アーカイブ: *司法

基準値震動クラスの揺れが2度襲えばもたない東海第二原発 ~基準値震動が繰り返し襲うのは常識で、その想定基準値震動も現実の数値を大きく下回っている~

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭の動画は、大変興味深い。専門的なことはわかりませんが、どうやら東海第二原発は、“基準値震動クラスの揺れが2度襲えばもたない”らしい。しかも、基準値震動が繰り返し襲うのは常識で、その想定基準値震動も1009ガルでしかなく、現実の数値を大きく下回っており、小さすぎるとのこと。
 要するに、地震が来たら原発が壊れるということらしい。だがこのことは、以前紹介した「東京原発」という映画の中でも、指摘されていたこと。実際問題として、3.11での原発事故の原因は津波のせいにされているが、多くの専門家は地震によって壊れたことが原因だと指摘しています。
 事故原因の究明をまったく行わず、非常にずさんな評価で20年の運転延長を認めるなどというのは、狂気です。事故が起これば日本だけの問題ではないので、世界から見れば、このようなことを許している日本人は頭がおかしいのではないかと思うでしょう。実際にその通りで、頭のおかしいのが、首相含めてあらゆる業界のトップに居るのです。政権交代を急がなければなりません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
スクープ!! 東海第二原発は地震に耐えられない!! 市民が規制委の審査を分析・糾弾!~東海第二原発の再稼働審査を問う!10.25原子力規制委員会院内ヒアリング集会第4回 2018.10.25
配信元)
————————————————————————
スクープ!! 東海第二原発は地震に耐えられない!! 市民が規制委の審査を分析・糾弾!~東海第二原発の再稼働審査を問う!10.25原子力規制委員会院内ヒアリング集会第4回 2018.10.25
引用元)
(前略)
「たんぽぽ舎」副代表の山崎久隆氏は、耐震設計の目安となる基準地震動について、規制庁を追及した。東海第二原発の想定基準地震動である1009ガルは、国内で記録された最大値である、2008年の岩手・宮城内陸地震での4022ガルや、2007年の新潟県中越沖地震の際に柏崎刈羽3号機で観測された2058ガルという数値を大きく下回っており、小さすぎると山崎氏は指摘した。
(中略)
地震時に圧力容器を安定化させる重要な部品であるスタビライザーの部品の一部について、評価結果の判定が、地震に耐えられないことを示している。(中略)… 山崎氏が「基準地震動クラスの揺れが2度襲えば持たないですよね」と確認すると、規制庁は「基準地震動が2度来るとは想定していない」と答えた。これに対し、山崎氏は「基準地震動が繰り返し襲うのは常識だ。柏崎刈羽(新潟中越沖地震)は同じ波が3波襲っている。福島第一(東日本大震災)では、現実に基準地震動を超える地震が2度襲っているじゃないか」と訴え、前出のスタビライザーの部品について、「基準値に近すぎて『持たない』と評価すべきものだ。これで『持つ』というのは工学的には考えられない」と断じた。
(以下略)
————————————————————————
配信元)

311から7年 ~放射能被ばくの今

あの3.11から7年の年月が過ぎ去りました。
3.11事故後、
ユリシスさんのように日本と別れを告げて勇気ある英断をされた方々、
国内の安全な土地へと移住された方々、
そして、何も出来なかった方々、
様々な境遇の方々が色々な選択をされてこられました。
それは正しかったのか、それとも。。。

チェルノブイリ事故でも当初3年間、放射能のことを気にして生活していた方は1000人に1人だと言われています。というのも、放射能被ばくの被害というものは、すぐには表面化しないで、数年後になって増えてくるからのようです。被ばくはスロー・デス(時間をかけてやってくる死)を招くといわれ、成人の潜伏期間は20~25年もあるそうです。

最初の記事には、"チェルノブイリから800キロ離れたウイーンで、(中略)...子供病棟のベットが足りなくなるほどの白血病患者が増加"とあり、先日のまのじさんの記事でのRI病棟の姿ともダブってみえます。また、"ネバダ核実験場から250㎞のユタ州ビーバー郡(中略)...27年間に残した死者のリストには、(中略)...前立腺、結腸、リンパ、リンパ肉腫、脳腫瘍、肺、皮膚、肝臓、子宮、卵巣、と並び、甲状腺障害は、ほぼ10年後から12年後にピークを迎えていた"とのこと。

