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[In Deep]イタリアで小児へのワクチン接種が強制となる法律が承認される中、アメリカで初めてとなる医学調査「ワクチンを接種した子どもと、摂取していない子どものどちらが多くの病気を持っているか」の衝撃の結果を見てみると

竹下雅敏氏からの情報です。
 ワクチンに対する不信感が高まっているのは、インフルエンザワクチンの例のように、有効性が確認出来ないものがあるからです。むしろ有害ではないかと思えるものもあります。要すに、ワクチンの有効性に関する信頼出来る医学データがないのです
そうした中で、イタリア政府が、“ワクチン接種を強制する法律を承認”したというのです。製薬業界をこのまま放っておくと、日本も含め世界中で、ワクチン接種を強制されるのではないかという気がします。
 アメリカでワクチン接種を受けている子供たちと受けていない子供たちの比較が行われたようです。すると、ワクチン接種を受けた子供は、自閉症スペクトラムが3倍以上、花粉症が30倍、学習障害リスクが4倍以上、注意欠陥多動性障害(ADHD)が3倍高かったというのです。転載元の記事には、肺炎や耳の病気も高かったとあります。
 この結果はどう考えても無視出来ないもので、ワクチンは健康に著しく有害である可能性を示すものです。組織的にきちんとした調査をすべきではないでしょうか。
 トランプ大統領は、ワクチンに対する不信感を持っているようで、“大量のワクチン接種が自閉症の原因”なのではないかと言っているようです。トランプ大統領はいずれ、製薬業界にも切り込んでいくものと思われます。この調査も、トランプ大統領の意向を受けてのものかも知れません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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イタリアで小児へのワクチン接種が強制となる法律が承認される中、アメリカで初めてとなる医学調査「ワクチンを接種した子どもと、摂取していない子どものどちらが多くの病気を持っているか」の衝撃の結果を見てみると
転載元)
ドイツの英字メディアDWの報道より



先頃、イタリア政府が、冒頭の報道のように、「ワクチン摂取の強制を盛り込んだ法律」を承認したということが報じられていました。

具体的には、幼少時の予防ワクチンを接種していないと、基本的に国立の保育園や小学校などへ入学できないとする、かなり強制力をもったものです(多大な「罰金」を払えば入学できるようですけれど)。

この背景として、最近、西洋社会の人々の間に広がっている「ワクチンへの不信感」が行動として出始めているようで、予防接種を受けさせない親が増えてきたことへの対処のようです。

(中略) 

どんなことでも、国が強制力を持っておこない始めると、なかなか厄介な話となってきますが、ただ、私はインフルエンザ・ワクチンを除けば、ワクチンについて、是も非もどちらの立場も強く主張する気はありません。

(中略) 

何しろ、ワクチンには「有効データ以外の信頼できる反証データがほとんどない」ということもあり、それがない限りは、是も非も誰にも言えないというのが現実です。

(中略) 

ワクチン接種児童 vs 未接種児童への健康に関する大規模調査

(中略) 

まず記事をご覧いただこうと思います。

(中略) 


Vaccinated vs. Unvaccinated: Guess who is Sicker? 
2017/05/04

ワクチン接種をした子どもたちと接種していない子どもたち:どちらにより病気が多いか?

(中略) 

アメリカでこれまで1度も行われなかった研究がなされ、その結果が発表された。

(中略) 

「ワクチン接種を受けている子どもたち」と「ワクチン接種を受けていない子どもたち」についての疾病の発症状況に関しての調査だ。

(中略) 

今の子どもたちは、その親や祖父母の時代よりも、はるかに多くのワクチン接種を受けている。

アメリカでは、6歳までに 14種のワクチン接種を 50回行い、18歳までに強力な免疫調節成分を含む 16種類のワクチンを 69回接種する。

(中略) 

405人のワクチン接種を受けている子どもたちと、261人のワクチン接種を「受けていない」子どもたちを、医師が診断した結果についての発表だ。

以下はその一部だ。

ワクチン接種を受けた子どもは、自閉症スペクトラムと診断される可能性が 3倍以上だった

・ワクチン接種を受けた子どもは、ワクチン接種を受けていない子どもたちよりアレルギー性鼻炎(花粉症)と診断される可能性が 30倍高かった

・ワクチン接種を受けた子どもは、ワクチン接種を受けていない子どもたちよりもアレルギー薬を必要とする可能性が 22倍高かった

・予防接種を受けた子どもは、予防接種を受けていない子どもたちよりも学習障害と診断されるリスクが 4倍以上高かった

・予防接種を受けた子どもは、予防接種を受けていない子どもよりも注意欠陥多動性障害と診断される可能性が 300%高かった


(中略) 

