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野党7党が自民党案の抜け穴を許さない「政策活動費廃止法案」提出、れいわと「有志の会」は加わらず 〜 野党案には巧妙な条文のごまかしで自民党案よりも大きな抜け穴を作っていた

 国会論戦では、やはりド直球のれいわ新選組がおもしろい。12月5日のくしぶち万里議員の質疑では、「総理が消費税減税をやらないのであれば、野党の皆さん、我々でやろうじゃありませんか!」と議員席に向かって呼びかけています。「野党が一致すれば、苦しんでいる国民を救うことができるんですよ。(中略)与野党が逆転した今こそ、最大のチャンスですよ。」「(立憲の)野田代表には、消費税増税の生みの親から、消費税減税の生みの親になって欲しいんです。せめてインボイスだけでも一刻も早く廃止すべきです。」と、攻めています。
 野党が一致すれば政府を動かせるフェーズに乗るように、12月4日、立憲民主党など野党7党が「政策活動費廃止法案」を衆議院に共同提出しました。自民党が提出している政治資金規正法の再改正案では「いろいろな理由をつけながら公表をしない抜け穴がたくさんある」として、それに対するこの法案で「党から議員に支給される政策活動費を廃止し、議員に対する渡しきりの支出は、例外なく禁止する」としています。
 ところがこの法案に、れいわ新選組と「有志の会」は加わりませんでした。なぜか?福島伸享議員と高井たかし議員が、それぞれ理由を解説していました。巧妙な条文のごまかしについては、福島議員がこちらの動画で鋭く指摘しています。野党共同提出案での「渡し切り禁止」で、あたかも政策活動費が禁止されるような錯覚を与えていますが、「『渡し切り』以外に存在する政策活動費を『調査委託費』や『〇〇研究費』、『会合運営費』などとして計上すれば、政策活動費として何ら規制がかかることはなく、むしろ自民党案より穴が大きくなる可能性がある」というものだそうです。
政策活動費問題の火付け役の「有志の会」も、れいわ新選組も、この点を立憲民主党に指摘したにもかかわらず「何を急いでいるのかわからないが、野党7党で昨日法案は提出されてしまった。」という経緯のようです。
 国民をだますような法案を出して、野党一致の功績のように見せるのはやめていただきたい。国民の側に立った良心的な立法のプロフェッショナルに期待します。
(まのじ)
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れいわ新選組が初の代表質問 〜 沖縄から初当選の山川ひとし議員が衆院本会議で堂々の主張「戦争回避の予防外交を沖縄から」

