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[イランラジオほか]CIA前長官に有罪判決が下る、麻薬密輸を市民が摘発

竹下雅敏氏からの情報です。
 元CIA長官のペトレイアスに有罪判決が下ったとのこと。最終的には、チェイニー、ラムズフェルド、ウォルフォヴィッツ、ブッシュ・ジュニア、パパ・ブッシュ等を、国際司法裁判所で裁くべきだと思います。また、このままではそうなる可能性が高いので、彼らは一か八かの賭けに出るはずです。現在のアメリカの状況を見ると、遠からず何かが起こりそうな気配です。
 下の記事は、CIAが麻薬密輸ビジネスを行なっていた証拠が挙がって来たというものです。米国が民主主義国家で、正義の国だと未だに信じているのは、いまや米国民と日本国民以外に居ないのではないかと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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CIA前長官に有罪判決、無残な結末
転載元より抜粋)
b10 テヘラン発行の新聞、レサーラトが、「アメリカ中央情報局CIAのペトレイアス前長官に有罪判決が下り、この騒動を起こした将軍の司法審査が終わった」と報じました。

レサーラトは、25日土曜の記事の中で、ペトレイアス前長官が、アメリカの2大政党と協力し、2001年のアフガニスタン人の殺害に関わったことに触れ、「ペトレイアス前長官は、好戦的な政策を理由に、世界の世論だけでなく、アメリカの世論にも嫌われている」としました。

レサーラトによれば、ペトレイアス前長官は、アメリカの外交政策における軍事的な失敗、占領、侵略の象徴として知られ、それはアメリカの市民が、ペトレイアス前長官を、ブッシュ元大統領とオバマ大統領の誤った戦略を正当化することを自らの最大の責務と見なす人物、戦争犯罪者と見なしているためだということです。

レサーラトは、世界の人々はペトレイアス前長官を、チェイニー元副大統領やブッシュ元大統領と同様に、アメリカの外交政策における無制限の暴力的傾向の象徴と見なしているとし、「ペトレイアス前長官は、アフガニスタンやその他の国で行った戦争犯罪を理由に、国際司法裁判所で裁かれるべきだ」と報じました。

また、「ペトレイアス前長官が殺害や好戦的な態度によって過ごした一生に対するアメリカ政府からの報酬は、CIA長官のポストだった。だが最終的に彼は、不倫のスキャンダルや治安上の不正行為を理由に、最悪の状態でCIA長官を辞任した」としました。
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<CIAエージェントが麻薬密輸で逮捕される。>
転載元より抜粋)
http://beforeitsnews.com/alternative/2015/04/two-cia-agents-arrested-by-minutemen-while-crossing-mexican-border-with-1300-pounds-of-cocaine-3143718.html
(概要)
4月25日付け:

b20
エルパソにほど近いメキシコとの国境(チワワ砂漠)からアメリカに流入する不法移民と麻薬密売人を監視している7人の民兵グループは、昨夜、SUV車に乗り猛スピードでアメリカに侵入した2人の男を市民逮捕することにしました。民兵らは自分達が使用しているトラックに乗り、彼らを追跡し、15マイル走ったところでSUV車を停止させ取り押さえました。

さっそくSUV車の積荷を調べたところ、1300ポンド(約618kg)のコカインが見つかり、彼らはそれらをアメリカ国内に運んでいるところだったのです。

逮捕された2人の男が民兵らに見せたのは。。。CIAのIDカードでした。それを見た民兵らは驚きを隠せませんでした。男らはCIAの職務として麻薬を密輸しており、積荷(麻薬)はCIAが所有していると説明しました。

この事件からも、CIAは常習的に麻薬をアメリカに密輸していたことが分かります。グーグルでCIA Drugsと検索すると大量の情報が出てきます。もはやCIAによる麻薬密輸ビジネスは陰謀でもなんでもありません。これは事実なのです。

