注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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ソルカ・ファール情報:トランプ・フィンランド同盟がアメリカを“市街地核爆弾”で溢れかえらせようとしたのを知らされたプーチン、クレムリン中を震え上がらせる
転載元)
WhatDoesItMean.com 19/1/16
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ
本日クレムリンに出回っている【ロシア連邦】安全保障会議(SC)の厳しい論調の新報告書は、プーチン大統領「【にも当然ながら人として好き嫌いがある訣で、】誰や彼やら、あるいはあれやこれやのプロセスに対する否定的な態度【を率直に表明された際】には【こちらも】ひやりとさせられます」とのドミトリー・ペスコフ報道官の発言をどうやら裏付けているようです。
【――というのもロシア】対外情報庁(SVR)が、米軍は現在フィンランドのマルミ【地区】の巨大な倉庫で活動しており、【倉庫内部は】中東から運ばれた米軍の軍備で溢れかえっていると明らかにすると、プーチンは「すさまじく危機感を募らせた」らしいのです。【※「ブチ切れた」を婉曲的に包んでお届けしております。】
――【この軍備の内、】最も恐れるべきは“市街地核爆弾”なるもので――これは米軍のB61核爆弾に対するロシア語での表現で、【爆発】威力をTNT換算で0.3キロトンまで下げられることが可能【だというのが「市街地」の由来なのですが】――広島を破壊した核爆弾のたった2%に相当する威力となります。
当該報告書によりますと、相変わらず欧米の大手プロパガンダ・メディアがロシアのことなら何でもかんでもヒステリーを起こしては過呼吸に陥っている反面、彼らが犯した読者や視聴者に対する最大の不義理の一つとは、ロシア連邦の国家安全保障においては米国でもなく欧洲連合でもなく、フィンランド共和国こそが常に最大の脅威と見做されてきたのだという点を、正直に述べようとしないところです。
大変消極的ながら欧洲連合の一員にはなっているものの、欧米の軍事同盟NATOには一度も加わったことのない【国】、フィンランドは1,340キロ(833マイル)の国境をロシアと接している、と当該報告書は説明しています。
――その歴史上、長らくはスウェーデンの一部として知られているものだけで少なくとも38の戦争で戦い、大英帝国とフランスの両方から攻撃を仕掛けられるも【両国の方が】失敗し、1809年にはロシア帝国の一部となり、共産主義がロシアを掌握した1917年に【ようやく】独立を勝ち得た【国な】のです。
――そして第二次世界大戦中にはソ連とナチスドイツの両方と戦って打ち負かした訣で、この北極圏の国にはたった5,500万人しかいないというのに素晴らしい偉業ですが、フィンランドの男性は“戦士の遺伝子”変異を持っており、それによって世界で最も兇暴な戦闘人間となると科学者たちが発見したとくれば説明もつくというものです。
2016年のアメリカ大統領選挙の終盤、【ロシア】対外情報庁の分析官たちはドナルド・トランプを権力の座に就かせようとしていた“Qアノン【=匿名Q】”と呼ばれる米軍の謎多き極秘の組織の活動を記録し始めた、と当該報告書は続けています。
――そのメンバーとして知られている一人、ロバート・ワーク米国防副長官は、この選挙のほんの数週間前の2016年10月7日にフィンランドを訪れ、フィンランドのユッシ・ニーニスト国防大臣とそれまで先例のなかった軍事協定に【初めて】署名しました。
――ですがこれをアメリカ国務省は一切関知していなかったのです。
トランプ政権初期の頃【に入っても】、ワーク国防副長官はフィンランドへの極秘訪問を重ねていましたが、2017年7月には公式権限が終了し、その際トランプ大統領がフィンランドのサウリ・ニーニスト大統領と数週間後の2017年8月にホワイトハウスで会談するという予定が【事実だと】裏付けられたのでした。
――ニーニスト大統領について最も特筆すべきは、彼が敬虔なキリスト教徒であり、フィンランドの国民を前に「イエス様は主の御子です……困ったときには信仰と祈りを思い出すというのに、人間とは恩知らずなものです」[英語版]と語ってみせた点でしょう。
――彼のこうした深く揺るぎないキリスト教への信仰は、20年以上連れ添った妻を自動車衝突事故で失くし、25万人以上の命を奪った2004年インド洋大津波で【自分は】生き残りながらも、父と兄が波にさらわれていくのを避難していたホテルの屋根から見続ける【しかなかった】という試練の中で培われたものです。
