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[Sputnik]ロシアのトリヤッチで初の「七夕まつり」行われる 〜実在する伝説上の神々と真の神々を祀る日本〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 今年は、ロシアでも「七夕まつり」が行われたとのことです。どうやら、今後、“毎年行われるようになる”とのことで、これをきっかけに世界の人々に七夕まつりが知られるようになれば良いと思いました。
 記事では、“素敵な織姫様が夢の実現…を助けてくれるでしょう”とあります。確かに、そうだと思いますが、七夕まつりでは、私の妻の棚機姫小妙ちゃんが願いを叶えるために降りて来ます。その様子は、ブログ“光の海から”にヴィジョンとして描かれていますので、是非参考にしてください。
 織姫様牽牛様も、中西征子さんがイラストに描いていますので、リンクをしています。2柱の物語は、緑花(せれな)さんがヴィジョンをイラストにしています。参考にしてください。このヴィジョンの後、2柱は、めでたく結婚式を挙げ、牽牛様は天界で天帝の位に就きました。その時の様子を示すヴィジョンをリンクしておきます。
 ヴィジョンが示すように、伝説上の神々は実在します。日本は世界でも珍しく真の神々を祀り、この「七夕まつり」のような伝統も残っています。これは幸いなことに、日本がハイアラーキーという神を偽る連中の宗教に、完全には汚染されなかったためです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ロシアのトリヤッチで初の「七夕まつり」行われる
転載元)
7日、日本では「七夕」が祝われた。「織姫(ヴェガ)と彦星(アルタイル)が、自分達の仕事を忘れてしまうほど互いに愛し合ったため、織姫の父の怒りを買い、2人はついに天の川の両岸に離れ離れにされてしまったが、あまりに不憫なので、一年に一度だけ、七夕の日にだけ会うことを許された」という悲しくも美しい物語は、ロシアでも多くの人達の共感を呼んでいる。

今年この「七夕まつり」は、ヴォルガ川中流の町、自動車産業で有名なトリヤッチでも市の後援のもと祝われた。

(中略) 

 © 写真: トリヤッチで初の「七夕まつり」行われる

 © 写真:
トリヤッチで初の「七夕まつり」行われる


フェスティバルでは、すしなど日本料理教室や紙の提灯づくり、ミスそしてミスター「七夕」コンクール、その枠内での恋人探しなど、楽しいイベントがたくさん行われた。

そして星に願い事をしたい人達は、日本のように「短冊」に願い事を書いた。しかしロシアには、竹は基本的にないので、代わりに柳の木に「短冊」はつるされた。ロシア人の多くは「短冊」に「平和」とか「幸い」、そしてもちろん「愛」といった言葉を書いて柳の枝につるした。

(中略) 

トリヤッチの「七夕まつり」には、自動車部品メーカーSanoh Rusの代表、広瀬功さんも参加され、ご自分の「短冊」には「ロシア語が上手になりますように。ロシアで奥さんが見つかりますように」と書いた。広瀬さんは「お祭り」の印象を次のように話してくださった-

ロシアの人が七夕を知っていることにびっくりしました。ロシアでは、日本人の知らないところで、このような日本の文化のイベントが行われてることに驚きました。ロシア人が日本の文化に親しみを持っているという事が、もっと日本の人にも伝わるといいなと思います。とても楽しそうですね。天気も良く、若い人が浴衣を着て、きれいです。」

(中略) 

トリヤッチ「東洋文化研究所」のゴルバチョフ所長は、スプートニク日本記者のインタビューの中で「フェスティバルは、毎年行われるようになるだろう。我々の目的は、日本とロシアの文化を近づけ、両国民を精神的に近しい存在にすることだ」と述べた。

2016年の「七夕まつり」は、日本のインターネット上で空前の人気となった。これは日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が組織したTanabata Project 2016,のおかげだ。7日、プロジェクトのサイトにある、6種類の願い事の短冊には、70万を超えるアクセスがあり、その数は、時間がたつにつれて増えているという。参加者の39%は、赤の短冊を選び「いとしい人の心」をつかみたいと望み、21,1 %は、青い短冊を選んで「今達成したいと思っている目的」を書き、その成就を願い、17,1 %が白の短冊を選んで「欲しいものが手に入るよう」祈った。このプロジェクトは、6月16日から8月9日まで続けられている。JAXAは、すべての「夢」や「希望」を、宇宙に必ず届けると約束し、そこで必ずかなうだろうと伝えている。