参考までに福島第一原発から主要駅・空港までの距離を調べてみました。
<福島第一原発からの直線距離>

福島駅62km、仙台駅94km、
山形駅110km、宇都宮駅139km、新潟駅182km、
千葉駅217km、東京駅224km
(ネバダ核実験場~ユタ州ビーバー郡250km)
横浜駅251km、盛岡駅254km、長野駅266km、甲府駅294km、
静岡駅361km、青森駅380km、
金沢駅400km、名古屋駅448km、函館駅485km、
京都駅545km、大阪駅582km、
神戸駅608km、札幌駅628km、
岡山駅709km、旭川駅714km、
(チェルノブイリ~ウイーン800km)
広島空港800km、高知駅801km、広島駅840km、稚内駅890km、
博多駅1050km、熊本駅1071km、那覇空港1772km
地図蔵より

ウクライナには肥沃な黒土地帯が広く分布し、世界的な小麦の産地としても有名です。世界が食糧不足に陥ったとき、それを救うのはウクライナだとまで言われているそうです。ウィーンでの被害は、放射能を含んだ雨や風などの影響も考えられますが、放射能を含んだウクライナの食べ物による影響も大きかったかもしれません。

次の「北部ウクライナ住民の疾病グラフ」を見ますと、チェルノブイリ原発事故から6年後になってから、爆発的に疾患数が増えているのが分かります。特に、循環器系、筋骨格系、消火器、皮膚及び皮下組織の増加が顕著です。

そして、こと被ばくに関する免疫については、"免疫のある者は症状が出て苦しむ。免疫がない者は症状は出ずに進行し、ある日突然死ぬ。"と言われているとのこと。

以上のことを踏まえた上で、続きはこちら以降をご覧ください。

異常な量の訃報、突然死などがTwitter上でつぶやかれています。もちろん、過酷な労働条件による過労によるものも無視できませんが、果たして、これらが全てそうだと言い切れるものでしょうか?
(ぺりどっと)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
チェルノブイリの経験から、30年の間に5000万人が死亡すると推測される
引用元)
(前略)
@kobayashiasao
チェルノブイリ事故で当初3年間、放射能のことを
気にして生活していた人は1000人に1人
だと言われています。
しかし、3年後、爆発的に被曝症状が出てから、
多くの人たちが放射能に気を付け始めた
のです。遅すぎました。

@geophysics
被曝はスロー・デス(時間をかけてやってくる死),を招くのです。
死は徐々に,二十年も三十年もかけて,ゆっくりとやってきます。
(中略)...(マンクーゾ博士)」
(中略)
@wien555
チェルノブイリから800キロ離れたウイーンで、4年経ち、五年経ち、
子供病棟のベットが足りなくなるほどの白血病患者が増加
していった。
(中略)
@olivenews
広島の場合、およそ3年後に体が疲れやすくなる
原因不明の『ブラブラ病』患者が出始めました。
白血病の患者も3年ほど経ってから確認され、
7~8年後にがん患者が目立ち始めました。
『内部被曝』は少量の放射性物質でも影響が出る。
ここが恐ろしいところです。肥田医師

@olivenews
(中略)...子供の方がずっと早い時期に悪性の疾患に見舞われます。
チェルノブイリの経験から早ければ一年後から四年後とわかっています。
成人の潜伏期間は20年から25年です。ジーデントプフ博士
(中略)
@AndreasDiego
ネバダ核実験場から250㎞のユタ州ビーバー郡
小学校教師メリー・メリングが、
53年から27年間に残した死者のリストには、
前立腺、結腸、リンパ、リンパ肉腫、脳腫瘍、肺、皮膚、
肝臓、子宮、卵巣、と並び、甲状腺障害は、
ほぼ10年後から12年後にピークを迎えていた。
(広瀬隆)
(中略)
@KinositaKouta
放射能の被害は色々な体の場所に被害が出る。
特に心臓と脳
だ。免疫の考え方が間違っている。
免疫のある者は症状が出て苦しむ。
免疫がない者は症状は出ずに進行し、ある日突然死ぬ。

(以下略)
————————————————————————
配信元)