トランプ大統領を支持していた秘密の“Qアノン”軍事組織が、何故オバマ大統領に隠れて2016年選挙の直前にフィンランドと密かに軍事協定を結んだのかというと、これには史上最も高度に進化した軍事車輌の一つであるパトリアAMV(【※AMVとは】装甲モジュラー式車輌【の略】)が関与しているのだ、と当該報告書は詳述しています。
――【この装甲車は】フィンランド国防【軍】調査機関(FDRA)によって開発され、フィンランド政府が【株の】過半数を所有する防衛会社パトリア社によって製造されたもので、米国の防衛大手ロッキード社と組んでアメリカ海兵隊向けにもハヴォックという発展型を【パトリアAMVを基に】製造したのですが、全てのテストを合格し終えた後の2015年後半にオバマ政権は突如として【ハヴォック開発の】一切合切を白紙に戻してしまいました。
パトリアAMVの発展型であるハヴォックについて最も重要なのは、射程7,200メートルまで届く120mm迫撃砲を搭載している点で、これは市街戦で配備される戦術核兵器(低出力核兵器)に必要な軍備力と射程距離だと当該報告書は指摘しています。
――そしてこの独特な戦闘車輌は、装甲が核爆発に耐えうるだけでなく、乗員が生存可能なように【造られて】おり、特化したものです。【※「何に」特化したのかがはっきりしない書き方なのですが、おそらく「市街戦に」だと思います。】
パトリアAMVのような都市環境で効率良く活動できる装輪装甲車は、米軍はアメリカ海兵隊が入手しようとするのをオバマ大統領によって阻止されて以来、【全く】有していません。
【――しかし】昨年、民主党が仰々しく反対の声を上げる【パフォーマンスを繰り広げるの】を尻目に、トランプ大統領はペンタゴンのために低出力核兵器を新たに獲得しようと推し進めるのに成功したことから、ロシアの軍事分析官たちは警戒の念を抱くようになった、と当該報告書は続けます。
――後には、この恐るべき「市街地核爆弾」を一体どのように配備するつもりなのかという疑問【だけ】が残されたのです。
トランプ大統領が新たに【取得する】低出力核兵器を巡って“ディープ・ステート”と手を組む民主党の敵連中との戦いを優位に繰り広げる中で見失われてしまったのは、そもそも【この兵器が】実際には不要だという点だ、と当該報告書は言うのです。
――というのも米軍のB61核爆弾が既に、このタイプの兵器としてこれまで造られた中では最も有効な物の一つとして存在しており、その【核】威力は市街区一体を破壊する【レベルまで出力を】下げることが可能で、NATO【加盟の】6箇国にあるアメリカ空軍基地に【もう】150発以上も配備されているのです。
B61家系図
ロシアの軍事分析官たちがB61核爆弾ファミリーについて最も懸念しているのはW61という【B61の】発展型だと当該報告書は詳述しています。
【――W61に関する】公式な記録は全く存在していないものの、1975年に製造が許可されながら1976年にすぐさま白紙に戻されたW73という発展型を基にしていると見られています。
――【白紙に戻すという手法は】アメリカ勢が兵器【開発】計画を知られなくするため、闇予算へ回すときの手口であり、今回の【フィンランドの】ケースで何よりも重要なのは、W61という【B61の】発展型をパトリアAMVの改良型であるハヴォックから発射できるよう既に開発しているのは「ほぼ確実」だという点です。
ですがこの芸当をやってのけるには、トランプ大統領がNATOの同盟諸国に置いてあるB61核弾頭を動かすことに許可を与えていなければならず、【この許可が出た後にB61を】パトリアAMVの改良型であるハヴォック装甲車から発射可能な発展型W61へと作り替えた筈なのだ、と当該報告書は更に説明しています。
――しかしこれまたフィンランドという、自国の領域内で密かに核兵器を組み立てることを許可してくれるような協力的な中立国の支援なしには達成不可能な訣です。
こうしてアメリカは現在フィンランドのヘルシンキ・マルミ空港の隣、マルミ【地区】の巨大な倉庫を牛耳って【周囲の】警備も自らの部隊で行っている、との報告を【ロシア】対外情報庁から受けたプーチン大統領ですが、どうやって完全な秘密を【貫きつつ新たな核弾頭の組み立てを】達成することが出来たのかを知っているからこそ、「満足とは到底言い難い」状態だった、と当該報告書は続けています。
【※婉曲的にお伝えしております。】
――しかもイラクからは何十万キロもの秘密の積荷が届けられ、世界中のアメリカ大使館へは何千キロもの謎の積荷が運び込まれて行くのを記録されているのです。
――そしてこれらの積荷を合計すると、オバマ政権が米軍による所有を阻んでいたパトリアAMVの発展型であるハヴォック16台分を合わせた重さ――ちなみに一台は約1万8千キログラムとなります――に何故だか近くなるという【不思議】。
ありゃまぁ!
