メキシコ便り(103):米国・カナダ・ラテンアメリカHSBC銀行の最高責任者マイケル・ロバーツ氏、HSBCメキシコのコロナ禍での経済対策をベタ褒め / ロペス・オブラドール大統領、国連安全保障会議で世界の貧困救済案「友愛と幸福のための世界計画」を提案

 メキシコではついに15〜17歳のワクチン接種も始まり、ソンビ大国まっしぐら!🧟‍♂️若者の多いメキシコかなり心配になってしまいます。アメリカとの国境も11月8日から再開したこともあって、popoちゃんの周りの大人はほぼ皆、9割はワクチンしちゃいました。😩気のせいかもしれないですが、接種者の近くにちょっといるだけでチャクラが全部閉じちゃう気がして。。。(汗)息苦しくなります。気にしすぎかも。ワクチンに関しては相変わらず超残念なメキシコですが、メキシコのコロナ禍での経済が好調であることは、以前のメキシコ便りで既に触れました。今回は他国の銀行、格付け民間企業からメキシコの経済が好調であることを認められたことをレポートしてみました。

 まず、メキシコのコロナ禍での経済対策をベタ褒めした米国・カナダ・ラテンアメリカHSBC銀行の最高責任者マイケル・ロバーツ氏のインタビュー内容の要点を、そしてフィッチ・レイティング(格付け会社)がメキシコに優良債務格付けをしたこと、そして最後に11月8日に開催された国連安全保障会議でロペス・オブラドール大統領が議長を務め、そこで大統領は世界の貧困救済案「友愛と幸福のための世界計画」を提案したことをご紹介。

 HSBCといいフィッチ・レイティングといい、大統領支持派から見るとあまり良いイメージがないのですが、どうやらトップが良くなっている感じ。。。これはもしかして世界が良い方向に向かっている兆しの一つとして見てもいいのかもと思いました。
(popoちゃん)
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メキシコ便り(103):米国・カナダ・ラテンアメリカHSBC銀行の最高責任者マイケル・ロバーツ氏、HSBCメキシコのコロナ禍での経済対策をベタ褒め / ロペス・オブラドール大統領、国連安全保障会議で世界の貧困救済案「友愛と幸福のための世界計画」を提案

米国HSBC銀行の最高責任者、メキシコを賞賛!


11月17日のEl Financiero (エル・フィナンシエロ)の記事に米国・カナダ・ラテンアメリカHSBC銀行の最高責任者マイケル・ロバーツ氏のインタビューが掲載。そのインタビュー内容がすごい‼️メキシコのコロナ禍での経済対策をベタ褒め。👏👏👏

El Financiero のインタビュー記事
記事タイトルの意訳:HSBCは、メキシコのコロナ禍での経済対策に「💮花丸💮」

メキシコでHSBCといえば、昔カルテル(麻薬犯罪組織)と癒着しマネーロンダリングをやっていた銀行。(確か一番ひどかった銀行)そんな銀行の最高責任者が汚職撲滅に全力を注いでいるロペス・オブラドール政権を褒めるとはどういうこと?!で、早速、ロバーツ氏の波動チェック!見た目も穏やかそうなお方ですが、なんと波動もなかなか良いのでびっくり!!!これでなぜこんなにメキシコを褒めるのか納得。是非、皆様もご確認を。これは、いい兆し✨

Wikimedia_Commons[Public Domain] & Author:Michael Pead[CC BY-SA]

米国・カナダ・ラテンアメリカHSBC銀行の最高責任者マイケル・ロバーツ氏


ロバーツ氏のインタビュー内容の要点


危機に対処するために国債を発行した他の国とは異なり、メキシコは負債を一切増やさず良いポジションにいる。

メキシコには多くの強みがあり、その一つは世界各地で様々な貿易協定を結んでいる、非常にオープンな経済

メキシコは良いポジションにあり、国にとって良い転機にある。正しい政策と正しい方向性で懸命に努力してきた。本当にユニークで唯一な方法で、この状況全体から利益を得ることができる立場にある。