今回の調査では、「ワクチン接種を受けた子どもたちは、慢性疾患、メンタル疾患、アレルギー、耳の病気、肺炎等が有意に多かった」ということになりそうです。

最近、ワクチンに関しては、自閉症との関連を主張する人たちもいて、そのあたりも、人々の行動に輪をかけているようです。

(中略) 

1975年には 5000人に 1人が自閉症として生まれてきていたのが、2010年には 100人 に 1人。

そして今ではアメリカでは 68人に 1人が自閉症で生まれています。

(中略) 

繰り返しますが、子どもの病気の増加とワクチンが関係あるかどうかはわかりません。

(中略) 

ただ、今回の調査は少ないサンプルながらも、「方向性」ははっきりと示したものではないかとは思います。

(中略) 

いずれにしても、最終的には自分たちの判断しかなく、誰かを責めたり、あるいは、他人に自分の主張を「無理矢理」勧めたりすることに意味はないと思います。

(中略) 

それにしても、先ほどの記事の中の、

アメリカの 5歳未満の子どもの 100万人以上が、精神神経系の薬を服用している。

17歳未満では 830万人以上の子どもたちが精神神経系の薬を摂取している。

は心痛みます。

(以下略) 

[世界の裏側ニュース]自分の本当の起源をご存知ですか?各個人のDNAを分析して本当のルーツを見た人たちの反応

竹下雅敏氏からの情報です。
 記事の最後のところで、日本語の字幕の付いた動画へのリンクがあります。記事では、“どうも「愛国者」タイプの人は近隣国を嫌っている傾向が強い ”とあります。確かに日本でも同様の傾向にあるような気がします。そうした愛国者タイプの人が、DNAを調べて自分のルーツを知ると、これまでの自分の考えは単なる偏見に過ぎなかったことを痛感するようです。
 映像を見ていると、そうした意識の変化がよくわかります。日本人は、縄文人のDNAが色濃く残っているようで、そういった意味では、近隣の国々とは異なり、古いタイプの人間が結構いるようです。しかし、日本ほど、単一民族に見えて実のところ、多様な民族が混じりあって共存している国も少ないのではないかという気がします。日本人を見ていると、“これはハワイだなとか、トルコから来ているんじゃないか”と思えるようなタイプの人たちがたくさん居たり、日本人、中国人、韓国人の違いといえば、日本語をしゃべるか否かというほど、見た目は日本人でも区別がつかないこともままあります。
 うちの妻は、ベトナムからの難民船の映像の中に映っていた少女と瓜二つでした。違いはやはり、どこで生まれたのかと、日本語を喋るか否かの違いだけのような気がします。要するに、本質的に人間として、どんな差もないのです。
 地球市民という言葉は、2000年前のストア派の哲学者の概念ですが、今ようやく、私たちは地球レベルで、この概念を自分たちのものにしようとしています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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自分の本当の起源をご存知ですか?各個人のDNAを分析して本当のルーツを見た人たちの反応
転載元)
こちらは大人気になっていた動画の様で、すでにご覧の方も多いでしょう。

momondo – The DNA Journey

数人の人に自分の国籍を尋ね、苦手な国はどこかなどと質問をしていました。
フランスとイギリス人は伝統的に仲が悪く、インドとパキスタン・バングラデシュも嫌い合っていますね。ネパールでは「次にインドに行くのか?止めておけ。あいつらは悪い人たちだ」と会う人ごとに言われるほどでした。中国人とインド人も、ちょっと壁があるようですし、東欧周辺はロシアが嫌いな人が多いです。アメリカとカナダはいいけど、アメリカとメキシコの関係はどうでしょう?