一体何故フィンランドのニーニスト大統領がトランプ大統領に協力して、市街区一帯を破壊可能なW61低出力核兵器搭載のパトリアAMV改良型ハヴォックを持てるようにしてやったのかという点は、彼の深いキリスト教信仰に加えて、彼自身および彼の国の社会主義者や共産党員に対する絶対的で完全無欠の嫌悪感を知れば理解可能だ、と当該報告書はまとめています。
――その憎しみたるや凄まじいもので、小国フィンランドは100対1という不利な状況にも関わらず、ドイツ国民社会主義者(ナチス)とソ連の共産党員の両方を同時に敗北させてしまったほどです。
――翻って現代、疑うことを知らないアメリカの人々にもうじき恐怖政治を敷こうと期待していたアメリカの社会主義・共産党の諸都市を、トランプが破壊しつくそうとしているのは【フィンランドからすれば】大いに歓迎すべきことなのです:
【なにせ】民主党として変装した社会主義・共産主義の連中は今やアメリカの人々や企業に対して、共産党中国が自国民に課すよりも高い税金を提示
民主党の大統領候補トップであるベト・オルークがアメリカ合衆国憲法は時代遅れだとしてその破壊を呼び掛け
民主党【所属】のニューヨーク市長ビル・ディ・ブラジオが「富が間違った者の手中にある」ので再分配が必要だと宣言し、誰の私的所有物であろうが彼が好き勝手に差し押さえられる準備を進め、すっかり共産党化
民主党【所属】のニューヨーク州知事は、ビル・ディ・ブラジオ市長の共産主義アジェンダ実施に誰も対抗して戦えないよう銃を押収する新たな法律を準備中
民主党が支配するロスアンゼルス市は【大勢のホームレスが押し寄せて】「アメリカ国内最悪の人災」化、そしてカリフォルニア州の新知事は州全体を、世界のどこからでも求めてやってくる者全員に開かれた聖域都市とすると宣言して事態の更なる悪化を画策
【以上の有り様では、】現在“偉大なアメリカの青い州【=民主党寄りの州】の出エジプト記【現象】”が起こり、アメリカの人々が民主党の独裁的な君主たちから何十万という単位で脱出しているのも無理からぬことです。
――こうして逃れている人々は皆、社会主義・共産主義の生みの親カール・マルクスが生まれて200年が経過し【振り返ってみれば】、政府を理想化することで始まった彼の哲学は、従属を理想化することで常に終わっているのだと思い起こすべきでしょう。
――ですがトランプ大統領は是が非でもこれを阻止しようと決意を固めているのです――たとえその道すがら低出力核兵器に曝された幾つかの社会主義・共産主義都市を再建する必要が出てきたとしても。
翻訳:Yutika
【 】内は訳者の追記部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して、見出しを加えており、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。
ちなみに「訣」という漢字は「わけ」とも読みます。詳しくはこちらのコメント欄後半の解説をご参照ください。
【※記事内には貼っていませんが、同サイト自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】
クレムリンが凍り付くほどの“懸念”事項
本日クレムリンに出回っている【ロシア連邦】安全保障会議(SC)の厳しい論調の新報告書は、プーチン大統領「【にも当然ながら人として好き嫌いがある訣で、】誰や彼やら、あるいはあれやこれやのプロセスに対する否定的な態度【を率直に表明された際】には【こちらも】ひやりとさせられます」とのドミトリー・ペスコフ報道官の発言をどうやら裏付けているようです。
【※もう長いこと大統領報道官を務めている方なので、ロシアのメディアにプーチン大統領と一緒に仕事するのはどういった感じなのか、大統領が罵倒することもあるのか、と最近質問されたようです。詳しい言及は避けたものの、「そりゃまぁ大統領だって感情的になることはありますよ」的に否定しなかったものだから、スプートニクが記事にしちゃった模様。】
【――というのもロシア】対外情報庁(SVR)が、米軍は現在フィンランドのマルミ【地区】の巨大な倉庫で活動しており、【倉庫内部は】中東から運ばれた米軍の軍備で溢れかえっていると明らかにすると、プーチンは「すさまじく危機感を募らせた」らしいのです。【※「ブチ切れた」を婉曲的に包んでお届けしております。】
