竹下雅敏氏からの情報です。
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米陸軍退役大佐ダグラス・マクレガー氏、ウクライナ資金の流れと崩壊寸前のドンバスにいるウクライナ軍
配信元)
YouTube 22/12/28
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配信元)
(中略)ダグラス・マクグレゴー大佐 ウクライナ最新アップデート
知らぬ間に少しずつ越えられていく滅亡の赤いライン
The Complete Destruction of Ukraine is Unavoidable
/Ukraine-Russia War, Latest w/Col. Douglas Macgregor/Interview with Andrew Napolitano
(全訳) pic.twitter.com/LpgOIy4FBx— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
(中略)⑧大佐:プーチンは
「ロシアは自国が核攻撃を受けない限り、核兵器を使用することはない。核兵器の先制的使用はない」
という6月以前から言い続けている声明をそこでも繰り返したのに過ぎません。それは逆に言うと、
「もし、核攻撃を受けたら、ロシアは核攻撃で報復する」
という意味です。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
⑩大佐:なぜ、そこで彼が念を押したのかという理由ですが、それはバイデンが、戦後のアメリカ歴代大統領たちが連綿と引き継いできた伝統
「アメリカは自国が核攻撃を受けない限り、核兵器を使用することはない。核兵器の先制的使用はない」
というポリシーをあっさり撤回したからです。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
⑪大佐:バイデンは
「アメリカはたとえ自国が核攻撃を受けていなくても、核兵器を先制的に使用する場合がある。通常兵器使用に対して核兵器を使用する可能性がある。攻撃を受けていなくても核兵器を使用する可能性がある」
と述べたのです。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
(中略)⑫ジャッジ:ちょっと、待ってください。それは非常に危険なことではないのですか?
大佐:ところが、それがアメリカ合衆国大統領が公式に署名し、公表した声明なのです。「核の先制使用」がアメリカ合衆国の新・基本方針になったのです。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
(中略)⑯大佐:夥しい数の核弾頭を搭載したアメリカの弾道ミサイル、爆撃機、空母戦闘群(CVBG)が、アドリア海と東地中海に集結しています。ドイツでもその動きが見られます。 pic.twitter.com/fLwgtHfuOX— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
(中略)⑱大佐:非常にゾッとさせる現実的段階に入ってきました。ロシアは
「先制核攻撃を受けたかどうかはロシア自身が判断する。アメリカとその同盟がいつでも発射ボタンを押せる段階まで準備を完了した時、ロシアはそれを核攻撃開始と見做し、こちらから核攻撃を開始する」
と言っているのです。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
㉚ジャッジ:確か5、6ヶ月前だったと思うのですが、バイデン大統領がワルシャワで演説しました。その演説を聞いて大佐は、
「バイデンは感情で頭がカッカし、『地球全体を道徳化する(moralizing globalism)』というイデオロギーの泥沼に嵌り込んでいる」
と解説しました。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
㉛ジャッジ:『地球全体を道徳化する(moralizing globalism)』とはいったいどういう意味でしょうか?
