竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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ビルダーバーグが内部分裂
転載元より抜粋)
日本や世界や宇宙の動向 14/6/13
http://beforeitsnews.com/economy/2014/06/huge-bilderberg-split-nuclear-war-greg-hunter-with-daniel-estulin-the-true-story-of-bilderberg-2014-2630898.html
(概要)
6月11日付け:
ビルダーバーグのエキスパート、ダニエル・エスチュリン氏(E氏)(スペイン在住)がグレグ・ハンター氏(H氏)のインタビューに答えています。
(概要)
H氏:
先週、コペンハーゲンで、毎年恒例のビルダーバーグ会議が開催されました。
ビルダーバーグの全容を明かす本の著者、ダニエル・エスチュリン氏をお招きしました。
ビルダーバーグは世界で最も非民主的な集団であり、各国の政治リーダーを買収し、手なずけています。今後の世界の民主主義はどうなって行くのでしょう。
E氏:
ビルダーバーグ、CFR、三極委員会ボヘミアングローブの○○サークルなどの集団は秘密結社ではありません。そこには邪悪な全能の目で象徴される悪魔儀式に基づく陰謀論は存在しません。
ビルダーバーグ集団はコンベヤーベルトのようなものです。世界をどうするかについて実際に決定できるのは、さらに上の階級の連中なのです。
それでも、一部の決定権はビルダーバーグが握っています。
ビルダーバーグはヨーロッパで台頭しているナショナリズム、ウクライナ問題、ロシアと中国の天然ガス協定、イランについて非常に懸念していますので、これらのついても話し合われました。さらに地球温暖化、気象変動、サイバー戦争などが重要な議題として扱われました。彼らはどのようにして参加メンバー全員の総意を得ることができるのか、全員が同じ考えを持ち同一方向に進んで行けるように取り組んでいます。
H氏:
最重要議題であったウクライナ問題について、今後、どのような結末が待っているのでしょうか。
E氏:
あまり力のないリーダーに限って何だかんだとうるさいことを言うものです。それがオバマなのです。アメリカはアフリカの小さな国々や、例えばフランス(良い結果は招かないが)などの国を脅すことはできますが、ロシアは超大国なのです。
ウクライナではポロシェンコ新大統領が誕生しました。ビルダーバーグ会議でも、これ以上、ウクライナの内戦が悪化することを望んでいません。
ウクライナでは親露地域が混在することから、地方分権化が適当であるとビルダーバーグは考えています。
IMFがウクライナに数十億ドルの緊急支援を行おうとしていますが、そのような事をしても問題は解決しません。ウクライナは永遠にIMFに従属し、他国の支援金に頼らなければ生き残れないからです。
既に年金生活者の年金受給額が半額になってしまいました。そのため、高齢者は道路のごみ箱から食べものを探している状態です。
しかしウクライナの親露地域ではロシアから全く別の支援を提示されています。欧米オルガルキー、世界金融資本、グローバル・エリートらは、ロシアとウクライナが協力関係を結ぶことを嫌がっています。しかしヨーロッパのビルダーバーグ・メンバーは、ロシアとウクライナはお互いに共通点を見出すべきだと言っています。
一方、アメリカのビルダーバーグ・メンバーは、そのような考えに真っ向から反対しています。ヨーロッパのビルダーバーグ・メンバーはロシアはヨーロッパの一部であるとしてロシアに譲歩しています。これはとても現実的なやり方です。
彼らは、ロシアが会議に参加しないとウクライナ問題は解決しないと考えています。ロシアはウクライナ問題で重要な役割を演じることになります。
ウクライナのエネルギー問題を解決するために、新大統領はロシアのガスプロムとのガス協定を終結する必要があります。新大統領が今後どのような決断をするかが興味深いところです。ヤヌコヴィッチ前大統領はEUではなくロシアと協定を結ぼうとしたためにウクライナから追放されたのです。
ウィキリークスの情報によれば、米政府はポロシェンコ新大統領をペテン師と呼び、彼を信用していません。ウクライナ人のために働くペテン師ならばO.Kでしょう。
H氏:
