竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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神経系
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【末梢神経系の支配経脈】 画像表示
【月の十二経脈と副交感神経系】 画像表示
末梢神経系 | 体性神経系 | 運動神経(遠心性) | 中枢から効果器へ命令を伝達 | 正経十二経脈 月の十二経脈 |
知覚神経(求心性) | 感覚器から中枢へ興奮を伝達 | |||
自立神経系 | 交感神経(遠心性) | 攻撃や逃避に備える | 正経十二経脈 | |
副交感神経(遠心性) | 安静と回復の条件を整える | 月の十二経脈 | ||
内臓求心性繊維(求心性) | 空腹や渇きの感覚、便意、尿意などの臓器感覚や内臓痛覚を起こす。 | 正経十二経脈 月の十二経脈 |
【月の十二経脈と副交感神経系】 画像表示
臓腑 | 各臓腑への副交感神経支配 | |
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緊 張 | 弛 緩 | |
肺 | 左手(肺)経脈 | 右手(肺)経脈 |
大腸 | 左手(大腸)経脈 | 右手(大腸)経脈 |
胃 | 左足(胃)経脈 | 右足(胃)経脈 |
脾 | 左足(脾)経脈 | 右足(脾)経脈 |
心臓 | 左手(心)経脈 | 右手(心)経脈 |
小腸 | 左手(小腸)経脈 | 右手(小腸)経脈 |
膀胱 | 左足(膀胱)経脈 | 右足(膀胱)経脈 |
腎 | 左足(腎)経脈 | 右足(腎)経脈 |
心包 | ― | ― |
三焦 | ― | ― |
胆 | 左足(胆)経脈 | 右足(胆)経脈 |
肝 | 左足(肝)経脈 | 右足(肝)経脈 |
末梢神経系はさらに体性神経系と自律神経系に分かれます。随意神経系である体性神経系は、“体性感覚(皮膚感覚、深部感覚、内臓感覚)や特殊感覚に基づく骨格筋の反射による運動機能の調節、大脳皮質の働きに基づく意志による運動機能に関与”しますが、不随意である自律神経系は、“循環、呼吸、消化、発汗・体温調節、内分泌機能、生殖機能、および代謝のような機能を制御”しています。
自律神経系はさらに、交感神経系と副交感神経系の2つに分かれます。交感神経系は、“「闘争と逃走の神経」とも呼ばれるように、激しい活動を行っている時に活性化する”のに対し、副交感神経系は、“心身を鎮静状態に導く”のです。
実は、交感神経系を支配している経脈が「正経十二経脈(太陽の十二経脈)」で、副交感神経系を支配しているのが「月の十二経脈」なのです。月の十二経脈は未だに未発見ですが、私自身がいつも体感しているものなので、その存在は確実です。詳しくは東洋医学セミナーをご覧ください。
さらに言えば、末梢神経系を支配している経脈が「正経十二経脈(太陽の十二経脈)」と「月の十二経脈」なのです。簡単に言えば、体性神経系で吸気筋を支配するのが「正経十二経脈(太陽の十二経脈)」であり、呼気筋を支配するのが「月の十二経脈」なのです。このことは後に詳しく解説します。
もう一つの重要なことは、中枢神経系を支配しているのが「奇経八脈」だという事です。これらの事実は中医学において全く認識されていませんが、分かるようになると医学のみならず、例えば仙道の内丹術などの分野で革命的な進歩になります。