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[Twitter/Sputnik]トルコの軍事クーデターは米国主導であったことは確定的 〜 アメリカにとって、大変な事態になって来た

竹下雅敏氏からの情報です。
 トルコ外相が、今回のクーデターにトルコ南部のインジルリク米空軍基地の軍人らが関与したと発表。記事によると、“クーデターに参加した複数の軍人が拘束された”とあります。この発表で、今回のクーデターが米国主導であったことが確定的になりました。
 一部では、エルドアン大統領の自作自演説も流れていましたが、自作自演であれば、下に取り上げた記事のように、トルコ労働相の発言や、オバマ大統領に対するエルドアン大統領のおよそ大統領らしくない呼びかけは、説明出来ません。また、仮に米国が関与していない単なる一部の軍人によるクーデターであるならば、ほぼクーデターが鎮圧された現在、エルドアン大統領が身を隠す理由がありません。
 しかし、これが米国主導であったならば、核兵器を保管してある空軍基地への出入りをトルコ当局が禁止し、“現地当局により封鎖され、電気の供給も止められている”理由がよくわかります。また、米軍の特殊部隊による暗殺を警戒して、エルドアン大統領が身を隠す理由も納得出来ます。
 トルコによるロシア機撃墜事件は、おそらく、米軍の指示にエルドアン大統領が従ったものだと思いますが、今回の件は、トルコとアメリカの関係が決定的な局面を迎えたことを意味します。アメリカにとって、大変な事態になって来たようです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)


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トルコの米空軍基地 停電
転載元)
NATO諸国の航空機も置かれているトルコ軍のインジルリク空軍基地は、現地当局により、封鎖され、電気の供給も止められている。

テレビCNNチュルクは、米国の外交筋からの情報として次のように伝えた-

「駐トルコ米国領事館の情報では、現地当局は、インジルリク空軍基地への出入りを禁じ、基地内への電気の供給もストップさせた。米領事部は、米国市民に対し、正常な体制に戻るまで基地を訪れないよう呼び掛けている。」

トルコで16日未明、軍事クーデターの試みがあった。当局は「状況は制御下にある」と主張している。しかし、目撃者によると、反乱軍は攻撃を続けている
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トルコ大統領 イスタンブールから何処ともなく飛び去る
転載元)
今日、トルコのエルドアン大統領は、イスタンブールから別の場所に飛び立った。テレビ「アルジャジーラ」が伝えた。

テレビ報道によれば、大統領を乗せた特別機は、イスタンブールのアタチュルク国際空港から飛び立ったが、行く先は明らかではない。

大統領の居場所について、トルコ当局からの公式の確認情報は届いていない。

トルコで16日未明、軍事クーデターの試みがあった。当局は「状況は制御下にある」と主張している。しかし、目撃者によると、反乱軍は攻撃を続けている

トルコ軍事クーデターの試み失敗 首謀者ら逮捕 〜ロシアに近づきすぎたトルコへの報復:クーデターを指揮したのは、ジョセフ・ダンフォード将軍〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 昨日の記事で、“世界各地で、大動乱が目前に迫っている”とコメントしたのですが、このタイミングでトルコにクーデターが起きるとは思いませんでした。どうやらクーデターの試みは失敗したように見えます。
 今日の1本目の編集長の記事で、ロシアに近づきすぎたトルコへの報復という線が示されていましたが、おそらくそれに間違いないと思います。
 記事をご覧になると、NHKのBS1「ワールドウオッチング」において、トルコとロシアの関係修復の背景、そして両国の思惑を伝える特集が予定されていたところです。アメリカにすれば、こうしたトルコとロシアの関係修復は許し難いことだろうと思います。
 不思議なことに、どうやら、フランス政府は事前に何かがあることを知っていたようなのです。エルドアン大統領は、今回のクーデターの首謀者を米国亡命中のギュレン氏だと名指ししています。ツイートでは、本人が“クーデター指揮を否定”とありますが、これは指揮を執ったのを否定しているだけで、おそらく間違いなく関与していると思います。
 今回の件は、オバマ大統領、バイデン副大統領、そしてこのギュレン氏が関わっており、クーデターを指揮したのは、ジョセフ・ダンフォード将軍だと思います。ジョセフ・ダンフォードは、以前からロシアに対して過激な発言をしており、私は彼をまともな人間とは見なしていません。
 チャネリング系の情報では、彼はアメリカの新共和国のトップとして、光の側の中心人物と見る向きがありますが、元々カバールで、現状を分析すれば、現在の立場で振る舞った方が得策だと考えているに過ぎません。彼の行動の根本は、地球の解放ではなく、野心です。
 ダンフォード将軍に関しては、そのリーダーシップを疑う人々も出て来たのですが、私は最初から悪魔のような男で、信用できないと断定しています。いずれ尻尾を出すはずだと思っていましたが、今回の件ではっきりと、彼の正体がわかりました。このような事件を企てる連中は、退場してもらうよりないでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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イスタンブル知事: 軍事クーデターの試み失敗 首謀者ら逮捕
転載元)
イスタンブールのシャヒン知事は、トルコにおける軍事クーデターの試みは失敗し、首謀者の逮捕が始まったと述べた。