――【この軍備の内、】最も恐れるべきは“市街地核爆弾”なるもので――これは米軍のB61核爆弾に対するロシア語での表現で、【爆発】威力をTNT換算で0.3キロトンまで下げられることが可能【だというのが「市街地」の由来なのですが】――広島を破壊した核爆弾のたった2%に相当する威力となります。
【※つまり都市丸ごとではなく、一区画だけを爆撃する程度に小型化可能な核兵器だということ。】
[註:この【英文】リポートで引用されている【ロシア語の】一部の単語およびまたは言い回しは、完全に対応するものが【英語に】存在しないため、そのロシア語に相当するおおよその英語【訳】となっております。]
Guarded warehouse near airport and mysterious cargos from Baghdad; what is the US embassy in Helsinki up to? https://t.co/iGxCN95aTg
— 🛫Callsign🛬 (@KalteMalte53) 2019年1月1日
画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
米軍がフィンランドのマルミに極秘の倉庫(上の写真)を立ち上げて以来、ロシアは危機感を募らせています
戦争に明け暮れる万年ヴァルハラな国
当該報告書によりますと、相変わらず欧米の大手プロパガンダ・メディアがロシアのことなら何でもかんでもヒステリーを起こしては過呼吸に陥っている反面、彼らが犯した読者や視聴者に対する最大の不義理の一つとは、ロシア連邦の国家安全保障においては米国でもなく欧洲連合でもなく、フィンランド共和国こそが常に最大の脅威と見做されてきたのだという点を、正直に述べようとしないところです。
大変消極的ながら欧洲連合の一員にはなっているものの、欧米の軍事同盟NATOには一度も加わったことのない【国】、フィンランドは1,340キロ(833マイル)の国境をロシアと接している、と当該報告書は説明しています。
――その歴史上、長らくはスウェーデンの一部として知られているものだけで少なくとも38の戦争で戦い、大英帝国とフランスの両方から攻撃を仕掛けられるも【両国の方が】失敗し、1809年にはロシア帝国の一部となり、共産主義がロシアを掌握した1917年に【ようやく】独立を勝ち得た【国な】のです。
――そして第二次世界大戦中にはソ連とナチスドイツの両方と戦って打ち負かした訣で、この北極圏の国にはたった5,500万人しかいないというのに素晴らしい偉業ですが、フィンランドの男性は“戦士の遺伝子”変異を持っており、それによって世界で最も兇暴な戦闘人間となると科学者たちが発見したとくれば説明もつくというものです。
【※なんじゃそりゃと思いましたが、フィンランドで凶悪犯の遺伝子を対象に調べたところセロトニン受容体2B(HTR2B)の変異が見られたそうで、衝動的に暴力行為に走るんだとか……叩き上げのヴァイキングですな。】
Qアノン政権になってフィンランドとアメリカが接近
2016年のアメリカ大統領選挙の終盤、【ロシア】対外情報庁の分析官たちはドナルド・トランプを権力の座に就かせようとしていた“Qアノン【=匿名Q】”と呼ばれる米軍の謎多き極秘の組織の活動を記録し始めた、と当該報告書は続けています。
――そのメンバーとして知られている一人、ロバート・ワーク米国防副長官は、この選挙のほんの数週間前の2016年10月7日にフィンランドを訪れ、フィンランドのユッシ・ニーニスト国防大臣とそれまで先例のなかった軍事協定に【初めて】署名しました。
――ですがこれをアメリカ国務省は一切関知していなかったのです。
トランプ政権初期の頃【に入っても】、ワーク国防副長官はフィンランドへの極秘訪問を重ねていましたが、2017年7月には公式権限が終了し、その際トランプ大統領がフィンランドのサウリ・ニーニスト大統領と数週間後の2017年8月にホワイトハウスで会談するという予定が【事実だと】裏付けられたのでした。
――ニーニスト大統領について最も特筆すべきは、彼が敬虔なキリスト教徒であり、フィンランドの国民を前に「イエス様は主の御子です……困ったときには信仰と祈りを思い出すというのに、人間とは恩知らずなものです」[英語版]と語ってみせた点でしょう。
――彼のこうした深く揺るぎないキリスト教への信仰は、20年以上連れ添った妻を自動車衝突事故で失くし、25万人以上の命を奪った2004年インド洋大津波で【自分は】生き残りながらも、父と兄が波にさらわれていくのを避難していたホテルの屋根から見続ける【しかなかった】という試練の中で培われたものです。