[グローバル・リサーチ 他]ウクライナ:いかに主流メディアが報道を捻じ曲げるか

 欧米メディアがウクライナ情勢に関して、どれほど事実を捩じ曲げて伝えているか、具体例をあげて説明されています。
 上の記事は“「ウクライナにおけるロシアの侵略行動」という全く根拠のない主張で終わっている”ロイターの記事を取り上げ批判しています。
 下の記事は、ロシア野党党首のネムツォフが暗殺された時の報道とキエフで3人の反体制派人物が暗殺された事件に対する報道の違いを対比させています。
 私の身の回りでも、プーチン大統領が戦争を食い止めている側だと伝えると必ず意外な顔をされるので、プーチン大統領の悪魔化はかなり浸透していると思います。そうやってメディアを通して“地球的全面戦争”の下地が作られていくのだと思います。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ウクライナ:いかに主流メディアが報道を捻じ曲げるか
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

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[日本や世界や宇宙の動向]バチカンの闇 〜フランシスコ法王が最後の法王になる可能性〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 記事にある通り、“フランシスコ法王が最後の法王になる可能性”が高いように思えます。キリスト教にはこうした予言が古い時代からあることと、キリスト教を破壊することがフリーメーソンの目的であり、悪魔崇拝以外のすべての宗教を破壊することが、イルミナティの目的だからです。
 記事にあるように、このままだと、ISISが“ローマの征服とローマの破壊”をすることになるでしょう。ただ、カルマを考えると、これはやむを得ないかも知れないと思います。ローマ・カトリックの宗教としての教義が時代に合わないだけでなく、本来のキリスト教の教義と相容れないものだからです。
 本来のキリスト教は、原始エルサレム教団の教義であったと考えられます。しかし、後の歴史を考察すると、彼らの教義の中心はカバラであったと考えられ、そもそもイエスの12人の弟子たち自身が、イエスを人であって神だとは考えていなかったと思われるからです。要するにモーセやエリヤのような過去の預言者と同様に、イエスを偉大な預言者として見ていたのです。こうした考えは、中世なら異端であり、火あぶりであったと思います。
 ちなみに原始キリスト教は、秦氏を通じて日本に入って来ました。日本の神社が古代イスラエルの様式に完全に合致しているのは、そのためです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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バチカンの闇
転載元より抜粋)
http://beforeitsnews.com/strange/2015/04/leo-zagami-vatican-plagued-by-homosexuality-satanism-islamism-2460522.html
(概要)
4月22日付け:
レオ・ザガミ氏によれば:
バチカン内部には影響力の強いゲイのネットワークが存在します。
このネットワークは小児性愛犯罪者や悪魔崇拝者で構成されており、彼らはキリスト教会を破壊すると脅しています。

ローマ法王のベネディクト16世はゲイの地下組織のトップであったことが明らかになり法王を辞職せざるを得なくなりました。

ISISは、
Hathor Penthalpaと呼ばれる多国籍団体の支部であり、ローマの征服とローマの破壊の準備をしています。

2010年に謎の死をとげたアナトリアの牧師は、生前、バチカン内の40人の枢機卿がひそかにイスラム教徒に改宗したと暴露しました。

欲の深いフリーメーソン、シオニスト、男性イスラム教徒がバチカンのゲイ集団とベッドを共にすることで、カトリック教会の偽善活動が拡大していきました。このような状態のバチカンは終わらせなければなりません。きっと、フランシスコ法王が最後の法王になる可能性があります。

広大なゲイのネットワークを持つ司祭らによる数々のスキャンダルがイタリアのカトリック教会を震撼させました。
最近、イタリアのタラント市で司祭が主催したゲイの乱交パーティを映したビデオが発見され、大司教はこの司祭を解任しました。

このようなスキャンダルには影響力の強いバチカンのゲイの地下組織(特に2人の人物)が関わっています。
1人はタルチジオ・ベルトーネ(Tarcisio Bertone)司祭
、枢機卿であり、ピンク法王として知られています。

(タルチジオ・ベルトーネ=ピンク法王)

(タルチジオ・ベルトーネ=ピンク法王)


