本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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また、この数日で、最高検の調査報告書を読ませていただいておりますが、これがもう読めば読むほどひどい代物です。
この処分と調査報告書をひどすぎると思ったのは、もちろん、あたくしたちだけではなく、まともな読解力のある方はみんなそう感じられたようで、いままで検察に遠慮してきたメディア各社もさすがに
非難の大合唱です。
(中略)
「うっかりしてました」と「悪気ありませんでした」で言い訳が成り立ち、こんな処分、すなわち
実行犯ですら減給程度、主犯は、なんのおとがめもなし、がまかりとおってしまっては、検察と法務省はどんな政治家でも弾圧することができる、日本で最強の権力組織ということになります。そして、これが前例になったら、検察官の犯罪はどんなに露骨なものでも裁かれないということになってしまう。
改めて言いますが、この事件、前田元検事のフロッピー改竄など足元にも及ばぬ重大犯罪です。
むろん、田代検事は単なる末端の実行犯であって、命じた上司がいることは明らかで、これはあくまで検察の組織的犯罪である、という見解を私たちは今でも持っているのはもちろんです。
しかし、今回の虚偽報告書問題、「ヤクザの手下が親分を守るためにウソをつくのと同じようなことをしたら、選挙民を裏切ることになりますよ。」というのが、発端になっていますが、まさに
「ヤクザの手下が親分を守るためにウソをつくのと同じようなことをしたら」というその言葉は、そっくり田代検事に返してあげなくてはなりません。保身のために、国民と民主主義と法治主義を裏切り、恥ずかしくないのでしょうか。
こんなことをしでかすために司法試験の勉強をして、検事になったのだとしたら、情けない限りです。それとも、辞職して「元検事」になり、聞かれる対象が検察関係者じゃなくなったら、堂々と、自分を陥れた人たちのこと喋ってくれるのでしょうか。
いずれにしても、この報告書自体が犯人隠避なんじゃないかと......いうわけで、
追加の告発も考えておりますので、権力ヤクザの調査報告書関係者の方々も、首を洗ってお待ちください。