[You Tube]古館が語った決意 報道ステーションSP・2012年3月11日

高津尚世様(読者の方)からの情報です。
福島第一原発事故発生から1年目の報道ステーションの特番で、古館一郎氏が語られた決意です。当時話題になりましたが、今、改めて報道に携わる立場である方の発言の影響力、重みというもの、そして、一人一人の勇気ある行動力と発言ということを考えさせられます。
(寄稿者のコメント)
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古館が語った決意 報道ステーションSP・2012年3月11日
転載元より抜粋)


RamadaVikara さんが 2012/03/11 に公開

【文字おこし】

この番組に関して 後悔することがあります。
1つ目は、牧場の主の方に何とか無理を言ってでも、あの牛の墓場を撮影して皆様にお届けするべきだったと今考えています。

私たちは物を喰らって生きています。

しかし、この生き物が育てられていく現場、そしてその現場で今、大変悲惨なことが起きているという、それをテレビは避けずに直視して皆様に見てくださいと私は、言う勇気を持つべきだと今後悔しています。

そして、2つ目の後悔は原発に関してです。報道ステーションでは、スペシャル番組として去年の12月28日の夜、原発の検証の番組をお送りしました。津波で原発が壊れたのではなく、それ以前の地震によって一部 第1原発の どこかが損壊していたのではないかというその追求をしました 。今回このスペシャル番組でその追求をすることはできませんでした。

原子力村というムラが存在します。
都会はこことは違って目映ゆいばかりの光に溢れています。
そして、もう一つ考えることは地域で主な産業では、なかなか暮らすのが難しいという時に、その地域を分断してまでも積極的に原発を誘致した、そういう部分があったとも考えています。
その根本を徹底的に議論しなくてはいけないのではないでしょうか。私はそれを強く感じます。
そうしないと今、生活の場を根こそぎ奪われてしまった福島の方々に申し訳が立ちません。

私は日々の報道ステーションの中でそれを追求していきます。
もし圧力がかかって番組を切られても、私は、それはそれで本望です。
また明日の夜、9時54分に皆様にお会いしたいです。
おやすみなさい


【ひとり言】
今更という気持ちも大いにあるが...
これからの報ステが 法棄て にならないよう期待してみよう。
しかし朝日....されど朝日。

かつて「TBSは終わりです」とまで言い放った
筑紫哲也を凌ぐほどの気概が無ければ不可能とだけ言っておく。


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