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「ふざけんな。国は誰のためにあるのか。」赤木雅子さんの訴訟を一方的に打ち切った国 / 森友問題の中心にいた維新・当時の松井一郎大阪府知事

 「ふざけんな。国は誰のためにあるのか。」雅子さんとともに国民も怒りに震えました。赤木俊夫さんの自殺は国に責任があるのは明らかとして賠償金を払うことを「認諾」し、突然、訴訟が終結しました。赤木さん側の同意は不要の手続きのため、裁判は一方的な打ち切りとなりました。雅子さんが望んだのは賠償金ではなく、上司らの証人尋問を含めた真相解明でした。岸田政権は、赤木ファイルを絶対に出したくない安倍菅政権の腐敗をそのまま踏襲しました。ゆるねとにゅーすさんの「赤木さんの姿は明日の日本国民」という警鐘とともに国会での「追求できる」野党を注視します。
 かつて籠池泰典氏が国会の証人喚問を受けた際、当時の山本太郎参議院議員の「ハシゴを外されたと強くお感じになる方は?」という問いに「松井一郎大阪府知事です。」と明確に答えていました。大阪府の私立小学校設置認可基準の緩和を要請していた籠池氏と松井府知事、そこに絡むであろう安倍昭恵夫人とのやり取りは当然、赤木ファイルの改ざん箇所にあったのではないかと考えられます。
財務省ルートが「認諾」という姑息な手段で閉ざされようとしていますが、国政に大躍進した維新は渦中にあったものとして自ら国会で追求すべきでしょう。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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【臭いものに蓋】森友文書改ざん、国が突如赤木さん自殺との因果関係認め1億700万円全額支払いへ!内情明らかにされぬまま裁判が”強制終結”!赤木さん妻「ふざけるなといいたい」
転載元)
どんなにゅーす?

2021年12月15日、「森友文書改ざん裁判」において、政府が近畿財務局元職員・赤木俊夫さんが自殺したこととの因果関係を認め、赤木さんの妻・雅子さんに1億700万円全額を支払うことを発表した

・政府による突然の”方針転換”に驚きの声が上がる中、詳しい内情が明らかにされぬまま、裁判は”強制的”に集結。雅子さんは会見で怒りをあらわにした

(中略)
「卑劣な打ち切り」 森友文書改竄訴訟 国対応に怒り
~省略~
争う姿勢を示していた国側が一転して国家賠償法上の責任を認めたが、雅子さんは真相解明が遠のいたとして国側の対応に怒りをあらわにした。

「ふざけるな、という思い。負けた気持ちでいる」

大阪地裁での非公開の協議の終了後、大阪市内で会見した雅子さんは悔しさを隠さずにこう話した。
国側はこの日事前の通告なく請求を受け入れる「認諾」を表明。突然のことに協議は紛糾したが、雅子さん側の同意を要しない手続きのため訴訟は終結した
~省略~
代理人の生越(おごし)照幸弁護士は改竄に関わった職員などが徐々に明らかになる中、「審理が進んで証人尋問などをされるのが嫌だったのでは。一方的に打ち切った卑劣な行為」と批判。雅子さんも「なぜ夫が死ななければならなかったのかを知りたかった。お金を払えば済む問題ではない」と語った。
産経新聞 2021.12.15.
(中略)

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快挙!NHK日曜討論で初めて大阪の悲惨な実態を訴えた大石あきこ議員 / 大阪のパソナ支配、メディア支配は日本全体の危機

 れいわ新選組の大石あきこ議員が、12/12NHK「日曜討論」に出演ということで、テレビは無いのに孫の出番を心配するような“まの爺モード”でドキドキしていました。すぐさまツイッターのトレンドに「#大石あきこ」が登場し、討論の見どころがアップされ、多くの方々の絶賛コメントが上がり、まの爺も大きく頷きながら嬉しくなりました。大阪の方からの「大阪の実態がテレビで取り上げられたことがあっただろうか」という切なくも感動的なコメントも見られました。足立康史議員の吉村府政擁護に対し、大石議員は穏やかに有無を言わせぬ現状説明で切り返し、胸がすくようでした。大石議員も足立議員も話を大阪に引き寄せすぎとのコメントが見られましたが、大阪で今起こっているパソナ支配とメディア支配は、近い将来日本全体に及ぶ危険があります。大阪の被害をNHKで初めて訴えることができた画期的な番組となりました。NHKの「フリップを使用してはいけない」という謎のマイルールに新聞の切り抜きで対応する作戦も見事でした。
 卑怯な維新の陰にかすんで見える公明党ですが、こちらはYOKOさんがしっかりとまとめてアップされていました。番組を観ていなかった多くの人のためにSNSを活用して下さってありがたい。
 18歳以下の10万円給付をクーポンで行いたい公明党が、まことしやかに子ども達のためという理由を縷々述べていましたが、ベテラン長妻昭議員、田村智子議員、そして初登場の大石あきこ議員に完膚なきまでねじ伏せられていました。このような国民に役立つ番組を続けてほしいものです。
(まのじ)
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維新の不祥事、怪しさが続々と噴出する中、大石あきこ議員の発信が光る 〜 れいわから「日曜討論」登場

