この話、やはりよう出ますので再掲。コンビニ名(例:ファミマ△△店)とインボイス事業者番号から導出される運営会社名(株式会社〇〇商店)は、運営会社が「コンビニ名+支店名」の屋号の付加登録しない限りまず一致しません。「照合!ヨシ!」できること自体少ないんじゃないかな。 https://t.co/p2mFNjXtzE
— mizuki @コミケ日東ピ13a (@mizukisa) October 3, 2023
先日の議事録
— mizuki @コミケ日東ピ13a (@mizukisa) July 13, 2023
経理課長「経費精算でよく使われる店を、インボイス番号ごとソフトにマスタ登録しておけば楽なのでは」
私「よろしいですな」
経理「では早速…」
私「あ、コンビニは全店舗別扱いになるからね」
経理「全部別…?◎◎店と△△店は…」
私「全部別の番号」
経理「ヒイッ」
「なんで屋号登録しないのさ」? それは「1事業主複数屋号」に制度が対応していないからです。とある株式会社が、A町で喫茶店をB町でガソリンスタンドを運営していた場合、インボイスで登録できるのはどちらか一つで、2つは登録できません。
— mizuki @コミケ日東ピ13a (@mizukisa) October 3, 2023
この会社が屋号登録しちゃうとどうなるか。喫茶店を登録すると「喫茶店でガソリンを入れた運転手」が出ちゃうし、ガソリンスタンドを登録すると喫茶店で「キリコが飲むウドのコーヒーは苦い」になる。苦いどころじゃない。屋号入れて混乱するくらいなら登録しない方が良いってことになっちゃうわけ。
— mizuki @コミケ日東ピ13a (@mizukisa) October 3, 2023
企業の多角経営(複数屋号)など明治の昔からやってたことなのに、制度設計に反映されていないの本当に不思議でならんのですわ。法案審議や取扱要領を策定するなかで本当に吟味されたのかしら。民間の商慣習を聞いたのかしら。
— mizuki @コミケ日東ピ13a (@mizukisa) October 3, 2023
これに電子帳簿システム導入で同じ事業者を検索できる帳簿にするのが凄く難しいと!
— 瑠璃 九月十月はりこりこオンリー出ます (@ayaayapan69) October 3, 2023
フランチャイズ店の領収書が泣きそう
取引先を検索する時にFC元と運営業者の情報を別々に持つか統合させちゃうか、ですよねぇ。
— mizuki @コミケ日東ピ13a (@mizukisa) October 3, 2023
各チェーンが照合用にデータ公開するみたいな解決策は可能なのでしょうか。
— 神奈川2区から変える会 (@kanagawa2kukara) October 3, 2023
チェーンごとに(場合によっては万を超える)全店舗を、運営会社のチェンジ、廃業、閉店後もいつからいつまでどの番号だったかを保持しながらリアルタイムで公開し続けるということでしょうか(運営会社がFC撤退後他の事業やってると番号は生き残りますので、コンビニとしての照会期間は提示必須ですよね)
— mizuki @コミケ日東ピ13a (@mizukisa) October 3, 2023
【同じチェーン店舗でインボイス番号が何通りあるか?】
— 非 後悔(^^ゞ せらむん教大司教 (@MIKAGUTI) October 4, 2023
セブンイレブンだけで約2万個のインボ番号
ファミマだけで約1万6千個のインボ番号
ローソンだけで約1万4千個のインボ番号
同じコンビニチェーンでも
店舗ごとにインボ番号が別々と思って
おく位のイメージで…
大手コンビニだけでもこの状況
例えばコンビニなど全国に複数店舗のフランチャイズがある場合、インボイス番号から店名が出てくることはまず無いようです。登録必須情報の法人名は「ファミマ⚪︎⚪︎店」ではなく「株式会社△△商店」などになるためで、現行のシステムでは「1事業主・複数屋号」への対応ができていないそうです。場合によっては全国で万単位の店舗数があって、その全店舗の廃業、閉店などの変更にともなうインボイス番号をフランチャイズ元が把握して公開し続けることはシロウト目にも不可能に思えます。だとすると、経理担当者はインボイス番号からファミマ⚪︎⚪︎店などの屋号を手作業で照会することになるのか。もちろんこれはコンビニに限ったことではなく、多角経営をしている企業にも当てはまるそうです。
「同じチェーン店でインボイス番号が何通りあるか?」というところでは、セブンイレブンだけで約2万個、ファミマだけで約1万6千個、ローソンだけで約1万4千個、など大手だけでこの有様です。悪いことは言わん、今からでもインボイスやめよう。