色んな国を見ていると、どうも「愛国者」タイプの人は近隣国を嫌っている傾向が強いようです。
自分の国を愛する、ということと他の国を憎むということは同義ではないと思いますが。。



【YouTubeの注釈】https://youtu.be/tyaEQEmt5ls

世界中の67人の方に、DNAテストを受けるように依頼しました。結果、予想以上に他の国籍と共通していることが多くあったということがわかりました・・・

私たちを分断しているものは、私たちを団結させているものよりも多いと考えるのはたやすいことです。

しかし実際には、あなたが考えている以上に他の国籍と共通していることの方が多いのです。

私たちmomondoは、誰もが世界を旅行して他の人と会い、他の文化や宗教を経験することができるようにするべきだと考えています。

旅行は私たちの意識をオープンにします。

異なることを経験する時、私たちは物事を異なった風に見始めます。

この動画をシェアして、情報の拡散をお願いします。

そして私たちの世界を開けましょう。

さらに詳しくはこちらからご覧いただけます。


http://momon.do/DNA.Playlist



(翻訳終了)


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日本語の字幕の付いた動画は、こちらからご覧いただけます。

翻訳、ありがとうございます

https://www.facebook.com/imishin.jp/videos/970395246396039/


地図上には国境線が可視の線で記されていますが、飛行機から地面を見ていて、そんな「国境」が見えたことはありません。人間の概念上の定義に過ぎないものです。

種子法廃止が導く危険な未来 〜国民の胃袋握るモンサント 世界で破産農家が続出〜

 長周新聞は、特に一面の記事が毎回非常に素晴らしい。長周新聞本社の福田正義記念館でお話を伺ったことがあるのですが、彼らが戦時中から徹底して真実の報道を貫き通してきたことを知り、深く驚かされました。
 元記事はかなりの長文なので、読みやすいよう大幅に圧縮させて頂きました。今回は種子法廃止の危険性がとても分かりやすく書かれています。これは日本に住む全ての人々の身に降りかかる重大な問題であるため、是非一読されて事の本質を理解して頂ければと思います。
 記事の中で、遺伝子組み換え作物によって農民が苦しめられていることに触れられています。これついては、こちらの動画「失敗の十年―GMコーンに騙された農民たち」を強くお勧めします。騙された農民達による証言からは、彼らの味わってきた苦しみがありありと伝わってきます。
 モンサントのHPを開くと、そこには"倫理的行動"、"持続可能な農業"、"人権重視"、"安全と健康に配慮"といった言葉が記されています。一体どんな面がコレを書いたのでしょうか。よくもまあこんな嘘八百を堂々と・・心理学的には非常に興味深い研究対象かもしれません。嘘つき大会を開けば、我らがあべぴょんと中々いい勝負が出来そうです。
(牛サマディー)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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種子法廃止が導く危険な未来
転載元より抜粋)
北朝鮮へのアメリカの軍事挑発や森友学園騒動の陰に隠れるようにして、安倍政府は国民が納得のいく論議もしないまま密かに今国会で「主要農作物種子法」(種子法)の廃止を強行した。(中略)  

自然の摂理に反する遺伝子組み換え



 「種子法」は1952年に制定された。都道府県にコメ、麦、大豆など主要な穀物の原種の生産と普及を義務づけ、優良な種子の品質を確保し安定供給する役割をはたすことを目的とした。(中略)  戦後の食料難のなかから立ち上がり国民の食料自給に向けた農業者らの奮闘努力もあり、60年代には食料の約70~80%を自給することができるようになった。とくに主食であるコメは100%の国内自給を達成したが、これも「種子法」の存在が大きな役割をはたした。(中略)
現場は、同法律にもとづいて育種をし、種子の価格や品質を維持してきた。ところが法律の廃止で公的機関が優良品種を生産者に届ける責任がなくなる。(中略)日本ではコメ・麦・大豆は種子法によって安定供給が担保・維持され、生産、普及されてきた。

Wikipedia 成熟期のイネ(長粒種)



(中略)安倍政府は種子法廃止ありきで突き進み、廃止後のコメなどの種子開発や生産、管理についてどうするのかの論議も検討もなく、むろん現場への説明もしていないという無謀さである。

 その背景として、専門家はアメリカのモンサント社の狙いを指摘している。(中略) 種子法の廃止で、専門家は日本もアメリカのように「公的育種、種子事業が将来的に国内大手、巨大多国籍企業の種子ビジネスに置きかわる恐れがある。種子をモンサントなど多国籍企業が狙っている」と指摘している。
 すでにモンサント社は2011年に日本政府に対して同社の一代限りの種子を使って、日本の農場でも遺伝子組み換え作物を栽培させろ、という要望をつきつけてきている。