 18歳以下の10万円相当給付策に、松井一郎大阪市長が全額現金支給を表明し、ほお、維新も役に立つことがあるのねと感心していたら、速攻で断念したことを発表しました。確かに政府の意向に楯突くなんて維新らしくありませんわね。その同じ日に、松井市長は30人以上の宴会で3時間近くも会食をしていたことを公表しました。大阪府では「1テーブル原則4人以内・2時間以内」を府民に求めている中で、首長が公用車で乗り付け、衆院選の祝勝会だそうです。かつて市職員を問答無用で処分した以上「市長なら辞任ものちゃいますの?」と大石あきこ議員が突っ込んでおられます。
 と思ったら、今度は維新の馬場伸幸共同代表が「しんぶん赤旗」のスクープ、投資家の村上世彰氏から違法な額の寄付を受けていたことを報じられ、1年以上も経た今頃「事務的なミスだった」と訂正しました。それで済むのなら大方の犯罪は訂正できますわね。しっかり刑事告発されました。こんな性根の人物が憲法改正をガンガン進めているのですわ。
 その馬場伸幸代表を足立康史議員が「組織活動費で飲み食いしている」と非難し、あらご立派。が、そのご当人は「雪見だいふく」「白くまアイスバー」「まんまるラムネ」を政治資金で購入しているそうな。これはなんという経費なんでしょう。セコ。
 自身のことは棚に上げて他党の文通費の批判に精を出す吉村洋文大阪府知事に、大石あきこ議員がここでも逃さずキッチリと自分の領収書を公開せよと詰めています。
 大石あきこ議員は、短いツイートながら国会内での様子を小気味好く伝えておられ好評です。野党合同ヒアリングなどの可視化を封じられても、こうした志のある議員さんの発信が国会の風穴になります。
 NHKの司会者、「日曜討論」で大石議員の発言を封じるなよ!
(まのじ)
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いぶりがっこを救え!食中毒を起こしたことのない伝統の保存食が作れなくなる食品衛生基準が施行

 いぶりがっこ、秋に大根をつるして囲炉裏の煙でいぶし、塩やザラメなどが入った米ぬかに2ヶ月以上漬け込む秋田県の郷土漬物で、伝統の保存食として有名です。農家それぞれに受け継がれて来た製法があり、燻しに使う木の種類、漬け込む食材や漬ける環境によって様々に異なる味わいがあるそうです。工場で作られる画一的な味のいぶりがっことは違って、地元の人には好みの味や昔懐かしい味の作り手があるのでしょう。腸内環境が注目される昨今では、有望な乳酸発酵食品です。
 ところが、浅漬けの食中毒事件をきっかけに、国は唐突に漬物製造業に営業許可を義務づけました。これまで使い慣れた台所や作業小屋では許可されず、食品衛生法の求める施設を多額の費用をかけて整備し、改修し、保健所の審査を受け、営業許可を得なければなりません。過去にいぶりがっこで食中毒が起こったことは無いのに不可解な話です。国は添加物満載の加工食品は認めて、身体の免疫力を高める伝統食は邪魔しているみたい。
 川内博史氏は漬物製造業の定義を「除く塩漬け燻製により製造される漬物」として別途の施設基準を定めることが可能ではないかと名案を出しておられます。無実の優良食品いぶりがっこを救え!
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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いぶりがっこ、伝統の味ピンチ 衛生基準導入、高齢農家「何年できるか」 秋田
引用元)
(前略)
全国で浅漬けなどの食中毒が相次ぎ、国は6月施行の改正法で、漬物製造業を営業許可の取得が必要な業種に追加。国際標準に沿った衛生管理を義務付け、専用の製造場所を設けるよう規定した
(以下略)

支配勢力が狙う野党の「ゆ党」化と分裂 / 2022年の参院選は与党、ゆ党、野党の三つ巴の構図に

 立憲民主党が共産党と距離を取り、これまで積極的に行って来た野党合同ヒアリングをやめ、それらを動画配信することもやめ、アーカイブを残すこともやめ、野党で協力して国会運営をするための「野党国会対策委員長会談」もやめる方針を出しました。また国民民主党は憲法審査会に「与党側」で参加することを表明しました。そして大手メディアは異常な共産党バッシングをしています。ネット上では「翼賛的」「大政翼賛会」という言葉が見られるようになりました。
 植草一秀氏が、今の状況と来夏の参院選までの見通しを分かりやすく解説されていました。現在の日本の支配勢力は「自公」と「第二自公」というどちらに転んでも安心な隷属政権を望んでいます。「維新はその目的のためにメディアが総掛かりで育成」したとあり、なるほど、だからどんな維新の不祥事もメディアはスルーなわけです。しかし植草氏は、戦争法制、原発稼働、新自由主義を否定する「分厚い主権者が存在する」と断言されていました。これまでの有権者の投票行動は、おおむね約半分が自公に投票し、約半分が野党勢力に投票しており、野党が結束し共闘することは隷属二大政権の危機です。今回の衆院選がまさにそれでした。そのため野党が分裂し「ゆ党」化する、あるいは分裂したまま票が分散することを画策する、これが今、分かりやすく行われていることです。この手法は過去にも成功し、古くは1947年片山内閣、そして最近では2009年の鳩山内閣でした。官僚の偽文書で鳩山総理は陥れられ、日本人はかつてない誠実な総理を失いました。「2022年夏の参院選では革新勢力を結集し、与党、ゆ党、野党の三つ巴の構図を構築することが重要になる。」と提言されています。
共産党がこれまでモリカケ桜など最も厳しく追求して来たことから、今後ますます共産党攻撃は激しさを増すと予想され、同時に共産党は政策協定で頼りになる柱だと評価されていました。今後の野党の推移を見る時のポイントになりそうです。アメリカに対等に立ち、共生経済の政治に変えることのできる野党勢力が必要です。(動画では56:30〜)
 余談ですが、鳩山友紀夫氏と山本太郎代表の対談動画が話題で、読者の方々からも投稿をいただいています。太郎代表の語りのうまさはもちろんですが、鳩山氏のお人柄の良さと茶目っ気が印象に残ります。ネット上で悪辣なDappiもどき達にひどい言葉を浴びせられても泰然とされ、ユーモラスに過去を語ることのできる真のおぼっちゃまだと楽しく視聴しました。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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