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[Sputnik]プーチン大統領、クリミアのテロ防止についてコメント 〜米国の意思で行われたキエフ政権のクリミア爆破計画〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 クリミアの“観光業を殺す”ために、工作員らによる爆発計画をウクライナのキエフ政権が実行に移そうとして、失敗したようです。記事では、上陸した工作員とロシアFSBの特殊部隊の銃撃戦があり、拘束された工作員は、ウクライナ国防省と協力し、上陸訓練も受けたと言っているようです。
 この件で、ウクライナのポロシェンコ政権は、テロ国家の烙印を押されることになりました。ウクライナは国として崩壊の寸前であり、今回のテロをプーチン大統領は、“経済的困窮から自国民(ウクライナ人)の注意を逸らす”目的のテロだと述べています。テロの失敗によって、ウクライナは崩壊を早めたと言えます。
 ウクライナ軍は確か米軍が訓練していたはずですが、どう考えても今回のテロは、米国の意思で行われたとしか思えません。米国は最悪のテロ国家です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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プーチン大統領、クリミアのテロ防止についてコメント
転載元)

© Sputnik/ Aleksey Nikolskyi

© Sputnik/ Aleksey Nikolskyi



ロシアのプーチン大統領がキエフにより準備されたクリミアにおけるテロの防止についてコメントし、安全保障のため追加措置が取られるだろうと述べた。

10日、ロシアFSBは、クリミアで、ウクライナ国防省情報総局により準備されたテロを防止した、と発表した。

「自分たちの国の国民の大多数の経済的窮状から自国民(ウクライナ人)の注意を逸らすことを除いて、このような行動をとるいかなる意味もない」とプーチン氏。クリミア市民の意見はテロで変更されることはない、と述べた。

「もちろん、このような条件で、ノルマンディーフォーマットで、それも中国で(G20サミットで、ということ)会談しても無意味だ。どうやら、キエフで政権を奪取し、それを維持し続けている人々は、妥協を求めたり平和的解決への道を探す代わりにテロの実行に移行したようだ」。プーチン大統領がアルメニア大統領セルジ・サルキシャン氏との会談後の記者会見で述べた。

8月7日にかけての夜、7人からなる工作員のグループがアルミャンスクから遠くないところへ上陸、FSBの特殊部隊のグループがこれを発見。銃撃戦で特殊部隊員1人と工作員2人が死亡。残りの5人は生還した。ほとんどがクリミア市民で、何人かはロシアのパスポートを所持していたが、本物かどうかは確認を要する。

拘束された者はウクライナ国防省中央総局と協力し、そこで上陸訓練も受けた、と述べた。また、彼らはクリミアに向けられたいくつかの同様のグループの一つに過ぎなかった、と述べた。工作員らは人命の損失を出さずに半島にパニックを広げ「観光業を殺す」ための一連の爆発を計画していたという。

先に伝えられたところによると、ルガンスク人民共和国で共和国長の車が爆破された。

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ウクライナを国連とOSCEから締め出すことが提案される
転載元)
クリミア自治共和国のルスラン・バリベク副首相はウクライナを国連および欧州安全保障協力機構(OSCE)から除外する必要性を言明。理由としてバリベク副首相は両組織ともテロを奉ずる国を加盟させてはならないからと説明している。

「我々は全ての文明国に対し、ウクライナ政権を非難するにとどまらず、この国を国連およびOSCEから即刻除外するよう一丸となって声を上げるよう呼びかける。なぜならこれらの組織世界の安全を支持する使命をおうものであり、キエフ政権が行なうような民間人に対する暴力を許してはいないからだ。」

バリベク副首相はウクライナがクリミア領内でのテロを準備するため、工作員を潜入させた事実は全世界にウクライナ指導部の真の姿を見せ付けたとして、さらに次のように語っている。「キエフ政権の使節らがクリミア市民にむかって、いかに『ウクライナがクリミア市民を愛し』、いかにウクライナの政治家らが市民に『配慮しているか』を語る姿を見てみたいものだ。あの者らは眠りながら我々の(クリミア)半島が打ち捨てられ、無人の姿になることを夢見ているのだ。これこそ、あの者たちの見果てぬ夢なのだ。」