大佐:それは
「アメリカの道徳は、地球上の他の誰の道徳よりも卓越し、優越している」
という考えです。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
㉜大佐:それゆえ
「アメリカに従わない考えはなんであれ誰であれ、たとえ気候変動であれ、国境解放論であれ、文化的マルクス主義であれ、全て悪であり、邪悪の極みとして取り扱わられなければならない」
というものです。これがmoralizing globalismの真髄です。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
㉝ジャッジ:そして、彼らネオコン・グローバリストたちはそのためにアメリカ人は血を流さなければならないと言っているのでしょうか?アメリカ合衆国国務長官アントニー・ブリンケンが昨日、ウォール・ストリート・ジャーナルに語ったことの真髄なのでしょうか?— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
㉞大佐:ジャッジの分析は非常に正確だと私は思います。
ジャッジ:オーケー。また大佐はこうも書きました。少し長いですが、ここで引用します。つい先週、大佐が書いたコラムからの引用です。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
㉟ジャッジ:「ロシア軍54万が南ウクライナと西ロシアとベラルーシに集結している。その数は日増しに増えている。それは1千基のロケット・アーテラリィ・システムと数千基戦略的弾道ミサイル、ドローンと五千両の装甲車と1万1千両の戦車と数百機の無人戦闘ヘリコプターと爆撃機で完全武装している。」— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
(中略)㊱大佐:戦車150両です。
ジャッジ:オーケー。さらに大佐は
「これは最も控えめに見積もった数字だ。現在のロシア軍は2月24日の特別軍事作戦でロシアが派遣した軍事力とは比較にならないほど増強されている」
と書きました。つまり、ここに至ってついにプーチンは本気になった。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
93. ジャッジ:動員された54万人がしっかりと訓練され、完全武装して東ウクライナからキエフに向かって西進を開始するまであとどれくらいかかりますか?
大佐:これは推測ですが、まず、キエフは第一の目標ではありません。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
94. 大佐:現在、ロシアの大軍が三つの方角に集結しつつあります。一つは南ウクライナです。これはやがて北上するでしょう。ウクライナ軍は既に俎板の鯉で、料理されるのを待っているだけです。バクムートにいるのはウクライナ人ではなく、すでにそのほとんどが外人部隊です。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
95. 大佐:ウクライナ人はもういなくなってしまったのです。ですから、ポーランド人やアメリカ人やイギリス人やその他のヨーロッパ人やスブラメニアン人を合わせて彼らにウクライナ軍のユニフォームを着せ、ウクライナ軍を装っているのです。それはロシア軍にとっては望むところです。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
96. 大佐:もっとたくさんバクムートに入って来ればいいと思っています。そこで一網打尽にできますから。そして実際にそうなるでしょう。いずれにせよウクライナにとっては絶望的です。スロヴィキンが総司令官に抜擢された時、
「戦闘の条件は全て事前に満たされなければならない」
と言いました。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
97. ジャッジ:スロヴィキンというのは誰ですか?
大佐:ロシア軍総司令官です。アメリカの四つ星将軍に匹敵します。この晩夏、あるいは初秋に彼が抜擢される以前は、各部隊はそれぞれ独立して行動していましたが、スロヴィキンが総司令官となったことで彼の下に統合されました。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
98. 大佐:今は、スロヴィキンが絶対的指揮権を持っています。彼の周到な準備は1942年のマーシャル・モンゴメリーがエル・アラメインの戦いの前に準備した周到さに匹敵するものです。スロヴィキンは準備が完了するまでは決して作戦に着手することはないでしょう。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
(中略)99. 大佐:彼は戦略的弾道ミサイル、クルーズ・ミサイル、ロケット・アーテリリィの全てを駆使して、ウクライナの指揮系統、エネルギー・グリッド、貯蔵基地、交通・分配インフラを含めた全てを破壊することでしょう。それを迎え撃つウクライナ軍は全く情けない状態です。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
103. 大佐:ポーランド国境とキエフとの間をロシアの大軍が埋め、そこに残っていたウクライナの拠点を完全に破壊します。それでポーランドを経由して入ってきた武器・兵力が完全に断ち切られます。
