimi) 2018年8月29日
本当です。空気に触れたら発火し、水に触れたら爆発する金属ナトリウムを冷却剤として700トンも使用するもんじゅは廃炉を考えずに建てられ廃炉技術も未確立なのです。本当に祈るだけが現実なのです。何が起きてもおかしくないと覚悟して監視して行きましょう!https://t.co/7mQlnRsP2p
— 副長 乾式キャスクで原発に震災対策を! (@fukuchyoh) 2018年8月30日
近畿圏の皆様放射線量の測定をお願いします。
— 副長 乾式キャスクで原発に震災対策を! (@fukuchyoh) 2018年8月30日
何かあっても国は直ぐには公表しません。
もんじゅは一般の水で冷やす原発とは全く違うのです。
何が起きてもおかしくないのです。https://t.co/1rQQiFiQbh
日本原子力研究開発機構は30日午後、高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)で、使用済み核燃料1体を「燃料貯蔵設備」から取り出し、水で満たされた「燃料池」と呼ばれるプールに移す作業を終了した。https://t.co/KVxxoTcINx
— cmk2wl (@cmk2wl) 2018年8月30日
だからどうやって。何で洗い流したと?
冷却材の液体金属のナトリウムは 水と触れたら爆発するのに、このイラストでは「液体金属ナトリウムが付着した核燃料を水で洗う」としか解釈できないでしょ?
— cmk2wl (@cmk2wl) 2018年8月30日
常識とかけ離れていると思わない?
作業してないんじゃないの? pic.twitter.com/Q968zifJsY
原発村は嘘をつくことがその生業の一部だから、全く信用できない。
— cmk2wl (@cmk2wl) 2018年8月30日
これまで全部そうだった。
燃料にナトリウムが付着したまま缶詰(キャスク)に入れるなら、本質的な危険性は何も変わらない。
— cmk2wl (@cmk2wl) 2018年8月30日
否、それどころか 200度で状態を保つ液体金属ナトリウムを水で冷やせば固化してしまう。理屈がおかしい。
200℃の水で冷却?
— cmk2wl (@cmk2wl) 2018年8月30日
そんなことはできない。圧力釜になってしまう。
不活性ガスで核燃料に付着した液体ナトリウムを洗浄?
— cmk2wl (@cmk2wl) 2018年8月31日
その間の核燃料の冷却は?ガスで核燃料に付着した液体を完全に洗浄できる?
熱を持ってない新品の核燃料なのか。
1. これまでに投じた予算:約1兆1313億円
— Tetsuya Kawamoto (@xxcalmo) 2018年8月30日
2. 建設費:約5900億円
3. これまでの稼働日数:24年間で250日
4. 1日の維持費:5千万円
5. 再稼働費用:5400億円
6. 廃炉費用:3750億円
7. 廃炉にかかる年数:30年
8. 日本のプルトニウム保有量:約47.3トン
9. 放射性廃棄物を地中に埋める期間:10万年 https://t.co/d8d8PYfoLy
「え?」と目を疑ったのは、確か、もんじゅは「冷却用液体ナトリウムの抜き取り」を想定していない設計で重大な欠陥が指摘され、事実上廃炉は不可能だという認識でいたからでした。
冷却水を使う軽水炉と異なり、もんじゅで使われる液体ナトリウムは、水や空気に触れると発火する性質があるため、専門家がお手上げと発言していました。
日本原子力研究開発機構は30日、使用済み核燃料を一時保管用の貯蔵槽から取り出し、水のプールに移す作業を始めたと報じました。液体ナトリウムに浸かった核燃料を1体取り出し洗浄、燃料を容器に密閉、水の燃料プールで冷却、という工程ですが、水に触れさせずに洗浄、密閉するなど、どのような手段で行うのか不明だという指摘が次々なされ、その上「密閉状態のため内部を確認できないままに遠隔操作でミリ単位の操作をする」という説明を見て、ミッションインポッシブルみたいな状態にクラクラします。「常識とかけ離れ」すぎて、本当に作業をしているのかという疑問も出ています。
ツイッター上では、すでに、もんじゅの被曝圏を警告するものがあります。
具体的なナトリウム抜き取りの方法もなく、10万年の放射性廃棄物の処分先も決まっていない、もんじゅ。
この先少なくとも30年、毎日、絶対ミスの許されない、崖っぷちの操作を繰り返し続けるしかないのでしょうか。