[Sputnik]プーチン、エルドアン両大統領の連合は世界のパワーバランス変える可能性 〜ロシア、トルコの急速な接近でNATOは“死の間際” / ブッシュ・ナチ陣営の延命策は無理〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭の記事の動画の35秒をご覧下さい。“エルドアン大統領はプーチン大統領を「親友」”と呼んだようです。2国間は危機的な関係だったのですが、プーチン大統領がエルドアン大統領をクーデターの窮地から救い出したことで、エルドアン大統領はプーチン大統領に完全な信頼を寄せるようになりました。
 このことで、中東ではロシアのリーダーシップによる“新たなブロック創設”が始まっています。それだけではなく、ロシア、トルコの急速な接近は、NATOを“死の間際”まで追い詰めています。トランプ氏が大統領になると、トランプ氏は“NATO解体プロセスのトリガー”となる可能性があるとしています。
 この通りだと思います。ブッシュ・ナチ陣営は、死に物狂いで、何とかヒラリー・クリントンを大統領にして、南シナ海で第三次大戦を始めることで延命を図ろうとしていますが、恐らく無理でしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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プーチン、エルドアン両大統領の連合は世界のパワーバランス変える可能性
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プーチン大統領とトルコのエルドアン大統領の連合は本質的に世界のパワーバランスをかえる力を持っている。ドイツ誌『Focus』が報じた。

軍事クーデター未遂の後、エルドアン大統領が粛清の波のため深刻な国際的圧力を感じ、また死刑を復活させようとしていたまさにその時、プーチン大統領はエルドアン大統領に融和的なポーズで手を差し伸べた。専門家によると。専門家によると、トルコへの西側からの圧力はプーチン大統領とエルドアン大統領の和解の理由として働いたという。

記事に書かれているところ、「ロシアのリーダーシップの元での新たなブロック」創設の可能性を除外してはならないという。トルコは地域大国の1国で、ロシアはシリアでの軍事作戦で成功裏に自らをアピールした。可能性のある提携の一環として2国は中東での自らの影響力を拡大することも可能だ。西側諸国は、シリア正常化と移民危機問題ににおけるトルコとロシアへのEUの依存を考慮して、両国との接触を確立する必要があるという。



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ブルガリアとロシア、「サウス・ストリーム」計画再開の可能性
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ブルガリアとロシアは、「サウス・ストリーム」含む以前中止されたエネルギー計画を再開する可能性がある。ブルガリアのボイコ・ボリソフ首相が述べた。ブルームバーグがボリソフ首相の次の発言を掲載した。

「ブルガリアとロシアは「サウス・ストリーム」石油パイプライン建設を含むロシアのエネルギー計画再開のための作業班設立を合意した。」
他の計画の中には、作業班が話し合っている、09年に停止されたベレネの原発建設がある。

先の金曜日プーチン大統領はボリソフ首相と電話会談を行った。

トルコへ向かうパイプラン「トルコ・ストリーム」のためのブルガリア、セルビア、ハンガリー領内を通る「サウス・ストリーム」計画を、ロシアは14年12月EUの非建設的立ち場により、中止すると宣言した。しかし、「トルコ・ストリーム」計画はロシアとトルコの政治的関係の冷え込みを背景に凍結されていた。

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NATOに「不治の病」の症状が発見される
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東欧でのNATOでの活動の活発化にもかかわらず多くの兆候が、NATOは「死の間際」にあることを示している。しかしNATO指導部は目をつぶっている。米国外交専門誌ナショナル・インタレストが報じた。

NATOの連帯を乱す重要な問題の中で、今日最も問題になっているのは「ロシアをどうするか」だ。一方では「弱さ」を示すことは「ロシアの侵略」を引き起こす可能性があると考えている東欧諸国とNATO指導部の声が聞こえるが、他方ではロシアを挑発しないよう呼びかけている欧州の主要列強国の立ち位置がある。

特に、ドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイアー外相はNATOの最近の演習を「逆効果」だと呼び、NATO指導部にロシアとの国境沿いで「軍事力をひけらかして威嚇」するのを避けるよう助言した。ロシアに対する攻撃的な政策のコンセンサスを乱しているのは、チェコ、ハンガリー、ロシアと関係を改善したトルコである。