「私が知っている限りでは、世界で最も開放的な経済の一つであり、製造業の基盤を持っているため、非常に頑丈であり、また、非常に優れた労働力を持っているため、多くの国が持っていない基本的なものを持っていると思います。」
マイケル・ロバーツ氏

世界的に最大の経済的懸念はインフレ。

先月のアメリカのインフレ率6%。ここ数年で最も高い水準。多くの人々は、高インフレの中でどのように生活していけばよいのかわからず、この状況は世界の他の国々でも続くだろう。
Sin Lineaより)


フィッチ・レイティングス:メキシコに優良債務格付け


えっ???!!!😱今までフィッチ・レイティングスは、メキシコが汚職撲滅を進めれば進めるほど、評価を下げていた記憶がありましたが。。。フィッチ・レイティングスにも大きな変化?!またまた波動チェックしてみると。。。びっくり!!!会社の波動ですが、かなり良い!それでメキシコに良い評価をするのに納得。これもまた良い兆し✨


メキシコは良好な財政状況で安定しているとし、メキシコの債務を「BBB-」に格付け。この格付けは、メキシコが有利で競争力のある条件で資金調達を行うことができるらしい。公的債務対GDP比は同程度の格付けの国よりもはるかに低い水準にある。2021年のメキシコの成長率を国内総生産(GDP)比で5.9%の予測。(Sin Lineaより)


メキシコ、農業食品分野で過去29年間で最高の貿易黒字を達成!


農業・農村開発省(Sader)の報告によると、2021年1月から9月までの期間に、輸入が270億3,900万ドルに対し輸出が320億7,300万ドル、農業食品貿易収支は50億4,500万ドルの黒字。


国連会議:ロペス・オブラドール大統領の世界の貧困救済案に100か国が関心を示す


11月9日、ロペス・オブラドール大統領はニューヨークで開催された国連の安全保障会議で議長を務めました。そこでの大統領のスピーチは冒頭から「私は治安、軍事力について話しに来たのではありません。」とはじめ、世界の貧困救済案「友愛と幸福のための世界計画」を提案。貧困の最大の原因は汚職だと指摘。20分ほどのスピーチをしました。(下の動画)

「友愛と幸福のための世界計画」を提案をしている大統領

その内容とは、世界の富裕層1,000人が自発的に4%を負担し、さらに同様の割合を大企業1,000社が負担し、最終的にG20諸国が国内総生産(GDP)の0.2%を基金に充てるというもの。これにより、1兆ドル以上の資金が調達でき、1日2ドル以下で生活している7億5千万人の人々を貧困から救う役割を果たすことができるらしい。

最初に資金を受け取るのは、高齢者や障害のある子供たち。また、奨学金や職業訓練プログラムの資金、さらには、無料のワクチンや医薬品の配布にも使われることになるとのこと。(ワクチンはやめて、大統領!)

翌日11月10日の朝の大統領プレス・コンファレンスで、エブラッド外務大臣が国連の安全保障会議の報告をしました。

大統領のプレス・コンファレンスで、エブラッド外務大臣が国連安全保障会議の報告をしているところ

「友愛と幸福のための世界計画」の発表と同時に、47カ国以上がこのプロジェクトへの参加を表明。現在、すでに100カ国以上の国から、この計画への参加、貢献の意向が寄せられているとのこと。外務大臣はさらに多くの国が参加してくれることを期待していると言っていました。

これが本当に実現するといいなぁ。。。

「貧困の一番の原因は汚職」
よく堂々と胸を張って世界に発信してくださいました。
👏👏👏

!Viva Mexico!
(メキシコ万歳!)

(popoちゃん)

Writer

popoちゃん

メキシコ人夫とメキシコ在住中♪
新アムロ政権の勢いある改革ぶりを中心に
「今のメキシコ」をお届けいたします!

体癖5・9、ピッタ・カファ、エニアグラム1


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