竹下雅敏氏からの情報です。
うちは自分で建てたログハウスに住んでいるので、北欧と日本の住宅の規格があまりにも違うことをよく知っています。日本の住宅は出来るだけ木を節約するために、屋根の垂木にしても床下の根太の高さにしても、これ以上出来ないというところまで木を細くしています。床材にしても薄すぎて(北欧では27~30ミリメートル)ペラペラなので、下にべニア板を敷いて補強するしかありません。見た目は普通でも中身は業者がより儲かるように、いわば偽装に近いことをやっています。しかし全員がこうした偽装に近いことをやれば、それが標準の規格になってしまうから、恐ろしいものです。私から見るとこんなペラペラ、ぱかぱかの安物の家に数千万を投じるなどというのは、狂気の沙汰です。おそらく部材費は、3~4百万円くらいではないかという気がします。一事が万事この調子で、日本は、このような偽装ではないかというような物事ばかりです。首相の発言、東電の説明、はては食品の表示にいたるまで、日本では信頼と信用という言葉は今や死語なのでしょうか。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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食材「偽装」詐欺事案を「誤表示」問題に偽装
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植草一秀の『知られざる真実』 13/11/5
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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