左翼嫌いの伊藤貫さんが「アメリカ文明のモラル崩壊と日本への警告」と題して、安倍晋三元総理の政策も「拝米主義」でしかなかったと切り捨てている。戦後の保守は「親米保守」が主流で、今の堕落となったと。戦後左翼と戦後「拝米主義」保守は結局は同じものだと小生も思っていたので強く共感。 pic.twitter.com/k5ifg25xQb
— 堀雅昭 (@horimasaa) May 22, 2024
2024/05/16 伊藤貫氏
— commcommⅢ (@commcomm_r02) May 19, 2024
ミアシャイマー教授「今🇺🇦人がやる事は早く🇺🇸との同盟関係を切ること」
🇯🇵に対しても同じ事がいえる
これ以上🇯🇵🇺🇸同盟を続けても🇯🇵に利はない
🇺🇸の下僕として使われるだけで用済みになればポイと捨てられる
🇺🇸とは協議離婚したほうがいい pic.twitter.com/6ZEXoFmd4b
戦前は大陸での戦線拡大に命がけで反対
— ESPRIMO侍@ 江戸回帰派 (@ESPRIMO7) May 10, 2024
戦後は吉田内閣の蔵相として財政赤字こそ健全財政と主張し、日本の復興モデルのひな型を作り
総理大臣として、在日米軍に日本から出て行ってくれと言った
沖縄も日本が守るから米軍出て行けと言ったのも石橋湛山
石橋湛山は本物のリベラル pic.twitter.com/o1HZhLEIY6
1973年 #4月25日 #石橋湛山 永眠。東洋経済新報で紛争の元である海外領土の放棄を主張し(小日本主義)軍部批判を貫いた硬骨の言論人。[米国と提携するが向米一辺倒ではない]と米軍駐留問題や日中国交回復に踏出すも主治医が訝る[極めて不自然な病気]で重篤に陥り僅か2月で退陣 pic.twitter.com/lDFB3hwmnc
— 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ(略してグシャケン?) (@History_JP_5963) April 25, 2024
この写真アツいな。国交正常化のために中国を訪問する直前に石橋湛山邸を訪ねた田中角栄首相。田中は湛山の手を両手で握り締めている(読売新聞、1972年9月23日) pic.twitter.com/9BqqO72WSk
— 布施祐仁/ Yujin Fuse (@yujinfuse) May 14, 2024
上杉鷹山
— レイラ (@snowy_night31) May 5, 2024
石橋湛山 https://t.co/awfaCF2Uy2
今回は「思想的な観点から、アメリカ人の考え方をマネしてはいけない」ということを説明しています。
長い動画なので、印象に残った部分を抜き出し、その事について私の感想や見解を述べていこうと思います。
28分7秒のところで、“アメリカの心理学者と教育学者が言い出した「教育というのはハイ・セルフ・エスティーム(高い自尊心)とハイ・セルフ・リアライゼーション(高い自己実現)を目指せばいい」というのは、一見もっともらしく聴こえる。しかしこれは、競争することよって社会全体の生産性が上ってみんなうまくいくはずだという、最終的には「自分だけ良ければいい」という行動に繋がり、この思想は誤りである”というような事を話しています。
心理学者や教育学者のいうセルフ・リアライゼーション(自己実現)とは、単に社会的成功を意味しており、非常にレベルの低い価値観です。宗教における自己実現は、真我(ジーヴァ)を実現する事を意味します。百歩譲って「悟り」を得ることだと言っても良いです。
こうした低い価値観に踊らされて努力し成功を収めたとしても、“能力主義的な競争に勝った人たちは、負けた6割~8割の人を馬鹿にする(30分)”ようになると伊藤貫氏は話しています。
私は本当の意味で「高い自尊心」を持つ人というのは学歴や年収、社会的地位とは無関係に、人そのものを見ていると思います。そういう人は賢者であり、社会のあらゆるレベルに存在します。
分かりやすい例えでは、どんなに高い社会的成功を収めても自分を偉いとは思わず、また学歴や年収や社会的地位が低くても自分を愚かだと思わない人は賢者だと言えます。「賢者は自己に安らい、愚者は理想を追い求める」のです。
31分34秒では、“トランプを支持している人たちは圧倒的にボトム7割、上手く立ちまわるのが下手な人達”だと話しています。自分が不幸なのは社会が不公正だからであり、トランプが正してくれると信じているのでしょう。
「社会が不公正」なのは事実ですが、「自分が不幸」なのは自分の中に問題があるからです。自分自身の心の中にある問題を見つめて解決しようとせず、社会の不公正を問題にすれば、その人が幸福になる事はないでしょう。
1時間10分38秒で伊藤貫氏が影響を受けた人たちは、みんな古典主義者で正統主義者だったと話しています。“人間には大切にすべき古典的な良い考え方がある。最近の200~300年の言論人の薄っぺらな思想ではなく、過去2500年の思想の中で今でも光を放ち続けるのが、「尊敬すべき人達」なのであって、そういう人たちの思想を尊重するのが古典主義であり正統主義である”と言っています。
1時間18分40秒のところでは、“実を言いますと、安倍さんの外交政策、軍事政策も評価してなかった。結局はアメリカの一極覇権主義の政策に利用されているだけ。彼の経済政策にしても外交政策にしても軍事政策にしても、結局は岸とか佐藤栄作とか中曽根と同じようにアメリカの覇権主義的なグランド・ストラテジーに都合のいいように利用されていただけではないか。安倍さんは日本の国益にとってマイナスの存在だった。ただし、安倍さんのことをちょっと弁護すると、過去79年間の日本の政治家の中で拝米主義は間違いだと本気で考えて行動しようとした人は、重光葵(しげみつまもる)さんと石橋湛山(いしばしたんざん)の2人ですから、安倍さんがその他大勢の拝米主義者として行動したのも、まあそんなものかなという風に考えております”と話しています。
1時間31分50秒では、哲学者にとって一番大切な問題は「人間が生きる意味」と「人生の目的」の二つである。アメリカ人は実利主義者であり、自分にとって利益があるかどうかで判断するだけで、深い思想は持っていない、と言っています。
「人生の目的」は愛を学ぶことです。「愛」は感情ではありません。それは真の自己(ジーヴァ)のヴァイブレーションなのです。至高の本質であり、存在そのものです。あなたが目的を持たないとき、愛はそこにあります。
哲学者が「生きる意味」を問うとき、自分が正しく生きていないことを自覚しているのです。なぜ、正しく生きられないのかと言うと、目的を追求し理想を追い求めているからです。
目的を追求し理想を追い求めている人は、「今」を否定しているのです。彼の中では、変わらなければならない自分、変わらなければならない世界があるのです。しかし、それはありのままの自分を否定することであり、世界を否定することなのです。そこに「愛」はありません。
「人生の目的」は何か? それは愛を体現することです。そして、その状態は目的を持たないことなのです。