読者の方からの情報です。
 読者の方から「れいわ新選組が初めて衆議院本会議の代表質問に立ちます」と投稿いただきました。
国会には「本会議の代表質問ができるのは10人以上いる会派だけ」「衆議院では、議院運営委員会に委員を出している会派が行う」などの慣例があるそうです。れいわ新選組は議席を伸ばしたことで質問権を得たようです。
 質問に立ったのは沖縄の山川ひとし議員でした。この初当選議員の起用にハッとする思いがしました。日本の苦悩を象徴するような沖縄県、そこから代議士が選出されても中央の政治の仕組みに巻かれ、沖縄県民の声がメインストリームにならない。れいわの自力で議席を獲得した山川ひとし議員が、沖縄の声を本会議に届ける議員になるのか。読者の方は、それを確かめたかったのだなと分かりました。
 質問の最初は意外にも「防災庁設置」の要請でした。11月に豪雨災害に襲われた沖縄本島北部は未だに避難所生活の被災者があり、被害も拡大している状況だと言います。しかし内閣府が沖縄県の災害救助法適用を拒み、被災者を切り捨てている状況の背景には、内閣府防災担当だけでは災害発生後の事態対処がパンク寸前であることを指摘しました。見過ごされていた沖縄の被災から、災害大国日本において災害の司令塔的役割をしっかりと果たす防災庁設置は絶対的に必要だと訴えています。
 次に「多年に渡る忍耐と苦悩の中で生き抜いてきた沖縄県民への償いの心」とも言われる法律、沖縄振興特別措置法の第5条「国は、沖縄県に対し、沖縄振興計画の円滑な実施に関し必要な援助を行うように努めなければならない。」を取り上げました。政府は「沖縄が日本経済活性化のフロントランナーとなることを目指す」と言いながら、沖縄県民からの要望である振興予算額は「毎年減額!減額!減額!」と大きな財源を切り続け、「沖縄県を日本の貧困のトップランナーにしてしまっている。」振興予算は最低でも以前の水準に戻した上で、上乗せする措置をとるべきだと堂々と主張しました。
 「自衛隊の南西シフト」の問題では、「国境線周辺で軍拡を行うことは、周りの国の警戒感を呼び軍事的緊張を高めるリスクがある。」「アジアの緊張を高める南西諸島へのミサイル配備は白紙撤回をすべきだ。」「政府は軍拡を進める前にやるべきことがある。」「それは、相手がどんな国家であろうと、アメリカの仮想敵国であろうと、それが目の前にいる限りは戦争回避するための外交、予防外交をするしかない。」戦争前夜の危険な状況にあっても、アメリカの仮想敵国と対話を続けるために、信頼醸成(コンフィデンス・ビルディング)のプラットフォームを作り、その拠点を沖縄県に置き、信頼醸成の外交を沖縄から発信する。「平和外交の徹底こそが国益。それが国民を守り、国土を守ることだ」と、沖縄であればこその力強い主張でした。
(まのじ)
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【LIVE!】衆議院本会議 山川ひとしの国会質問!(2024年12月3日 17時~)
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安藤裕氏「自民党の中でも、もう廃止論言う人はいない…おそらくこのままNTT法は維持をされて、政府が株を持たなきゃいけないという方針もそのまま維持され、それから外国資本に買わせちゃいけないという規制もこのまま維持される」

竹下雅敏氏からの情報です。
 4月2日の編集長の記事で「NTT法廃止」の問題点を取り上げていました。「NTT法を廃止するということは、NTTを外資に売却することができる」のですが、株式売却益はたった5兆円なのに、40〜60兆円もの莫大な通信インフラが外資の手に渡り、日本がこれまで30年25兆円かけて構築してきた国民の財産、防衛インフラの最前線が失われる危機に見舞われるということでした。
 また、5月2日の編集長の記事では、NTTの「IOWN(アイオン)」と呼ばれる次世代情報通信基盤について触れていました。この記事の動画では、“半導体は電気のオンオフをしていました。つまり使われているのは電気です。この電気よりも早いのが光ですよね。この細やかな回路を走るのが電気ではなく光でできないかと研究してるんですよ。もしこれが完成すると、今の半導体のなんと125倍もの性能が出ると言われてるんですね。…回路に電気が走ると熱くなりますが、光の場合は熱を発しません。バッテリーがほとんどへらないのでスマホの充電は年に1度ぐらいで済むらしいんですね。まだまだありますよ。どれだけ離れた場所にアクセスしても、全て光で通信することができれば遅延がほとんど起こらないんですよ。タイムラグがないので遠隔手術や完全自動運転の技術にも大いに貢献するでしょう。そんな夢のような技術を開発して実現させかかっているのが日本のNTTなんですよ。”と説明していました。
 半導体を制する者が世界を制することが分っているので、外資がNTTを手に入れたいと思うのも無理はありません。そうした売国のお手伝いをして来た政治家がいるわけですが、『〇〇失脚で政府NTT法廃止論に希望の光が!?』で深田萌絵氏は、“NTT法廃止についてもですね、萩生田さんが言い出しっぺ。TSMCにしても萩生田さんが言い出しっぺなんですが、萩生田さんはですね、その業界のこと全然わかんないんですよ。ただの田舎の番長なので、自分の家がボットン便所なのが嫌で政治家になった人ですから、権力以外に興味がない人なんです。なのでですね、(衆院選落選で)甘利さんがいなくなると、総務省をグリップできなくなってしまった。そして新内閣、石破内閣で総務族の村上さんがですね、総務大臣になったということで、旧裏金チームはですね、村上さんのことかなり叩いてるんですけれども、村上さんが総務大臣になってしまうとですね、実はNTT法廃止が難しくなるっていうことを見込んでいたわけです”と話していました。
 このように石破政権で村上誠一郎氏が総務大臣になった事で、「NTT法廃止」が棚上げになると予想されていたのですが、総務省の有識者会合は12月2日に最終答申案を取りまとめ、NTT株式の政府保有や外資規制、固定電話の提供義務を維持する方針を盛り込みました。
 冒頭の動画で安藤裕氏は、“自民党の中でも、もう廃止論言う人はいないっていうことですよ。ということで、おそらくこのままNTT法は維持をされて、政府が株を持たなきゃいけないという方針もそのまま維持され、それから外国資本に買わせちゃいけないという規制もこのまま維持されるという方向ですね(3分10秒)”と言っています。
(竹下雅敏)
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【甘利明落選効果】朗報!NTT法廃止見送りへ
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NTT法廃止見送り!NTT株の今後は?
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※動画は配信元でご覧ください(クリックすると配信元へ飛びます)