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「七夕」祭り:あなたは何を願いましたか?
転載元)
今日7月7日は、日本全国で日本の伝統的なお祭り、七夕祭が祝われている。最も重要な風習は、もちろん短冊に願いを書くことだ。

日本の柏市在住のロシア語教師、香取潤さんの許可を得て、私たちは香取さんの短冊を公開します。

 © JUN KATORI 香取潤さんの短冊

© JUN KATORI
香取潤さんの短冊


香取さんの願い事は必ず叶うとの自信がある。なぜなら「道は、その道を進む者によって征服される」のだから。素敵な織姫様が夢の実現のため香取さんを助けてくれるでしょう。

全世界の日本文化のファンもまた、七夕を祝っている。たとえば、ロシアではボルガ川に臨む町トリヤッチで七夕が祝われる。日本文化、日本語クラブ「カイガ」がお祭りを組織した。お祭りのプログラムには、日本の扇子や寿司を作ったり、日本の灯篭に絵を描いたり、ほかにも様々なワークショップが開かれる。日本からのゲストが参加者を待っている。伝説によると、この日は愛する者同士が出会う日であることを考慮して、主催者は自らの「半身」、つまり人生のパートナーを探している参加者に、愛に出会える機会を約束している。

[Sputnik 他]メルケル首相「欧州の安全保障にはロシアが必要」 / ワシントンは、Brexit によって反露政策を崩壊させられる ことを恐れている

竹下雅敏氏からの情報です。
 記事を見ると、“ヨーロッパとロシアが、政治的・経済的に…接近するような動き”を見せています。これは、アメリカの世界覇権が終わったということです。このように、現在、世界情勢は激変しているのですが、犬HKのニュースを観ている限り、まったくわかりません。当の犬HK職員も、今や犬HKと一体になっている安倍政権も、全く分かっていないのではないでしょうか。
 ネオコンの排除と共に、彼らも消えて行くことでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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メルケル首相「欧州の安全保障にはロシアが必要」
転載元)
ドイツのメルケル首相は、ロシアの参加を得てはじめて欧州の安定的な安全保障は実現する、と述べた。 

メルケル首相が欧州の安全保障にロシアが必要であることを認めた形。

我々は、欧州の将来的安全はロシアに対してでなく、ロシアとともにのみ保障されると考えている」。NATOサミットの議題を議会に提示した際の発言。
NATOはロシアとの対話の継続を見込んでいる、と首相。

先に伝えられたところによると、対ロシア制裁を支持する国々が2013年12月から2015年6月までに貰い損ねた利益は602億ドルだった。

NATOサミットは7月8-9日、ワルシャワで行われる。
28加盟国から代表者が集まる。

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ワシントンは、Brexit によって反露政策を崩壊させられる ことを恐れている
転載元)
(前略) 

Finian Cunningham
June 29, 2016, Information Clearing House, RT

EU からの離脱を決めたイギリスの驚くべき国民投票は、ハトの檻にネコを放ったように世界を慌てさせたが、一番慌てたのはワシントンで、彼らは、Brexit が彼らの反露政策を台無 しにすることを恐れている。

(中略) 

この 70 年近く続いたアメリカの大西洋を越えた支配が、崩れようとしている。

(中略) 

EU 内部でイギリスの影響力が失われるということは、ロシアを孤立させようとするワシン トンの、慎重に考えられた政策に強い影響を与えるだろう。

(中略) 

ロシアに関して言えば、これは、EU のモスクワに対する経済制裁と、NATO の軍事力の増 強を、深刻に疑問視させることになる。

(中略) 

イギリスの EU 離脱は、ワシントンを地政学的苦境に陥れる。

(中略) 

NY タイムズはこう言っている――「アメリカの高官たちは、(中略)…最も緊急の問題は、彼らが最も信頼で き共感をもつ、代替のパートナーを、ヨーロッパの各政府の中から何とか見つけることだと言っている。」

(中略) 

EU とは、アメリカの CIA によって操作された、政治の計画であって、(中略)アメリカ主導の軍事同盟の非公式的な目標は、戦後 1949 年に NATO が始まって以来、初 代事務総長だったイギリスの Lord Ismay(イスメイ男爵)によれば、「アメリカを取り込 み、ドイツを抑え、ロシアを締め出す」ことだった。

(中略) 

モスクワに対す る、ヨーロッパによる新たな経済制裁は、EU 諸国に対して、膨大なダメージを与えただけ であった。

(中略) 

