竹下雅敏氏からの情報です。
————————————————————————
【創造原理2】 PDF出力
【鞘(コーシャ)と身体(シャリーラ)2】
【第1項目(肉体のドーシャ/ 体外)】 画像表示
【第2項目(表層のドーシャ/ 体表)】 画像表示
【第3項目(中層のドーシャ/ 神経叢)】 画像表示
【第4項目(深層のドーシャ/ 脊髄)】 画像表示
【鞘(コーシャ)と身体(シャリーラ)2】
【第1項目(肉体のドーシャ/ 体外)】 画像表示
分類 | 太陽のヴァータ | 月のヴァータ | ピッタ | カファ |
体格 | 標準。腰が小さい。背骨が少し曲がっている。臀部がくぼんでいる。骨が浮き出ている | やせ形。背が低いか高い。体格に対して体重が軽い。手足が長いか短い。肩幅が狭い | 中肉中背。身長にあった体重でバランスがとれている。手足の長さは普通 | 低く肥満傾向か背が高くたくましい。胸や腰の横幅が広い。筋肉が引き締 まっている。骨太 |
顔 | 顎が未発達で尖っている。頬がこけ ている。頭蓋骨が左右に広い | 卵形。額が狭い。目鼻が小さい。頭部が大きい。頭蓋骨が前後に長い | あごが角張っている。目鼻が整っている | 丸みのある顔立ち。目鼻が大きいが顔に対してバランスがとれている |
鼻 | 鷲鼻 | 鼻が小さい、細い | 鋭い鼻 | 低くて大きな鼻 |
首 | 非常に長いか短い | 細い | 均整がとれている | 太い |
筋肉 | ふつう | 発達が悪い | 引き締まっている | 豊富 |
爪 | もろい | 薄い | 柔らかくピンク | 厚くて強い |
体毛 | 多い | 体毛が粗い。ごわごわしている感じ | 体毛が少なく軟らかい | 体毛が滑らか |
関節 | 関節の動きがぎごちなく関節が固い | 体を動かすと関節が鳴る | 関節がしなやかで柔らかく指が反る | 関節は強固でコンパクト。大きい |
体力 | 体力が少ない。体を動かすことが好き | 体力は普通。体を動かすことが好き | 長時間の労働に耐えない | 激しい運動や労働に耐える |
動作 | 動作が軽くて素早い。無駄な動きが多い | 行動が早い。敏感。1ヶ所にじっとしていられない | 歩き方は早い。行動は、正確で無駄がなく安定している | ゆっくりしている。安定している 。食べ方が遅い |
知性 | 夢のようなアイデアがよく浮かび、創造性が豊かである | 実現可能なアイデアがよく浮かび、創造性が豊かである | 頭がよい。鋭い。頭脳的・知的でリーダー向きである | 情緒性は高いが知性はにぶい |
頭脳 | 理解が早い | 憶えるのも早いが忘れるのも早い | 頭の回転が早い。記憶力は中間 | 理解は遅いが一旦憶えると忘れない |
【第2項目(表層のドーシャ/ 体表)】 画像表示
分類 | 太陽のヴァータ | 月のヴァータ | ピッタ | カファ |
集中力 | 多方面に注意を払えるが浅い | 気が多く、一つのことを完結出来ない | 中程度 | 集中力がある |
経済感覚 | 堅実だが、価値を見いだしたものには積極的に投資をする | 儲けるのも使うのも早い。くだらないことに浪費する | 派手好きでお金を持っていることを誇示する | お金を使うより、貯蓄する傾向がある |
会話 | 話し方はやわらかく、おしゃべりで、批判的な内容は少ない | 話し方が早い。声が小さい。話し方がきつく、批判的内容が多い | 話がうまく無駄がない。声が大きい。自分の意見を押し通そうとする | 話し方はゆっくりで言葉数が少ない。穏やかで、優しい声 |
取り組み | 一度に色々なことに首をつっこみ、一つのことに集中できない。習慣に従って、同じことを繰り返すのが嫌い | 好奇心旺盛だが、飽きっぽく長続きしない。決断力がない。規則や習慣を破ることに快感を覚える | 勇気があり大胆。冒険心に富む。完全主義。勤勉。精力的。せっかち。攻撃的。忍耐力は乏しい。信念が強い | 物事を始めるのに時間がかかるが、やり始めたら最後までやり遂げる。忍耐力がある |
