辺野古基地建設予定地はマヨネーズ並みの軟弱地盤、しかもいくつもの活断層が走っている 〜 安倍凶悪政権は知っていながら基地建設を進めている

 辺野古に新基地を建設することが非現実的であることの一つに、その軟弱地盤があると言われています。40mもの厚さのマヨネーズ状の地質が確認されており、その上に建造物を立てるならば大規模な地盤改良工事が必要とされますが、どれほど基礎の捨て石を投入しても沈んでいく、無理やり基地を造っても沈んでいくと見られています。
 その上、この建設予定地の直下、周辺にはいくつもの活断層があることが指摘されていましたが、来年3月から本格的に専門家による活断層の調査が始まることになりました。基地建設の場所として適切かどうかを判断する貴重なデータとなります。
 これまで政府は、軟弱な地質や活断層の危険性を訴えても認めない立場ですが、琉球大学の加藤名誉教授によると、国はかつての調査で自ら活断層の存在を認めているそうです。
 それでもなお政府は辺野古新基地建設をごり押ししています。米海軍「強襲揚陸艦・ワスプ」の接岸に好都合との指摘もあります。美しいサンゴ礁を根こそぎ破壊し、沖縄の平和な暮らしを犠牲にして、いざ地震ともなれば、さっさと空母は遁走するおつもりか?
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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辺野古活断層、3月調査 地形・地質 専門家ら着手表明 危険性確認の資料に
引用元)
米軍普天間飛行場の移設先とされる名護市辺野古の新基地建設予定の海底に、活断層がある可能性が指摘されている問題で、立石雅昭新潟大学名誉教授は9日、来年3月に応用地質研究会で辺野古活断層と楚久活断層の地形学的および地質学的調査に着手すると発表した
政府はこれまで活断層の存在や海底地盤の危険性を認めておらず、研究者らによる緻密な調査と集積データは辺野古沿岸域の特徴を知る上で貴重な基礎資料となる
(中略)
 同じく活断層の危険性を指摘してきた琉球大学の加藤祐三名誉教授は「活断層が認められても即工事中止とはならない。新基地建設にとって軟弱地盤は当面の大問題であり、活断層は中長期的な大問題だ」と強調した。軟弱地盤の地盤改良には多額の費用がかかることにも触れ「普天間飛行場はいつ引っ越しできるか分からず、ずっと先まで現状のまま」とし、普天間飛行場の撤去と辺野古新基地建設の中止を訴えた。
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配信元)




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