一方で同紙が書いた最大の危険は、米国大統領選挙だという。ヒラリー・クリントン氏がNATOに対しstatus quo(現状維持)を支持するが、NATOに懐疑的な立場を取るトランプ氏はNATO解体プロセスを開始するトリガーになる可能性がある。トランプ氏陣営はおそらく広い改革を必要として、それは「NATOの棺に打ち込まれる最後の釘」となる。

先に伝えられたところによると、サウジアラビアは、クリントン財団の最大のスポンサーである可能性があると、ウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジ氏は述べている。

[Sputnik]ロシアとトルコは両国関係を危機前のレベルにする予定 〜トルコ・ストリームに依存せざるを得ない西側〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 ロシアとトルコは、危機前のレベル、さらにより高いレベルにする意向だとのこと。西側は、この度のプーチン、エルドアン両大統領の会談に動揺を隠しきれません。
 シリアのアサド政権転覆、EUのエネルギーをサウジアラビア、シリア、トルコのルートで賄うという計画が頓挫し、ロシア、トルコのトルコ・ストリームに依存せざるを得ません。記事にあるように、これは“大きな地政学的意味を持つ”ものなのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ロシアはトルコ企業に対する制限を段階的に撤廃する方針-プーチン大統領
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ロシアはトルコ企業に対する制限を段階的に撤廃する方針-プーチン大統領 © Sputnik/ Sergey Guneev

© Sputnik/ Sergey Guneev



ロシアは段階的に特別経済対策とトルコ企業への制限を取りやめる意向だ。プーチン大統領がトルコのエルドアン大統領との会談の取りまとめの記者会見でそう述べた。

プーチン大統領は次のように述べた。

「記者会見の後我われには2国の大企業の経営者たちと詳細に話し合う可能性がまだある。トルコ企業に対し以前導入された特別経済対策と制限を段階的に取りやめることを意味している」エルドアン大統領は一方「トルコ・ストリーム」計画は現実化されると断言した。

エルドアン大統領はプーチン大統領との会談の取りまとめの記者会見で次のように述べた。

「トルコ・ストリーム」もまた実現される。我われは関係省庁や部門と共に、ロシアのガスをこの石油パイプラインを通して欧州に供給するために必要な期間をとる」

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ロシアとトルコは両国関係を危機前のレベルにする予定
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ロシアのプーチン大統領は、トルコのエルドアン大統領との会談について、建設的だったとし、両国関係の今後の発展にとって重要だと述べた。

エルドアン大統領は9日、プーチン大統領との会談を総括し、トルコはロシアとの関係を危機前のレベル、さらにはより高いレベルにする意向だと発表した。
エルドアン大統領は、次のように語った-

「我々は両国関係を危機前のレベルにすることを望んでおり、我々両国は、私たちの関係を危機前のレベル、加えてさらに高いレベルにする構えだ。我々にはそれに向けた政治的意思がある。我々の国の世論が私たちに期待しているのはまさにそれだ。本日行われた話し合いの結果、ロシアとトルコ間の政治的、社会経済的および人道的な関係は、やっと危機前に特有だったふさわしいベレルとなる。」



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西側諸国はプーチン、エルドアン両大統領の会談に動揺
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今週トルコのエルドアン大統領は軍事クーデター未遂の後初めて海外訪問を行う。しかし、会談はNATOでの同盟国とではなく、ロシアのプーチン大統領と行われる。フィナンシャルタイムズが報じた。

西側にもロシアにも、クーデターの後どのような道をエルドアン大統領が取るのかという問題がある。エルドアン大統領はクーデターを、反対者をパージするために速やかに利用した。それゆえ、今度のペテルブルクでの会談は大きな地政学的意義を持つ。

「西側に教えを説く」願望、そして地域の安全を保障する願望が、協力へとロシアとトルコの背を押したと、同紙は書いている。しかし、同紙が書くところ、トルコ政府は個人的に、米国との架け橋を燃やしロシアと同盟を組むつもりはないと主張しているという。

