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ぴょんぴょんの「せんでいいこと」 〜風呂の追い焚き循環口を壊した話
お風呂のフィルター掃除でしでかしたこと
追い焚き用の ふろ循環アダプターは、ときどき掃除をしてください。huro
— 大阪ガス風呂ショップ神崎 (@kanzakigas) September 13, 2018
循環アダプターに汚れがつくと、適正な湯温、適正な湯量を保てなくなります。https://t.co/oSSuvIWovF pic.twitter.com/lxz7eZSbQf
いや、何年か前に、あったわ。
湯の中に茶色いヌメヌメが浮いてきて、重曹で洗浄したことがある。
風呂の残り湯に重曹を入れて追い炊きし、2~3時間放置して、また追い炊きするときれいになるぞ。(なにそれ!?倶楽部)
湯の中に茶色いヌメヌメが浮いてきて、重曹で洗浄したことがある。
風呂の残り湯に重曹を入れて追い炊きし、2~3時間放置して、また追い炊きするときれいになるぞ。(なにそれ!?倶楽部)
まずは、フィルターを外そうとした。
「左に回して手前に引っ張ると、外れる」と、書いてあるんだが、外れねえ。
だが、がんばってるうちに、左に回せるようになって、どんどん回していくと、フィルターだけじゃなく、こういうのも一緒に外れたんだ。
「左に回して手前に引っ張ると、外れる」と、書いてあるんだが、外れねえ。
だが、がんばってるうちに、左に回せるようになって、どんどん回していくと、フィルターだけじゃなく、こういうのも一緒に外れたんだ。
どーしたもんかな。これ。ちな、風呂。フィルターってこの転がってるやつじゃないのかよ… pic.twitter.com/DV4qedgHw9
— ぴかさば (@pikapapagon) July 10, 2016
フィルターはガッチリ固まってたので、外すのはあきらめて、洗って元に戻して終わろうと思った。
ところがだ、元の穴に差し込んで回しても空回りするばかり。
元に戻せなくなっていることに気づいた。
大変だー! 穴をふさげなくなっちまったー!
湯が出ない、貯められない、風呂に入れなくなったー!
ところがだ、元の穴に差し込んで回しても空回りするばかり。
元に戻せなくなっていることに気づいた。
大変だー! 穴をふさげなくなっちまったー!
湯が出ない、貯められない、風呂に入れなくなったー!
「外側に部品が無ければ、内側から挿しただけでは接続されてない状況となりますよ。
というより、ネジになってますから挿しただけでは接続されません。」
「何らかの理由で部品がすっぽ抜けた場合、外側の部品も浴槽から離れて落ちてしまう可能性が高いです。」
(教えて!Goo No.2)
というより、ネジになってますから挿しただけでは接続されません。」
「何らかの理由で部品がすっぽ抜けた場合、外側の部品も浴槽から離れて落ちてしまう可能性が高いです。」
(教えて!Goo No.2)
「一口循環口の構造は浴槽の外側と内側で抱き合わせの締め込みになっています。
外から凹型の本体(給湯器に接続される)を当てがい、内側から凸型の循環口を締め込む構造です。」
(教えて!Goo No.2)
つまり、循環口の接続は、バスタブの壁をはさんで「 グー」と「パー」で手をつないだ状態になってたんだ。
外から凹型の本体(給湯器に接続される)を当てがい、内側から凸型の循環口を締め込む構造です。」
(教えて!Goo No.2)
つまり、循環口の接続は、バスタブの壁をはさんで「 グー」と「パー」で手をつないだ状態になってたんだ。
「パー」が固定されてないなんて、夢にも思わんかったわ。
失われた「パー」を探しに、懐中電灯で穴を照らすと、暗闇の底に落ちていた。
長いピンセットで、ヨイショと穴のとこまで引き上げて、「グー」をねじ込む・・
って、これができねえんだよ、濡れてて滑るし、穴は小せえし、指は挟まるし。
失われた「パー」を探しに、懐中電灯で穴を照らすと、暗闇の底に落ちていた。
長いピンセットで、ヨイショと穴のとこまで引き上げて、「グー」をねじ込む・・
って、これができねえんだよ、濡れてて滑るし、穴は小せえし、指は挟まるし。
エプロン外しに再びトライ
そして翌朝、飛び起きて再びトライ。
やっぱりどう考えても、「エプロン」を取り外すしかないという結論に至る。
そこで、「エプロン」の壁に書いてある「取り外し方」を読むことにした。
洗い場に腹んばいになって、懐中電灯持って、老眼鏡かけて、虫眼鏡片手に・・。
やっぱりどう考えても、「エプロン」を取り外すしかないという結論に至る。
そこで、「エプロン」の壁に書いてある「取り外し方」を読むことにした。
洗い場に腹んばいになって、懐中電灯持って、老眼鏡かけて、虫眼鏡片手に・・。
目もよく見えねえし、頭も疲れてるし、文字を読んでも図を見ても、理解する気力もねえし。ギブアップして、ネットで業者を探すことにした。
すると、コンコン、勝手口を叩く音が聞こえる。
こんな大変なときに、誰だ?
と、扉を開けると、大工のK氏だった!
すると、コンコン、勝手口を叩く音が聞こえる。
こんな大変なときに、誰だ?
と、扉を開けると、大工のK氏だった!