ジャッジ:それはちょうど、キエフを両側から挟み撃ちにするようなものですね。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
104. 大佐:そうです。最後の最後に回ってくるのがキエフです。ロシア軍はウクライナ軍を完全に破壊し、完全非軍事化を達成し、完全非ナチス化が達成する。ロシアが長い間ずっと言い続けてきた事です。ロシアは西側が擁護しているウクライナ・ナチスが消えるのを大人しく待ってはいません。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
105. ジャッジ:そうでした。
大佐:そこでナチスを完全に一掃した後、ようやくキエフに目を向けることになるでしょう。しかしながら、モスクワにも一つ不安があります。そしてその不安は増大しつつあります。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
106. 大佐:その不安とは、アメリカがあまりにも愚かなあまり、9万の「夢の同盟軍」を「解放者」としてウクライナに送ることです。もちろん、ロシアはそんなものとは戦いたくありません。ロシアは、あくまでもアメリカ(NATO)とは戦いたくないのです。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
107. 大佐:しかし、もし、私たちがその馬鹿をあえて犯すなら、私たちはそこで大量の軍隊を失うことになります。その時、私たちにはもう代わりがありません。私たちには燃料がありません。私たちには部品がありません。私たちには弾薬がありません。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
108. 大佐:なぜなら、もうすでにウクライナに全部やってしまったので、倉庫は空っぽだからです。それでもやる気になっている馬鹿は、ポーランドと私たちアメリカとルーマニアくらいなもので、それ以外のNATOは心の中で「冗談じゃない!」と思っています。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
109. 大佐:しかし、ロシアが本当に心配しているのはその後のことです。なぜかというと、軍隊を破壊され、何もかも失ってヤケクソになった私たちに残されているものがただ一つ核戦争だからです。ロシアはそれを心配しているのです。— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
110. ジャッジ:わかりました。飛んだ「プーチンのFOLLY」でした。大佐、どうもありがとうございました。
大佐:ありがとう、ジャッジ。
(了)
オリジナル動画:https://t.co/7P6fpvHu3L— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) December 29, 2022
マクレガー大佐は、“アメリカ人は、2つのことが起きていることを理解する必要があります。1つ目は大規模な富の移動です。…お金の一部はウクライナに流れ込むでしょう。…資金の最も大きな部分は…国防総省に行くだけです。そして、莫大な利益を得る軍事産業へと流れます。…そして、彼らはその金の一部を、感謝の気持ちとして、議会の政治家に還元するのです。…だから多くの共和党員が裏切って、彼らは進んで左派を支持します、何故なら彼らは一党独裁の一員だからです。…アメリカ人がよく理解していない2つ目のシアターは、ウクライナ東部のドンバスにいるウクライナ軍が崩壊寸前であることです。…ロシア軍が最終的に攻撃を開始した時、アメリカ人はその崩壊を見ることになる。そして本当の問題は、誰が立ち上がり、最終的にこの完全に誤ったシナリオに終止符を打つのか、ということです。”と言っています。
ツイートは、2022年12月8日にライブ配信された「ジャッジング・フリーダム」をThe Sun Snores Pressさんが翻訳してくれたものです。
ジャッジ・アンドリュー・ナポリターノ氏の三白眼のだみ声を聞くと、どうしても「笑ゥせぇるすまん」の喪黒福造を思い出してしまっていけません。
それはともかく、ライブ配信でマクレガー大佐は「完全に誤ったシナリオ」がどういうものかを説明しています。
ロシアのプーチン大統領は「ロシアは自国が核攻撃を受けない限り、核兵器を使用することはない。核兵器の先制的使用はない」という声明を出しているが、それは、“「核の先制使用」がアメリカ合衆国の新・基本方針になった”ためだというのです。
そして、“「もし、核攻撃を受けたら、ロシアは核攻撃で報復する」と再度プーチンに言わしめた現実的な事件が実はもうあちこちで起きています”とマクレガー大佐は言っています。
愚かなネオコン・グローバリストたちが、“この道をこのまま歩み続け、ロシアに対して「私たちは核兵器を準備している」というシグナルを送り続けたなら、その後に待っているのはアルマゲドンだ”とマクレガー大佐は警告しています。
非常に現実的で的確な指摘だと思いますが、私は「第三次世界大戦」は起こらないと思っています。それはキンバリー・ゴーグエンさんの情報を見ていれば分かります。彼らが核のボタンを押してもスイッチは入らず、関与した者たちは瞬時に処刑されてしまうからです。