シャヒン知事は、土曜日NTVテレビに出演し「軍事クーデターの試みは、失敗に終わった。すでにクーデター首謀者の拘束と逮捕が始まっている」と伝えた。
テレビ報道によれば、特に、ブルサ県の憲兵隊長が拘束されたとのことだ。

マスコミ報道によれば、トルコでのクーデターを率いたのは、軍検察官と46名の上級将校。

クーデター失敗の報にも関わらず、最大都市イスタンブールや首都アンカラでは、やはりまだ衝突が続いている。あちらこちらで爆発音や銃声が聞こえる。

クーデターの試みがなされた際、衝突が起きたイスタンブールでは、犠牲者は6人に達した。また多くの一般市民が負傷している。

トルコ軍参謀本部はクーデターを起こし、政権を奪取し、指導部を退けたと宣言。参謀本部のこの声明は7月16日NTVテレビで放映された。同時にトルコ軍参謀本部のサイトは現在、アクセスができない状況。 

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トルコとロシア 関係修復の背景特集 

去年11月、ロシアの爆撃機がトルコ軍に撃墜された事件で冷え込んだ両国の関係が、ここに来て修復に向かっている。ロシアの経済制裁でどん底に落ち込んだトルコのリゾート地・アンタルヤには、先週からロシア人観光客が戻り始め、サッカーのスターが集まる慈善試合の開催が予定されるなど、賑わいを取り戻している。

(以下略)

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「治安上の脅威」仏が直前にトルコで大使館など閉鎖
転載元)
フランス政府は、トルコで軍の一部がクーデターを試みる2日前の今月13日、首都アンカラにある大使館と最大都市イスタンブールにある総領事館を当面休館にすると発表していました。
フランス政府は理由について「治安上の脅威があるため」としていましたが、具体的にどのような情報に基づいて判断したのかは明らかにしていません。

(以下略)

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トルコ軍がTV局を占拠し平和評議会の樹立を宣言 〜アメリカによるエルドアン大統領への報復の可能性〜

 エルドアン大統領がプーチン大統領に庇護を求め、ロシアのスホーイ撃墜事件の謝罪と賠償を申し出た後に起こった、今回の軍部のクーデターは、アメリカによるエルドアン大統領への報復の可能性があると思います。
 "続きはここから"以降のツイートを見ると、トルコ国会が爆破されていますが、これが核爆発であることをヴェテランズ・トゥデイが指摘しています。
 藤原直哉氏のツイートでは、米下院国土安全保障委員会委員長が「もしトルコの軍事クーデターが成功しても、米国はトルコ軍のパートナーである」と述べたことを紹介し、"これって、今度のトルコの軍事クーデターが米国の支援によるものだと自白しているようなもの"と指摘しています。また、エルドアン大統領は、米国に亡命中のギュレン派の陰謀だと非難しているようです。
 不思議に思うのは、一番下の記事にあるように、オバマ米大統領やケリー長官がエルドアン政権に対する支持を表明していることです。ケリー国務長官は、"トルコ情勢をめぐりロシア訪問中"とあり、こちらの記事によると、8時間もの会議を続けたようです。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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トルコでクーデター 橋や空港を封鎖、市民へ発砲も(16/07/16)
配信元)