立花孝志が公開したPC画面でますます追い詰められる斎藤元彦知事 ~ジャーナリストの佐藤章氏「丸山穂高さんがね、元局長の公用パソコンデータをね、見たんです…7人のうち二人は女性、あとの5人は男性…そして猥褻な写真は存在しなかった」

竹下雅敏氏からの情報です。
 選挙ウォッチャーちだい氏が、“立花孝志という人間は、いつでも致命的なゲロをします。…元県民局長のPC画面とやらを公開…極限のアホなので、見せてはならないタイムスタンプまで見せてしまい、折田楓社長以上に斎藤元彦絶対殺すマンでした。”とツイートしているのですが、なんだかそういう展開になって来ました。
 “続きはこちらから”の記事をご覧ください。斎藤元彦知事は8月7日の記者会見で、“3月25日の午前中に片山元副知事が西播磨県民局に赴き、本人への事情聴取等を行うとともに、元県民局長の公用パソコンを引き上げた”と言っています。しかし、カピバラ孝志が公開したPC画面のタイムスタンプは2024年3月25日14時37分になっています。
 この事から、カピバラ孝志が公開したPC画面が偽造であるか、あるいは片山元副知事が押収した元県民局長の公用パソコンに、USBのデータを取り込んだのが14時37分だったと考えられます。
 東洋経済オンラインは11月21日の記事で、「片山氏らは25日に元局長のパソコンを押収し、私物であるUSBまで取り上げた。」と報じており、カピバラ孝志は、“いや本人は、だからパソコンの中じゃなくて、USBに置いてるみたいなんですよ。だから、悪気はないんですよ。USB挿して、それを持ち帰るなり、USBまで持って行かれると思ってなかったんだと思います。”と話していることから、後者の可能性が高いわけです。
 しかし、そうだとすると「押収した日の午後にUSB等からPCにデータを取り込んで局長が公用PCを私物化した証拠を捏造した」という疑いが出てきます。しかし、9月6日の百条委員会片山安孝副知事は、“パソコンだけを人事課長に持って帰るようにさせましたので、その時に私物と思われるUSBメモリーがありましたけども、それは取り外すように、指示をしたと思います。ですから、そういう風なUSBなどのものは持って帰っておらず、持って帰ったものはパソコン1台だけでした。(46分25秒)”と証言しています。片山安孝副知事が百条委員会で偽証をした可能性すら浮上してきました。
 冒頭の動画をご覧ください。元朝日新聞記者・ジャーナリストの佐藤章氏は、“丸山穂高さんがね、元局長の公用パソコンデータをね、見たんですよね。それによればですね、7人のうち二人は女性、あとの5人は男性だというんですよ。そして猥褻な写真は存在しなかった、代わりに人事用の写真が2枚あるだけだ、ということを言っているんですね(21分)。…立花さんはね、ほんとにいい加減なのでね、言ってることがどんどん変化しているんですよ。最初に10人と言ってですよ、途中で7人にかえて、そして今なんて言っているかというと、7人のうち一人は不同意ということではない、合意だと。その人の顔写真、それから実名をX(旧ツイッター)に出してるんですよ。そして、残り6人については情報が取れていません。その6人については、これからも何も出さないということで、ご容赦頂きたい。そして、この件はこれで終わりです、という風に言ってるんですよ(23分50秒)。…立花さんは最初ね、局長は悪人だということで、その悪人が作った告発文書、そんなものは信じられない。全然そんなのは嘘っぱちだ、でたらめだと街頭演説で言っていたわけですよ。ところがですよ、昨日のXでなんて言っているかというとね、実は文書問題の7項目のうち9割は事実なんだ、ということを言い始めたわけですよ(37分38秒)。…兵庫県の皆さん、どうします、これ(40分)。”と言っています。
 とても良くまとまった分かりやすい動画なので、2倍速でご覧ください。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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告発!斎藤元彦・兵庫県知事は刑事告発された。デマを広げ故人を侮辱し、プライバシーを破壊する行為をやめよ!。元朝日新聞・記者佐藤章さんと一月万冊
配信元)
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配信元)