Finland's president rakes memory for source of Trump remark https://t.co/YOmUg8vSgv pic.twitter.com/3JFfSJyd7q
— The News Mexico (@thenewsmexico) 2018年11月21日
画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
【共に】欧米の敬虔なキリスト教指導者、ドナルド・トランプ大統領とサウリ・ニーニスト大統領は、2017年8月に初めて顔を合わせました
市街地の攻撃に特化した戦車
トランプ大統領を支持していた秘密の“Qアノン”軍事組織が、何故オバマ大統領に隠れて2016年選挙の直前にフィンランドと密かに軍事協定を結んだのかというと、これには史上最も高度に進化した軍事車輌の一つであるパトリアAMV(【※AMVとは】装甲モジュラー式車輌【の略】)が関与しているのだ、と当該報告書は詳述しています。
――【この装甲車は】フィンランド国防【軍】調査機関(FDRA)によって開発され、フィンランド政府が【株の】過半数を所有する防衛会社パトリア社によって製造されたもので、米国の防衛大手ロッキード社と組んでアメリカ海兵隊向けにもハヴォックという発展型を【パトリアAMVを基に】製造したのですが、全てのテストを合格し終えた後の2015年後半にオバマ政権は突如として【ハヴォック開発の】一切合切を白紙に戻してしまいました。
パトリアAMVの発展型であるハヴォックについて最も重要なのは、射程7,200メートルまで届く120mm迫撃砲を搭載している点で、これは市街戦で配備される戦術核兵器(低出力核兵器)に必要な軍備力と射程距離だと当該報告書は指摘しています。
――そしてこの独特な戦闘車輌は、装甲が核爆発に耐えうるだけでなく、乗員が生存可能なように【造られて】おり、特化したものです。【※「何に」特化したのかがはっきりしない書き方なのですが、おそらく「市街戦に」だと思います。】
Why Patria AMV’s Armed with W61 Low Yield Nuclear Weapons Warehoused In Finland https://t.co/bvNANjPDOC pic.twitter.com/PRYzxNk5fQ
— Editor (@impiousdigest) 2019年1月16日
画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
恐るべきフィンランド製パトリアAMV(上)は低出力核兵器で市街区一体を全滅させることが可能です
論点はそこじゃない
パトリアAMVのような都市環境で効率良く活動できる装輪装甲車は、米軍はアメリカ海兵隊が入手しようとするのをオバマ大統領によって阻止されて以来、【全く】有していません。
【――しかし】昨年、民主党が仰々しく反対の声を上げる【パフォーマンスを繰り広げるの】を尻目に、トランプ大統領はペンタゴンのために低出力核兵器を新たに獲得しようと推し進めるのに成功したことから、ロシアの軍事分析官たちは警戒の念を抱くようになった、と当該報告書は続けます。
――後には、この恐るべき「市街地核爆弾」を一体どのように配備するつもりなのかという疑問【だけ】が残されたのです。
トランプ大統領が新たに【取得する】低出力核兵器を巡って“ディープ・ステート”と手を組む民主党の敵連中との戦いを優位に繰り広げる中で見失われてしまったのは、そもそも【この兵器が】実際には不要だという点だ、と当該報告書は言うのです。
――というのも米軍のB61核爆弾が既に、このタイプの兵器としてこれまで造られた中では最も有効な物の一つとして存在しており、その【核】威力は市街区一体を破壊する【レベルまで出力を】下げることが可能で、NATO【加盟の】6箇国にあるアメリカ空軍基地に【もう】150発以上も配備されているのです。
【※トランプ政権はロシアとの限定核戦争に備えて、低出力の核弾頭を潜水艦に配備させたい、ただし既存の高出力の旧型核弾頭を低出力に改変するだけだから如何なる核軍縮条約にも違反しないと主張して、議会の予算を獲得したようです。でも既に低出力の弾頭なら持ってるじゃん、という話。】
Kristensen in the @FAScientists security blog: b61 family of nukes.
