花粉症のメカニズムとその本当の原因 ~免疫の過剰反応を正常に戻すことが重要

竹下雅敏氏からの情報です。
 “続きはこちらから”を先にご覧ください。“日本の都内に住む3.5人に一人が花粉症を発症している”とのことです。私もかなり酷い花粉症なのですが、今年は、今のところ、ほとんど症状が出ていません。花粉症の根治を目論んでいるのですが、何とかなりそうな気配です。
 デスクワークが長く、「気」が頭に昇る関係で冷え性も酷いのですが、これも完全に治そうと思っています。これまでは放っておいたのですが、コロナちゃんのおかげで、本気で治そうと思うようになりました。正しくアプローチすれば、少し時間はかかりますが、根治は難しくないと思っています。
 動画「花粉症のメカニズム」は、とてもわかりやすいので、参考にしてください。2分45秒で、“目のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻づまりは、異物を外に出す防御反応。ただ、過剰に反応している”と言っています。異物は排出する必要があるので、薬でこうした防御反応を止めてしまうのはマズイのです。免疫の過剰反応を正常に戻すことが重要です。
 埼玉大学の記事は非常に興味深いもので、田舎よりも都会の方が花粉症の症状が重くなるメカニズムを示しています。図3の絵と解説がわかりやすい。空気中を漂う花粉が破裂してアレルゲン物質(抗原)が花粉から分離、人体内に侵入して花粉症になるのですが、“自然な状態で割れる花粉は約2割程度です。しかし、大気汚染物質と接触した場合、約8割が破裂”するとのことです。
 冒頭の自然療法士ルイさんの動画を見ると、花粉症の本当の原因は、花粉と大気中の汚染物質の相互作用により、花粉アレルギー性が増悪することのようです。動画の6分10秒で、“日本や中国などの東アジアは3人に1人が大気汚染によって死亡している…東アジアの空気はガンに匹敵するだけの物質が大気中に満たされている”と言っています。
 ケムトレイルを考慮すると、空気中から異物を相当に取り込んでいると考えて良いでしょう。加えて、食品から農薬、食品添加物などの異物を取り込んでいます。西洋医学で処方される「薬」は、毒物の最たるものです。さらに、電磁波が私たちの免疫力を低下させます。これで病気にならない方が不思議なくらいです。
 根本的な解決には、人類が自然との関わり方を変えて、大地や空気を汚さないような生き方、暮らし方を選ばなければならないのですが、近い将来、金融崩壊という形で、このことに直面せざるを得なくなると思っています。
 とりあえず、今、個人で行えることは、免疫力を正常化することです。ビタミンDは、“今、世界で最も注目されている栄養素で…長寿ビタミンとか万能ビタミン、スーパービタミンなど”と呼ばれているとのことです。ビタミンDは、骨の健康、免疫や遺伝子の調整、筋肉、血管、脳の健康など、様々な所に影響する事が分かってきていると言っています。
 動画では、ビタミンDを摂る方法として、紫外線を浴びる、食事から摂る、サプリを飲むという3つの方法を紹介しています。私は、出来るだけサプリメントを摂りたくないので、日光浴と食事から摂るつもりです。
 また、ビタミンDをよく働かせるためには、マグネシウムを摂ることも必要(9分58秒)だと言っています。ビタミンDとマグネシウムの関係は、こちらの動画の11分のところが詳しいので参照してください。私はマグネシウム不足を「にがり」で補っています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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花粉症‼ 報道されない本当の原因【自然療法士 ルイ】
配信元)
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【完全版】ビタミンDサプリメントの正しい選び方・効果的な飲み方。間違うと健康被害が出ることも…
配信元)


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花粉症のメカニズム【Ⅰ型アレルギー】
配信元)
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花粉症と大気汚染の原因物質との関連性を化学的に解明
埼玉大学 工学部・環境共生学科 物質循環制御研究室 王 青躍
 
近年、日本の都内に住む3.5人に一人が花粉症を発症していると言われています。(中略)… これまでは花粉の飛散量が患者数に関わる原因と考えられてきました。しかし、大きなファクターではあるものの、それだけではないことが当研究室の学術研究から解明されています。大気中に移流・浮遊する、さまざまな汚染物質と花粉との接触により引き起こされる作用が、重篤な因果関係をもって私たちを苦しめているのです。
 
スギ花粉症に例えると、実際に花粉症を発症させる原因になるのは、花粉の表面に付着しているCry j1と、花粉内部にあるCry j2というアレルゲン物質(抗原)です。それらの抗原が花粉から分離し、人体内に侵入して抗体と結合することで発症します。(中略)… その分離を助けアレルゲン物質放散を増長するのが、大気中の汚染物質です。春先では黄砂が広く知られています。他には自動車排気ガス、ゴミ焼却・工場排煙などの燃焼煙源からの炭素物質、金属成分、硫酸塩や硝酸塩を含む微小粒子状物質、すなわち、いま話題のPM2.5などがそれにあたります。大気中の汚染物質との相互作用が、花粉アレルギー性を増悪させることになります。
(中略)
自然な状態で割れる花粉は約2割程度です。しかし、大気汚染物質と接触した場合、約8割が破裂します。(中略)… 結局、花粉アレルゲン物質を修飾して、抗体との反応性が強くなり、アレルギー性の増悪に作用するという計測結果(図3、文5)も発見しました。
(中略)

図3 都市部におけるスギ花粉アレルゲン物質(Cry j 1)の修飾

(以下略)

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