注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
カバールのパニック祭り
本日クレムリンに出回っている【ロシア】国防省(MoD)のスリリングな新報告書によりますと、この度ドナルド・トランプ大統領は米海軍のジョン・リング准将をグアンタナモ湾収容キャンプ施設の指揮という任務から解いたそうです。これから間もなくやってくる状況においては、「彼の指揮能力に信頼が置けなくなった」のだとか。
ただし2018年4月にグアンタナモの指揮官に着任し、本来ならば6月11日まで湾に留まる予定でした。おまけに本当に「信頼できない」という理由だと発表しています。】
――これはトランプが自分へクーデターを仕掛けた「高位」の政府官僚に対し、逮捕・収容・訴追する準備を進めている明白かつ紛れもない兆候です。
――2日前の4月27日にリング准将が解任されて以来、その全員が今や“パニック状態”に陥っているようなのです。
――中でも元CIA長官のジョン・ブレナンはクーデター計画で自分が【トランプから】非難されると、“トランプ氏のソシオパス的な世迷言”と言ってのけたばかりです。
――【更に】元米国司法省の高官【※司法長官代行】だったサリー・イエイツは、トランプはアメリカに忠誠を誓っていない【=非国民だ】とヒステリックに主張しています。
――そしてルーモア・ミル・ニューズ【※「噂の出所」ニュースといった意味のオルタナ系サイト】という諜報組織の掲示板が暴いていたのですが、最も憂慮すべきは元FBI長官のジェイムズ・コーミーによって送信されたツイートです。トランプに対する“JIHAD”【=聖戦】を呼び掛けたと思しき内容なのです。
Calling for JIHAD? WTH? pic.twitter.com/L314SqYwP0
— TT10 (@TT10ND) 2019年4月28日
このところ急に、どこからともなく突然流行し始めたハッシュタグなんですが、普通はもっとひねりが効いているんですよね。しかも「中断」じゃなくて、あんた「クビにされる」やろ。
ちなみに私見なのですが最初のFiveも、もしかしたら重要かもしれません。軍隊が日常的に使う「フォネティックコード」(無線などで正確にスペルを伝えるため、例えば「A」なら「エイ」ではなく「アルファ」と読み上げる)で、「ファイヴ(5)」は「ファイア(発射)」と混同しやすいので、「ファイフ」とわざわざ濁らさずに言うのですよ。つまり、「JIHADを開始せよ」とも読めるのでは? とふと思いまして……となると、このハッシュタグを流行らせたのって、もしかして……。】
米軍の憲兵隊が何故かFBIで国内向けの訓練
当該報告書によりますと、2017年初頭、トランプ大統領が就任して間もなくの頃、【ロシア】国防省の情報分析官らはバージニア州クワンティコにあるFBIナショナル・アカデミーが、米陸軍の憲兵隊に対してアメリカ国籍の人間の適切な逮捕および収容手続きに関する10週間の訓練プログラムを開始した点に注目するようになりました。
――訓練の第一弾は、アリゾナ州兵隊の第850憲兵大隊へ実施されました。
――そして多くの人が驚いたのですが、トランプは彼らのFBIでの訓練が完了した2017年12月に、グアンタナモ湾収容キャンプへの配置を命じたのです。
2017年12月31日に【ロシア】国防省は報告書を出し、トランプ大統領が何人になるかは不明なものの、“高位”のアメリカ国籍の拘留者を米軍事法廷で裁く前にグアンタナモ湾収容キャンプへ移す準備をしている可能性は、この【憲兵隊の】展開によって“高いレベルの信憑性”で裏付けられた、としています。
――歴史的に匹敵する出来事として、【ロシア】国防省がこれに最も近いと言っているのは、ナチスドイツの戦犯を訴追するために開かれた1945年から46年のニュルンベルク裁判です。
――そこでは1945年に目撃されたように、高度な訓練を受け【このために】特化した、何百もの米陸軍憲兵隊が進行を監視するのに動員されました。
...preparation for their trials before a US Military Tribunal -- Highly trained and specialized US Army Military Police (in white helmets) oversee Nuremberg Trials for German Nazi war criminals—1945-46 https://t.co/WL3mDdNLd6 pic.twitter.com/x0vAqf18Qg
— LowMaintLow (@lheinlein) 2019年4月30日
憲兵隊の皆さんが自国で大規模な動き
2018年8月に【ロシア】国防省の情報分析官らは更に、ノースカロライナ州兵の第514憲兵中隊がやはりFBIの訓練を完了し、トランプ大統領によってグアンタナモ湾収容キャンプへの配置をすぐさま命じられたことを記録した、と当該報告書は詳述しています。
