ロシア人が何度も危機を乗り越えてきた理由 ~ロシアの農家が食糧を備蓄している様子

竹下雅敏氏からの情報です。
 昨日の記事で、“ホワイトハウスの経済諮問委員会のセシリア・ラウス委員長が、「我々は、特に中東、アフリカの一部、極東において、飢饉や不足を懸念している」と言っていた”ことを紹介しました。
 時事ブログでは、“現在の金融システムがいずれ崩壊することは確実であり、金融崩壊の津波の中で食糧危機が起こる可能性があるため、「食糧備蓄」を怠らないように”と繰り返しコメントして来ました。
 今日の編集長の記事で、東京大学の鈴木宣弘教授は、“お金を出しても買えない事態が現実化している中で、お金で買えることを前提にした「経済安全保障」を議論している場合ではない”と言っていました。日本の食料自給率は極めて低く、「何も輸入できなくなった時」には地獄になることを想定しておいて下さい。
 問題は、“何ヶ月分の食料を備蓄しておけばよいか”なのですが、動画の17分以降をご覧ください。ロシアの農家が食糧を備蓄している様子が分かるのですが、これを見るとロシア人が何度も危機を乗り越えてきた理由が分かります。政府はまったくあてにならないので、自分たちで生き残る術を身につけるよりないのです。
 ツイートにある「日本がロシアのように経済制裁受けて何も輸入できなくなった時の食事」は、食糧不足になると一瞬でスーパーの棚から物が消えてしまうので、この写真のような食事を期待することはできないことを考えておいてください。
(竹下雅敏)
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70万キロ走った日本車が活躍する、ロシアの農家を訪ねて【1999年製・トヨタ・ライトエース】
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