注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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もんじゅ 設計、廃炉想定せず ナトリウム搬出困難
廃炉が決まっている高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、原子炉容器内を満たしている液体ナトリウムの抜き取りを想定していない設計になっていると、日本原子力研究開発機構が明らかにした。
(中略)
通常の原発は核燃料の冷却に水を使うが、もんじゅは核燃料中のプルトニウムを増殖させるため液体ナトリウムで冷やす。ナトリウムは空気に触れれば発火し、水に触れると爆発的に化学反応を起こす。もんじゅでは1995年にナトリウムが漏れる事故が起き、長期停止の一因になった。
原子力機構によると、(中略)ナトリウムが一定量以下にならないような構造になっている。このため1次冷却系のナトリウム約760トンのうち、原子炉容器内にある数百トンは抜き取れない構造だという。
(中略)
もんじゅに詳しい小林圭二・元京都大原子炉実験所講師は「設計レベルで欠陥があると言わざるを得ない。炉の構造を理解している職員も少なくなっていると思われ、取り扱いの難しいナトリウムの抜き取りでミスがあれば大事故に直結しかねない」と指摘する。【鈴木理之】
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【高速増殖原型炉もんじゅ】〈解説〉原子力規制委員長「取り出しは難しい」もんじゅ1次系ナトリウム
18 名無しのひみつ 2017/12/02(土) 06:15:28.84
1.ナトリウム抜いたら100シーベルトの燃料体がこんにちわ
2.燃料抜こうにも落下事故(10t)の影響があるかもしれない
3.中見ようとしてもナトリウム。さらにカメラ故障
4.燃料抜き取りは完全に行えないと(数本残しても)意味がない
5.決断先送り中
48 名無しのひみつ 2017/12/02(土) 11:54:04.42
【高速増殖原型炉もんじゅ】もんじゅ設計 廃炉想定せず ナトリウム搬出困難 (毎日)
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【社会】毎日新聞の「もんじゅ」記事ついて日本原子力機構が誤報と反論、「ナトリウム取り出し」は可能
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【高速増殖原型炉もんじゅ】〈解説〉原子力規制委員長「取り出しは難しい」もんじゅ1次系ナトリウム
どないやねん
71 名無しのひみつ 2017/12/02(土) 22:47:23.03
やはり、全量抜き取りができる設計にはなっていないんじゃないか。
毎日の報道が正しかった。
設計ミスだよ、明らかに。
杜撰な仕事してるな。
原発推進派だけど、安全対策を十分にするという条件つきだよ。
もんじゅは完全にアウト。設計責任者を国会に呼べ。
73 名無しのひみつ 2017/12/02(土) 22:59:05.19
原発関係はこんなのばっかりだね
なんじゃそりゃ?と不勉強なまのじ。「原子力発電の使用済み燃料からウランやプルトニウムを取り出す過程で発生する高レベル放射性廃棄物を長期間にわたり隔離するため、地下300mより深い安定した地層(岩盤)に埋設する最終処分方法」、これを「地層処分」と言うそうです。その地層処分を行う場所を選ぶ際に科学的特性を考慮した日本全国の分布図、これが「科学的特性マップ」で、早い話が「核のゴミをどこに埋めるかマップ」ということのようです。その候補地になった地域に、NUMO:原子力発電環境整備機構がシンポジウムや説明会を順次行なっているということでした。
そもそも地層処分で本当に大丈夫なのか、「火山活動や断層活動といった自然現象の影響や、地下深部の地盤の強度や地温の状況」を科学的特性を総合的に判断するものらしいですが、誰がどんな責任で判断するのでしょう。
候補となった自治体の首長には、世耕経済産業大臣から直々の書簡が送られたそうです。
そう言えば先ごろ、核のゴミの意見交換会で、東電が謝礼を出して学生などを動員していたというニュースがありました。それがまさに、この科学的特性マップの議論の場だったのですが、同様の説明会に、ぴあQ様が直接参加されたというのですから、どんな様子だったのかを伺いました。
ぴあQ様の見たところ、NUMOの職員さん、そして説明にあたった専門家のお二人、共に、大変感じの良い方々だったそうです。「住民と対立しないように、和やかに進行するように、とても気を配っている感じがしました。」と伝えていただきました。一方、参加している市民は皆、危機感を持って、不安を抱えて、忙しい平日の昼間に参加しているわけですから、自ずと「みな拍手ひとつせず、厳粛な感じでジッと彼らを見据えている」様子になり、「“威圧されてる!”と感じたのはむしろ主催側の人達かもしれません。」と笑っておられました。しかし、説明される内容の重大さからすると、主催者側の、その一方通行の和やかさが浮いていた、という参加者ならではの空気を伝えて下さいました。
なるほど、こういった説明会であれば、NUMOとしては原発容認の意見を持った市民をたくさん参加させ、和やかに進めたくもなるでしょう。
住民が知らないうちに「説明会を済ませました、大勢の方に納得して頂きました」という既成事実を作らせないためにも、実際に参加し、見聞きされた意義は大きいと感じます。