食料備蓄に欠かすことの出来ない玄米 ~玄米の炊き方、長期保存対策など

竹下雅敏氏からの情報です。
 世界を取り巻く状況を見る限り、食料を備蓄しておく必要があるのですが、まずは玄米の確保です。白米は劣化が激しいので玄米で長期保存します。また、食糧不足の際に白米を食べるのは愚かなので、上手に玄米を炊いて食べるようにしましょう。どうしても体質的に玄米が合わない方は、3分づき等に精米して食べてください。玄米で保存し、食べる時に精米機を使って下さい。
 玄米の炊き方ですが、夏は12時間、冬は24時間水につけておくと良いようです。ウチは圧力釜で炊いているのですが、水を玄米の1.5倍にしています。例えば、玄米3合(510g)の場合は、水を765㏄にします。玄米を洗って良く水を切り、圧力釜に入れ、水を加え、蓋をして強火にかける。圧がかかったら弱火にし、23分加熱。ウチの圧力鍋のなべ内圧力は約90kPaです。火からおろし圧が自然に消えるまで放置します。水に浸しておいた玄米はとてもやわらかくておいしく、満腹感があります。 
 2つ目の動画の6分40秒で、コメの長期保存対策を説明しています。15度以下、湿度70~80%くらいでの保存が良い。開封したコメは、ペットボトルに入れて冷蔵庫に入れていると言っています。備蓄米は無酸素保存がオススメで、酸素遮断袋にお米を袋ごと入れる。脱酸素剤も一緒に入れて、袋の口をきちんと閉じる(9分7秒)だけ。酸素遮断袋は衣類圧縮袋を使うと安いし、すぐ手に入る。脱酸素剤は、使い捨てカイロ(普通サイズ、ミニサイズ2つ分)が良いと言っています。
 3つ目は、“こんな方法があるのか。”と驚いた動画です。「ぺりどっと通信7」のバキューム方式を思い出した人も居るでしょう。
 “続きはこちらから”の動画は、コメの長期保存に柿渋袋を使うというものです。「使い終わったら、天日に干して何度でも、再利用できます。(1分48秒)…保管は、日の当たらない湿気の無い場所、涼しい場所が良い。(3分47秒)」とのことです。
 この動画の加藤大和氏の書き込みが素晴らしい。“「もみ」のままの米で保存してます。30年経過しました。100年持ちます。…政府が、全国の余ったお米を「もみ」の状態で買い上げ、巨大な備蓄倉庫を建設してそこに保管する、そして…国民が飢えないように万全を図るべき”と言うのです。農水省はこの提言に耳を傾けるべきです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【令和最新版】玄米を食べてみたい方へ!炊き方が重要!有効性は?毒性は?
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【食糧備蓄】「お米」長期保存方法のおすすめ、やってみて分かったこと
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玄米まとめ買い保存方法。節約生活
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【3年】米の長期保存方法を紹介します
配信元&引用元)
 

加藤大和
うちは、「もみ」のままの米で保存してます。30年経過しました。100年持ちます。
 
みるここ
コメントありがとうございます!
もみのまま、保存出来るんですね😊
30年も保てるなんてすごいです。
 
加藤大和
@みるここ  さま。
ご返信ありがとうございます。
日本国民全員に知っていただきたいのですが、
日本人は、昔から収穫したお米を「もみ」のまま
保管し、「もみ」の状態で流通してきました。
江戸時代の屋敷の土蔵に保管されている
米俵も、その中は「もみ」米です。
「もみ」=「お米の種」
ですから100年経過しても高い発芽率です。
2000年前の大賀ハスの種が発芽した、という
ニュースがかなり以前ありましたが、それと同じで、
植物の種とは、そういうものです。
「もみ」殻を取って玄米にしてしまうと、
一応、発芽はしますが、栽培は不可能です。
半分死んでいるからです。
もみ殻を取った途端に酸化が始まり、
どんどん品質が劣化していきます。
和多志が子供の頃は、街のお米屋さんといえば、
お店の中に、もみ殻が散らばっていたものです。
昭和の頃までは、お店で脱穀していたからです。
これがお米に対する本来の作法です。
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ところが今はどうでしょう?
収穫した現地の農協(JA)ですぐに脱穀され、
さらに、殆どは白米にされてしまいます。
その方が輸送効率が良いからです。
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そんな今になって、「食糧難」の話が出始めています。
本来なら、食糧難対策は、国民ではなく、政府の仕事。
政府が、全国の余ったお米を「もみ」の状態で買い上げ、
巨大な備蓄倉庫を建設してそこに保管する、
そして、向こう10年、20年と天災や飢饉で作物が
実らなくても国民が飢えないように万全を図るべきでした。

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