彼はバチカンの元国務長官です。
そして、もう1人はフランシスコ・カマルド(Francesco Camaldo)司祭で、アサンジのウィキリークスでも照会されています。彼のニックネームはジェシカであり、1980年代からバチカンのホモ・サークルの中でCIAのスパイとして活動してきました。

このようなスキャンダルが続く中で、カトリック教会は衰退しつつあります。バチカンの内部抗争、同性愛者の変態性欲、悪魔崇拝そして聖職者らによるホモの犯罪活動=組織的小児性愛犯罪など、バチカンのスキャンダルが絶えません。
欧米諸国のメディアの情報統制により彼らのスキャンダルが隠ぺいされています。

今回初めて、内部告発者がバチカンの実態を明らかにした本を出版しました。この本は陰謀論ではなく事実に基づいたノンフィクションです。

この本には、ベルトーネ(Bertone)枢機卿がイルミナティのGiulian Di Bernardo秘密結社の会長であることが記されています。彼は、フランシスコ法王の住居よりも広い、700平方メートルの豪華なペントハウス(ビルの最上階の家)に住んでいます。

いくらフランシスコ法王が彼に激怒しても、何もできません。なぜなら、ベルトーネ枢機卿はバチカンの国務長官としてバチカンに居住している人たちの犯罪(主にコカインなどの麻薬常習、男性売春)を綿密に調査し彼らの秘密情報を握っているからです。

彼は入手した秘密情報を武器に、バチカンのゲイ・ネットワークのトップ(ピンク法王)に君臨し続けています。

ベネディクト16世が辞任したのも、バチカン内部のゲイ・ネットワークについての情報が外部に漏れ、外部の人間に脅されていたためです。

このようなバチカンの実態(ゲイ活動、腐敗、犯罪)はベネディクト16世の召使いが教会の秘密資料を盗みだしバチリークスとして暴露されました。その後、召使いは逮捕されました。

バチカンにはもう1つの重大な問題が起きています。それは、バチカンの聖職者の間でイスラム教徒に改宗する者が増えているのです。特にイエズス会の聖職者の間ではそれが顕著です。

彼らはみなイスラム教(スン二とシーア派)の教典が好きなようです。
グレン(Gülen)活動=トルコが主導した多国籍の宗教的活動とISISのテロ活動のお陰でNWOが強力に推し進められています。 彼らの活動はスン二派のイスラム教のカリフの府の概念に基づくものであり、イスラム教を世界中に拡大させ、ジェブ・ブッシュを大統領にしようとしています。

一方、ヒラリー・クリントンの愛人が誰なのかを忘れてはなりません。彼女の愛人はオサマ・ビン・ラディンの親族のフマ・アベディン(Huma Abedin)です。アベディン一家はブッシュが所有していた石油会社と取引をしていました。

これらの犯罪者はみな巨大な権力を持つフリーメーソンの組織に属しており影響力のあるイルミナティ・メンバーです。

来年私が出版する予定の著書はインサイダーの視点からNWOとイルミナティの全体像を明らかにしています。
バチカンそしてホワイトハウス内部にこそ我々の敵がいるのです。我々が目を覚まし世界を支配する者たちに対して行動を起こさない限り、軍産複合体の茶番劇はこれからも永遠に続き、彼らは益々繁栄するでしょう。