※全文はツイッターをクリックしてご覧ください


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ぴょんぴょんの「引き際が肝心」 ~斎藤知事の再選は、次の波乱の幕開け

 兵庫県知事の選挙結果について、なにかモヤモヤしたものが残りました。
 知事の辞職から元県民局長のスキャンダル、おねだりパワハラを叩いたマスコミが叩かれ始め、あれよあれよと形勢逆転し、斎藤元彦氏が再選されてしまったからです。
 兵庫県民の納得の行く結果なら、それはそれで良いのですが、以前ここで話したことは何だったんだ?という思いでした。
 そんな時に見つけたのが、「【斎藤元彦】第1弾 バラまかれたデマを暴きます【真実を取り戻せ】」です。これを見て、「やっぱ、そうだよね!」となりました。そして、11月23日時事ブログでは、兵庫県をめぐるディープな闇がわかりました。
 そうこうしているうちに、いつのまにか流れが変わり、斎藤知事はまたまたピンチのようです。
(この記事は、県民局長のPC内容の暴露以前に書きました。)
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「引き際が肝心」 ~斎藤知事の再選は、次の波乱の幕開け

再当選に対する県民の反応


う〜ん・・。

どうしたの?

なんか、ハッキリとせんのだよ。こないだの兵庫県知事選挙。

Wikipedia[CC0]

斎藤氏、圧勝したね。

兵庫県民は、それで納得してるんだろうか?

YAHOO!知恵袋に、その答えがあったよ。

質問「斎藤元知事が再選って…。 兵庫県民は、それでいいのでしょうか? 」
回答「子供が不登校になりどん底をみましたが、斉藤さんの不登校対策による支援員配置に救われました。この対策がなければ子供は完全に不登校だったと思います。感謝しかありません。(X
これまでずっと放置されてきた県立高校のボロボロの備品類を買い直してくれたり、県立大の学費を無償にしてくれた(X
子どもたちの為の設備物品が充実してきた。 変化の理由は斉藤知事だった。(X
65歳超えて居座る天下り役人への退職勧告(X
1000億円の庁舎建て替えを阻止(X)」

ほお、いろいろ、いいことやってきたんだ。

だね。やっぱこれで、めでたしめでたしだよ。

いや、良くねえ!って回答もあるじゃねえか。「私は兵庫県民ではありませんが、敢えて言わせてもらいます。良いわけないでしょうよ! 斎藤知事をトップとした『犯人捜し』を実施して、自殺者まで出してしまいました。これに対して、『道義的責任については分かりません』と明言した言葉には、微塵のリーダーシップも感じられません!これでは自殺までして抵抗した方の意志が搔き消されてしまいます。(YAHOO!知恵袋)」

う〜ん。

県のトップたる知事が、西播磨県民局長W氏の告発文書に向き合おうとせず、「怪文書」のように扱った上に、告発者が元県民局長とわかると、知事は「嘘八百を含む文書を作って流す行為は公務員として失格」と批判し、懲戒処分にした。YAHOO!ニュースこれって、一方的すぎねえか?

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