注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
「どうしてせっかく取り除いた汚染土を全国に」
— 青木美希 (@aokiaoki1111) 2018年12月17日
政府は、福島県内の除染で取った汚染土を袋から出し、全国の公共事業で道路や園芸農地として再利用する計画を進めています。政府が県内で実験しようとしましたが、福島の住民たちが反対し、止まりました。
8割超が知らないと。https://t.co/FRDATS6Lg2
政府は、福島第一原発事故の除染で取りのぞいた福島県内の汚染土を処理しきれないため、全国の公共事業等で道路や園芸農地に再利用を進める計画を進めています。
— 青木美希 (@aokiaoki1111) 2018年12月17日
この内容を知らない人が県外で8割を超え、環境省は全国の自治体の職員や住民を対象に見学会を開くとのことです。https://t.co/hcUkUV2Fjc
放射能市民測定室たらちね が 2018年10月に測定した「松の葉」
— cmk2wl (@cmk2wl) 2018年12月14日
25590Bq/kgのセシウムを検出している。
原発事故は何も終わっちゃいない。 pic.twitter.com/6zIjUAHXS6
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ところが福島県外に運ばれる汚染土は、国ではなく各自治体が処分の責任を負います。にもかかわらず、こうした計画があることを、福島県外では8割以上の住民が知らないことが判明しました。
これを受けて環境省は全国の自治体を対象に、この計画の周知に努めるそうですが、計画の内容よりも汚染土がどんな手品で安全になるのか説明されるのでしょうか。
ジャーナリストの烏賀陽弘道氏は、事故直後から被災地を取材されていますが、未だに被災地の現状は過酷でとても復興には程遠いと伝えています。今回のレポートでは、汚染土同様、安倍政権の異常な政策を浮き彫りにされています。
曰く、2020年3月には仮設住宅の全廃、避難民を退去させる。高線量地帯の鉄道を復旧させ、JR常磐線を全線復活させる。こうして無理やり原発事故からの復興を国内外に印象付けて、オリンピックの聖火ランナーを福島からスタートさせ、復活のプロパガンダに利用する、というものです。
烏賀陽氏は、このプロパガンダと打ち捨てられた避難民の家屋を、あたかも辺野古のようにシビアに対比させるのです。