[櫻井ジャーナル]財政危機で西側資本の食い物になっているギリシャが露国と天然ガス取引で合意、米は新たな攻撃

竹下雅敏氏からの情報です。
 ギリシャは、ユーロを導入するには、債務をごまかして小さく見せる必要がありました。この方法を教えたのが、2002年〜2006年にゴールドマン・サックスの副会長だったマリオ・ドラギだと言われています。
 記事を見ても、ギリシャの破綻は彼らによる計画的なもので、ドラギはこの功績によって、2011年11月に欧州中央銀行総裁に就任します。ヨーロッパを金融危機に陥らせて、その管理可能な危機を利用して、EU各国がそれまで行っていた財政政策を欧州中央銀行に一元化しようと目論んだわけです。
 当時の時事ブログのコメントで、このような目論見は成功しないと断言していました。通貨は統一通貨ではなく、共通通貨となり、各国は通貨を保持し、主権は守られる方向に向かっていくこと、すなわち多極化の時代に入って行くことを示しましたが、現在その通りになっていると思います。
 ドラギが総裁に就任した2011年と言えば、天界の改革が終わり、地上の改革に入って行った時期です。それ以降、地上ではNWO(新世界秩序)が、彼らの思い通りに進まない状態になっていることは、フルフォード氏の情報を見ても、よくわかると思います。闇の連中は今でもNWOを実現するために、彼らの古い計画にしがみついていますが、絶対に成功しません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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財政危機で西側資本の食い物になっているギリシャが露国と天然ガス取引で合意、米は新たな攻撃
転載元)
 ギリシャの財政危機が浮上したのは2009年のことだが、その下地は2001年に通貨がドラクマからユーロへ切り替えられたときにできあがっていた。この切り替えを実現するため、ギリシャ政府は債務を小さく見せる必要が生じ、デリバティブ取引の世界へのめり込み、債務を膨らませることになったのだ。

 2002年頃、さまざまな投資銀行が債務を先送りさせ、表面的に数値を小さく見せる複雑な金融商品を売り込み始める。その代表的な手法がCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)。債権者が債務不履行のリスクを回避するため、幾ばくかのカネ(保険料)を支払ってリスクを引き受けてもらうという取り引きで、中でも重要な役割を果たしたとされている投資銀行がゴールドマン・サックス。その結果、ギリシャの状況は水面下で急速に悪化する。

 ギリシャの場合、2007年から08年における債務はGDPの100%で、驚くような数値ではなかったのだが、10年4月にスタンダード・アンド・プアーズやムーディーズといった格付け会社がギリシャ国債のランクを一気に3段階下げたことで返済を困難にするほど利率が上昇してしまう。破綻を仕掛けたと言われても仕方がない。

 こうした会社の格付けが恣意的で信頼できないものであることは知られているが、それでも債権の取り引きに大きな影響を及ぼしている。2014年における債務はGDPの175%になった。弱った国を餌食にして肥え太ってきたのがジョージ・ソロスが率いているようなヘッジ・ファンド。ヘッジが目的ではなく、単なる投機集団だが、こう呼ばれている。

 巨大金融機関や投機集団を儲けさせ、その後を引き継いで庶民の富を奪うのがIMFのような機関。ギリシャのケースではIMFのほか、欧州中央銀行と欧州委員会が庶民からカネを巻き上げる仕事をしている。この3組織はまとめて「トロイカ」と呼ばれるが、ギリシャやEUの利益でなく、アメリカ巨大資本の利益を考えて行動している。

 トロイカが推進している政策は「緊縮財政」の強要。福祉予算を削り、公共部門を破壊して国民の資産を巨大資本へ二束三文で叩き売り、失業者を増やし、賃金を低下させ、増税して庶民を貧困化させ、巨大資本や富裕層へは椀飯振る舞い。
富を外国の銀行口座に貯め込んでいる裕福なエリート達が負担を強いられることはない。

 こうした政策はIMFやIBRD(世界銀行)の定番だが、1929年に組閣された浜口雄幸内閣が実行した政策も似たものだった。その結果、娘の身売りが横行し、欠食児童が増え、小作争議も激化している。この政策を命令してきたのはアメリカの巨大金融資本、JPモルガンだ。

 日本の場合、1930年に浜口が殺され、32年には浜口内閣で蔵相だった井上準之助と三井財閥の大番頭だった団琢磨が暗殺された。1932年には海軍の将校らが首相官邸や日銀を襲撃して犬養毅首相を殺害(五・一五事件)、そして1936年には陸軍の将校が首相官邸や警視庁などを襲撃して高橋是清蔵相らを殺害(二・二六事件)するという事件につながる。

 ギリシャでは火焔瓶が飛び交う激しいデモを経て、トロイカが強要する政策を拒否する政権が誕生した。西側の巨大資本の食い物になるのを避けるため、現政権はロシアと交渉し、年間470億立方メートルの天然ガスをトルコ経由で送ることで合意した。