» 続きはこちらから

ロシア疑惑に対して、多数の文書の機密解除を真剣に検討しているトランプ大統領 / コーリー・グッド氏「カバールを引きずり降ろすための極秘裁判の証拠集めの作戦がすでに始まっている」

竹下雅敏氏からの情報です。
 トランプ大統領は、いわゆるロシア疑惑に対して、多数の文書の機密解除を、“真剣に検討している”とのことです。これが開示されれば、オバマ・クリントン一味は終わりです。彼らもそれがわかっているだけに、何とか時間稼ぎをして、内戦に持ち込むか、第三次大戦を引き起こしたいのだと思います。フランスのマクロン大統領が何やら騒いでいますが、ムダでしょう。
 下のコーリー・グッド氏の記事によると、カバールを引きずり降ろすための極秘裁判の証拠集めの作戦がすでに始まっているとのこと。
 興味深いのは、太字にした部分。コーリー・グッド氏の同盟側の情報源のほとんどが裏切り者で、この極秘裁判で裁かれる立場になるのだということです。
 私は、コーリー・グッド氏が大変誠実な人で、自分が体験したことを正直に話していると信じていますが、彼自身が間違った情報を与えられ、知らず知らずのうちに、地球の破壊をもたらす行動計画に加担させられていると考えていました。おそらく、彼は今でも、ことの真相はわかっていないと思います。知るとショックを受けるでしょう。
 彼の表面の意識は気づいていなくても、当然ながら、深いところではこうしたことを知っているものです。コーリー・グッド氏が、一時急激に波動が落ちて、球体連合もアンシャールも彼に接触出来なくなったのは、こうしたところに原因があります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
トランプ、重要ロシア捜査文書の機密解除を「真剣に」検討
引用元)
<引用元:SaraACarter.com 2018.11.7
ドナルド・トランプ大統領は7日、FBIのロシア捜査対応を捜査していた元共和党下院幹部が要求していた多数の文書の機密解除を、「真剣に」検討していると述べた。
(中略)
10月には、FBI元主席法律顧問のジェームズ・ベーカーの宣誓証言中に、ローゼンスタインについて懸念すべき情報が浮上した。(中略)… ベーカーは、マッケイブ、ページ、ローゼンスタインがトランプ大統領を密かに録音する可能性について話し合っていたと述べた。(中略)… ベーカーは、ローゼンスタインが、大統領を不適当だという理由で解任するために、修正第25条を行使する可能性についても話し合っていたと述べた。
(中略)
トランプはこう話した。
我々はそれをとても真剣に、機密解除をとても真剣に調査している。反対する人たちが、どうしてそうした文書を機密解除させたくないのかについては、驚くばかりで・・・我々はとても慎重に調査している。私は確かに中間選挙の後まで待ちたかった
(以下略)
————————————————————————
アライアンス情報と11月11日の集団瞑想
(前略)
アライアンスがカバールを引きずり下ろすために最も注意を要する段階の一つが、つい数日~一週間前に始まったと言われています。(中略)… 軍の格納庫でカバールの地下施設や潜伏場所の見取り図を床に広げ、侵攻作戦を練り、訓練していた人々のすべてが、今やもう現場に出て作戦にあたっているということです。これらの工作員は思ったほど多くの逮捕を実行していませんが、彼らが主に行っていることは最後の最後の膨大な量の証拠集めなのです。これはこれから秘密の大陪審に起訴して、証拠として採用してもらうためのものです。彼らは極秘で軍と民間が協調する裁判の準備をしているのです。
(中略)
私の知っていたアライアンスの情報源のほとんどが裏切り者となり、身柄を押さえられた後で、私は彼らの多くもまた、彼らが打ち負かすと固く誓っていたエリート達と同じ運命をたどり、裁判にかけられることになるのだと知りました。
(中略)
コーリー・グッド

トランプ大統領「(ワクチン接種が)健康を害している上に自閉症スペクトラムになっているケースが多いことは、データの上で明らか」 ~ワクチンの闇が暴かれる日もそう遠くはない~