ビルダーバーグも、さすがに世界戦争(核戦争)は望んでいないでしょう。自分達も地球の住人なのですから。要らない連中を宇宙に追放することができれば別ですが。。。
E氏:
ヨーロッパのブルダーバーグは世界戦争が起こる可能性について非常に憂慮しています。アメリカのビルダーバーグはあまり憂慮していません。ロシアは世界戦争を引き起こさないために重要な役割を演じています。
今回の会議で、ヨーロッパのビルダーバーグとアメリカのビルダーバーグが完全に対立しました。このようなことは2002年の会議以来です。オバマはヨーロッパに、対ロシア制裁の強化を要求しました。しかしヨーロッパ勢はこれ以上の制裁を加えるとロシアからのガス供給がストップしヨーロッパ諸国が打撃を受けるため、オバマの要求を断わりました。
欧州委員会はロシアから供給されるガスや石油がEUの経済成長にいかに重要かを理解しています。そしてフランスはロシアに武器を輸出することを望んでおり、ドイツはロシアと協議することを望んでいるのです。
H氏:
ヨーロッパとロシアは経済的に切っても切れない深い繋がりあるため、ヨーロッパ勢はロシアとは問題を起こしたくないでしょう。
E氏:
たとえ、EUが対ロシア制裁を強化したとしても、ロシアは既に中国とガス協定を結びましたから、あまり効果はありません。中国とロシアのガス協定により両国の関係が強化されます。中国と天然資源が豊富なロシアという2つの大国が手を結ぶと欧米諸国の大きな脅威となります。
40年前にキッシンジャーは中国政府に対しソ連と敵対しアメリカと手を結ぶように説得したのです。中国とロシアが手を結ぶと西側のオルガルキーは不利な立場に追いやられるからです。
中国はロシアの天然資源が欲しいのです。これまで、中国は、ガスや石油の殆どをマラッカ海峡をを経由して輸入しました。しかし、今後はロシアからパイプラインでガスや石油を送り込むことができるのです。
ビルダーバーグが最も恐れていることは、ロシア、中国、イランが手を結ぶことです。
しかしアメリカのビルダーバーグは、ロシアは今でも核ミサイルを中国の方向に照準を合わせている、と指摘しました。今後、6ヶ月から1年以内に、ロシアと中国の協力関係が崩壊する可能性もあります。
欧米の政治家もメディアもロシアと中国が分裂することを願っています。そのため西側のオルガルキーは中国を支援し、ロシアに制裁を加えようとしているのです。
(概要)
6月11日付け:
ビルダーバーグのエキスパート、ダニエル・エスチュリン氏(E氏)(スペイン在住)がグレグ・ハンター氏(H氏)のインタビューに答えています。
(概要)
H氏:
先週、コペンハーゲンで、毎年恒例のビルダーバーグ会議が開催されました。
ビルダーバーグの全容を明かす本の著者、ダニエル・エスチュリン氏をお招きしました。
ビルダーバーグは世界で最も非民主的な集団であり、各国の政治リーダーを買収し、手なずけています。今後の世界の民主主義はどうなって行くのでしょう。
E氏:
ビルダーバーグ、CFR、三極委員会ボヘミアングローブの○○サークルなどの集団は秘密結社ではありません。そこには邪悪な全能の目で象徴される悪魔儀式に基づく陰謀論は存在しません。
ビルダーバーグ集団はコンベヤーベルトのようなものです。世界をどうするかについて実際に決定できるのは、さらに上の階級の連中なのです。
それでも、一部の決定権はビルダーバーグが握っています。
ビルダーバーグはヨーロッパで台頭しているナショナリズム、ウクライナ問題、ロシアと中国の天然ガス協定、イランについて非常に懸念していますので、これらのついても話し合われました。さらに地球温暖化、気象変動、サイバー戦争などが重要な議題として扱われました。彼らはどのようにして参加メンバー全員の総意を得ることができるのか、全員が同じ考えを持ち同一方向に進んで行けるように取り組んでいます。
H氏:
最重要議題であったウクライナ問題について、今後、どのような結末が待っているのでしょうか。
E氏:
あまり力のないリーダーに限って何だかんだとうるさいことを言うものです。それがオバマなのです。アメリカはアフリカの小さな国々や、例えばフランス(良い結果は招かないが)などの国を脅すことはできますが、ロシアは超大国なのです。
ウクライナではポロシェンコ新大統領が誕生しました。ビルダーバーグ会議でも、これ以上、ウクライナの内戦が悪化することを望んでいません。
ウクライナでは親露地域が混在することから、地方分権化が適当であるとビルダーバーグは考えています。
