イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のホセイニー議員が、「イラン核科学者暗殺計画の首謀者は、シオニスト政権イスラエルの諜報機関モサドである」と語りました。
アメリカのCBSニュースは、「Spies Against Armageddon」と題した新書を出版し、その中でモサドが様々な人々にイラン人核科学者のテロ暗殺の訓練を施している、とされています。
ホセイニー議員は、9日月曜、イスラエルがイランの核科学者の暗殺を計画したことを強調し、
「イスラエルの犯罪は国際司法機関での追及が可能である」と述べました。
ホセイニー議員はまた、「理不尽な大国の犯罪は、イランだけでなく、外国の支配を受け入れないシリアやレバノンなどイランの近隣国にも発生している」とし、「国際機関がイランの科学者の暗殺に対して沈黙している理由として、人権団体の構造の脆弱さ、独立性の欠如、消極的な態度及び、IAEA国際原子力機関が一部の国の政策に同調したことが挙げられる」と語りました。
さらに、イランの合法的な核の権利を強調し、「イランの核化学者の暗殺に向けたモサドの計画に関する新たな証拠資料が公開されたことは、国際舞台におけるイランの正当性を証明する大きな歩みである」としました。
ホセイニー議員は、「イランの核科学者の暗殺任務を負っていたテロリストたちへの訓練に対する責任はモサドにある」とし、「この事実は、以前からイランにとって明らかだった」と述べました。