新鮮な野菜を届けに来てくれたK氏に、窮状を伝えると、現場を見てくれた。
K 「ここ(エプロン)は開くのか?」
おれ「開け方が、難しそうで」
K 「取扱説明書は?」
おれ「いや、捨てちゃって」
K 「ここ(エプロン)は開くのか?」
おれ「開け方が、難しそうで」
K 「取扱説明書は?」
おれ「いや、捨てちゃって」
K 「メーカーによって違うからなあ・・サイアク、ここに穴を開けるしかないだろう」
と言って、蛇口の後ろを指さした。
K 「急ぐかい?」
おれ「いや、急がないけど」
「サイアク、ここに穴を開けることになるかもしれん」
おれ「いや、急がないけど」
K 「じゃ、また明日来るわ、今日は工具も持ってないし」
と言って外に出ると、K氏は風呂場の外壁を見ながら、ボソッと言った。「サイアク、ここに穴を開けることになるかもしれん」
正直、K氏に見てもらえてホッとしたが、穴を開けられるのは、ちょっと・・。
費用もどのくらいかかるか、わからないし。
こうなったらもう一回、ダメ元でやるっきゃねえ!
再び、風呂場に腹ばいになって、エプロンの外し方をじっくり読んだ。
費用もどのくらいかかるか、わからないし。
こうなったらもう一回、ダメ元でやるっきゃねえ!
再び、風呂場に腹ばいになって、エプロンの外し方をじっくり読んだ。
まずは、洗面台カウンターのエプロンを外してみる、できた。
お次は、バスタブのサイドのエプロンだ。
こっちはかなりの横幅で、手をいっぱい広げてやっと届くくらいだが。
説明には「ねじりながらはずす」と、書いてある。
文字通り「ねじりながら」やると、エプロンを外すことができた。
お次は、バスタブのサイドのエプロンだ。
こっちはかなりの横幅で、手をいっぱい広げてやっと届くくらいだが。
説明には「ねじりながらはずす」と、書いてある。
文字通り「ねじりながら」やると、エプロンを外すことができた。
さあ、これで、穴の後ろに手を回せるようになった。
バスタブの外に落ちた、ホースの先端「パー」を右手で拾い上げて、バスタブの穴まで持ってくる。誤って外した「グー」を、左手で「パー」にねじ込む。
「入ってくれよ」と祈りながら、手が限界になったところでネジが止まった。
バスタブの外に落ちた、ホースの先端「パー」を右手で拾い上げて、バスタブの穴まで持ってくる。誤って外した「グー」を、左手で「パー」にねじ込む。
「入ってくれよ」と祈りながら、手が限界になったところでネジが止まった。
腰が痛いのに経筋体操
だが、まだ、エプロンを戻す作業が残っている。
バスタブサイドの大きなエプロンは、「ねじりながら」クリア!
だが、洗面台カウンター下のエプロンは、難関だった。
何度やっても、左右どっちかがはみ出しちまう。
サイアク、エプロンなんか外れたままで、風呂に入りゃいいと思ったが。
何度も何度も、試みていたら、突然、左の腰がグキッとなった!!
バスタブサイドの大きなエプロンは、「ねじりながら」クリア!
だが、洗面台カウンター下のエプロンは、難関だった。
何度やっても、左右どっちかがはみ出しちまう。
サイアク、エプロンなんか外れたままで、風呂に入りゃいいと思ったが。
何度も何度も、試みていたら、突然、左の腰がグキッとなった!!
腰はできなくても、首ならできる。
首を整えると、腰も整うって言うじゃねえか?
そう思って、首の経筋体操をていねいにやってみたら、大正解だった。
明らかに腰が楽になり、その直後に、散歩できるくらいになった。
首を整えると、腰も整うって言うじゃねえか?
そう思って、首の経筋体操をていねいにやってみたら、大正解だった。
明らかに腰が楽になり、その直後に、散歩できるくらいになった。
やりたくなっちゃうんだよ、明らかに良くなるから。
だがその晩は、起き上がると痛くて、こいつは2〜3日かかると不安になったが、翌朝、恐る恐る起き上がると、ふしぎやふしぎ!
まったく痛みが消えていた。
その日は掃除機かけたり、いつもより楽に動けたくらいだ。
だがその晩は、起き上がると痛くて、こいつは2〜3日かかると不安になったが、翌朝、恐る恐る起き上がると、ふしぎやふしぎ!
まったく痛みが消えていた。
その日は掃除機かけたり、いつもより楽に動けたくらいだ。
「せんでいいこと」とは、小さい頃、母に叱られた時の決まり文句だ。
今回も、耳の奥で、母の声がエコーして自分を責めつける。
だが、「せんでいいこと」はそれほど責められることなのだろうか?
たしかに、平穏な日常がかき乱され、無駄な心配と労力を伴う。
何もなければスムーズに運んだものを、と後悔ひとしきりだ。
だが、わざとやったのなら責められるが、むやみに叱るのはどうだろう?
不注意なら、もっと注意深くなるだろうし、無知なら、学ぶだろう。
大人にとっても、子どもにとっても、無駄ではないはず。
もちろん、そのために、大きな対価を支払わなければならないこともあるが。
たとえめんどくさいことになっても、この人生で学べるチャンスは大いに活かしたい。