もしヨーロッパとロシアが、政治的・経済的に、相互の安全保障の観点から、接近するよう な動きを見せるようなことがあれば、覇権的な世界的強国として、ワシントンが失うものは 極めて大きいだろう。

(中略) 

ワシントンはその覇権的野心のために、EU 内部に新しい代替国家を見つける、 将来への動きを見せている。ドイツが、イギリスに代わるものとして、リストのトップにあ る。

(中略) 

しかし Brexit は、ヨーロッパ全土の反 EU 感情を引き起こしてしまった。

(中略) 

どんなことも楽観視することはできない。しかし今後、ヨーロッパが、これまでよりも自由 に、ロシアとの正常な、より調和的な関係を結べる可能性が見えてきた。

(以下略)

[Sputnik]FT紙「トルコはシリア戦略を変える」/元米国大使「アサド排除は賢明ではない」/WT紙「トルコの謝罪は完全な降伏」

竹下雅敏氏からの情報です。
 記事の中で、トルコのエルドアン大統領のスホーイ24型機撃墜事件の謝罪を、“完全な降伏”と表現しています。また、元ウクライナ駐在米大使が、アサド大統領を排除することは賢明ではないと述べています。
 冒頭の記事では、トルコがシリア戦略を変えたとあります。トルコは内戦状態で、ロシアとアメリカのクルド国家樹立を目指す勢力への肩入れは、トルコ存亡の危機であることをはっきりと認識した、ということでしょう。
 エルドアンがプーチン大統領の庇護を求めたことで、トルコストリームが実現する気配が出て来ました。こうなると、EUのロシアに対する立場は、ますます弱くなります。ロシア政府が“最終的には欧州が自分たちに屈するだろうとの確信を強めている”というのは、その通りではないでしょうか。この見解がアメリカの新聞によるものであるのが、興味深いところです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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フィナンシャル・タイムズ:ロシアへの謝罪後トルコはシリア戦略を変える
転載元)
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© Sputnik/ Alexei Druzhinin


トルコはシリア戦略を変え、アサド大統領政府と戦う武装グループへの直接支援を停止する計画だ。以後シリアでのトルコの目標はクルド運動の抑制とダーイシュ(IS)との戦いとなる。フィナンシャル・タイムズ紙が報じた。

ロシアへの接近と戦略変更のきっかけはイスタンブール空港でのテロである可能性がある。トルコ政府はテロはダーイシュによるものと見ている。外交官らは急激な路線変更に慎重であるが、政府系の新聞は早くも論調を変更した。

トルコの方針転換で最も打撃を受けるのはこれまでトルコ政府を支援していた過激イスラム主義者のグループだと見られるという。
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元米国大使:アサド氏は政権にとどまるべき
転載元)
シリアにイスラム過激派政権が生まれないよう、現職のバシャール・アサド大統領は地位を保持すべきだ。その点で、この問題に関するロシアの立場を正しい。元ウクライナ駐在米大使ジョン・ハーブスト氏が述べた。

「ロシアが正しいと思うのは、現状ではアサドの唯一の代替選択肢はイスラム過激派である、ということに尽きる。私はアサドは残忍な独裁者だと思っている。しかし過激派とは比較にならない」リア・ノーヴォスチが伝えた。

アサド排除を含むシリア問題解決へのワシントンのアプローチは不適切だ、とハーブスト氏。

彼を排除することは賢明ではない。そんなことをしてもイスラム過激派の権力奪取を許すだけだ」とハーブスト元大使は強調した。
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米新聞WT:サバイバル政策においてロシアに適うものはいない
転載元)
トルコのエルドアン大統領は、トルコ軍機がスホイ24型機を撃墜した事件について遺憾の意を表したが、この決定は「完全な降伏」であり「サバイバル政策においてロシアに適うものはいないこと」を証拠立てた。新聞The Washington Timesが伝えた。

新聞WTは、書簡が英国のEU離脱の数日後に送られた事実を「偶然ではない」とし「トルコ政府は、自分達が長らく加盟を欲してきたEUの力が弱まっていると感じている」とし、次のように指摘した-

