竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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菅官房長官に「ぐらつき」
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ジャパンライフの「特異性」文書は本物 元職員認める
「
桜を見る会」の招待客をめぐって野党が公開した
消費者庁の内部資料とされる文書について、当時の担当職員が朝日新聞の取材に対し、
課内の打ち合わせ用に作ったメモだと認めた。消費者庁は国会での野党の質問に対し、この文書の真偽の回答を拒否している。
文書は「本件の特異性」のタイトルで、後に消費者庁が4回にわたって行政処分を出す「ジャパンライフ」への対処方針を打ち合わせた2014年7月の記録。「政治的背景による余波懸念」などと記されていたため、調査に対する政治的な介入がなかったか、野党が追及していた。
(以下略)
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安倍政権中枢総ぐるみ ジャパンライフ汚染議員30人の名前
2015年の「桜を見る会」に長年、悪徳商法が問題視されてきた「ジャパンライフ」の山口隆祥元会長が招待されていたことで、改めて政界との“蜜月”関係に注目が集まっている。
監督官庁の消費者庁が「政治的背景による余波」を懸念し、ジャパンライフに「手心」を加え、立ち入り検査を見合わせていた可能性が浮上しているからだ。
(中略)
日刊ゲンダイは、15年分のジャパンライフの「お中元発送リスト」を独自入手。発送先計145人のうち、40人が国会議員。30人が与党議員だった。
(中略)… お中元リストには、
安倍首相や菅官房長官、麻生財務相のほか、甘利税調会長、世耕参院幹事長、稲田幹事長代行ら“アベ友”の名前がズラリ。
(中略)
さらに、桜を見る会に元会長を招待した
安倍首相に加え、加藤厚労相、二階幹事長もジャパンライフの広告塔になっている。
(中略)… 下村選対委員長もズブズブだ。代表を務める政党支部が14年12月、ジャパンライフから献金10万円を受領した。
(以下略)
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内閣官房中井亨参事官は、「氏名、住所、役職という情報をいただいておりまして、それを元に確認を行ってございます」 と言っているのですが、“ということは「ジャパンライフ会長」と書いてあったのにOKしたということ?”とツッコミが入ります。これに対し中井亨参事官は、「確認ができません」と言い逃れをするのです。
ところが、ツイートにある通り、「ジャパンライフ株式会社 代表取締役会長 山口隆祥殿」で、「桜を見る会」の招待状が届いているわけです。しかも、受付票のナンバーは総理枠の「60」です。
このやりとりを見ただけで、日本という国家が崩壊しているのがよくわかります。20年以上前から、私は講演会などで“官僚はバカだから… ”などと言っていたのですが、3.11以降、本当にバカなんだということがばれてしまいました。ここにきて、そのバカの程度がとんでもないということが露呈して来たと思います。
“続きはこちらから”以降は、これまで官僚をアゴで使っていた官房長官が、ヤバイ状況になっているという話です。あの産経新聞が、“「鉄壁」と言われた危機管理手腕を疑問視する向きもある”と書いています。
東京新聞の望月記者以外誰も突っ込まず、望月記者の質問にも「問題ない」で済ませていたわけで、これで「鉄壁」というのだから笑わせる。今回の件で、“少し記者が食い下がるだけで何も答えられなくなる”ことがわかりました。日本の政治の劣化が激しすぎます。