[マスコミに載らない海外記事]抑えきれない福島原発事故

竹下雅敏氏からの情報です。
事態は制御不能で手の打ちようがない…ということのようです。今思うと原発事故の「収束宣言」というのは、どうやら有効な手立ての収束宣言であったのだとわかります。
冗談を言っている場合ではないのですが、NHKにはケシュ財団の技術について伝え、確認を取るように促しました。UFOと同じで、この手の情報は相手にされないのかも知れません。
それ以外に方法がないはずなのですが…。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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抑えきれない福島原発事故
転載元より抜粋)
問題は、史上最悪の環境惨事だ。チェルノブイリの何倍も酷い。空前絶後の大惨事なのだ。これは原子力発電を廃絶するに十分な理由だ。

経済産業省によれば、約300トンの放射性地下水が毎日太平洋に流れ込んでいる。

日本における三月の地震と津波が、福島のメルトダウンを引き起こして以来、ずっとそうなのだ。
止めようがないのだ

第四号建屋の構造的完全性はひどく損なわれている。第四号建屋には何百トンもの高放射能の水がある。

もし、地震か他の自然災害が起きれば、燃料棒が燃えるのはほぼ確実だ。その後放射性放出物が出るだろう。

放出物は壊滅的な被害をもたらそう。

原発の専門家アーニー・ガンダーセンによれば、“馬は既に納屋から外に逃げてしまった。”

日本当局は、障壁を作ることを提案している。なされている事は“二年遅れで、建設が終わるころには手遅れでしょう”とガンダーセンは言う。

障壁は解決策にならない。それは別の問題を引き起こす。“もし水が太平洋に流出できなければ、水は現場に溜まります。つまり原子炉そのものが不安定になるのです。”

“水は原発建屋の下に入り込む可能性があり、もし地震が起きれば、実際、原発建屋は倒れかねません。一つの問題を解決すると、次の問題を生み出すという状況です。”

ガンダーセンは、汚染された水は、最短20から30年は流出し続けるだろうと考えている。それはこれまで我々が経験するものの中で最も放射性の高い水だ。

確実に癌が蔓延する。日本だけの話ではない。日本の子供達では、衝撃的に、40%も、甲状腺障害が増加している。

福島は継続中の災害だ。終わらないのだ。

エネルギー環境研究所(IEER)所長のアージュン・マキジャニによればこうだ。

ストロンチウム90は、カルシウム類似化合物なので、食物連鎖で生体内に蓄積します。
カルシウムに良く似ているので、骨が標的になります。
カルシウムのように振る舞うので骨の中に入ります。
結果は癌より酷い可能性があります- その結果、あらゆる種類の病気にずっとかかりやすくなります。”

東京電力が一体どのようにして問題に対処できるのか、マキジャニにはわからない。事態は制御不能なのだ。

“彼等が一体どうやって、溶けた核燃料にたどり着き、酷く損傷した建屋の底から取り出し、より安全というか、より危険性の少ない保管なり廃棄なりの為に、いかに梱包できるのか、私にはもう全くわかりません”


これは人類最悪の環境の悪夢だ。放射能の雨は北米やヨーロッパも汚染する。

オバマは臆面もない原子力発電推進者だ。彼はもっと多くの原子炉を建設したがっている。

彼はクリーン・エネルギーについて語っている。政策措置はそれを否定している。彼は大企業のお気に入りの代役を務めているのだ。

原子力は本来危険だ。アインシュタインは、原発のことを、水を沸騰させる非常にまずい方法と呼んだ。

反原発活動家のカール・グロスマンによれば、こうだ。

潜在的に大惨事となるような事故を防ぐには“完璧であることと、天災が無い事が必要です。

我々は天災を無くすことはできません。しかし我々は原発なら無くせますし、無くさねばなりません。” さもなくば、原発が我々を無くすだろう。

放射能の専門家ヘレン・カルディコットは明快に断固として述べている。

もし現在の傾向が続けば、我々が呼吸する空気、我々が食べる食べ物、そして我々が飲む水は、じきに人類がこれまで経験したどんな疫病よりもはるかに大きな健康被害をもたらすのに十分な放射性汚染物質で汚染されてしまいます。”

チェルノブイリ惨事後には、隠蔽と否定が続いた。

死亡者数は報告されているより何倍も多かった。推計は百万人あるいはそれ以上に及ぶ。

福島はチェルノブイリを遥かに越えている。何百万人もの命が脅かされている。おそらくは将来の独立した諸研究が説明してくれよう。それは犠牲者達を救うには、余りに僅かで、余りに遅きにすぎよう。

記事原文のurl:www.veteranstoday.com/2013/08/13/fukushima-uncontainable/

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