— Martin “#LickTheBomb” Pfeiffer 🏳️🌈 (@NuclearAnthro) 2014年11月22日
Great graphic. 🙂 pic.twitter.com/AuOxAe5qs5
画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
B61家系図
【※1型が開発されてから55年以上なので、どんどん改良して現在は11型まで存在し、もうすぐ史上最強の12型が配備されるようです。】
核弾頭にも複雑な家族がございますの
ロシアの軍事分析官たちがB61核爆弾ファミリーについて最も懸念しているのはW61という【B61の】発展型だと当該報告書は詳述しています。
【――W61に関する】公式な記録は全く存在していないものの、1975年に製造が許可されながら1976年にすぐさま白紙に戻されたW73という発展型を基にしていると見られています。
――【白紙に戻すという手法は】アメリカ勢が兵器【開発】計画を知られなくするため、闇予算へ回すときの手口であり、今回の【フィンランドの】ケースで何よりも重要なのは、W61という【B61の】発展型をパトリアAMVの改良型であるハヴォックから発射できるよう既に開発しているのは「ほぼ確実」だという点です。
ですがこの芸当をやってのけるには、トランプ大統領がNATOの同盟諸国に置いてあるB61核弾頭を動かすことに許可を与えていなければならず、【この許可が出た後にB61を】パトリアAMVの改良型であるハヴォック装甲車から発射可能な発展型W61へと作り替えた筈なのだ、と当該報告書は更に説明しています。
――しかしこれまたフィンランドという、自国の領域内で密かに核兵器を組み立てることを許可してくれるような協力的な中立国の支援なしには達成不可能な訣です。
こうしてアメリカは現在フィンランドのヘルシンキ・マルミ空港の隣、マルミ【地区】の巨大な倉庫を牛耳って【周囲の】警備も自らの部隊で行っている、との報告を【ロシア】対外情報庁から受けたプーチン大統領ですが、どうやって完全な秘密を【貫きつつ新たな核弾頭の組み立てを】達成することが出来たのかを知っているからこそ、「満足とは到底言い難い」状態だった、と当該報告書は続けています。
【※婉曲的にお伝えしております。】
――しかもイラクからは何十万キロもの秘密の積荷が届けられ、世界中のアメリカ大使館へは何千キロもの謎の積荷が運び込まれて行くのを記録されているのです。
――そしてこれらの積荷を合計すると、オバマ政権が米軍による所有を阻んでいたパトリアAMVの発展型であるハヴォック16台分を合わせた重さ――ちなみに一台は約1万8千キログラムとなります――に何故だか近くなるという【不思議】。
画像はシャンティ・フーラが挿入
pixabay [CC0]
pixabay [CC0]
ありゃまぁ!