竹下雅敏氏からの情報です。
 11月9日の記事で、“ワクチンに関するドキュメンタリー映画『MMRワクチン告発』(原題:Vaxxed)が急遽公開中止”になったとのことでした。ツイートを見ると、トランプ大統領も、ワクチン接種が自閉症スペクトラムの原因になっていることを指摘しています。
 下の記事は、最初のものは、6月2日の記事で、すでに紹介しています。詳しくはそちらをご覧ください。
 下の記事は、自閉症とワクチン接種のつながりについて、非営利組織「自閉症の秘密を解く会」を立ち上げた、自らも自閉症の息子を持つ女性が“運河に浮いているのが見つかった”とのこと。彼女は集会に出席することに、“とても張り切っていて…とても興奮していた”ということなので、自殺したとは考えにくい状況です。ところが、警察はこの事件を自殺として処理したようです。
 トランプ大統領は、いずれ製薬業界にも切り込んでいくつもりのようなので、ワクチンの闇が暴かれる日もそう遠くはないと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
配信元)


 
 
————————————————————————
ワクチンが自閉症を起こすと証明する科学者の証拠を、裁判所が押収
ワクチンにはある汚染物が含まれていることを、科学者が発見
転載元)
(前略)
Daniel Newton, www.neonnettle.com
May 31, 3018
(中略)
現在、その成分表に書かれていない、自閉症を起こす物質が、諸ワクチンに含まれていることを、証明したと言われるイタリアの科学者たちが、警察によって家宅捜索され、裁判所の 命令によって、備品や資料を押収された。 
 
科学者のガッティ博士と、モンタナリ博士は、ワクチンには、あってはならない金属の形での、ある汚染物質が含まれていることを発見した。(中略)… 鉛、ステンレススチール、鉄、などの微粒子や、他の無機物質が、44 のワクチン種のサンプルの中に発見された、とイタリアの国家調査研究評議会、及び、アメリカ浄水研究所の調査が明らかにした。
(中略)  
臨床研究の結果を公表すると同時に、ガッティとモンタナリは、激しい論争のある、義務的なワクチン接種法を広めてきた、イタリア政府の注意を引きつけていた。ある裁判官は、科学的な忠告を受け入れるのでなく、警官を買収して、科学者たちの自宅を襲わせ、彼らの調査研究に関係するすべての証拠を押収させた。 
 (以下略)
————————————————————————
ワクチンと自閉症のつながりを暴露した研究者が死体で見つかる
「自閉症の秘密を解く会」の創始者が、不可解な失踪の後、運河に浮かんで見つかる
転載元)
(前略)
Jay Greenberg, www.nnettle.com
November 23, 2017
(中略)  
著名な反ワクチン研究者で、自閉症とワクチン接種のつながりを暴露した女性が、突然の不可解な失踪のあと、死体で見つかった。 
 
ジーナ・ベックの死骸は、彼女の息子ジェイコブが、先週、彼女がいなくなったと知らせたあと、オレゴン州リンカーン市のある運河に、死んで浮いているのが見つかった。 
(中略)
彼女の息子ジェイコブは自閉症の症状をもち、ベックは、この症状と強制的ワクチン接種とのつながりを暴露して戦う、非営利組織「自閉症の秘密を解く会」(Unlocking Autism)を創った。(中略)… ジーナの別の息子 Jesse Smith は、ジェイコブは彼女が失踪する直前に母と話しており、彼女はとても張り切っていて、この集会のことで“興奮していた”と話した。
(中略)
リンカーン市警察チーフ Keith Kilian は、ベックの死の状況を調査中だが、おそらく自殺したのではないか、と言っている。
鑑識課からの検視報告は、死因は溺死だと確認している。
「謀殺のようなことは、この時点では考えていない」と彼は言った。
(以下略)  

プラスティックを考える(後編)〜 プラスティックの処分は安全か?