同紙が述べるところ、同時に、トルコはシリア問題を含め西側への圧力のテコとしてロシアを利用する可能性があると危惧されている。さて、トルコは、シリアのアサド大統領への批判を弱め、アサド政権は少なくとも移行期においてシリアの主権の安全性を保証するものだと、ロシアと合意すると見られている。その代わりトルコはモスクワからシリアのクルド系住民問題に関する支援を期待している。とはいえ、専門家によると、この支援はありそうもないという。

フィナンシャルタイムズは結論として、地域問題の共通の関心にもかかわらず、ロシアとトルコ政府はプーチン、エルドアン両大統領の会談の結果を予想することはできないと指摘している。

前にエルドアン大統領は、プーチン大統領との会談は2国間関係の新たなページを開くと発言した。

第三次大戦も辞さないとロシアに脅しをかけるロスチャイルド一族 〜 後ろ盾であるハイアラーキーの残党は今夜処刑される

竹下雅敏氏からの情報です。
 ロスチャイルド家を頂点とする一族が、少しでも有利な条件で、ポジティブなグループと交渉するために、第三次大戦をも辞さないという脅しをロシアにかけています。
 現状は、ポール・クレイグ・ロバーツ氏が指摘している通り、第三次大戦の一歩手前です。連中は中東での計画がロシアによって阻まれたため、“NATO軍をロシアの国境沿いやバルト海沿岸に配備しています”。こうした状況は、これまでなら第三次大戦が避けられない事態です。しかし、そうはならないでしょう。
 これまでお伝えしているように、連中は自分たちが権力の座から追われるくらいなら、地球を道連れにする選択をするぐらい愚かな連中です。しかし、核ミサイルは宇宙の兄弟たちが完全にコントロールしており、一発も発射させないようにすることが簡単に出来ます。
彼らとその背後に居る愚かな宇宙人たち(ハイアラーキーの残党)の命運は尽きています。これまで第三次大戦に誘導して来たハイアラーキーの残党は、今夜処刑されます。後ろ盾を失ったロスチャイルド家の一統は、降伏するより方法が無いでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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NATO最高司令官、ロシア軍の力に感銘
転載元)
NATO欧州連合軍最高司令官を務めるカーティス・スカパロッティ陸軍大将が、ロシア軍の軍事ドクトリンと進歩に感銘を受けた。スカパロッティ最高司令官は米コロラド州の町アスペンの安全保障に関するフォーラムで演説中にそう発言し、次のように述べた。

「ロシア軍の軍事ドクトリンの非常に多くの部分が古いソ連時代のドクトリンに立脚しているにもかかわらず、'彼らの将校が書いてあることを見てみると、彼らの発想は非常に柔軟なのがわかる。彼らは自らを取り巻く世界を、彼らが見るように見ており、それを基にドクトリンを適応させている。これは感銘させる。」

関連記事:事務局長:NATOとロシアは「冷戦」中ではない

スカパロッティ最高司令官はまた、ロシア空軍の「明らかな近代化」を指摘した。氏はシリアでの対テロ作戦で示されたロシアの可能性に驚いた。

スカパロッティ最高司令官は、ロシアは「非常に真剣に受け止めなければいけない敵」だとも付け加えた。

先にロシア外務省のマリヤ・ザハロワ報道官が指摘したところによると、「NATOは、トルコでの軍事クーデターを阻止するため働く代わりに、偽りの『ロシアの脅威』なるものに取り組んでいた」。

ロシア政府はNATOと米政府のいわゆる「ロシアの脅威」という発言に一度ならずコメントしてきた。ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は次のように述べている。 「我われは生まれ変わっているロシアはだれにとっての脅威でもないと一度ならず述べてきた」 またペスコフ大統領報道官は、ロシア政府は国益を守る意向だと付け加え、次のように述べている。 「ロシアは全てのパートナーの利益を考慮した互恵協力と紛争状況の合同解決のため逐次努力している」
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ロシアはドイツの敵!
引用元)
http://beforeitsnews.com/war-and-conflict/2016/07/former-treasury-official-warns-of-armageddon-after-russians-declared-enemy-of-germany-2-minutes-to-midnight-2462235.html
(概要)
7月28日付け

ドイツ政府はロシアはドイツの敵国であると宣言しました!
(中略)...