 ロシアから黒海を横断、ブルガリア、セルビア、ハンガリー、スロベニアを経由してイタリアへ至る「サウス・ストリーム」というパイプラインを建設する計画はアメリカの圧力でブルガリアが建設の許可を出さず、ロシアは見切りをつけてトルコへ輸送、さらに中国との関係を強めている。

 そのトルコからギリシャへ輸送、そこからEUへ運ぶということになるのだろうが、早くもアメリカは妨害工作を始めているようだ。ギリシャからマケドニアへパイプラインはつながると見られているが、そのマケドニアへアルバニアの武装勢力が攻め込んだのである。

 アメリカ/NATOはコソボを制圧する際にもアルバニアの武装勢力を使った。この国には1994年からアル・カイダ系の戦闘員が活動を開始、ボスニアやコソボへ入り込んでいる。1996年にコソボではKLA(コソボ解放軍)がコソボ北部にいたセルビア人難民を襲撃、その後、西側に支援されながら勢力を拡大していった。

 KLAは西側からの支援だけでなく、麻薬取引を資金源にしている。1970年代の終盤、アメリカがアフガニスタンで秘密工作を始めてからアフガニスタンの周辺はケシの生産量が急増、東南アジアの「黄金の三角地帯」に替わる非合法ヘロインの生産地になった。そこからバルカン半島を経由してヨーロッパへ流れるのだが、この取り引きで大儲けしているKLAはアルバニアの麻薬組織ともつながっている。

 旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷で検察官を務めたカーラ・デル・ポンテによると、コソボ紛争中にKLAの指導者らは約300名のセルビア人捕虜から「新鮮」な状態で、つまり生きた人間から臓器を摘出し、売っていたという。そうした残虐行為をする勢力でも支持するのがアメリカ流。(Carla Del Ponte, Madame Prosecutor,” Other Press, 2009)

 アメリカの支配層はギリシャにも軍事的な仕組みを作り上げている。ギリシャは1952年にNATOは加盟したのだが、その際に署名が義務づけられている反共議定書は「右翼過激派」を守り、秘密部隊を編成することを定めている。

 ギリシャの場合、LOK(山岳奇襲隊)が組み込まれ、イタリアのグラディオと同じ役割を果たすことになる。1967年にギリシャではアメリカを後ろ盾とする軍事クーデターがあったが、それにもLOKは参加している。予定されていた選挙でアメリカ支配層にとって好ましくない結果が予想されていたからだという。軍事政権は1974年まで続いた。ギリシャで再びクーデターが実行されることを懸念する人もいる。それほどアメリカはロシアとEUの接近を警戒しているわけだ。ギリシャ経由で天然ガスがEUへ流れるようなことがあると、ウクライナをクーデターで乗っ取った目的のひとつが駄目になる。

[マスコミに載らない海外記事]真実はワシントンの敵 〜政府に異議を唱える国民は、テロリスト〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 現在アメリカで、怪しい動きがあることを昨日の記事で紹介しました。今回のポール・グレイグ・ロバーツ氏の記事によると、アメリカでは政府に異議を唱える国民は、テロリスト(国内過激派)と見なされるようです。
 記事には強制収容所について書かれていますが、おそらくFEMAのことだと思います。一般市民を一斉検挙する“極めて奇妙な軍事演習”が行われていること、また州兵たちは、一般市民の抗議行動参加者を敵と見なすように訓練されていることが記されています。
 ウクライナではキエフ政権に異議を唱える者は、テロリストとして扱われていますが、アメリカでも同様であることがわかります。この状況でのポール・グレイグ・ロバーツ氏の発言が、どれほど勇気の要ることかがわかるでしょうか。
 日本では、古賀茂明氏が安倍政権を批判する発言を報道ステーションで行ったことで、騒ぎになりました。今のうちに、アメリカの後追いをしている安倍政権に対して、はっきりと“NO!”の意思表示をしておかないと、アメリカと同様の状況に追い込まれてしまいます。
 フルフォード氏がすでに言及していますが、アメリカでは水面下で内戦が始まっているのかも知れません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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真実はワシントンの敵
転載元より抜粋)
Paul Craig Roberts
2015年4月21日

