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[sputnik]米新聞:こわもてトルコ大統領の主な弱みについて指摘 / トルコ警察、反政府派のザマン紙本社を接収し、抗議行動参加者に催涙ガスと放水銃を放つ

竹下雅敏氏からの情報です。
 ほら、言った通りだったでしょ。「“お前のカーチャン○○○”と言われると、べそかいて泣き出すタイプ」とコメントしたのですが、似たようなことを、ニューヨークタイムスがエルドアン大統領に対して指摘しています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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米新聞: こわもてトルコ大統領の主な弱みについて指摘
転載元)
259289-2
4日、新聞「ニューヨークタイムス」は「強硬な発言や攻撃的な行動が、今やトルコのエルドアン大統領のイメージの一部となったが、そもそも彼は、恐れを知らぬつわものではない」と指摘した。

「ニューヨークタイムス」は、次のように書いている ー

他の権威主義的リーダー同様、エルドアン氏は、自国民に『誰がここの主人なのか』を示そうと、できる限りの事をしている。彼は、クルド人分離主義者との戦争を再開し、マスコミの大部分をコントロール下に収めた。

しかし、見かけのこわもてぶりにもかかわらず、エルドアン氏は、自分に向けられた批判に弱く、耐えられない。現在トルコでは「大統領不敬罪」で、ほぼ2千人が起訴されている。エルドアン氏は、自分宛のどんな乱暴な発言にも『傷つく』といった感覚が生まれつつある。

トルコの現大統領は、民主主義を信じず、どんな方法を使っても民主主義に反対する道を行く用意のできた冷酷で心の狭い支配者である。

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トルコ警察、反政府派のザマン紙本社を接収し、抗議行動参加者に催涙ガスと放水銃を放つ
転載元より抜粋)
公開日時: 2016年3月4日 21:48
編集日時: 2016年3月5日 02:28

Russia Today


反政府的なザマン新聞本社前で抗議行動をしている群衆を追い払うため、トルコ警察は放水銃と催涙ガスを使用した。このメディア・グループを接収するという政府決定を受け、建物接収のため警官隊が入った。

機動隊が抗議行動参加者に襲いかかった際、群衆の一部がビル内に避難した。

 

新聞本社前の群衆をかき分けた後、警官はビル内に押し入った。

 

ザマン社員が書いたツィートによると、急襲部隊が押し入る際、新聞社の社員の一人をホールに押し倒し、警官の一人が“奴を階段に放り投げろ!”と叫んだという。

日刊紙は、警察がビルの経営者の階に入り、編集者たちが事務所に入るのを阻止していたことを確認した。ソーシャル・メディア報道によれば、
ジャーナリストたちは事務所から締め出され、警官に携帯電話を没収された
という。

NATO加盟国と、地域におけるアメリカ同盟国としてのトルコの重要性を再確認しながらも、ワシントンすら、トルコ政府の最近の動きは“民主主義”の精神と完全には一致しないことを認めざるを得なかった。

“これはマスコミや他の政府に批判的なものを標的にした、トルコ政府による一連の問題な司法・法的措置行動の最新のものだ
と我々は見ている…トルコ政府に、適正手続きと、法の下での平等な扱いをしっかり尊重するよう我々は呼びかける。裁判所の命令によるマスコミ企業の資金調達や運営に対する監督で、ニュース編集室や編集方針に変更をひき起こすべきではない”準備された声明を読み、マーク・トーナー国務省報道官は述べた。

記事原文のurl: https://www.rt.com/news/334594-turkey-zaman-takeover-teargas/

[Sputnik、中東TODAY]英紙インディペンデント:トルコは国際社会のはみ出し者だ/エルドアンのやり過ぎ・ザマンに警察侵入 〜 まさに同じ考えの安倍首相…日本はトルコの後を追うことになる

竹下雅敏氏からの情報です。
 エルドアンが独裁者としての本性を現しているようです。以前からこうした傾向ははっきりとしていましたが、今や最高裁の判断すら無視するつもりのようで、自分には“法を支配する権限があり全ての国民の運命を一手に司ることができる”と考えているようです。これは支配層に特有の考え方のようで、彼に限ったことではありません。
 これまでの言動を見ると、安倍首相はまさに同じ考えの持ち主であり、彼の周りにはそうした人物が沢山居るように思えます。気を付けておかないと、日本もトルコの後を追うことになると思います。
現状ではそのような最悪の状況を避けられない流れになっています。闇が支配する国は、今一様にこうした全体主義の方向に向かっているのですが、日本だけが特別でそうした状況を免れるとは考えにくいのです。もう少し国民がきちんと危機感を持ってもらえると良いのだが、と思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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英紙インディペンデント:トルコは国際社会のはみ出し者だ
転載元)
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トルコ政府の自国民に対する残酷な仕打ち、政府とダーイシュ(IS、イスラム国)との繋がり、レジェップ・エルドアン大統領の独裁政権といった種々の事柄がトルコの国際社会での信用を貶める要因となっている。英紙インディペンデントが伝えた。