遺伝子組み換え作物 予測のつかない危険性




Author Enriquehdz75



(中略)世界で栽培される遺伝子組み換え作物の9割は、モンサント社の技術によるものだといわれている。(中略)  これらの遺伝子組み換え食品の特徴は除草剤耐性(全体の71%)、そして殺虫性(28%)である。モンサント社が開発した遺伝子組み換え作物に、ラウンドアップ耐性という性質のあるものがある。これは、ラウンドアップというモンサント社の農薬(除草剤)に抵抗力を持たせたものである。また、殺虫性とは作物自体に殺虫能力をもたせたもので、その作物を害虫がかじると死んでしまう。

 モンサントのいい分は、使用する農薬(除草剤)の種類と回数を減らすことができ、人件費等のコストダウンが可能になるというものであった。しかし、実際には除草剤の使用量は逆に増えた。それは除草剤をかけてもなかなか枯れない雑草が新たに出現して、年年急速に広まっているからである。(中略)除草剤耐性の遺伝子組み換えで雑草にも除草剤耐性がついてしまい、除草剤が効かなくなったように、害虫抵抗性遺伝子組み換えの場合でも効かない害虫が出現している。

Author Mike Mozart



 (中略)アメリカで生産されている大豆の約八五%は、モンサント社の除草剤「ラウンドアップ」に耐えられるよう遺伝子操作を施したものである。モンサント社が遺伝子操作して開発した遺伝子組み換え食品は、モンサント社がつくる除草剤にだけ効果があるので農家はモンサント社の除草剤を使う以外に選択肢はない。ラウンドアップは、モンサント社がつくった遺伝子組み換え農作物以外の草をすべて枯らしてしまう強力な除草剤=農薬である。その強力な農薬が散布された農作物の安全性についても世界的な問題になっている。

 そして農薬という毒性とともに、遺伝子組み換えという未知のリスクが問題になっている。(中略) 操作された遺伝子が何をもたらすか不明なまま、その遺伝子が自然の中で広まっているのが現状である。



 いったんつくられてしまった遺伝子組み換え作物は自然界の中で従来の作物とも交配をくり返していく。もし、いったん遺伝子組み換えトウモロコシを植えてしまえば、従来のトウモロコシにもその遺伝子組み換えのDNAを持った花粉がついて、交配していき、それ以前のトウモロコシとは違ったものになり、自然の生態系を破壊していく危険性が高い。(中略)  
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青年会議所の広報委員長だった私が振り返る21世紀初頭
〜2001年 特集記事『 道しるべを探して…』7月号を題材に(上)〜

 これから、「道しるベを探して・・・」7月号を前回同様3回に分けて見ていきたいと思います。・・・その前に。
 ぴょんぴょん先生の寄稿文「桜の散る頃に」、非常に興味深く読ませて頂きました。幼い頃(⒐歳時)に父とは死別し24年前に母とも私は死別しています。母との別れ、残念ながら自分なりには頑張ったつもりでしたが、寄稿文のようにはいかず、そうそう美しい別れにはできませんでした。それでも深い共感と学びをもって読み進められました。
 特に最後の部分

死ぬべき時に、人は死ぬし、産まれるべき時に産まれるはずです。どんなに死にそうでも、生きる時は生きるからです。また生がよくて、死は悪いというような思い込みもおかしいです。

生死を人工的に操作することは、苦しみの元であることを、人類が悟るのはいつの日でしょうか。死ぬことはそれほど悪いことでもない。とくに長患いをした人にとっては、ありがたい休息になるのです。

若い頃大学病院で、多くの方が亡くなる光景を見てきました。特に抗癌剤を使った人の最期などは、凄惨だなあと思いました。でも、身近な経験でわかったことは、どんな病気も、いらないことをしなければ、最期はとてもおだやかで、感動的なものにすらなりうるということでした。

余計なことをされずに、親しい人がそばにいて、平和と満足の中で眠るように死ぬことは幸せなことだと思います。

出典:桜散るころに 〜 自宅での介護と看取りの体験(下)

 適切な言い方か分かりませんが圧巻に感じました。そして図らずも実のところこの一文にこそ、当時私が特集記事7月号全体に込めた思いの全て語られています。
(seiryuu)
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特集記事 「道しるべを探して・・・2」  2001年7月号掲載  上 