「いずれにしろ、こうした状況は、よみがえりつつあるロシアを前に、NATOの南側の結束弱体化を示している。クレムリンは、最初に弱みを見せず、いかなる困難にも耐える用意のあることを示した。これは、対ロシア制裁についても言える。先日、ロシアは、欧州からの食料品輸入の禁止措置を延長した。ロシア政府はますます、最終的には欧州が自分達に屈するだろうとの確信を強めている。
そろそろ欧米は、サバイバル政策において、ロシアは常に勝利を収めていることを理解しなければならない。遺伝子レベルで、ロシア人にはそれが備わっているのだ。」

プーチン大統領に庇護を求めたエルドアン大統領:ロシアとトルコは“パートナー関係の正常化プロセス開始”を決定

竹下雅敏氏からの情報です。
 一連の記事を見ると、どうもトルコのエルドアン大統領は、プーチン大統領に庇護を求めたようです。エルドアンが、ロシアのスホーイを撃墜した事件の謝罪と賠償を申し出たことで、ロシアとトルコは“パートナー関係の正常化プロセス開始”を決定したということです。
 以前の記事で、イスラエルとサウジアラビアがロシアに庇護を求めたというのがありましたが、これにトルコも加わったことになり、事実上、中東はロシアの支配下になったと言えるでしょう。プーチン大統領は今回の謝罪でエルドアンを許す形になりましたが、おそらくこの事件の背後にはアメリカが居て、エルドアンは命令を実行したということではないでしょうか。ウクライナのことも考え合わせると、バイデン副大統領の命令にエルドアンは従ったと考えるのが自然だと思います。
 2つ目の記事は、エルドアンの裏切りに対する報復ではないかと考えられます。これら一連の記事は、エルドアンがいかに追い詰められているか、そして彼の未来がいかに厳しいものであるかを伝えてくれます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ロシアはトルコへの観光制限を解除する-プーチン大統領
転載元)

© Sputnik/ Sergey Guneev

© Sputnik/ Sergey Guneev



プーチン大統領は政府に対し、トルコのエルドアン大統領との電話会談を総括し、対トルコ関係の正常化プロセスの開始を伝えた。

プーチン大統領は政府閣僚との会議の冒頭、「トルコ大統領がわれわれに宛てた書簡のあと、トルコとのパートナー関係の正常化プロセス開始の決定が採られた」と述べ、「もちろん、会談ではまず私はトルコ大統領、トルコの全国民に対してイスタンブールでのテロ事件に関して哀悼の意を表した」と語っている。

プーチン大統領は「我々の二国間関係に関しては、観光問題から開始したいと思う。とはいえテロが活発化しているなか、これはどうかとも思うが、いずれにせよこの分野の行政上の制限措置は取り払う」と語り、「ロシア連邦政府にはトルコとの貿易経済関係全体の正常化プロセスを開始するようお願いしたい」と付け加えた。

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ドイツの政治家 トルコ大統領を戦争犯罪で訴える
転載元)
ドイツの著名な政治家や活動家らが、ドイツ最高検察庁に提出する告発状を作成した。告訴状では、トルコのエルドアン大統領やその他の同国の政治家らが、戦争犯罪で訴えられている。テレビ局ARDが伝えた。

ARDによると、エルドアン大統領の他に、ダウトオール前首相やアラ内相などのトルコの一連の政治家たちが非難されている。トルコの政治家たちは、トルコ領内のクルド人地区、特にシュルナク県ジズレでの犯罪に関与したとされている。

主な非難項目の一つは、トルコの大砲や戦車などから地下室に逃れて生きたまま焼き殺された178人の死。そのうちの多くは一般市民だった。

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トルコ 爆撃機撃墜に対する賠償金をロシアに支払う用意
転載元)
トルコのユルドゥルム首相は「ロシアの爆撃機スホイ24型機撃墜に対する補償を、トルコ政府はロシアに対し行う用意がある」と述べた。

先にロシアのペスコフ大統領報道官は「トルコのエルドアン大統領は、プーチン大統領にあてた書簡の中で、爆撃機撃墜について謝罪し、パイロットが亡くなったことに関連して哀悼の念を表した。また『トルコは、自らの戦略的パートナーであるロシアとの関係を損ないたくない』と述べた」と伝えた。

ロシアとトルコの関係は、昨年11月、トルコ軍機F-16が、ロシアの爆撃機スホイ24型機を撃墜し、さらにパラシュートで脱出したオレグ・ペシコフ飛行士を地上から銃撃し殺害した後、急激に悪化した。