(概要)
6月6日のドイツ紙は、ドイツ政府はロシアをドイツの敵国であると宣言しロシアと戦争をする準備ができていると報道していました。
ロシアのシークレットサービスがドイツ紙の報道について調査した後、ロシア政府はドイツ政府に強く抗議しました。また、ロシアの政府関係者は、ロシアはドイツの敵であると宣言しているメルケル政権はオバマ政権に従属しているだけであると述べました。
これに関連してアメリカはNATO軍(4万人の部隊)をロシアの国境沿いやバルト海沿岸に配備しています。また、ルーマニアにミサイル防衛システムを配備しました。
欧米 対 ロシアの緊張がかなり高まっています。状況は非情に深刻です。(以下略)

アレッポの解放で、シリア戦争が終わりそう 〜中東情勢は、正義の側の勝利に〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 アレッポの解放で、シリア戦争が終わりそうです。それを受けて、国連の特使がいかにも(タコにも)残念そうな表情で語っています。おそらくロスチャイルド家の気持ちを代弁するものではないかと思います。記事の文末にある“国連は、シリア軍によるアレッポの封鎖後、この地域の民間人の状況に対して懸念を示していますが、これ以前はアレッポでのテロリストによる民間人の殺害に対して沈黙していました”という指摘が、彼らの立場をよく示していると思います。
 ロシアによって、中東の平和が確立しつつあります。トルコはロシアのSu-24爆撃機撃墜の謝罪と責任を明らかにし、トルコストリームは再開の方向で動き出しました。中東情勢は、一方的にロシア側の、すなわち正義の側の勝利になりました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)


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「アレッポはシリア軍に完全包囲」
引用元)


国連事務総長のデミストゥラ・シリア特使が、「シリア北部のアレッポはシリア軍に完全に包囲されている」としました。

イルナー通信によりますと、デミストゥラ・シリア特使は、アレッポでの地上戦の継続とこの町のシリア軍による完全包囲について触れ、シリアの民間人への救援隊の到達に向け国連が努力していると強調しました。

こうした中、赤十字国際委員会の中東担当部長は、シリアとイラクから戻った際に、暴力の影響を受けているアレッポ全域での停戦確立を強調し、「高齢者や病人、けが人など民間人の困難な状況に注目すると、この委員会の部隊のアレッポ東部への派遣は必須だ」としました。

また、民間人のニーズを調べるために救援部隊の派遣の許可を得る必要性について触れ、「アレッポの住民の安全は確保されなければならない」としました。

国連は、シリア軍によるアレッポの封鎖後、この地域の民間人の状況に対して懸念を示していますが、これ以前はアレッポでのテロリストによる民間人の殺害に対して沈黙していました。

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ロシアとトルコが2つの石油パイプライン「トルコストリーム」建設を討議
転載元)
ロシアとトルコは2つの石油パイプライン「トルコストリーム」建設を話し合っているとロシアのアレクサンドル・ノヴァクエネルギー相が声明した。

ロシアは14年12月「トルコストリーム」のため、ロシアから黒海海底を通りトルコにつながる石油パイプラインを建設する「サウスストリーム」計画を中止したが、「トルコストリーム」の政府間協定は調印されていなかった。この計画は15年11月にロシアとトルコの関係が複雑になってから凍結された。

計画の再開はトルコ政府代表団が週の初めに行った訪問中に検討されていた
 

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トルコ元首相、ロシアのSu-24撃墜を命令したと認める
転載元)
トルコの元首相アフメト・ダウトオール氏は、昨年11月にロシアのSu-24爆撃機を撃墜する命令を与えたのは自分であると述べた。ヒュッリイェト・デイリーニュースが報じた

同氏は、命令はロシアの航空機1機だけでなく、トルコ領空の安全保障の一般的なやり方であるという。

「我が国の慣例では、首相が書面で参謀に交戦規則を与える。私はそうした指令を10月10日に出した」。15日、NTVに語った。

10月指令は許可なしにトルコ領空を侵犯するすべての航空機に適用されるもので、シリアだけに関わるものではない、と元首相。 指令は「シリアで作戦を行うロシアの航空機の度重なる侵犯」を受けて出されたという。