これ(和解)を阻むものが何かと言うと怒りなんですね。激しい怒りなんだね。自分の子供を死なせてしまったとか、或は、癌にしてこんな所にチェルノブイリネックレスといって傷ができますよね。こんな醜い姿にしてしまったと。
自分があの時にしっかりして早く逃げていれば、子供をこんな目に遭わせる必要はなかったと自分を責める心、これが怒りに変わる。だからそういう和解というのが上手くいかないんですね。
これは何が問題なのかと言うと、
実を言うと、心の底では自分が騙されているということをみんなわかっているんですよ。自分が騙されている、国に騙されている。ただ自分が縋りたいんですね。安全だと信じたいんですね。違いますか?そうでしょ?
危険だ、
ベクレている物を食べたらいつか癌になるかもしれない。怖い。みんな怖いんですよ。
だけど逃げたくないから信じたくないんですよ。何もかも全部を捨てて、
新しい土地で0からやり直す、そんな勇気がない。それだったら、将来どうなるかわからないけれど、怖いけどここに留まろうと。勇気がない。信じたい。
だから政府の嘘八百を信じてしまう。だけど心の中では嘘だと知っている。それが本当に嘘だとわかった時に、怒りに転じるわけですよね。自分の不甲斐なさとかやるせなさとか申し訳ないという気持ちが。
大切なことは、ほんとに騙された自分が愚かだったんですよ。ほんとはわかっていた、国を信じた自分が馬鹿だったという、その自分の馬鹿さ加減というか
愚かさを自分にはっきりと認めて、子供に申し訳なかったと謝る。そこが始めですよね。
子供に謝らないとね。
そうしたらちゃんとフラットな地点に立てて、ほんとに謝っている政治家、官僚、そんなのが出てくるとは思えないけど、もし出てきたら
彼らを許すことができる。許すということができなかったら、先へ進めませんよ。
ほんとの意味での和解交渉とか、補償とか先へ進めない。
だから僕は、本当に鬼のような悪魔のようなダマシタ教授とか、それから佐藤福島県知事とか、勝俣とか、菅とか、とんでもないやつ、野田とか、こいつらほんとの事がわかったら死刑だなと思うような連中がいるんだけれども、でもこの人たちがほんとに正直に全てを告白して、「ごめんなさい、私たちはこう事をしてきました」という事を全部正直に喋ったら、これは許さないといけないと思うんです。
こういうのは、真実和解委員会とフルフォード氏は言っていますけれどね。過去に自分が犯した罪を全部洗いざらいぶちまけて、全て正直に喋ったら過去の罪は問わないようにしようと。
これはものすごく大事な観点なんです。
これを一番最初にやったのが東ティモールです。東ティモールというのはものすごく酷い事をされたんだね。
東ティモールの大虐殺とその構造
概要
ブッシュ・ナチ勢力が黒幕であろう東ティモールの内戦は、ちょうどイラク・アフガニスタン・シリア…などのパターンとそっくりです。メディアに流れる内戦の様子を私達はお茶の間で人ごとのように見ていますが、日本はブッシュ・ナチ勢力に属し(
現在は、ナサニエル陣営)、東ティモールの内戦でも、間接的に資金援助していたことが分かります。
日本が加担してしまった東ティモールの大虐殺とは、どんなものだったのか、そしてその構造、途中凄惨な映像が流れますが、最後には明るい気持ちで終れるように、人は怒りや悲しみを乗り越え、和解できるのだということを教えてくれるドキュメンタリー映画「カンタ・ティモール」を紹介し、編集の結びとしました。
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2本目の記事ですが、以前から、安倍政権は実はその表向きの動きとは異なり、脱原発に向けて水面下では密かに動いていることを伝えてきました。例えば2013年10月27日の記事のコメントをご覧ください。私の観察が正しければ、小泉元首相の助言通りに即原発ゼロの方針を首相の意志で決定してしまうと、原子力推進派の陣営から猛烈な圧力がかかり、最悪のケースでは暗殺の危険を考慮しなければならないため、小泉氏の助言をそのまま受け入れることが出来なかったと感じています。しかし小泉氏の背後にいる権力者の意向ははっきりと感じ取っており、小泉発言によって脱原発の方向性はすでに固めていたと感じます。ただ、原発推進派をいかに黙らせるかということで、秘密保護法と日本版NSCをあれほど急いだと考えています。沖縄の仲井眞知事の恫喝をご覧になってわかるように、合法的な盗聴、人物調査などで原発推進派の弱みを握ってしまえば、彼らを黙らせることは比較的容易です。そうした反発をある程度抑えられるメドが立ったのか、2本目の記事では、今の段階で「エネルギー基本計画」を見直す可能性を示唆しています。