エド・ロイス下院議員(カリフォルニア選出、共和党)は、真実がアメリカ内で語られる可能性を破壊する作業に励んでいる。4月15日、ロイスが委員長をつとめる下院外交委員会公聴会で、ワシントンのウソに異議を唱える人々全員、気の狂った親ロシア・プロパガンダ・カルトに属する“脅威”だと定義しなおすのに、ロイスは二つの二流売女マスコミを利用した。
http://www.prisonplanet.com/bloggers-compared-to-isis-during-congressional-hearing.html

ワシントンの問題は、ワシントンは、アメリカと、ヨーロッパ、カナダ、オーストラリア、ウクライナや日本等の属国の印刷メディア、TVメディアは支配しているが、ワシントンは、ここの様なインターネット・サイトや、属国でない国のRT等のマスコミを支配してはいないことだ。結果として、ワシントンのウソは異議を申し立てられることとなり、プロパガンダ内容ゆえに、欧米の印刷媒体・TV放送を、人々が信用しなくなると、ウソに依存しているワシントンの狙いは、事を進めるのがより困難になってしまう。

真実は、ワシントンのプロパガンダを通り抜け、沸き上がる。あらゆる言説に対する制御が不能になる可能性に直面して、ヒラリー・クリントンやエド・ロイスや他の連中は、突然ワシントンが“情報戦争”に敗北しつつあると泣き言を言い出した。納税者達が大変な苦労をして手にした膨大な額の金がウソで真実と戦う為に使われようとしているのだ。

何をすべきだろう? 支配を継続するために、どうすれば真実をウソで抑圧できるのだろう? アンドリュー・ラック、ロイスその他の連中は、真実を語る人々をテロリストとして定義し直すのがその答えだと言う。そこで、RTや“異議を唱える”インターネット・ブロガーを、「イスラム国」や、指定テロ集団のボコハラムになぞらえるのだ。

公言できない狙いに役立つように、ワシントンが創り出すエセ現実に異論を唱える、クリス・ヘッジズ、ジョン・ピルガー、グレン・グリーンウォルドや私たちの様な体制と意見を異にするブロガーを含めるようテロリストの定義を、ロイスは拡張したのだ。例えば、もしワシントンが、政治献金と引き換えに、軍安保複合体に利益を注ぎ込みたくても、政治家がそれを言うわけには行かない。そこで、代わりに、戦争を始めることによって、アメリカを危険な敵や大量破壊兵器から守っているのだと連中は主張するわけだ。政治家連中が、アメリカ金融帝国主義、あるいはエネルギー帝国主義を推進したい場合には、“自由と民主主義をもたらす”というお題目のもとで、そうする必要があるのだ。政治家連中が、ロシア等、他国の勃興を防ぎたい場合には、オバマ大統領は、ロシアは、エボラ・ウイルスや、「イスラム国」にも匹敵する脅威だとするのだ。

ノーム・チョムスキーは、ワシントンのプロパガンダをおうむ返ししないいかなる情報も、許しがたいものと、ワシントンは見なしていると簡潔に要約した。

脅威としての真実に対するワシントンの攻撃を見れば、ウイリアム・ビニーやエドワード・スノーデンが暴露した、巨大な国家安全保障局スパイ制度の狙いが理解しやすくなる。スパイ網の狙いの一つは、ビッグ・ブラザーという“真実”に“異議を唱える連中”全員を特定することにある。

“異議を唱える”連中全員のあらゆる電子メール、インターネット検索、訪問したウェブ、電話会話、購買、旅行記録を集めた人物調査書が既にあるか、作られるはずだ。異議を唱える各人に関する膨大な量の文脈から好きなものを抜き出す為、くまなく調べ、もし告訴が必要とあらば告訴することもできる。既にワシントンは、罪状も無しに、アメリカ国民を無期限拘留し、拷問し、殺害するという憲法を超越する自らの権限を、まんまと行使するに至っている。

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