イギリスが、ロンドンオリンピックの安全を確保できるかどうかが不安材料になっています。
IRIB記者が19日木曜、伝えたところによりますと、ロンドンオリンピックの開幕があと1週間に迫る中、大会関係者は深刻な問題を抱えているということです。
この報告によりますと、イギリス当局は、治安上の理由から、開幕式の時間を短縮せざるを得なくなっています。
この中で、オリンピックの安全確保を担う治安要員の不足が心配されています。
イギリス政府は、この問題を解消するため、3500人の兵士を動員し、18日水曜、ロンドン各地に配備しました。
この措置は、民間企業だけでは、オリンピックの治安を確保することができないために講じられました。
イギリスの下院議員は、「現在の不安材料は、治安を担当する要員が、十分な訓練を受けているのか、様々な問題に対処することができるのか、ということである」と語りました。