 ざっと見回してもプラスティックではない商品を探す方が大変なほど、私たちの生活に入り込んだ軽くて、加工しやすく、腐りにくい物資。その恩恵を受けながら、同時に危険も指摘されてきました。
プラスティック製品の製造には「柔らかくするためや燃えにくくするためといった目的で」多くの添加剤が使われるそうです。これらの添加物が「環境ホルモン」と呼ばれ、生物を撹乱し続けます。
 さらにプラスティックの頭の痛い問題の一つが、マイクロプラスティックです。
以前に「In Deep」さんの、ペットボトルに含まれるマイクロプラスティックの記事を取り上げたことがありましたが、石油由来のプラスティックは基本的に分解されにくく、ほぼ永久的に地球上に残ります。劣化してバラバラの小さなマイクロプラスティックになり、空中でも地中でも海中でも生物に取り込まれ影響を与え続けます。化粧品や洗剤に含まれるマイクロビーズも排水を通して、海洋汚染になります。
 またプラスティックは、有害な化学物質を吸着しやすい性質があるそうです。現在は使用禁止されているようなPCBや農薬などを吸着し、高濃度化したものを魚などが誤食し、人にも取り込まれます。
これまでの公害問題を振り返ると、マイクロプラスティックの人体への悪影響が公式に認められる時は、すでに手遅れになった時でしょう。
 プラスティックの処分について、日本は焼却に舵を切り、焼却施設も増える見通しです。
日本の施設はダイオキシンが発生しないほどの高温、高機能の焼却施設だから安全という見解も見られます。
しかしプラごみによる環境破壊を追ってこられた「WONDERFUL WORLD」の山本節子氏は、ゴミ焼却による大気汚染に厳しい警鐘を鳴らしています。これまで途上国に押し付けてきた汚染と健康被害を有りのままに知った時、本当に焼却して良いと判断できるのか確答が出せません。
 山本氏は「プラごみは、埋め立てれば土壌汚染を、水に流せば水質汚染を(特にマイクロプラスチック)、そして燃やせば大気汚染をもたらし、人間にも動物にも深刻な影響をもたらすのはわかりきっていること」と述べ、プラ製品生産を早急に規制するしか手はないと結論されていました。
 一個人の取れる手段とは、、何とももどかしいことですが、やはり「使わない」ことから始まるのでしょうか。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
マイクロプラスチック問題 洗顔料化粧品なども原因に
引用元)
(前略)
プラスチックそのものより、添加剤が問題です。添加剤の中の物質に、ペットボトルのふたなどに使われる『ノニルフェノール』があります。ノニルフェノールは、体内に入るとホルモンを分泌する器官に有害な影響を与える『環境ホルモン』の一種。アメリカの研究者の実験で、乳がん細胞の異常増殖を引き起こすことがわかっています。

 この物質のほかにも多くの有害な添加剤が使用されています。最近ヨーロッパで行われた調査の結果、男性の精子数が減少傾向にあると明らかにされていて、その原因の1つがプラスチックの添加剤だと疑われています」
(中略)
 石油を主原料とするプラスチックは、有害な化学物質を吸着しやすい性質がある。海水中には、現在は使用が禁止されている農薬や工業用油などの有害な化学物質が漂っていて、こうした有害な化学物質を吸着したマイクロプラスチックを、海の生物が摂取している
(中略)

「それだけではありません。洗顔料のスクラブや化粧品などに使用されるマイクロビーズも、そのまま下水道に流れていき、海に流入していきます。ポリウレタン製やメラミンフォームのスポンジやアクリルたわしも、使用するうちに削れて排水に流れていく。ポリエステルやナイロンなどの化繊の衣服を洗濯したときに発生する洗濯くずも、海のマイクロプラスチックの原因の1つです」(前出・高田教授)
(以下略)

————————————————————————
水田で使われたポリエチレン製の肥料カプセルが大量に海に流出している現実
(前略)  これは、「徐放性肥料カプセル(被覆肥料カプセル)」と言いまして、化学肥料をポリエチレンなどのプラスティックでコーティングしたものです。稲作では大量に利用されていますが、家庭菜園などでも使われています。

長年使用してきた徐放性肥料カプセルが、大量に水田の中にもたまっていて、これが田起こしされて表面に出てきて、水を張ったところに浮いている様子です。これらが水を抜いたり、雨でオーバーフローした時に川に出て、海に流出します

 生分解性の肥料カプセルも増えてはいますが、分解されない徐放性肥料カプセルは、さらに破片化が進み、目に見えないサイズとなり、マイクロプラスティック問題の一因となっていきます。環境省のレポートも出ていましたが、特に閉鎖的な水域では過去に使われていたPCBなどの有害物質を吸着して高濃度化し、それを小魚が誤食している現実も。

» 続きはこちらから