・チベット奥地での体験記
生命科学に携わる方がチベットでの鮮烈な体験をある雑誌にてつづられていました。

チベット最深部のラチュとういう村で、治療と疫学のデータ収集の手伝いを半月間することになった。それは鮮烈な体験であった。

砂嵐の中、臨時診療所のテントをたたもうとしていると、うわさを聞きつけて遠くの村から、村人が村長を荷馬車に乗せてやってきた。村長はまもなく死ぬのだが、せめて最期だけは日本の医師の手で看取ってやってほしいというのである。

村人は皆、まもなく村長は死ぬものと信じきっている。村人はいつ頃死ぬのか、と問い質しもした。鳥葬の準備に時間がかかるのかもしれない。ところがわが同僚の医師の診断は、(軽い脳梗塞による運動麻痺と軽度の肺炎)であった。彼はてきぱきと点滴をし、村長は死なないのだと説いて回った。この時、村人の間を走った異様な戸惑いの表情を、私は決して忘れないだろう。 ええっ! という感じなのである。日本のような医療施設が一切ない奥地では、人は体が動かなくなり自力で栄養が取れなくなれば脱水症状に陥り、体力が消耗し死んでゆく。本人も死を覚悟し、周りの人々にお礼を述べ、心を固めてゆく。それはそれでたいへんおだやかな死なのである。

 同僚医師は、この事態に何の躊躇もなく、日本にいるのとまったく同様に点滴を施し、救命治療を行った。これはこれで立派な行為である。われわれも少し晴れがましく思った。だが、すえた臭いの垢だらけの足の甲を消毒液で何度もこすって、点滴のための静脈を浮き上がらせながら、私の心の中には言うに言われない異物感がわきあがってきた。その違和は、今ならはっきり言葉にすることが出来る。

それは、この行為によって、われわれが意識するにしろしないにしろ、それまでチベット奥地で不動のものとして共有されてきた死にゆくプロセスの文脈をいま破壊しているのだ、ということである。」


特集記事7月号作成の背景。本当に伝えたかったこと。
死にゆくプロセスの破壊。脳死・臓器移植


 今回特集記事で記載しているのは1998年4月法蔵館発刊の雑誌『仏教43号』に記載された米本昌平氏の記事の一部です。

「チベット奥地で不動のものとして共有されてきた死にゆくプロセスの文脈をいま破壊している」

実はこの一文を通し伝えたかったのは現に日本ではその破壊が最終段階まで進行し、死の基準までも都合で都度変更させられていることだった
のです。

脳死臓器移植の問題です。1997年に臓器移植法が成立されますが、その前に「脳死が人の死か?どうか?」の大きな論争がありました。日本では約30年前から脳死を巡る論争が脚光を受けます。その時分から私は「脳死・臓器移植」に反対の立場でした。

「臓器移植?そんなことまでして長生きしたい(させたい)のか?人間の身体をパーツ、パーツで分ける?まるで機械扱い、いかにも西洋的だな、それでパーツの調子が悪くなったら他人のパーツと入れ替える?不治の病のため?確かにつらいかもしれないけどなぜ受け入れられない?移植を誰が望み誰が受けられる?まず大金持ち。それで実際に不治の病が治ったら?マスコミ大絶賛?でも死ぬことに納得できない人たちでいっぱいになるね。『移植治療さえ受けられたら治ったかもしれない、死なず(死なさず)に済んだのに』と。でも、仏教経典説話集では地獄の亡者は針の山などで責め苦を負わされながらも死ねないので延々とそこから抜け出せず苦しむのが表現されているのだけど?死ねないのも苦しみじゃないのかな?生きた臓器の提供を待ちわびる夥しい人々の姿、見たくないぞっとする光景だな。」

若い私はこういう思い視点で脳死・移植論争の展開を注視していました。




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ジュリアン・アサンジ氏、捜査打ち切りを受けて再び記者団の前に姿を現す