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トルコ軍がTV局を占拠し平和評議会の樹立を宣言
転載元)
(前略) 

トルコ軍部が国の乗っ取りを宣言し、政府上官が人質となっているという話も
Turkish military declares takeover of country, top officials reportedly taken hostage
7月15日【RT】 https://www.rt.com/news/351343-turkey-coup-military-attempt/

トルコ軍部が国を統制したと主張しているところを考えると、トルコ政府は転覆したようだ。

RTのトルコ・クーデター事件に関するページ(随時情報追加) 

トルコ軍部の声明文「トルコ軍部は国の政権を完全に乗っ取っりました。これは損なわれてしまった憲法による秩序、人権、自由、法の支配、そして一般的な治安を復元することが目的です」

「すべての国際条約は有効なままです。すべての国とわが国の素晴らしい関係が継続することを希望しています

 

金曜の夕方、重装備の兵士や軍車両がイスタンブールの二つの主要な橋を閉鎖。頭上では低空飛行の戦闘機の音が聞かれた。
トルコ時間の真夜中頃、TRTのニュースキャスターが、今トルコは「平和評議会」によって管理されており、市民の安全は約束すると発表した。

イスタンブールのアンカラ国際空港の外側や、その他市内の一部の地域では戦車が配置されている。

ツイッターやFacebook、YouTubeなどへのアクセスは遮断され、国営テレビ局TRTの放映が停止していると内部の報道者が伝えている。TRT局のウェブサイトでは天気が写されている。

トルコの首相 ビナリ・ユルドゥルム 「一部の人間が指揮系統の外部で違法に違法活動を行いました」(民営のテレビ局NTVでのコメント)

 

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[ParsToday]ビデオクリップ:サフラン、ホラーサーンの赤い金

竹下雅敏氏からの情報です。
 うちの母が趣味でサフランを育てており、今年も天候に大きな変動が無ければ、いくらかサフランが収穫出来ると思います。何分、母も高齢なので、いつまで花を収獲するところから乾燥させるまでの気の長い作業が出来るものなのかとは思いますが、今日も、私でも重たい畳を1人で抱えて上の畑まで運んでいたところを見ると、私たちより元気だな、という感がありました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ビデオクリップ:サフラン、ホラーサーンの赤い金
転載元)

転載元でご覧ください


サフランは、世界で最も高価な香辛料で、“赤い金”と呼ばれています。

太陽が昇る頃、紫色のつぼみが開き、私たちは、その中に隠れた宝石を目にすることができます。その赤い宝石は、高い栄養価を有しています。

イラン東部ホラーサーン州の南部の地域では、3000年以上前から、サフランの最大の生産地となっています。

サフランの花は、一つ一つ、人の手で摘まれていきます。200本近い花から、1グラムの乾燥したサフランが生産されます。

このことから、なぜサフランが世界で最も高価な香辛料、“赤い金”と呼ばれているかが分かるでしょう。

[Sputnik 他]英元首相にイラク戦争で起訴の可能性 / サウジと9.11の関係 〜いよいよ、悪人が裁かれる時がやって来た〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 イギリスの元首相トニー・ブレアが起訴されたようです。イラク侵略にブレア元首相が演じた役割に関する調査報告書が7月6日に公開されることを受けてのことのようです。いよいよ、悪人が裁かれる時がやって来たようです。
 下の記事は、サウジと9.11の関係で、オバマ政権が機密文書の一部を公開したことにより、9.11にサウジアラビア政府が関与していたことがわかり、ニューヨークタイムズは、“サウジアラビアに責任を求める時期が来ている”としています。
 記事の中で、“サウジアラビアは、恥知らずにも…テロリスト…に資金を提供している”とありますが、テロリストを訓練育成し、イラク、シリアに送り込んでいるアメリカはどうなのだと言いたくなります。いずれ、こうしたことも明るみに出て、アメリカ政府自体が追い詰められて行くことになるでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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英元首相にイラク戦争で起訴の可能性
転載元)
イラク戦争へのイギリスの参戦の状況の調査の一環で、イギリスの元首相トニー・ブレア氏を英国の国会議員が起訴した。英紙ガーディアンが報じた。