最近のインタビューで元在英トルコ大使のチナル・チェビコス氏は、現在アメリカと国際有志連合がアンカラで見ているものの実態は救助・支援ではなくむしろ重荷・負担であると発言した。「トルコは完全にこの地域において自国が演じるべき重要な役割を喪失してしまった。つまり問題解決や紛争の調整に対して助力する立場ではなくなってしまったのだ」とチェビコス元大使は語った。

エルドアン大統領はこの国家の「失落」で重要な役割を演じている。大統領はここ最近あまりにも頻繁に国際法だけでなく基本的な権利や人々の自由を無視する姿勢を誇示してきた。あたかも大統領は法を支配する権限があり全ての国民の運命を一手に司ることができると考えているかのようだ。インディペンデント紙はこう強調した。
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中東TODAY NO4062『エルドアンのやり過ぎ・ザマンに警察侵入』
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[嗚呼、悲しいではないか! ]フルフォードレポート英語版(3/1) 〜日本のハザールマフィアのネットワークを率いているアルフレッド・サルザー〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 大変面白い情報が上って来ました。“日本のハザールマフィアのネットワーク”に関して、それがアルフレッド・サルザーという人物によって率いられているとのことで、情報源のエバと言うアメリカの女性は、“白龍会に日本のサルザーネットワークの全てのメンバーの名前を与えた”とのこと。これは面白いことになって来ました。
 以前時事ブログで滝山善一氏からの皇室の暴露情報を紹介しました。その後、滝山氏からは新たな情報がいくつかもたらされたのですが、現在公開を控えています。その理由として、滝山氏にはシャンティ・フーラに送られて来たメール内容が盗み見られていることを指摘しました。この件に関していくつかの情報を提供し、時期を見て公表する旨をお伝えしました。
 私の直観に誤りが無ければ、私たちのメールを盗み見たのがこのアルフレッド・サウザーです。私から滝山氏へのメールの中で、このような犯罪は著しく大きなカルマをもたらすので、彼らにとって大変なことになるだろうと指摘したのですが、今回名前が挙がってきてしまいました。彼とそのネットワークは、現在絶体絶命だと言えるでしょう。
 彼らが助かるとすれば、これまでの罪を洗いざらい白状することしかないでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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フルフォードレポート英語版(3/1)
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[シリア・アラブの春 顛末記]アサド大統領が独ARDのインタビューに応じる「100以上のテロ組織があり、多くの国が彼らを支援している…。」

 とても困難な状況の中で、アサド大統領が、なんとか国を安定させようと努力していることが伝わってきます。
 アサド大統領が言うように"武器を手にして目的を実現しようとする「穏健な反体制派」なるもの"が欧米に現れた場合、欧米はそれをシリアの「穏健な反体制派」と同じように擁護するのでしょうか。
 ドイツが難民を受け入れていることに対しては、"人々が自分たちの国にとどまることを支援することの方が人道的ではないだろうか"と述べ、最後の赤字部分では、シリアの"災難や悪夢の一部はテロリストではなく…、欧米諸国の制裁によるものだ…。"と指摘しています。
 欧米は、シリアに対して住宅やインフラを再構築するための賠償金を支払ったほうが良いのではないでしょうか。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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アサド大統領が独ARDのインタビューに応じる「100以上のテロ組織があり、多くの国が彼らを支援している…。我々は停戦が機能するよう尽力するが、善意だけでは不十分だ…。憲法は国民統合、主権、独立の象徴だ。我々は憲法を守り、選挙を実施せねばならない」
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[イズラエル・シャミール氏]二つの注目すべき変化:アメリカの主流メディアの中で、シリア紛争に対するより事実に沿った見方が登場 / イスラエルの露骨な姿勢

 CNNでISDS条項に対して“貿易協定から取り除き、なきものとしなければならない”と結論付ける記事が現れ、アメリカの主流メディアが変化しつつあることが示されました。
 今回の記事でもアメリカの主流メディアに、これまでならありえないシリア情勢の見方が登場したことが紹介されています。その記事では、シリア紛争に対して「もし我々が以前に導入されたロシアの外交政策に従っていたのならば、一つの国として人々はより安全に過ごしていたのだろうし、より安定した世界に貢献していたかもしれなかったというのに」と結論付けているようです。イズラエル・シャミール氏は"第一級の衝撃度を持つ革命的な出来事"と表現しています。
 またイスラエルでは逆に、その本性が剥き出しになってきているようです。イスラエルを代表する軍事解説者が、これまで"アラブ人たちが互いに殺し合うことを喜び続けてきた"ということを認める発言をし、ロシアの介入でシリアに平和が訪れようとしている現在の状況に対しては「アサドの勝利はイスラエルにとってまずいことだから…スンニ派反乱者たちに本物の軍事的支援を送る」ことを訴えているようです。
 これもまた人類が二極化している兆候のひとつではないでしょうか。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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