注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
・2021年1月9日の「報道特集」(TBS)に、台湾のオードリー・タンIT相がVTRで出演。日本のネット上で大きな話題になっている。
・台湾においては、9か月の間で市中感染が1例のみで、新型コロナウイルスの封じ込めに完全に成功。日本との圧倒的な違いと、自国の為政者の無能さと腐敗の横行、深刻な感染爆発の実情に嘆く声が上がっている。
(中略)
#報道特集
— 但馬問屋 (@wanpakuten) January 9, 2021
金平茂紀氏
「台湾のコロナ対策本部の会見を見て、今更ながら透明性と情報公開の原則に忠実な台湾政府のあり方に気づかされた。それに比べ、日本の首相の記者会見では時間を制限して参加者を制限して、一人1問でお願いしますとか再質問はダメだとか。そのこと自体が異常だと改めて思う」 pic.twitter.com/n22rgIuSLx
#報道特集
— 但馬問屋 (@wanpakuten) January 9, 2021
金平茂紀氏
「透明性と情報公開を重視するから、結局、政府への信頼を国民が育むことができる。官邸の報道官とか、これを見て台湾から学んでほしいと思う。もちろんメディアの心構えもそうだが」
「日本にオードリータン氏のような人材がいても、残念ながら異端を弾く土壌が政治にある」 pic.twitter.com/4LpmhtKpog
#報道特集
— 但馬問屋 (@wanpakuten) January 9, 2021
“台湾、天才IT相とコロナ制圧のカギ”
台湾では法的に強い措置を取っていたが、国民に受け入れられた背景には、透明性と情報公開を重視した政府の姿勢。
毎日無制限の記者会見。新型コロナ専用ホットラインを開設し、国民からの意見を聞く。
(日本の首相会見は時間制限、参加社も限定) pic.twitter.com/XwstZGtXMo
(中略)台湾のデマ対策はユーモアが必要、って秀逸すぎる。
— メアリー (@shojini_me) January 9, 2021
国民が信頼できる政治家が多くて羨ましいな#報道特集 pic.twitter.com/8mZUGx3wo3
(中略)#報道特集 にオードリー・タン氏。日本との差に愕然😭
— Masahiro Yamamoto🌘映像ディレクター (@masa_rhythm) January 9, 2021
💻台湾のIT担当大臣
オードリー・タン氏(38)
・IQ180天才プログラマー
・Apple 顧問などを歴任
💻日本のIT担当大臣
平井卓也氏(62)
・国会中にワニ動画を閲覧
・福島みずほ氏にニコニコ生放送で「黙ればばあ!あべぴょんがんばれ」と書き込む。 pic.twitter.com/o4VYFhGP0Q
(中略)「ああ、まともな政府ってこんなんなんだな」とすっかり長年忘れてしまっていたことを思い出した。どうも異常疲れしている。
— 鷺 (@Z99UHZEj93xei14) January 9, 2021
その信頼できない政治家を選出しているのが投票権を持つ私たちなんですよね。
— macky0909 (@macky09091991) January 9, 2021
悔しいです😢
日本の「おバカまみれ」の政治との圧倒的な違いに、思わず声を失う日本国民が続出!「泣けてきた」「本当に悔しい」
「世界一のコロナ対策」とも評されている台湾のオードリー・タンIT担当相が「報道特集」にインタビュー出演し、大きな話題になっています。
それにしても、今の日本が1日1万人に迫るほどのコロナ感染爆発に見舞われている中、「9か月間で市中感染たったの1例のみ」とは、まさに圧倒的かつ驚異的な違いですね。
かなり前の記事で、ボクはこのコロナ危機について、いわば「世界各国の政治の良し悪しや為政者の実力を映し出す”鏡”になるだろう」みたいなことを述べたと思ったけど、この台湾が文句なしに、その「優秀な為政者の事例」としての第1位だろう。
もちろん、新型コロナの感染がどのようになるのかについては、様々な地理的な条件や、それぞれの国民が持つ遺伝子などの問題も関係してくるだろうけど、日本については、恐らく、欧米と比べて感染および重症化しづらい遺伝子を持っている国民が多い可能性が高く、地理的な条件を見ても四方が海に囲まれている上に、国民性を見ても非常に真面目で秩序や統制を重視する従順な国民性を持っており、感染を極力抑制する上で多くの有利な条件を持っていたはずだ。
それにもかかわらず、なぜ、日本は、このようなアジアでも最悪レベルの感染爆発に見舞われてしまったのか?
簡単に言えば、「日本の政治家があまりにも無能でおバカ(私利私欲だけで頭がいっぱい)だから」という結論しかないだろう。
なんせ、菅総理が満を持して抜擢した日本のIT担当相は、「ニコニコ動画で『黙ればばあ&あべぴょんがんばれ』の書き込み発覚」「国会中にワニ動画閲覧」の自民党のネット工作部隊の元リーダー・平井卓也議員なのですから、
何から何までが台湾の行政と月とスッポンとしか言いようがありませんね。
上の報道特集のVTRをみて、一番印象に残ったのは、台湾の民衆が国内政治の劣化に怒り、数年前に大規模な抗議運動が展開されたこと、そうした出来事を通じて、台湾の政治が「国民主導」のものに体質が変わっていったことだ。
タンIT相による「国民本位の政策作りは、常に国家の透明性にもつながる」という言葉が全てをよく言い表しているけど、結局のところは、国民自身が「権力の腐敗や不正を厳しく監視する」との強い意識をもって、常に選挙で適切な投票行動(無能で私利私欲を優先する悪徳政治家を落選させる)を徹底していくことしか、「国民に寄り添った政治」を実現させる方法はないってことだね。
(以下略)
当然、グダグダの我が国と比較することとなり、不透明性と情報隠蔽、改ざん、廃棄の日本政府が強制力を伴うコロナ対策で国民の理解を得られるわけがないことを再認識でした。ましていわんや日本のデジタル相の平井卓也議員は、オードリー・タン氏と比較するのも恥ずかしい、「黙ればばあ発言」「国会中にワニ動画閲覧」「自民党のネトサポ工作員リーダー」「政治資金規正法違反疑惑」の主です。地元・高松市は祖父、父親とも大臣という地盤であり、母親は四国新聞社主でメディアを押さえる一強状態でしたが、その平井議員に対抗し、周囲の猛反対にも屈せず戦いを挑んだのが小川淳也議員でした。
日本にも国民のために働く人材は居る。国民が選べば。