竹下雅敏氏からの情報です。
 スウェーデンの検察が、ジュリアン・アサンジ氏に対する性的暴行事件の捜査を打ち切ったことで、アサンジ氏が記者団の前に姿を現したとのことです。これで、彼が生きていることがはっきりとしました。
 ネット上では、これまでアサンジ氏が既に死亡しているとか、暗殺されたという憶測が飛び交っていた時期がありました。最近そうした説は下火になりましたが、今回の件で生存がはっきりと確認されたことになります。
 時事ブログでは、当初からアサンジ氏が生きていることを指摘していました。生きているか、死んでいるかに関しては、生きていることを確認するのはそれほど難しいことではないのです。ですが、死んだことを断言するのは難しく、今でも決定的な確認の方法を見出せてはいません。死亡している状態と、植物人間の状態、あるいはそれに近いような甚だしく生命力が衰弱した状態を区別するのがとても難しいのです。
 皆さんも、現在生きている人と、はっきりと死亡したことがわかっている人の写真を見比べて、自身の肉体を意識しながら、体の反応を観察すれば、誰でもある程度のことは、わかるようになります。
 これらの記事は、アサンジ氏が犯罪者ではなく、英雄であることを示したと思います。いずれ情報の全面開示は避けられないでしょうが、その時誰もが、アサンジ氏が正義で、CIAが犯罪組織であったことを理解するでしょう。
 中国共産党は、臓器狩りの問題が表に上がって来ると、おそらく存続出来ないと思います。習近平氏も、いずれそうなることを理解していると思います。しかし、そうしたおぞましい犯罪に、CIAが積極的に関与している事は明らかで、CIAのような犯罪組織が存続出来るはずがないのも明らかだと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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アサンジ氏 ウィキリークスは作業を続けると約束
転載元)
ウィキリークスの創始者アサンジ氏はスウェーデン検察による逮捕状の撤回の後、初めて記者団の前に姿を現し、ウィキリークスは作業を続行すると約束した。スプートニクが報じた。

スプートニク日本

ウィキリークスは機密文書の公開を続けます。今日のことは私にとっては重要な勝利でした。ですが道は始まったばかりです。本当の戦いはこれからです。

ロンドン市警はアサンジ氏がエクアドル大使館の建物を離れた場合、再び逮捕するという内容の声明を表している。

「私はすでに7年間自宅軟禁を続けています…。罪状の提示なしの拘束、罪人扱いし引き渡すことはEUが持つ他とは異なる性格です。文明諸国はそうした行為は行わないものです。」

アサンジ氏はウィキリークスの活動を理由に米国への強制引渡しの恐れから、政治亡命を求めて2012年よりロンドンのエクアドル大使館に軟禁状態となっている。

先の報道によると、スウェーデン検察は、ウィキリークス創設者のジュリアン・アサンジ氏に対する、性的暴行事件の捜査を打ち切り、逮捕状を撤回した

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スウェーデン検察、アサンジ氏の逮捕状を撤回
転載元)
スウェーデン検察は、ウィキリークス創設者のジュリアン・アサンジ氏に対する、性的暴行事件の捜査を打ち切り、逮捕状を撤回した。

スプートニク日本

検察側はストックホルム裁判所に19日、「現在、捜査を行う全ての可能性が尽きていることを考慮し…欧州の逮捕状を支持して…ジュリアン・アサンジ氏の逮捕決定を維持しても意味がない」と通告した。スウェーデンの通信社「ТТ」が報じた。

5月初めアサンジ氏の弁護士が、氏への逮捕状の撤回を請求した。今回の決定は、請求への答えとなった。

弁護士は様々な法的論拠を用いて、2010年、2014年、2015年、2016年と数回にわたって逮捕状の撤回を請求していたが、棄却されていた。今回、弁護士は逮捕状撤回を請求する理由として、アサンジ氏の米政府への引渡しへの危惧を挙げた。

この決定の発表後すぐ、アサンジ氏は、笑顔で幸せに見える自身の写真を投稿した。アサンジ氏のツイッターのアカウントには今のところ、スウェーデン検察の決定そのものへのコメントはなかった。

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ウィキリークス、「CIAは危険な組織」
転載元)
情報サイト・ウィキリークスの創設者であるアサンジ氏が、アメリカの中央情報機関・CIAは危険な組織だとしました。

プレスTVによりますと、アサンジ氏は16日火曜、CIAのヘザー・フリッツ・ホーニアク報道官の表明への反応として、「CIAは世界の最も危険な情報機関のひとつであり、この組織は世界各地で、テロリストを武装化し、各国の民主主義を壊し、独裁者の政権を維持した」と語りました。

これ以前に、CIAの報道官は、アサンジが独裁者やテロリストを支持し、彼らの世界最大の友人である」としていました。

アサンジ氏は、2012年から、在ロンドン・エクアドル大使館に避難しています。ウィキリークスは2010年以来、現在まで、アメリカの軍事、政治面での機密情報の多くを公表しています。