2026年7月25日 の記事

熊本日日新聞のスクープ 〜 陸上自衛隊「現地情報隊」が市民を対象に「愛国心」や「対自衛隊感情」といった思想信条の情報を組織的に調査・収集、他に性的嗜好や異性との交際関係も

 熊本日日新聞のスクープが大騒ぎになっています。陸上自衛隊中央情報隊の対外情報部門「現地情報隊」が、海外での情報活動ではなく、日本人の大学教授やNPO法人代表ら市民を対象に、「愛国心」や「対自衛隊感情」といった思想信条の情報を組織的に調査・収集していると報じられました。調査対象になった市民の「氏名や経歴に加え、『対日本感情』『対自衛隊感情』『思想・信条』などが『個人BSD(ベーシックソースデータ)』という報告書に詳細にまとめられ、朝霞駐屯地内で少なくとも数千人分が保管・共有されている」と見られるそうです。
 さらにスクープ第二弾では、調査項目に「性的嗜好や異性関係、身体的特徴といった極めて私的な情報が含まれていた」「対象者の顔写真や学歴、職歴、家庭環境といった基本情報のほか、異性との交際関係、資産や負債などの金銭状況、日頃の金銭感覚、賞罰、犯罪歴を記載する項目」があったことを続報しています。女性隊員を使って「女好きなどを利用して接触する機会をつくることができる。情報を得る手段の線引きはない。」との証言まで取材しています。朝霞駐屯地に保管されているとされる個人BSDは、「いずれも公文書としての登録や管理はなされていない」そうです。文民統制の逸脱が指摘されています。
 この件について、小泉防衛相は「現時点で現地情報隊の不適切な活動は確認されていない」と述べていますが、対象者の同意も取らずに違法に個人の人格権・プライバシー権を侵害して、どこが「適切」なんだと多くの人がツッコんでいます。
折しも31日には「国家情報局」が設置され、警察庁・外務省・防衛省・公安調査庁の情報が一手に集約されます。「国家情報会議」も31日に初会合のようです。当然、これらの情報も提供されるのでしょう。
 ところで7月20日、話題の朝霞駐屯地で火事があったようです。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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