リーダーシップ | 責任を背負い込みやすい。感情的に厳しい態度をとるときもある | 自制心があり、調整役として指導力がある。適材適所の人材配置が出来る | 自分がリードすることを好む。負けず嫌い。人に厳しい態度をとることがある | 引っ込み思案でリーダーにはならない |
奉仕 | ほどほどに奉仕する | 奉仕はあまりしない | 頭を下げる人にだけ親切にする | 奉仕精神がある |
睡眠 | 就寝時間や睡眠時間が一定しない | 寝付きが悪い。眠りが浅い。夜更かし | 普通。寝付きが良い | 8時間以上よく寝ている。睡眠が好き |
季節 | 夏から秋にかけて調子が悪い | 冬に調子が悪い | 夏に調子が悪い | 冬から春にかけて調子が悪い |
気候 | 暑さが嫌いで、涼しい季節が好き | 寒さが嫌いで、暑い環境を好む | 暑さが嫌いで、寒い季節や涼しい季節が好き | 寒さに耐えることができるが、暖かい環境を好む |
便通 | 便通が良い。大便は適度の固さ。排泄は一日に数回 | 便秘気味。一度に大量にでる。大便が太い | 便通が良い。大便は一日に数回、軟便の傾向 | 普通。便通が良い。大便は一日1回必ずある |
性格 | 落ち着きがない。陽気。楽観的。決断力がない | 怖がり。心配性。忘れっぽい。気分屋。直感力がある | 気が短く、いらいらしやすい。他人からの評判が気になる | 内向的。恥ずかしがり屋。落ち着いた性格。寛容 |
【第3項目(中層のドーシャ/ 神経叢)】 画像表示
分類 | 太陽のヴァータ | 月のヴァータ | ピッタ | カファ |
仕事の仕方 | 創造性に優れる | 思いつきが多く、独創性に優れる | 計画的で、企画性に優れる | 几帳面で、実行性に優れる |
計画性 | 複数を同時に考える | 飽きっぽく長続きしない | 順序立てて考える | 最後までやり遂げる |
決断 | 優柔不断 | 気分屋 | 素早い | 時間がかかる |
旅 | 放浪 | 思いつき | 目的がある、調査 | 家にいるのが好き |
友人 | 知人は多いが親しい人は少ない。すぐに友達を作るが長続きしない | 話し上手で、話題の中心人物だが、孤独で心を許す親友は居ない | 好き嫌いがある。旺盛な好奇心をもち、他人の秘密を知りたがる | 人見知りするほうだが、一旦友情が芽生えると長続きする |
ユーモア | 回転が速く、人を笑わせる | 軽妙で人を感心させる | 皮肉多い、鋭い | 真面目、笑うタイミングが遅い |
喧嘩 | すぐに許し忘れる | 相手の好意を感じると許す | 攻撃的、結局許す | なかなか許せず、引きずる |
傾向 | 心配 | 恐れ | イライラ、批判 | 欲張り、所有欲 |
負の感情 | 不機嫌、パニック | 不安、地に足がつかない | 怒りっぽい、他人の欠点を非難 | ものぐさ、頑固、執着 |
考え方 | アイデアマン、思考があちこち飛ぶ | 好奇心旺盛で直観的 | 非常に知的、物事を系統的に理解 | 保守的で、理解は遅いが忘れない |
性質 | 変化を好み、環境の変化に素早く対応できるが、影響されやすい | 自己を高めることに興味を抱き、いろいろな宗教に首を突っ込むが飽きやすい | リーダーシップを発揮したがるが、評判が気になる。新興宗教にはまりやすい | 引っ込み思案だが、静かで落ち着きがあり、安定している。面倒見が良い |
満足感 | 関心が多方面で、満足感を得にくい | 理想が高すぎて、満足感を得にくい | 内心の満足感を他人に表現したがる | 独りで満足感にひたる |
気質 | 集中力が浅く、忍耐力がない | 神経質で不安感が強い | 義感に富み、不正に腹を立てる | 忍耐力があり、謙遜、慈しみに富む |
【第4項目(深層のドーシャ/ 脊髄)】 画像表示
分類 | 太陽のヴァータ | 月のヴァータ | ピッタ | カファ |
趣向 | 一つのことに情熱を燃やし熱中する | 発散することを好む | 飽きやすく気分にむらがある | 粘り強く、熱中するとやめられない |