2003年にあったイラク戦争への英国参加についてと、米国、同盟国によるイラクへの侵略のためブレア元首相が演じた役割に関する調査委員会の報告書は、水曜日、7月6日に公開される。その時、労働党員、スコットランド国民党派を含むイギリス国会議員は、ブレア元首相の「責任を問う」意向だ。

「179の英国軍人が死亡し、15万人がイラクでの紛争の結果亡くなり、世界は現実のテロの脅威に直面した」とアレックス・サモンド議員は述べた。

サモンド氏によると、ブレア元首相は「恐ろしい結果つきの無法の戦争」にイギリスを引きずりいれたことを清算すべきだという。

以前ブレア元首相は、イラク介入はテロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」出現の原因となったと告白している。

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サウジと9.11の関係
転載元)
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2001年9月11日のアメリカ同時多発テロの機密文書をめぐる議論の結果、ついにアメリカ政府はこれらの文書の一部を公開しました。

キャラミー解説員

オバマ政権は最近、ファイル17という名前の機密文書を公開しました。この文書では、サウジアラビアのおよそ40人の関係者と9.11テロとの関係が指摘されています。

ボブ・グラハム元上院議員は、「ファイル17の元になった情報の主要な部分は、アメリカ議会の報告の28ページの機密文書に基づいている」と述べました。グラハム元上院議員は、「この文書は9.11のハイジャック犯が、アメリカ滞在時にサウジアラビア政府の大規模な支援を受けていたことを示すと考えている」と語りました。グラハム元上院議員は、サウジアラビア政府への回答請求と、アメリカ議会の9.11委員会の完全な報告の公開を支持している主な人物です。

(中略) 

アメリカ議会の上院も、同時多発テロへのサウジアラビアの関与を認めることで、生き残った人や遺族に対して、サウジアラビア政府に抗議し、賠償を請求することを許可する法を可決しました。

こうした上院の措置とファイル17の一部公開は、アメリカの人々の要請であり、世論の圧力によって実現したもので、アメリカ政府はこれ以上、抵抗することはできません。9.11に関する透明化は、国際世論の要求であり、アメリカ政府がどれだけテロ対策に真剣かを明らかにするものです。

新たな文書の公開は、テロの拡大にどの国々が役割を担っているかと言うことを示しました。サウジアラビアの責任者は、9.11事件の全容を明らかにするためのアメリカでの努力に苛立っていますが、こうした中、サウジアラビアは世界の過激派やテロの拡大に直接関与しています。サウジアラビアの管理のもとにあるワッハーブ派の学校は、世界の過激主義の主な支援者であり、この学校で学んだ生徒は、タリバンやアルカイダ、そして現在はISISやヌスラ戦線の名と共にテロを拡大しているのです。

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「サウジアラビアは、世界のテロリストの育成国」
転載元)
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アメリカの新聞、ニューヨークタイムズが、サウジアラビアのサウード政権は世界のテロリストの育成者であるとしました。

ニューヨークタイムズは、3日日曜の報告の中で、「世界は、平和を求める平穏な国でテロリストを育成するサウジアラビアに断固として対処すべきだ」としました。

この報告ではまた、「サウジアラビアは、恥知らずにも、数十年前から、テロリストを育成するワッハーブ派を宣伝し、ワッハーブ派にの資金を提供している」とさています。

さらに、「今日、サウジアラビアの資金は、テログループを支援するために利用されている」とし、「世界が、テログループへの支援ついてサウジアラビアに責任を求める時期が来ている」と伝えました。