――そして2018年11月には、第850憲兵大隊【を構成する】数多くの憲兵部隊がグアンタナモからアメリカ合衆国へと帰還します。
――幾つものこの部隊が、アメリカ中西部や東海岸の軍事基地へと散らばっていきました。
――その後で始まったのが米軍の囚人護送機による、ほぼノンストップの空上パレードです。航路や動きを偽装するために、アメリカ中の空をチャフで溢れかえらせました。
――この件については【ロシア】国防省が2018年12月12日に報告書を上げています。
US Warplanes Fill Night Skies Over America As President Trump Nears Martial Law Imposition https://t.co/DqZLLjcF7U pic.twitter.com/QLPyDSMmKH
— Editor (@impiousdigest) 2018年12月10日
US Military-Prison Aircraft Stuns Civilians With Night Combat Maneuver As Top Trump Surrogate Hints QAnon Sealed Indictments Are Near Release https://t.co/cXRENcfUBj pic.twitter.com/aY8XdNQOU3
— Editor (@impiousdigest) 2018年12月12日
どっちも背水の陣
トランプ大統領が史上最大の“ディープ・ステート”引き摺り降ろしを開始するべく準備を進める中でアメリカの一般大衆が理解していないのは、実際のところ彼には【そうする以外に】選択肢がないという点だ、と当該報告書はまとめています。【上記の】執拗にマニアックなクーデター計画者らが望むのは、ただひたすらに大統領の完全な破滅。今や連中は大統領を辞めた後【から】でも終身刑にすると脅しているのです。
――【あまつさえ】彼の子どもたちまで収監すると脅していた訣で、今では彼の広大なビジネス帝国を攻撃し、会ったことのある人間全員を攻撃しているのです。
――連中の大手メディア・プロパガンダによるトランプ攻撃は現在、【捜査】“妨害”を声高に叫んでいます。ですが誰一人として、一番分りきった質問をしようとはしません。
――「何故そんなことを彼がしようとするのだ? 自身の無罪の証明を隠蔽するために?」
――逆に言えば、一体どうしてトランプ大統領は、元政府官僚らを自分に対するクーデターを試みた叛逆者などと呼んだアメリカ史上初めての大統領となってしまったのか、理解もできましょう。
――彼はこの告発を、一片の疑いの余地もないほど証明してみせる準備を進めています。最早、彼の政治生命が懸かっているだけではありません。彼自身の命そのもの、そして彼の子どもたちの命が懸かっているのです――そしてアメリカの人々の命も。
That's a crackpot interpretation of Comey's tweet by Sorcha Faal. https://t.co/QSFVuHO6DO pic.twitter.com/FRQZS9Nxet
— serge fortin (@sf2012) 2019年4月29日
翻訳:Yutika
註:原文中、赤字で強調された部分は濃い青字に色を変更しております(※水色部分は引用部分です)。よって翻訳文で赤字になっているのは、シャンティ・フーラ独自の「10分でわかる」要約サービスです。
【 】内は訳者の追記部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して、見出しを加えており、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。
ちなみに「訣」という漢字は「わけ」とも読みます。詳しくはこちらのコメント欄後半の解説をご参照ください。
ツイートから浮かび上がる「JIHAD(聖戦)」の文字、不気味です! そして、あっさりバレとるやーん!(爆笑)
現在、自由にツイッターを見れる立場にある(つまり収容されていない)人間の中に、ホワイトハウスに侵入できるくらい優秀なヒットマンが果たして残っているのでしょうか。優秀であればあるほど現状を見極めて、「なんかヤバそうだから、どんだけ報酬良くても関っちゃいかんわコレ」との結論に至ると思うのですが……フランスやスリランカで生贄儀式も終えたし、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる作戦なんでしょうかねぇ(フルフォード氏に「迷信」扱いされてましたケド)。
ここにきて、ベネズエラやウクライナにも同時並行で人的・物的資源を割いたのが裏目に出ている気がします。ミシェル・オバマは、セーヌ川でノートルダムが燃えるのを優雅に観覧している場合じゃないでしょうに(※手元のワイングラスに、燃え盛る大聖堂が反射していました)。
カバールの計画が明らかになる度、「学習能力」という四文字が頭をよぎるのは私だけでしょうか。失敗は学ぶためにあるんだよ、カバールの悪い子の皆!