態度 | どう思われるかを考えない無感覚さ | わがままで自分本位 | 批判的、常識的、妥協的 | 堅実、忠実、几帳面 |
性向 | デリケートなところと、純感なところとがある | くやしがり屋で、負けず嫌い | 単純でひねくれたところがない | 興奮してくると自分が押さえられなくなる |
社交 | 非社交的、親しみにくい印象 | 華やかで社交的。もてはやされないと面白くない | 開放的で広い範囲の人と気軽につき合う | 礼儀正しく丁寧で、社会の慣例や慣習を尊重する |
表現 | お世辞や愛想が言えず、融通がきかない | 自分を実際以上に見せようとする | 喜びや悲しみの感情を素直に表現する | 頑固で、他人の意見になかなか同調しない |
交友 | 他人と話すより一人でいる方が楽 | 常に社交の中心にいるタイプ | 親切すぎて迷惑がられることがある | 恥ずかしがり屋。すぐ仲良くすることはあまりない |
実行力 | 簡単なことも実行となると、なかなか決心がつかない | 他人をあてにして、よりかかろうとする | 新しい取り組みに対して勇気があり大胆 | 少しずつ努力を重ねて目標に到達する粘り強さ |
情報把握 | 素早く論理的 | 直観的 | 簡単に吸収する | 全体把握に時間がかかる |
精神的傾向 | 理論的 | スピリチュアル | 頭脳的、知的 | 内向的、情緒的 |
信念 | 一貫性がない | むらがある | 極端に強い | 安定している |
情報の受容 | 知性 | 聴覚 | 視覚 | 五感 |
対応 | 相手のちょっとした動作に憤然とする | 好き嫌いがはげしく、知人の成功をねたましく感じる | 親切で常識があるが、相手の態度にイライラしがち | 正義感が強く、不正直なことに対して人より厳しい |
話し方 | 話し方が早い。どんな内容でもよく話す | 話の仕方がオーバーになりがち | 話がうまく無駄がない。批判的内容が多い | 話の理解がおそく、また話の仕方がくどい |
があるのです。これらの4系統は肉体、エーテル体、アストラル体、メンタル体にそれぞれ対応しています。
「創造原理2」は5月11日の記事で示した「創造原理」の10の次元を、神智学の世界観に合わせて、7つの界に圧縮したものです。3.0~3.3次元を圧縮して「物質界」として1つにまとめています。神智学の「太陽系の7界と49亜界」と比べると違いが良く分かるでしょう。
肉体が作られる時に、上位の身体であるエーテル体、アストラル体、メンタル体の各ドーシャが肉体(狭義)の表層、中層、深層に反映されるのです。なので、肉体(狭義)の表層のドーシャはエーテル体のドーシャと同じです。同様に、中層のドーシャはアストラル体のドーシャ、深層のドーシャはメンタル体のドーシャと同じになります。
肉体(狭義)の身体が、私たちが通常認識している肉体です。表層、中層、深層は心理学での肉体の表層(顕在)の心、中層(潜在)の心、深層(無意識)の心を現します。これら身体、表層、中層、深層が「4系統のチャクラ」にそれぞれ対応します。すなわち身体が体外、表層が体表、中層が神経叢、深層が脊髄のチャクラ系統に対応するのです。
“続きはこちらから”では、これら体外、体表、神経叢、脊髄の「4系統」に対応するドーシャ診断表を掲載しました。一般にアーユルヴェーダで知られていることとは異なり、ドーシャは身体(体外)、表層/エーテル体(体表)、中層/アストラル体(神経叢)、深層/メンタル体(脊髄)の4つがあるのです。
私は身体が太陽のヴァータ、表層が月のヴァータ、中層がピッタ、深層がカファです。なので、伝統的なアーユルヴェーダの視点では、私はヴァータ、ピッタ、カファの3つのドーシャのバランスが取れたタイプだと診断されるでしょう。しかし、事実は異なるのです。
「4系統」に対応するドーシャ診断表は、皆さんの理解を深めるために方便として作ったもので、本来はこのような診断表を一切用いずに、東洋医学セミナーでお伝えしている方法で正確に判定します。