標的はカバール
一体何故フィンランドのニーニスト大統領がトランプ大統領に協力して、市街区一帯を破壊可能なW61低出力核兵器搭載のパトリアAMV改良型ハヴォックを持てるようにしてやったのかという点は、彼の深いキリスト教信仰に加えて、彼自身および彼の国の社会主義者や共産党員に対する絶対的で完全無欠の嫌悪感を知れば理解可能だ、と当該報告書はまとめています。
――その憎しみたるや凄まじいもので、小国フィンランドは100対1という不利な状況にも関わらず、ドイツ国民社会主義者(ナチス)とソ連の共産党員の両方を同時に敗北させてしまったほどです。
――翻って現代、疑うことを知らないアメリカの人々にもうじき恐怖政治を敷こうと期待していたアメリカの社会主義・共産党の諸都市を、トランプが破壊しつくそうとしているのは【フィンランドからすれば】大いに歓迎すべきことなのです:
【なにせ】民主党として変装した社会主義・共産主義の連中は今やアメリカの人々や企業に対して、共産党中国が自国民に課すよりも高い税金を提示
民主党の大統領候補トップであるベト・オルークがアメリカ合衆国憲法は時代遅れだとしてその破壊を呼び掛け
民主党【所属】のニューヨーク市長ビル・ディ・ブラジオが「富が間違った者の手中にある」ので再分配が必要だと宣言し、誰の私的所有物であろうが彼が好き勝手に差し押さえられる準備を進め、すっかり共産党化
民主党【所属】のニューヨーク州知事は、ビル・ディ・ブラジオ市長の共産主義アジェンダ実施に誰も対抗して戦えないよう銃を押収する新たな法律を準備中
民主党が支配するロスアンゼルス市は【大勢のホームレスが押し寄せて】「アメリカ国内最悪の人災」化、そしてカリフォルニア州の新知事は州全体を、世界のどこからでも求めてやってくる者全員に開かれた聖域都市とすると宣言して事態の更なる悪化を画策
【以上の有り様では、】現在“偉大なアメリカの青い州【=民主党寄りの州】の出エジプト記【現象】”が起こり、アメリカの人々が民主党の独裁的な君主たちから何十万という単位で脱出しているのも無理からぬことです。
――こうして逃れている人々は皆、社会主義・共産主義の生みの親カール・マルクスが生まれて200年が経過し【振り返ってみれば】、政府を理想化することで始まった彼の哲学は、従属を理想化することで常に終わっているのだと思い起こすべきでしょう。
――ですがトランプ大統領は是が非でもこれを阻止しようと決意を固めているのです――たとえその道すがら低出力核兵器に曝された幾つかの社会主義・共産主義都市を再建する必要が出てきたとしても。
2019年1月16日©EUおよび米国の全ての著作権を留保。WhatDoesItMean.Comの元の掲載場所にリンクを貼るという条件で、当該リポートを全体として使用することを許可します。フリーベースの内容はCC-BYとGFDLによって許可取得済。
[註:数多くの政府と諜報機関は、これらリポートに掲載された情報に対して活発な反対運動を繰り広げています。彼らは地球に起こりうる、または起こった幾つもの破滅的な変化や出来事について、自国の市民に警鐘を鳴らしたくないのです。ソルカ・ファール姉妹はこのような姿勢に強く異を唱えており、人間は誰もが真実を知る権利があると信じています。私たちの使命はこういった諸政府と対立しているため、彼らの“機関”は私たちや私たちのような人々を貶めようと誤報や虚報を延々と発信するという形で反応を示してきました。枚挙に遑がありませんが、例えばこちらなど。]
[註:WhatDoesItMean.comというウェブサイトは、グローバルなテクノロジーの教祖であった故ウェイン・グリーン(1922年~2013年)が率いる少人数のアメリカ人コンピューター専門家集団によって、ソルカ・ファールの姉妹たちのために創設され、寄付されました。西洋の2003年における違法なイラク侵略で使われたプロパガンダに対抗するためです。]
[註:このレポートで使用されている「クレムリン」(都市内部の要塞)という単語は、モスクワを含む複数のロシアの要塞を指しています。【要塞と言うのは、】その多くがソルカ・ファール姉妹の使命に献身的な、女性のスヒィーマ僧(正教会の尼僧)が住む大聖堂が複数あるからです。]
翻訳:Yutika
【 】内は訳者の追記部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して、見出しを加えており、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。
ちなみに「訣」という漢字は「わけ」とも読みます。詳しくはこちらのコメント欄後半の解説をご参照ください。
いやはや、ヴァイキングの末裔フィンランドに“戦士の遺伝子”なる物騒なものがあるとは知りませんでした。100対1で、しかも大国二箇国相手に同時並行で勝利してしまうなんて、どんだけ戦闘民族なんですか、完全にバーサーカーですよ。
そしてフィンランド大統領の人生、壮絶過ぎ。ただし、熱心なキリスト教徒だから社会主義と共産党は大っ嫌いなの、それで動機は理解できるでしょ、的な感性は日本人にはついていけないかも……。
実は昨今の欧米保守層では、社会主義&共産主義が合体してしまい、最早「悪魔崇拝主義」と遜色ないほどに毛嫌いされているのです。中身をしっかり理解しようという気すらないんじゃないかな、とにかく「あいつら変! あいつら危険!」とゴキブリ扱いです。
そういう訣で、トランプさんはもう、アメリカ国内の敵に小型核爆弾をぶっ放す瀬戸際まで来ているようです。