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トルコ大統領 スホイ24撃墜についてプーチン大統領に謝罪
転載元)
トルコのエルドアン大統領がロシアのプーチン大統領に書簡を送り、ロシアのスホイ24型機がトルコによって撃墜された事件について、死亡したパイロットの家族に哀悼の意を表し、「申し訳なかった」と述べた。ロシアのペスコフ大統領報道官が伝えた。

ペスコフ大統領報道官は、「トルコ大統領は書簡で死亡したロシア人パイロットの家族に同情と深い哀悼の意を表し、『申し訳なかった』と述べた」と伝えた。

昨年11月、トルコの戦闘機がシリア領内でロシアのスホイ24型機を撃墜し、パイロットのオレグ・ペシコフ氏が死亡した。

ロシアとトルコの関係は、トルコのF‐16戦闘機がシリアでロシアのスホイ24爆撃機を撃墜し、緊急脱出したパイロットのオレグ・ペシコフ氏が地上から銃撃されて死亡した昨年11月に著しく悪化した。プーチン大統領はこれをテロリストの共犯者らによる「背信行為」だとし、トルコに対して一連の制裁を発動した。

[Sputnik]英国のEU離脱ニュースがクレムリンに伝わった瞬間 / プーチン大統領「英国のEU離脱は欧州にとってもロシアにとっても跡を残す」

 1本目の"英国のEU離脱ニュースがクレムリンに伝わった瞬間"のスプートニクのTweetはかなり面白いです。2本目の記事でプーチン大統領は「英国での国民投票の結果は、安全保障の現状への不満や、他の経済を援助するのを、英国民が望んでいないこと反映している」と述べていますが、3本目の記事でイギリス在住のめいろま氏が具体的に解説していて分かりやすいです。英国民がEU離脱を希望した理由を要約すると「経済が豊かなイギリスにEU域内の人たちが来すぎて日常生活が極度に不便になっているから」ということですが、4本目にあるように確かに「移民が多い地域ほどEU残留に投票し、逆に少ない地域ほどEU離脱に投票した傾向があった」ようです。
 スプートニクの記事の中で「英国の離脱後、EUは崩壊すると思いますか?」というアンケートがありますが、現在、58%が崩壊すると思っているようです。イギリスに続いてEUを離脱する国や地域の続出や警告されていた大手銀行の連鎖倒産が起こる可能性が高そうなので、私も「EUは崩壊する」に1票を入れました。
 原田武夫氏が資本主義を3つに分類し、今、まさに起こっていることは「金融資本主義の終焉と、産業資本主義+民族資本主義による勝利への道」だと指摘しています。

●産業資本主義:モノをつくってそれをより多くのお客様に売る、そのための優れた製品・システムを造る

●金融資本主義:時間の経過による利子の増加を前提に、カネがカネを呼ぶ仕組みを中心に据える

●民族資本主義:諸国民間で格差が生じることを前提に、民族国家が外部との障壁を造り、自らを護る仕組み
出典:原田武夫国際戦略情報研究所公式ブログ

 これは国や地域がそれぞれのGDPに応じて豊かになれる社会だと思います。新金融システムに移行し「GDPに裏付けられた地域通貨」が発行され、その上で経済的に貧しいのであれば「足るを知る」ということで私は納得できます。それは受け入れるべき「格差」なのかもしれません。しかし現在の搾取されているような超格差社会に甘んじることは「足るを知る」ということではないと思います。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)

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プーチン大統領「英国のEU離脱は欧州にとってもロシアにとっても跡を残す」
転載元)
© Sputnik/ Grigoriy Sisoev

© Sputnik/ Grigoriy Sisoev


金曜日、プーチン大統領は、上海協力機構サミット後、会議を総括した中で「英国のEU離脱は、欧州にとってもロシアにとっても跡を残すだろう」と述べた。 

大統領は、次のように述べた-

「英国にとっても、欧州全体にとっても、そして我々にとっても、このこと(英国のEU離脱)は、最終的に跡を残すだろう。
英国での国民投票の結果を分析し、ロシア経済に対するBrexitの否定的影響を最小限にとどめるよう努力する必要がある。英国での国民投票の結果は、安全保障の現状への不満や、他の経済を援助するのを、英国民が望んでいないこと反映している。」



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「イギリス国民が世界恐慌を起こしてでもEU離脱を希望した理由」 イギリス在住のめいろま氏が語る分かりやすい解説
引用元)
(中略) 
端的にまとめれば、経済が豊かなイギリスにEU域内の人たちが来すぎて日常生活が極度に不便になっているから。 



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