IMFがウクライナに数十億ドルの緊急支援を行おうとしていますが、そのような事をしても問題は解決しません。ウクライナは永遠にIMFに従属し、他国の支援金に頼らなければ生き残れないからです。
既に年金生活者の年金受給額が半額になってしまいました。そのため、高齢者は道路のごみ箱から食べものを探している状態です。
しかしウクライナの親露地域ではロシアから全く別の支援を提示されています。欧米オルガルキー、世界金融資本、グローバル・エリートらは、ロシアとウクライナが協力関係を結ぶことを嫌がっています。しかしヨーロッパのビルダーバーグ・メンバーは、ロシアとウクライナはお互いに共通点を見出すべきだと言っています。
一方、アメリカのビルダーバーグ・メンバーは、そのような考えに真っ向から反対しています。ヨーロッパのビルダーバーグ・メンバーはロシアはヨーロッパの一部であるとしてロシアに譲歩しています。これはとても現実的なやり方です。
彼らは、ロシアが会議に参加しないとウクライナ問題は解決しないと考えています。ロシアはウクライナ問題で重要な役割を演じることになります。
ウクライナのエネルギー問題を解決するために、新大統領はロシアのガスプロムとのガス協定を終結する必要があります。新大統領が今後どのような決断をするかが興味深いところです。ヤヌコヴィッチ前大統領はEUではなくロシアと協定を結ぼうとしたためにウクライナから追放されたのです。
ウィキリークスの情報によれば、米政府はポロシェンコ新大統領をペテン師と呼び、彼を信用していません。ウクライナ人のために働くペテン師ならばO.Kでしょう。
H氏:
ビルダーバーグも、さすがに世界戦争(核戦争)は望んでいないでしょう。自分達も地球の住人なのですから。要らない連中を宇宙に追放することができれば別ですが。。。
E氏:
ヨーロッパのブルダーバーグは世界戦争が起こる可能性について非常に憂慮しています。アメリカのビルダーバーグはあまり憂慮していません。ロシアは世界戦争を引き起こさないために重要な役割を演じています。
今回の会議で、ヨーロッパのビルダーバーグとアメリカのビルダーバーグが完全に対立しました。このようなことは2002年の会議以来です。オバマはヨーロッパに、対ロシア制裁の強化を要求しました。しかしヨーロッパ勢はこれ以上の制裁を加えるとロシアからのガス供給がストップしヨーロッパ諸国が打撃を受けるため、オバマの要求を断わりました。
欧州委員会はロシアから供給されるガスや石油がEUの経済成長にいかに重要かを理解しています。そしてフランスはロシアに武器を輸出することを望んでおり、ドイツはロシアと協議することを望んでいるのです。
H氏:
ヨーロッパとロシアは経済的に切っても切れない深い繋がりあるため、ヨーロッパ勢はロシアとは問題を起こしたくないでしょう。
E氏:
たとえ、EUが対ロシア制裁を強化したとしても、ロシアは既に中国とガス協定を結びましたから、あまり効果はありません。中国とロシアのガス協定により両国の関係が強化されます。中国と天然資源が豊富なロシアという2つの大国が手を結ぶと欧米諸国の大きな脅威となります。
40年前にキッシンジャーは中国政府に対しソ連と敵対しアメリカと手を結ぶように説得したのです。中国とロシアが手を結ぶと西側のオルガルキーは不利な立場に追いやられるからです。
中国はロシアの天然資源が欲しいのです。これまで、中国は、ガスや石油の殆どをマラッカ海峡をを経由して輸入しました。しかし、今後はロシアからパイプラインでガスや石油を送り込むことができるのです。
ビルダーバーグが最も恐れていることは、ロシア、中国、イランが手を結ぶことです。
しかしアメリカのビルダーバーグは、ロシアは今でも核ミサイルを中国の方向に照準を合わせている、と指摘しました。今後、6ヶ月から1年以内に、ロシアと中国の協力関係が崩壊する可能性もあります。
欧米の政治家もメディアもロシアと中国が分裂することを願っています。そのため西側のオルガルキーは中国を支援し、ロシアに制裁を加えようとしているのです。
また記事を見ると、私がすでに言及していたように、ウクライナのポロシェンコ大統領が、ナサニエル陣営に転向しているという事を裏付ける記述が出て来ます。ウクライナもオバマ政権の思うようにはならないということがわかります。追い詰められた彼らは、今、何とか日本を動かして戦争をさせようと思っているようで、安倍の焦った姿からもそれが伺えます。しかしシリアにせよ、ウクライナにせよ、エジプトの政変以降、彼らの思惑はすべて頓挫して来たのです。彼らがどんなに焦っても、もはや間に合わないと思います。